Keynice USB扇風機 卓上 & クリップ型 静音
UPstore カークールシート シートファン
遮熱ハンドルカバー ハンドルサンシェード CHSS191
セイワ(SEIWA) 楽らくマグネットカーテン
夏場の車は危ない!
夏場の強い日差しを浴びたままだと、すぐに車内は蒸し風呂のような熱気に包まれた状態になります。温度が上がると、運転手をはじめ乗車している人の健康状態に悪影響を及ぼす可能性があり、注意が必要です。
日差しの強い夏場、効果的に車中の温度を下げるにはどうしていますか。車の乗降りの際に熱気を逃すためにドアを開閉する方は多いですが、すぐに温度は下がりません。
夏場の車内は60℃まで上がる!
夏の強い日差しを受けて、車内はかなり温度が高くなっています。その温度は約60℃と言われ、フロントガラスからの直射日光を受けているダッシュボードも暑さの一因です。
ダッシュボードはほとんどが黒色で日差しを集めやすい上、素材は樹脂なので熱を溜めやすくなっています。他にもドアの開閉時や、ハンドルを触った時に驚くほど熱くなっていて驚いた経験のある方も多いでしょう。
小さな子供や赤ちゃんの乗車の際は特に注意!
夏場の炎天下の中、何もせずに窓やドアを締め切った状態で車を離れると、15分で30℃、1時間で50℃を超えることもあります。ダッシュボードだけ70℃以上の熱を持ち、車内は60℃にまで上昇し危険です。
小さいお子さんは元々体温が上がりやすいので、気温の高い場所では熱中症はおろか最悪の事態を招く可能性もあります。たとえエアコンが効いていても、夏場の車内に子供を置いておくのはやめましょう。
気温が涼しくても車の中は要注意!
エアコンをつけて温度が下がれば、涼しく感じ車内も快適です。しかし炎天下の中エンジンを切ると、同時にエアコンも切れるため、車内の温度はあっという間に上昇します。
またエアコン中でも、車の中の温まった空気はほとんど循環しません。直射日光が当たる窓際は気温の上昇率が高いので、子供やベビーシート内の赤ちゃんは気付かない内に脱水症状を起こしてしまうこともあります。
車に乗る前にできる暑さ対策6つ
①車体の色は黒以外を選ぶ
車体は黒以外の色がおすすめです。白色と黒色の車をサンシェードなしで窓を全て締め切り、屋根のない場所に4時間置く、というJAFの実験では、黒色の車の車内温度が白色より4~5度高いと結果がでています。
夏場の黒色の車は、熱を吸収しやすく暑さ対策に不向きです。しかし車の色を塗り替えるのも大変なので、新規購入や買い替えの際に検討するといいでしょう。
②カーフィルムを設置する
車の暑さ対策のひとつにカーフィルムを貼る方法があります。カーフィルムとは、遮熱フィルムや断熱フィルムとも呼ばれており、窓ガラスに貼ることで直射日光や紫外線、赤外線を車内に入らせません。
特に夏場に車内が暑くなるのは、紫外線ではなく赤外線が原因です。赤外線カット性能を備えたガラスもありますが、交換作業は高額になります。手軽にできるカーフィルムを貼って暑さ対策を行う方がおすすめです。
カーフィルムの貼り付け方法
カーフィルムの貼り付けは、素人には難しいです。安全面を考慮して、専門の施工業者やカーディーラーに頼みましょう。
フロントガラスに貼れば、熱が溜まりやすいダッシュボードの気温の上昇を穏やかにしてくれます。リアガラスやサイドガラスなどもカバーすれば、更に暑さ対策に効果的ですよ。
ルールを守ろう
カーフィルムは様々な機能を備えたものがあります。紫外線や赤外線防止の他にも、防犯上の効果が期待できるスモークフィルムやミラーフィルムも人気です。
しかし道路運送車両法により、ガラスに貼り付けた状態で可視光線透過率70%未満のものは違反となります。車検に通らなくなりますので注意が必要です。
③窓を3cm開けておく
