釣りに便利なアプリ&サイトのおすすめを紹介!
釣行プランの計画は便利なアプリ&サイトで!
連載第71回!今週は一気に梅雨模様となって、雨風が強く釣りどころではありませんでした。今年の梅雨は間が空いて、早めと遅めで7月中旬以降まで続きそうです。
そこで今回は、釣行プランの計画、変更に役立つ便利なアプリ&サイトを5つご紹介!事前の天候確認から当日の釣り場、釣りモノ変更に役立つ情報をご紹介したいと思います。どれも定番、釣りに慣れている方のスマートフォンにはほぼインストールされているようなものですが、使い方のポイントも合わせて紹介しているので、釣りに慣れてきた方もぜひ参考にしてみてください。
釣りに役立つアプリ&サイトのおすすめ5選!
釣りを始めるならとりあえずインストール!
釣りに役立つアプリ&サイトをまとめてチェック!
釣りを始めたばかりの方にはぜひチェックしておいてほしい、便利な情報ツールをまとめてご紹介します。釣り以外でも超定番のAmazonは、コンビニ受け取りの活用がポイント!安全面に関わる天候系はもちろん、タイドグラフやマップアプリもチェックしておきましょう!
1.windy(windy.com)
天候や波なら人気のwindy!
釣りだけでなくサーフィンなどでも人気の高い、天候予想サイトです。同じ情報を手軽にチェックできる、アプリ版もあります。
windyのおすすめポイントは、分かりやすさのある視覚的な情報整理と、確認できる情報の種類、そして予測精度の高さにあります。天気予測モデルは3つのパターンから選択ができて、日本の予測はヨーロッパの「ECMWF」が高精度です。
風がどちらから吹いているのか、どの程度の速度でどんな風に変化していくのかが分かりやすい!青~緑ならどの釣りでもOK、ヘビーな釣りなら黄色でもなんとかというイメージでチェックしてみてください。
風以外の情報もチェックしてみよう!
地域の予測ではなくピンポイントにチェックできるのもwindyのいいところ、釣りに出かける場所をアップにして「この場所の予報」を表示することで、一般的な天気予報よりも高精度な情報を手に入れることができます。
雨量や波、うねりもチェックできるので、カヤックやゴムボートを出せるのか、多少の雨ならやりたいといった判断にも使えます。まずは分かりやすく風から、青~緑で岸から海に向かって風が吹いている場所を探してみましょう。風向きと地形のイメージが頭の中で一致していなくても確認できます!
2.タイドグラフBI
潮の干満を分かりやすく!
こちらはタイドグラフの定番、潮の干満が一目でわかる便利なアプリです。
このアプリも地域ではなく場所をピンポイントに指定できるタイプで、微妙な潮位変動のズレにも対応できます。潮がよく動く日を「BI値」で、潮がよく動いている時間を☆マークで表示してくれるので、釣り初心者の方でも一目で釣りやすいタイミングが分かります。
☆マークが多いところを長く釣れるような釣行計画を立てて、効率よく釣りを楽しみましょう!
釣り場探しにも使えて便利!
タイドグラフBIの場所指定は、マップ画像のズームではなくアプリ内で登録されている釣り場を指定する形になっています。
この登録された釣り場の数は非常に多彩で、位置情報を使う「現在地から探す」を使うことで、ポイント探しツールとしても十分使えるクオリティです。港だけでなく釣り施設系、堤防、サーフと網羅しているので、風裏探しやランガンルートの計画にも使ってみるのがおすすめです。
初心者の方は出かける釣り場の周辺をチェックして、登録されているポイント名を使って、SNSなどで何が釣れるか検索してみましょう!
3.Amazon(amazon.co.jp)
配達速度を活用!
