バリスティックLT2500S-XH
バリスティックLT2500SS-CXH
バリスティックLT3000
バリスティックLT3000-XH
バリスティックLT4000-C
バリスティックLT4000-CXH
バリスティックFW・LT2000SS-XH
バリスティックFW・LT2500S-CXH
ダイワで人気のスピニングリールはこちら!
ダイワのバリスティックは淡水モデル(FWタイプ)とソルト対応モデルとの2種類あり、それぞれ2019年春と秋にリリースされたロングセラーです。軽量でレスポンスが早く、高感度などの利点があり、初心者からベテランにまで幅広い人気があります。
ダイワ・バリスティックとは!
ダイワにはイグジストなどの高級品からタトゥーラなどのリーズナブルなものまで、多彩な商品がありますが、バリスティックがよく比較されるのはダイワ・ルビアスというスピニングリールになります。バリスティックは、ルビアスに比べると巻き上げパワーはやや劣りますが、その分感度が高く繊細な釣りができるのが魅力です。
本記事ではそんなダイワのバリスティックについてのインプレをご紹介していきます(2021年1月7日現在の情報をもとにしました)。
ダイワのバリスティックの概要
ダイワのバリスティックには現在12種類があり、さまざまな釣り方に対応できるラインナップです。最初にダイワのバリスティックとバリスティックFWの違いについてご説明し、その後で型名の見方を解説します。
ダイワ・バリスティックの種類
ダイワ・バリスティックの径は42mm(LT2000)から51mm(LT4000)までと幅広く、トラウト、アジ、メバルなどの小魚からシーバスやフラットフィッシュ、サーモンなどの大型魚にまで対応します。
一方、ダイワのバリスティックFW(フレッシュウォーター)は、淡水に特化したスピニングリールです。40mm(LT1000)から45mm(LT2500)までの小型のスプール径で、トラウトやバスなどを狙うのに適しています。
ダイワ・バリスティックの性能(共通部)
ダイワのバリスティックとFWで共通なのが、ダイワが開発した軽量で回転のよい「タフデジギア」です。こちらは、コンピュータで力の伝わり方を解析し、最適な形状に加工したものになります。また、ボディやエアローターの素材には、ダイワのハイエンドモデルと同じく高密度カーボン樹脂・ザイオンが使われていて、軽量でスムーズな巻き心地です。
ソルト対応のバリスティックは、磁石効果のあるオイルを用いたマグシールドが採用され、海水での劣化を防いでくれます。
ダイワ・バリスティックの型名表記について
後にご紹介する商品の予備知識として、ダイワ・バリスティックの品番の見方を解説します。「LT2500S-XH」という品番を例にしてご説明しましょう。
「LT」はダイワの「LT(ライト・タフ)コンセプト」の略称で、パーツを軽量化し材質を見直した最新のシリーズになります。「2500」の部分は下に対応表を示したスプール径です。また、「S」は糸巻量を示し下表のような種類があります。最後の「XH(エクストラハイギア)」の部分はギア比です。
品番表記 | 1000 | 2000 | 2500 | 3000 | 4000 |
スプール径 | 40mm | 42mm | 45mm | 48mm | 51mm |
品番表記 | D | 無 | S | SS |
糸巻量 | 深溝 | 標準 | 浅溝 | 超浅溝 |
バリスティックLT2500シリーズの評価
1.バリスティックLT2500S-XH
バリスティックLT2500S-XH
ギア比 | 6.2 |
---|---|
巻取長 | 87ⅽm |
重さ | 170g |
最初に取り上げるのはダイワのバリスティックLT2500S-XHです。同シリーズでも軽量の部類に入る170gで、長時間の釣りでも疲れにくいのも魅力になります。また、浅溝(S)仕様で、PEライン0.6号が200mと十分な糸巻量です。
また、エクストラハイギア(XH)仕様で、ラインの回収が早いのも特徴になります。魚種を問わす汎用的に使えるのが特徴で、値段は37300円ほどです。
繊細さや回収力が魅力!
ダイワのバリスティックLT2500S-XHについては、感度についてのインプレが多数です。潮や地形の違いが簡単にわかるため、初めての釣り場でのポイントチェックなどにも適しています。
また、ルアーの動きをレスポンスよく感じられるため、バスやライトロックフィッシュとのファイトをより楽しめるとのコメントも多数です。ほかにも、エギングなど手返しが必要とされる釣りにも、ギアの大きなバリスティックは実力を発揮します。
2.バリスティックLT2500SS-CXH
バリスティックLT2500SS-CXH
ギア比 | 6.2 |
---|---|
巻取長 | 87ⅽm |
重さ | 165g |
次にご紹介するのはダイワのバリスティックLT2500SS-CXHです。上で取り上げたものと品番が似ていますがこちらは浅溝(SS)で、PEラインの0.6号を150mほど巻けます。
また、ギア比の前についている「C」の文字はコンパクトを示し、重さ165gはご紹介するソルト対応のバリスティックでは最軽量です。値段は36800円ほどになります。
感度がよくライトソルトにもぴったり!