車を停めて離れる際は、窓を全部閉めずに3cm程度開けておきましょう。外気が車内に入ることで空気を循環させることができるので、車内に熱気がこもらず、不快なほどの高温化を防ぎます。
安全面を考慮して、ドアバイザーに隠れる程度のわずかな隙間でも有効です。しかし窓を開ける部分は1か所だけではなく、必ず空気の入り口と出口を作るため2か所以上開けるようにしましょう。
窓を開けておく際は安全な場所で
暑さ対策のためとはいえ、少しでも窓を開けておくと、工具や固いもので窓ガラスを割られてしまう危険もあります。そのため家のガレージや、なるべく人目に付く場所に駐車した時、可能な限り安全が確保できる場所でのみ行いましょう。
④サンシェードやカーテンで日差しをブロック
サンシェードやカーテンで窓から入る日差しをブロックしましょう。フロントガラスにサンシェードを取り付ければ、ダッシュボードを直射日光からカバーできるので、車内全体の温度の上昇も防いでくれます。
日差しの強い時には、更に日除け用のカーテンやリアガラス用のサンシェードも併用しましょう。車内の温度上昇の原因は日差しによるものが大きいので、上手くブロックすれば車内の温度上昇を防げますよ。
⑤ドアの開閉で車内の熱気を逃がす
車内の温度を下げるには、熱気を逃がす必要があります。そのため、ドアを開閉が効果的です。この時、片方のドアのみを開閉しても効果はありません。
左右両方共のドアを使いましょう。片方のドアは開けっ放しにして、もう片方をパタパタと開閉し、熱気を外に追い出します。
駐車スペースが狭くドアの開閉が難しい場合
スペースがなくドアを開閉が難しい場合は、窓を開けて、エアコンを外気運転にして熱気を追い出しましょう。ドアの開閉の代わりに窓を開け、追い出す熱気の逃げ道を確保することが大事です。
風の通るスペースが広いほど、多くの熱気を追い出せます。例えば運転席と助手席の後部座席の脇の窓を開けるというように、対角線に前後2箇所開けるのがおすすめです。
⑥車体に水をかける
車のボディに水をかけて、温度を下げる方法もあります。これは打ち水と同じ効果で、かけた水が蒸発する際にその周囲の温度を下げる効果を期待したものです。
しかしJAFの実験では、水8Lを車の外側にかけて車内温度を測った結果、1℃しか下がりませんでした。際立った効果は見られませんが、早くに車を冷やしたい時には方法のひとつとして覚えておいてもいいでしょう。
車に乗った後で行う暑さ対策3つ
①エアコンの外気モードで車内の熱気を逃す
エアコンの外気モードを利用して車内の熱を逃す方法があります。この場合、エアコンだけではなく同時に窓やドアを開けておくことで、より早く熱気を逃すことが可能です。
車内の温度が下がってきたことを感じたら、窓やドアを全て閉めてエアコンを内気循環モードに変更しましょう。外気モードで熱気を逃すことができれば、車内のエアコンの効果をより早く実感でき快適に過ごせますよ。
②濡れたタオルで熱くなった部分を拭く
炎天下では直射日光によって、車内の装備がかなり熱くなっています。特に運転席や助手席のシート、ハンドルやダッシュボードは高温になっていますのでうっかり触らないように注意しましょう。
しかし運転席は早急に温度を下げる必要があるので、濡れタオルで拭く方法を試してください。水で絞った濡れタオルで熱くなった部分を直接冷やせば、運転席だけではなく車内の全体的な温度も下げてくれますよ。
③冷却スプレーでシートを冷やす
車内の熱くなったシートに冷却スプレーをかけて冷やすのもいいでしょう。即効性があるので、熱さが我慢できない子供の座るシートや赤ちゃんを乗せるチャイルドシートに吹きかけてあげるのも効果があります。
ただし、スプレーには可燃ガスが含まれるため、車内に置きっ放しにするのは危険です。熱くなった車の中で爆発する恐れがありますので、スプレー類は必ず持ち歩くようにしましょう。
便利な車の暑さ対策グッズ4選!