続いてご紹介するのは、通販サイトの超大手Amazonです。釣り系の商品は他より高かったり安かったり、価格面は楽天などと比べて特別優れているわけではありませんが、強みである配達速度の速さが、釣行計画の急な変更をサポートしてくれます。
前日の夜釣具店に行けないという時や、コンビニ受け取りを使わないと受け取れないという時は、Amazonをチェックしてみましょう。
遠征先のコンビニで受け取り!
日帰りではなく数日間釣りをする遠征時、特に出発予定時間がタイトな場合は、コンビニ受け取りを活用するのがおすすめです。
遠征先で受け取りを行うことで、深夜着~夜釣りというスケジュールにも荷物が間に合うケースがあります。朝マズメまでにラインを巻きなおしたい時や、あのルアーがあればハマる状況なのに、という時はぜひ試してみてください。自分はナイトメバリングの遠征時にどうしても「メバカーム」が必要で、なんとか間に合わせた経験があります。
4.Googleマップ(google.com)
初めての釣り場に行くならグーグルマップ!
道案内から地形の確認まで、初めての釣り場には特におすすめのマップアプリです。これも超定番、すでに利用中という方も多いと思います。
釣りで特に活用できる機能は航空写真で、アップにすれば常夜灯やテトラの位置まで分かる精度の高さが魅力。海を見ると何となく流れや深さ、根の形が分かるケースもあります。港は意外に形状が複雑でどんな風に入っていけばいいのか分かりにくいケースがあるので、初心者の方は事前にチェックしておきましょう!
釣り人の車や釣り船がヒントに
これは画像が撮影されたタイミング次第なのでときどき、という程度のものなんですが、釣り人の車や釣り船が釣りのヒントになることがあります。
永遠続くサーフでどのあたりが人気なのか、車を止める場所や河口の位置を知りたい時も、グーグルマップの航空写真が使えます。磯っぽい、砂浜っぽいという程度の情報も当日役に立つことがあるので、いつもの釣り場を上からチェックしてみてください!
5.海上保安庁:海の安全情報
灯台の風情報で当日の釣行を判断
最後にご紹介するのは、海上保安庁が提供している海の安全情報です。釣りに行く前にぜひ確認してみて欲しい情報は「気象現況」にある風速の情報で、予測ではなく各地の灯台が観測した風速の現状をチェックできます。
30分ごとの更新で現在の状況が分かるので、予報はずれが多い春の爆風シーズンは予報と合わせてこちらもチェックしておきましょう。サイトトップから地域を絞り込んでいくのはちょっと分かりにくいんですが、灯台がある場所を知っていれば、「〇〇灯台 風速」という検索ですぐにページを見つけられます。
灯台の位置も考慮に入れよう!
多くの灯台は地形的に先端、風が強く当たるような場所であるケースが多いので、風速は強めに出ることが多いです。距離、風裏など、釣り場との位置関係によってどんな風に参考になるのかが異なるので、いつもの釣り場で釣りをしたときに、灯台の風速情報をチェックしておくというのが情報を上手に使うポイントになります。
風向、風速とも非常に高い精度で把握することができる情報なので、うまく活用して、釣り場選びをスムーズに進めましょう。カヤック、ゴムボートなどの釣りでは事前のチェックが必須、プレジャーボートなどで沖へ出るときは、風の吹き方を把握して複数の灯台の情報を確認できるとバッチリです。
おすすめアプリ&サイトでもっと釣りを快適に!
まずは使ってみよう!
ご紹介したアプリ&サイトを活用すれば、天気予報サイトだけを見て出かけるよりも釣行プランの計画がスムーズ!より詳細な情報が確認できることで、地域選びや風裏探しの精度が高まります。安全面でも活躍してくれるツールなので、初心者の方もぜひ一度試してみてください。
難しい機能は置いておいて、まずは使ってみるのが上達への近道です。風、潮を見ながら、こんな時は釣れた、こんな表示のときはうまくいかなかったという風に、自分の釣り場に当てはめながら経験を蓄積していきましょう。何度も使っていると、傾向が見えてきます!
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