バーベキューソースは焼き肉のたれが便利
アウトドアは準備が大変
キャンプなどのアウトドアでの食事は準備も片付けも家とは勝手がすべて違うため、アウトドア料理に慣れていない方は無理しないほうが快適に過ごせます。
特にバーベキューでは、バーベキューソースを一から手作りするとなると調味料を豊富に用意し、野菜を細かく刻んで混ぜたり、すり潰したりする必要があり手間がかかります。アウトドア料理に慣れている方なら問題ありませんが、これだけ手間をかけると準備だけで疲れるでしょう。
スプレンダーなども使えない
電源付きサイトなら家電が使えますが、電源がないキャンプ場だとミルサー、ミキサー、マッシャーなどですり潰したり、挽いたりする家電は使えず、下準備の段階でも苦労します。
アウトドア料理に慣れている方は、キャンプに来る前に下準備することが多くバーベキューソースなどはあらかじめ家で作って持参することで時短し楽に料理が作れますよ。また、現地で作る場合でも焼肉のたれなどの他の調味料を応用して作ることが多いです。
バーベキューソースとは
そもそもバーベキューソースと焼き肉の違いはどういう部分にあるのでしょうか？焼肉のたれでそのまま代用できますが、バーベキューソースの本場と言われているアメリカでは照り焼きソースを使うことが多く、日本ではヨシダバーベキューソースが有名です。
そして焼肉のたれは醤油ベースという違いがありますが、実は大きな違いはなく焼肉のたれでもバーベキュー方式で食べるとバーベキューソースと呼んでも間違いありません。
バーベキュー方式とは
バーベキューと焼き肉の違いは、肉などを焼き終えたあとに皿に取り分けてみんなで食べるか、しゃぶしゃぶのように焼けた時点で食べていくかの違いです。つまり方式さえ守れば焼肉のたれもバーベキューソースと言えます。
そこで今回は焼肉のたれを使ったバーベキューソース（バーベキュー使えるソース）のレシピを紹介しますね。なお、今回使う焼肉のたれは多彩な味の焼肉のたれを展開しているキッコーマンの焼肉のたれを使います。
キッコーマンの人気焼肉のたれの種類
キッコーマンは焼肉のたれが豊富
キッコーマンの人気焼肉のたれは「超焼肉のたれ」シリーズ、「我が家は焼肉屋さん」シリーズの2種類があります。超焼き肉のたれはバナナやりんご、玉ねぎにニンニクなど野菜や果物が50％以上の割合で含まれているため、焼肉のたれをベースに別の調味料を作るときに使うと具材が盛りだくさんになります。
人気の超焼肉のたれシリーズは甘口と辛口の二種類があり、具材が多いためバーベキューソースに使いやすいです。
我が家は焼肉屋さんシリーズ
人気の家は焼肉屋さんのたれは、シンプルなタレでバーベキューパーティーでも使いやすいです。我が家は焼肉屋さんは化学調味料と着色料が使われていない無添加製法で作られている焼肉のたれになります。
前述した製品と比べラインナップも豊富にあり辛味や風味を細かく調整できるためバーベキューソースに使いやすいです。ラインナップは甘口、中辛、旨辛、濃厚だれ、にんにくだれ、塩だれになります。
そのままでもバーベキューソースに
バーベキューでは鶏肉を豪快に焼き上げるローストチキンが人気ですよね。いろいろな方法がありますが、実は焼肉のたれをそのまま塗るだけでもローストチキンができます。つまり焼肉のたれそのものがバーベキューソースとしても使えるということです。
前述したように食べ方で焼き肉かバーベキューに変わるだけなので、焼肉のたれでも取り分けてみんなで食べるとバーベキューになります。
よりバーベキューソースらしくするには
超焼き肉のたれは、すでに玉ねぎなどの野菜などがふんだんに使われていてそのままでも立派なバーベキューソースとして使えますが、好みによっては焼肉のたれに酸味を追加することでよりバーベキューソースのような味になります。
焼肉のたれを使ったローストチキンの作り方は、焼き上がり前にタレを絡めるだけです。家で鶏肉を焼くときでもそのまま応用でき即席でおいしいローストチキンが作れるぐらい焼肉のたれは万能なですよ。
焼肉のたれを使ったバーベキューソース8選
1：基本のバーベキューソース
そもそもバーベキューソースというものはどんなソースなのか考えてみましょう。例えばハインツ社のバーベキューソースの主な材料は糖分、トマト、酢、辛味成分（ハラペーニョ加工品など）などです。
焼肉のたれには糖分、辛味成分、フルーツ類は含まれているため、トマトや酸味を足すとバーベキューソースと同じような材料を使ったソースになります。そのため基本となるバーベキューソースは焼肉のたれにちょい足しするだけです。