①クリップファン
Keynice USB扇風機 卓上 & クリップ型 静音
クリップ式の扇風機は、車のダッシュボードやグリップに挟むだけで車内に涼しい風を送り込んでくれます。クリップの底面には滑り止め機能と壁掛け用の穴が付いており、置き型、壁掛けと3タイプの使用が可能です。
また首振り機能付きなので車中全体に風を送れます。より早く車中を快適にしてくれます。給電方法はUSB式です。シガーソケットに固定したり、モバイルバッテリーを繋げてポータブルタイプとして使ったりと用途に合わせて使えるのも魅力的です。
②カーシート
UPstore カークールシート シートファン
暑さでシートに座るのも不快な時は、夏用のカーシートがおすすめです。特に運転席は長時間同じ姿勢を取らなければならないため、暑さで不快だと運転に支障をきたす恐れがあります。
ファン付きカーシートは、メッシュタイプの柔らかいシートで蒸れません。シートの下部にファンが付いていて、エアコンの冷気を取り込んで座面と背面から涼しい風を送ってくれます。運転時間を快適にしてくれるグッズです。
多機能カーシートは自分の好みで選ぼう
ファン機能の他にも、冷水を入れて使うウォーターパッドクッション、触れるとひんやりするジェルマットなど様々なものがあります。
また昔から使われているい草や竹を編んで作ったものは、通気性がよく蒸れません。価格や使用感もそれぞれ違うので、自分の好みに見合ったものを選んで、快適な運転を楽しみましょう。
③ハンドルカバー
遮熱ハンドルカバー ハンドルサンシェード CHSS191
ハンドルの暑さ対策グッズに、遮熱タイプのハンドルカバーがおすすめです。直射日光に当たらないように、ハンドル全部をそのまま覆ってしまうタイプが効果があります。
直射日光が当たって高温状態が続くと、ハンドル自体の破損につながることもあり注意が必要です。遮熱タイプのカバーを付けて紫外線や赤外線からハンドルを守りましょう。ハンドルに被せるようにして使うので、脱着も簡単です。
④車内カーテン
セイワ(SEIWA) 楽らくマグネットカーテン
遮熱タイプの車内カーテンなら、外からの紫外線や赤外線をブロックし車内の気温の上昇を防ぎます。サンシェードとは違って、カーテンは開閉できるのが利点です。主にサイドガラスやリアガラスに付けて使用します。
吸盤の劣化の心配がなく、強力なマグネットでしっかりと吸着する点が人気です。ドアの開閉時も挟んだり、取れたりすることがないので直す手間もかかりません。遮光、遮熱効果も抜群で、車内を快適に過ごせますよ。
カーテンを取り付ける際の注意点
フロントガラスや助手席のサイドガラスにカーテンを取り付けるのは、法律違反になります。カーテンではなく、サンシェードなどのグッズで対応しましょう。
100均グッズで暑さ対策!DIY法も!