このダイワの人気商品は、ライトソルトからバスまでの幅広い魚種をターゲットにできます。また、巻き心地の軽さはシリーズのなかでも抜群です。
また、パワーはダイワの上位機種に比べて劣りますが、その分感度がよいことが魅力になります。通常のリールなら竿が曲がって初めて気付くレベルの引きでも、リールの回転が止まって知らせてくれるとインプレでも高評価です。
バリスティックLT3000シリーズの評価
バリスティックLT3000
バリスティックLT3000
ギア比 | 5.2 |
---|---|
巻取長 | 77ⅽm |
重さ | 195g |
ギア比や糸巻き量が標準的なダイワのバリスティックになります。スプール径が大きめの3000タイプ(径48mm)で、下でご紹介するバリスティックFWと比べて太い糸まで対応するのが特徴です。
例えばPEラインの1.0号で200mも巻くことができて、沖にいる大きな獲物をねらうことができます。シリーズでもミドルサイズのモデルで、37800円ほどと中間の価格帯です。
軽さとパワーを備えた人気機種!
このダイワの人気モデルは、軽さとパワーを両立していると評価が高い商品になります。巻き心地は金属と触れ合っているとは思えないやわらかさで、海水の流れまで感じられるのは小型のバリスティック同様です。
筐体のメインは金属ではなく、ザイオンというカーボン由来の樹脂ですが、大きなターゲットとのファイトも楽しめる剛性があり、根魚や青物相手のジギングにも向いています。
バリスティックLT3000-XH
バリスティックLT3000-XH
ギア比 | 6.2 |
---|---|
巻取長 | 93cm |
重さ | 195g |
次にご紹介するの3000タイプは、ダイワ・バリスティックのXH(エクストラハイギア)タイプになります。シーバスなどをメインターゲットにしつつも、幅広く対応できる商品です。ほかのバリスティック同様に、ブラックのボディに金色のハンドルは高級感があります。
ハンドルの一巻きが93cmと大きいため、素早い手返しが要求される釣りにもぴったりです。値段は37800円ほどになります。
速さと感度のある汎用リール!
このダイワ製品の魅力は、ギア比が大きいにもかかわらず巻き始めが軽いということです。特に、ただ巻きを繰り返すような釣りにおいては、ストレスが少なくなり長時間でもゲームを楽しめます。
また、巻いている最中でも、しっかりと当たりが感じられるのもこのダイワ商品の特徴で、高速巻きでターゲットをおびき寄せる方法も有効です。また、パワーを利用して根周りの獲物とのファイトも楽しめます。
バリスティックLT4000シリーズの評価
バリスティックLT4000-CXH
バリスティックLT4000-CXH
ギア比 | 6.2 |
---|---|
巻取長 | 99ⅽm |
重さ | 210g |
4000シリーズで最初にご紹介するLT4000-CXHは、ダイワ・バリスティックでもサイズが最大級で、1回転あたりの最大巻き上げ量が99cmというハイギア品です。高速で糸を回収できるので、磯からのジギングなどにも活用できます。
また、ラインはナイロン10lbで190m、PE1.2号で310mもあり沖で発生するナブラ(小魚が大きな魚に水面まで追い詰められた状態)を狙うのにもぴったりです。値段は38300円ほどになります。
ショアジギングにも適した巻上げスピード!
このダイワの人気商品は、軽さと強さのバランスがとれているのが特徴です。スプール径が48mmと大きめですが、それを感じさせない巻きの軽さがあります。また、リールそのものも比較的軽量で、ルアーの微小な動きを感じ取れるのも魅力です。
ドラグ力も12kgとシリーズでも最大級で、ライトショアジギングやランカー級のシーバス釣りなど幅広く利用できます。
バリスティックLT4000-C
バリスティックLT4000-C
ギア比 | 5.2 |
---|---|
巻取長 | 82ⅽm |
重さ | 210g |
こちらはダイワ・バリスティックの4000シリーズでもローギアタイプの商品です。ギア比、巻取長以外は上でご紹介したLT4000-CXHと同じで、大きな獲物とのファイトをより軽い力で楽しみたい方におすすめの商品になります。
ハンドル長さも60mmと長めなのでストレスも少なく、ジギングなどの強い引きのあるシーンにもぴったりです。値段は38300円ほどになります。
ライトジギングにもぴったりのパワーモデル!