作り方・レシピ
焼肉のタレ、ケチャップ 各大1
オレガノ ひとつまみ
ブラックペッパー
基本のバーベキューソースの作り方は非常に簡単です。焼肉のたれとケチャップを同量混ぜ、トマトとの相性がいいハーブ「オレガノ」、黒胡椒を混ぜるだけとなりアウトドアでも簡単に作れます。短時間で焼肉のたれとは確実に風味が異なるソースが完成しますよ。
好みに応じてオレガノをバジルに変えてもいいでしょう。トマトやお肉と相性のいい香草を使うことで味が深まり、焼肉のたれではなくバーベキューソースらしい味ができます。
2：スペアリブバーベキューソース
BBQといえばスペアリブを作ることも多いです。スペアリブのたれは焼肉のたれよりも甘みがある照り焼き風のたれにすることが多く、焼肉のたれと比べると風味が大きく異なりますよ。
しかし、焼肉のたれをベースにさまざまな種類の調味料、材料を追加することで、スペアリブに使えるバーベキューソースが焼肉のたれから作れます。余ったソースはBBQでも作りやすい野菜炒めなどに応用できる非常に便利なソースです。
作り方・レシピ
★焼肉のタレ(中辛)大さじ4
★ケチャップ大さじ１強
★ウスターソース大さじ１
★マーマレード大さじ２
バーベキューソース作りは非常に簡単です。材料を混ぜるだけになります。スペアリブとして炊き込んでいく場合は、肉と一緒にソースの材料を入れていくだけです。マーマレードを使って甘みを出しているレシピとなり甘みのあるバーベキューソースになります。
焼肉のたれを使って作るバーベキューソースの中には、はちみつを入れるものもありますよ。余談ですが紹介したレシピで使われているたれは我が家は焼肉屋さんのたれです。
3：甘くないスペアリブソース
焼肉のたれで作ったバーベキューソースを使ったスペアリブのレシピも人気です。基本的に焼肉のたれを使って作るバーベキューソースは、前述したように酸味としてトマトケチャップを追加するものが多く、公式レシピも焼肉のたれにケチャップを足して味を整えています。
つまり焼肉のたれとケチャップさえあれば簡単にBBQが楽しめるようになるというわけです。こちらのレシピは甘みのないバーベキューソースになります。
作り方・レシピ
デルモンテ・トマトケチャップ 大さじ5
キッコーマンわが家は焼肉屋さん 中辛 大さじ5
2つの材料しか使わないシンプルなスペアリブBBQソースです。作り方は焼き肉のたれに同量のケチャップを混ぜるだけとなり、同量のため計量しなくても目分量で簡単に作れるところがBBQで作りやすいポイントになります。
甘みのないバーベキューソースのためさまざまな食材に使える万能さもポイントですね。前述したように焼き肉のたれにケチャップを足すだけで立派なバーベキューソースになります。
4：ファーストフードのバーベキューソース
子どもから大人まで好きな人が多いファーストフード店。特にハンバーガーなどを発売しているお店のチキンナゲットにはおいしいバーベキューソースが付属します。
人気ファーストフード店のチキンナゲットに付属するバーベキューソースは、焼き肉のタレをベースにケチャップなどの材料を追加することで家庭でも簡単に作れると言われていますよ。焼肉のたれを使って作るため誰でもおいしいバーベキューソースが作れて便利です。
作り方・レシピ
ケチャップ大さじ2
マスタード小さじ2
中濃ソース大さじ1
焼肉のタレ小さじ1/2
はちみつ小さじ1
焼き肉のタレを使ったバーベキューソースはシンプルなものが多いです。そのためブレンダーが扱えないBBQでもすぐに作れるレシピが多く、初心者でも簡単においしいバーベキューソースが作れます。
作り方は材料を混ぜるだけです。はちみつを入れないと甘みのないバーベキューソースになり、辛めのソースが好みという方は焼肉のたれを辛口にするといいでしょう。焼肉のたれは辛味が異なるため調整しやすいです。
5：マスタードソース
あっさりとした淡白な鶏肉でも豚肉でも合う人気のマスタードソースも焼肉のたれを使って作るとバーベキューソースとしても使えますよ。一般的なバーベキューソースとは異なりますが、マスタード特有の酸味、辛味とはちみつの甘味が加わり万能なバーベキューソースに仕上がります。
通常のマスタードソースのように鮮やかな黄色い色はしていませんが、焼き肉のたれを使用してもマスタード特有の風味が残ると言われていておすすめです。
作り方・レシピ
白ワインor酒大さじ１
焼肉のたれ大さじ１
砂糖小さじ２/１
しょうゆ小さじ１