100均のアイテムを使って、車内の暑さ対策に使えるグッズをDIYしましょう。とても簡単に作れるものばかりですが、本格的に車中を冷やしてくれるものもありますので、ぜひチェックしてください。
①100均グッズで遮光カーテンを作る方法
100均のカーテンを使って、車内を直射日光からカバーし快適にしましょう。材料は、100均のカーテン素材とカーテン用クリップ、突っ張り棒です。作り方は簡単で3工程で終わります。
カーテン用のクリップはあらかじめ突っ張り棒に通しておきます。それからドアの上部に突っ張り棒を固定し、クリップにカーテンを挟めば完成です。誰にでも簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてください。
カーテンの代わりにアルミシートでもOK
100均のカーテンは薄手の生地が多いため、遮熱効果が弱い場合があります。そんな時はアルミシートが便利です。遮光、遮熱性に加えて厚みがあるので、しっかりと車内を直射日光からカバーしてくれます。
ドアの開閉時も挟む心配がなく、軽いので突っ張り棒の負担になりません。レジャーシートとしても使えるので、アウトドアにも便利です。他にも様々な使用方法があるのでおすすめです。
②車中扇風機におすすめの100均ファン
100均の扇風機を車内にセットして運転を快適にしましょう。車中で使うならクリップタイプがおすすめです。クリップをヘッドレストやアシストグリップに取り付ければすぐに使うことができます。
また置き型の扇風機を取り付ける際は、滑り止めシートや両面テープ、耐震ジェルマットなどを使いましょう。ダッシュボードに固定して使うだけで、車内全体を冷やしてくれますよ。
③100均グッズでネッククーラーを作る方法
100均の保冷剤と手ぬぐいでネッククーラーが簡単に作れます。ネッククーラーとは、首に巻くタオルに保冷剤を入れて使うことで、手軽に体温を下げてくれるグッズです。
100均の手ぬぐいを1枚、縫い糸と針を用意します。手ぬぐいを三つ折りにして、幅の狭い長方形を作り、上からアイロンをかけましょう。保冷剤の入るサイズを確認し、ポケットを作るように縦に縫えば完成です。
④冷却スプレーを手作りする方法
100均のスプレーボトルとハッカ油で冷却スプレーが簡単に作れます。ハッカ油は冷却効果だけではなく、消臭と虫よけの効果が期待できるので、夏に使用するのにぴったりです。
材料は、ハッカ油、エタノール、水を用意しましょう。エタノールとハッカ油はドラッグストアで購入できます。100均のスプレーボトルの中にエタノール10ml、ハッカ油20滴、水90mlを入れてよく混ぜれば完成です。
注意すること
ハッカ油の冷却スプレーを作る際、まずエタノールとハッカ油をよく混ぜてから水を入れるのがポイントです。オイルと水は相性が悪いので、先にハッカ油と水を入れてしまうと分離してしまうので注意しましょう。
⑤ポータブルクーラーを作る方法
100均グッズで運転中や車中泊に便利なポータブルクーラーを作りましょう。材料は、100均の発泡スチロール製のクーラーボックス1個、ファン1個、保冷剤2~3個です。道具はカッターと鉛筆を用意します。
発泡スチロール製のクーラーボックスは、蓋が付いていて開閉できるタイプのものです。保冷剤は100均にも売られている大きなサイズのものを使います。水を入れたペットボトルを凍らせたものでも可能です。
クーラーボックスに穴を開けるだけ
まずクーラーボックスの蓋を外し、ファンの大きさに型を取りカッターで穴を開けます。次に側面にも空気の出口となる穴を開けるのですが、大きさは好みです。
穴を開け終わったら、クーラーボックスの中に保冷剤を入れて蓋をしっかり閉めます。蓋に開けた穴にファンを設置すれば完成です。
100均ファンはポータブル仕様のものを
ポータブルクーラーに使う100均のファンは、ポータブル式のものを選びましょう。電源供給タイプだとポータブル仕様にならず、コンセントが必要だったり、感電の恐れがありますので注意してください。
ポータブルファンの給電方法はUSBケーブルに携帯バッテリーを使う方法や、電池内蔵のタイプがあります。ファンのサイズは好みですが、クーラーボックスの蓋に設置するため、あまり大きなサイズは向きません。
効果的な車の暑さ対策でドライブを快適に!
夏場の運転を快適にするための暑さ対策をご紹介しました。運転は気を使うものです。エアコンやグッズをフル活用して、夏場の暑さから自分と同乗者の安全と健康を守りましょう。
車の暑さ対策が気になる方はこちらをチェック!
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出典:https://unsplash.com