このダイワの人気製品はドラグ力が12kgとパワーがあります。また、ダイワ独自のATD(オートマチックドラグシステム)という、魚の引きに追従するシステムにより、初心者から使いこなせるパワーモデルです。
ギア比が低いので、ただ巻きでの比較的ゆっくりとした釣りにも向いていて、スーパーライトジギングやシーバス釣りなど多彩な遊び方ができます。
バリスティックFWシリーズの評価
バリスティックFW・LT2000SS-XH
バリスティックFW・LT2000SS-XH
ギア比 | 6.2 |
---|---|
巻取長 | 81ⅽm |
重さ | 160g |
バリスティックの淡水モデル(FW)は4種ありますが、ここではインプレが多い2種を取り上げます。LT2000SS-XHは、軽量の超浅溝モデルで、ナイロン2.5lbを100mと巻量は少なめ、あえて釣り場のエリアを狭めた設計です。
また、ダイワ独自のマグシールド機能を搭載せず、重さを160gに減らしたのも特徴になります。一方、タフデジギアやザイオン素材などは海水対応品と同じでつくりは頑丈です。値段は34000円ほどとリーズナブルになります。
軽いルアーにも対応し感度も抜群!
このダイワ商品は、軽量のため軽いルアーを遠投しての釣りにも向いています。例えば渓流でのルアー釣りなどにも最適で、着水と同時にアクションを楽しめると口コミでも高評価です。
また、ミノーを使った釣りでは、川の流れの変化もはっきりわかるとのインプレもありました。他のリールではハンドル操作で初めて感じられるレベルの引きが、このリールだと直に竿に伝わるとのインプレもあります。
バリスティックFW・LT2500S-CXH
バリスティックFW・LT2500S-CXH
ギア比 | 6.2 |
---|---|
巻取長 | 87ⅽm |
重さ | 165g |
上でご紹介したダイワ製品と同じく淡水対応のバリスティックになります。違いはスプール径が2500タイプ(45mm)になっていることです。1巻きで87cmと巻取り量も多く、速いテンポの釣りにも対応します。
ナイロン6lbが100mと容量が大きいので、下巻きして使用する方も多いようです。値段は34000円ほどと、ソルト対応品よりも格安になります。
軽量ルアーを狙ったところに!
このダイワ製品の魅力は、その大きさにしては軽い(165g)ことで、ダイワの上位機種と比べても遜色がありません。軽くてルアーのコントロールも付けやすいので、移動しながら魚のいそうなところをピンポイントで狙うのもおすすめです。
また、巻きもスムーズなので渓流などの流れのある場所でのインプレも多く、ミノーやスプーンなどでただ巻きするスタイルにも合っています。
人気のダイワリールで釣りを満喫!
商品 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品名 | バリスティックLT2500S-XH | バリスティックLT2500SS-CXH | バリスティックLT3000 | バリスティックLT3000-XH | バリスティックLT4000-CXH | バリスティックLT4000-C | バリスティックFW・LT2000SS-XH | バリスティックFW・LT2500S-CXH |
ギア比 | 6.2 | 6.2 | 5.2 | 6.2 | 6.2 | 5.2 | 6.2 | 6.2 |
巻取長 | 87ⅽm | 87ⅽm | 77ⅽm | 93cm | 99ⅽm | 82ⅽm | 81ⅽm | 87ⅽm |
重さ | 170g | 165g | 195g | 195g | 210g | 210g | 160g | 165g |
商品リンク |
上にはご紹介したダイワのバリスティックシリーズの基本仕様を表にしました。ダイワとしては中間の価格帯ですが、上位機種と同レベルの素材やローターが使われているので、軽くて回転がよいのが利点になります。
また、インプレでは感度のよさについても多く触れられ、シリーズによってメバリングやシーバス釣り、ジギングなど多彩な釣り方ができるのも魅力です。スピニングリールをお探しの場合は、コスパ抜群のダイワ・バリスティックも候補に入れてはいかがでしょうか。
ダイワのバリスティックが気になる方はこちらもチェック!
本記事でご紹介したバリスティック以外にも、ダイワからはたくさんのスピニングリールがリリースされています。下にはダイワや他のメーカーも含めた、スピニングリールのおすすめの特集記事をリンクしました。こちらも合わせてご一読いただけるとうれしいです。
ダイワスピニングリールおすすめ一覧26選|人気商品をご紹介!
ダイワスピニングリールおすすめ26選です。様々な汎用モデル、専用モデルをおすすめの釣り別に一覧にしています。釣種を問わずダイワスピニングリー...
【2022】ダイワスピニングリールの新製品まとめ!人気の入門機がモデルチェンジ&セルテートSW!
ダイワの2021年新作スピニングリールまとめ!ルアー向けを中心に、今春の新製品をまとめてご紹介します。見どころは入門機「21 フリームス」と...
スピニングリールおすすめ20選|ダイワ・シマノブランドなどご紹介!
スピニングリールのおすすめ20選です。ダイワ、シマノのスピニングリールから初心者の方向けに入門機を紹介しています。スピニングリールのお手入れ...