水大さじ１
どんなお肉でも使える万能なソースが即席で作れるところが魅力のレシピです。作り方はフライパンや小鍋に材料を入れて弱火でとろみが付くまで水分を飛ばせば完成となり短時間でつくれます。好みにより玉ねぎを加えていいでしょう。
焼肉のたれを使うことで淡白なお肉だけではなく、野菜類もおいしくなるバーベキューソースです。日本のバーベキューではあまり食べない食材ですが、魚類にも相性がいいバーベキューソースになります。
6：サルサソース
サルサソースとはラテンアメリカの調味料です。日本でいう醤油のような一般的な調味料ですが、非常に種類が多くバーベキューでもサルサソースを使って食べることがあります。代表的なサルサは辛味のある赤いサルサロハとなり、お肉と相性のいいソースです。
好みによっては玉ねぎを追加したり、ライムなどの果汁を追加してもいいでしょう。焼肉のたれに酸味を加えるとおいしいですよ。サルサなら野菜、果実が多い超焼肉のたれがおすすめです。
作り方・レシピ
トマト2個
焼肉のたれ大さじ1
タバスコ小さじ1
塩少々
こしょう少々
作り方は非常に簡単です。サルサといえばフレッシュトマトが欠かせません。この部分がスタンダードなバーベキューソースとの違いになります。焼肉のたれとサイコロ状に細かく切ったフレッシュトマトやタバスコなどを混ぜて味を調整すれば完成です。
あとは、フライパンでも網でもいいのでお肉を焼いてサルサと合わせるだけで変わったバーベキューが楽しめますよ。辛いのが好きという方は、焼肉のたれを辛口にするといいでしょう。
7：ステーキソース
ステーキソースもバーベキューソースの一種です。そのためアウトドアでは焼肉のたれに玉ねぎなどの材料を追加して即席のバーベキューソースを作って楽しむ方法もあります。
本来ステーキソースはさまざまな種類の調味料が必要になりますが、焼肉のたれを使うことで必要になる調味料が減ったり、計量しなくても味がまとまりやすくなり作りやすいです。そのためアウトドアクッキング初心者の方にもおすすめできるレシピになっていますよ。
作り方・レシピ
砂糖大さじ1
にんにく 1〜2個
しょうゆ大さじ2
酒大さじ1
玉ねぎ1/4こ個
りんご（あれば）1/8個
ステーキソースのため少し必要になる材料は多いですが、焼肉のたれに醤油などを加えていくステーキソースです。作り方も比較的簡単でフライパンにすりおろしリンゴやにんにく、玉ねぎを入れたあとは残りの材料を入れてそのままひと煮立ちするまで加熱すると完成です。
短時間で手の混んだステーキソースが作れるアウトドア向けのレシピになります。バーベキューで食べたい料理として名前が挙がるローストビーフのソースとしてもおすすめです。
8：照り焼きソース
照り焼きと言うと日本のソースというイメージがあるかもしれませんが、有名なバーベキューソース「ヨシダバーベキューソース」からは照り焼き味のバーベキューソースも発売されています。つまり焼肉のたれを使って照り焼き風の味付けをすることで簡単にバーベキューソースが作れるということです。
照り焼きは醤油をベースにしているものが多く、焼肉のたれも醤油をベースにしているものが多いため少し手を加えるだけでおいしくなります。
作り方・レシピ
◎醤油大さじ1.5
◎みりん大さじ1
◎砂糖小さじ3
◎焼肉のタレ大さじ½
◎片栗粉小さじ1
焼肉のたれを使った照り焼きソースはバーベキューソースとしても使えます。ハンバーグなどにも使える万能なソースとなり作り方は、小鍋またはフライパンに材料を入れてとろみが付くまで軽く加熱するだけとなり、勝手が違うキャンプやバーベキューなどの屋外でも作りやすいですよ。
冒頭で紹介したように照り焼きとは日本の料理だけではなくヨシダバーベキューソースからも発売されていてお肉や野菜に合う便利なソースになります。
バーベキューソースのまとめ
キッコーマンのたれはバーベキューソースにしやすい
焼肉のたれで作れるさまざまなレシピを紹介しましたが、キッコーマンの焼肉のたれ（我が家は焼肉屋さん、超焼肉のたれ）を使うとさらに作りやすいです。もともと超焼肉のたれは具材が多く、追加食材を使わなくてもたっぷりと野菜や果物が入っていて即席ソースですが、手作り感のあるバーベキューソースに仕上がりますよ。
作り方はレシピの焼肉のたれをキッコーマンの焼肉のたれに置き換えるだけとなり初心者でもさまざまなバーベキューソースが作れます。
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