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【急な痛み対策に】外反母趾のテーピングの簡単なやり方講座!画像付きでご紹介!

もし外反母趾(がいはんぼし)で悩んでいるならば、テーピングによる対策を試してみませんか。テーピングの簡単な巻き方によって、外反母趾に特有な、つらい痛みの緩和に繋げられます。登山を趣味とする女性も知っておきたい、外反母趾のテーピング講座です。
2021年10月26日
はぐれ猫
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目次

この記事で紹介しているアイテム

プラスウォーク 外反母趾テープ アーチグイット 6枚入

Tisselly 外反母趾 親指 サポーター

外反母趾は登山の障害

外反母趾とは

問題となる外反母趾を簡単に言えば、足の親指がくの字に変形し固定された状態のことです。酷くなると足の指全体が変形しています。主要な原因となるのは、ハイヒールなどの窮屈な靴を履き続けることや、親からの遺伝などです。

ひとたび外反母趾になると痛みなど各種の問題を発生させてしまい、生活する上で支障をきたすことに繋がります。そのために各種の対策が急務ですが、効果的と言われるのが今回ご紹介するテーピングです。

外反母趾の方に役立つ登山知識・技術

手術よりずっと簡単に外反母趾のケアができるテーピングは、女性からも支持されている方法です。市販されている伸縮・非伸縮のテーピング用テープの効果的な巻き方によって、痛みの緩和や治療に繋げられます。

テーピングによる外反母趾対策は、自分1人での簡単なやり方が可能です。技術的にも難しくないため、自宅は勿論、外出先や登山の途中でも実施できます。覚えておけば、いざという時に役立つ方法です。

外反母趾の弊害

①形状の弊害

たかが外反母趾と言われますが、この症状は見た目からも異質なものになるのは厄介な放しです。軽度な場合でも親指の付け根が突き出て異様ですが、皮膚同士が合わさって皮膚病にもにかかりやすい状態になっています。

サイズの合わない靴を強制的に履き続けると、外反母趾はどんどん悪化。親指と人差し指が重なり合ったりして、見た目が悪く、裸足になれないのも悩みの種です。そんな見た目の悪さも、テーピングによる固定で解決していけます。

②靴を履いたり歩いたりすると痛い

普通の靴と足の形が違うので、履くだけで痛みが出ることは外反母趾の大きな問題になります。さらに状態が悪ければ、少し歩くだけで痛みを感じてしまうことも問題です。

歩行がままならなくなれば、私生活の幅を狭めてしまいます。さらには運動不足による肥満や、生活習慣病にも繋がるのも心配です。だからこそ、テーピングによる対策を取り入れるのをおすすめします。

③長距離歩くと痛みが増す

軽度の外反母趾だとしても、長距離を歩くことでその痛みの程度は増してきます。スポーツや登山を趣味とする人にとっては、長距離を歩いたり走れないことは大問題です。

登山中にわずか数キロ歩くだけで、激痛が襲ってくるという人もいます。テーピングをすることで歩く助けとし、状態を改善して登山の達成につなげてみたいものです。
 

外反母趾のテーピングの巻き方3選!

①親指重視の簡単テーピング


もっとも簡単な外反母趾のテーピング治療は、親指だけをケアするものです。これは親指が折れ曲がって関節が痛いという症状がある人には、特に有効なやり方になります。寝る時に巻きつけるのも簡単です。

親指重視のテーピングは、巻き方も単純であり、強制的に固定することもなくてリスクも少なめ。伸縮性のあるものや非伸縮性のテープでもよく、量もわずかでいいので極めて経済的です。

親指の外側に貼る

テーピングでは25mm幅程度のテープを用意して、7~8cmくらいに切り取ります。先端を二股に割っておくのがポイントです。割れたテープを外反母趾の親指の内側と外側に、絡めるように貼り付けます。

親指を起点としてテープを強く引っ張り、片方を足の内側に貼るという流れです。この時テープによって、外反母趾の親指を真っ直ぐに矯正する形になります。これで外反母趾の親指の、テーピングの基礎ができました。

親指から足の甲へ巻きつける

今度はテープを15cmほどに切り、先程貼り付けた親指のテーピングを固定します。親指の内側から下を通し、外側へと巻きつけるところからです。それを画像のように、足の甲へ持ち上げて巻きます。

これでテーピングが外れにくくなる上、外反母趾の関節の痛みを防止、さらに親指を真っ直ぐにする効果も上がる仕組みです。この作業は2回繰り返しも構わず、その場合は強度と痛み防止の効果が高まります。

全てのテープを固定する

親指のテーピングでは、仕上げのテープを巻きつけます。これは外反母趾対策のテーピングが、剥がれない目的で必要です。とても頑丈な、38mm幅のテープを使うことをおすすめします。

仕上げのテープは、指の関節の動きを阻害しない貼り方がよいです。足の甲から裏にかけ全体にぐるりと巻き付ければ完了。足首まで巻く必要はありません。あとは靴下を履いて、普通に歩行して、痛くないかを確かめてみてください。
 

②親指と小指のテーピング

多くの外反母趾では、足の親指だけでなく小指まで内側に曲がっています。そこで矯正治療を主目的とするテーピングでは、小指までも含めた対策をしてみるのもよいです。

この場合も、関節の痛みを抑える効果の高さは同じです。1本ぶん手間が増えるだけであり、テーピングには時間をかけません。テープの量もほとんど増えないので、お金をかける心配もなしです。

親指と小指をテープで固定する

先程の①の過程と同じように、テーピングには25mmのテープを使います。7~8cmのテープを切り取り、先端を二股にしたものを、2本用意します。1本は親指に、もう1本は小指に使うものです。

外反母趾の小指についても、外側に引っ張りながらの巻き方をします。親指と小指が外側に動くことで、中の3本の指に余裕ができればOKです。足の親指関節が真っ直ぐになり、痛くないことを確かめてください。

親指と小指から足の甲へ巻きつける

次に同じテープで、全体を固定する作業です。親指の内側からぐるりと巻きつけ、足の甲へテープを通します。そして小指の方も同様にして貼り付け、足の甲でテープを重ね合わせます。

最後の仕上げに38mmの幅広のテープによって、外れないように固定する作業です。画像のように足の甲に巻きつけるだけでよく、足首にかけて巻けば外れにくくなります。あとは靴下を履き、外反母趾の足の様子の確認をするだけです。

③全指を固定する簡単テーピング


全ての足指に巻きつけるという、外反母趾のテーピングのやり方もあります。足の指が重なっているような、状態が悪化している外反母趾の矯正と、痛みの緩和に効果が高めです。

テープと指の数が多くなるぶんだけ、難易度が上がるやり方になります。しかし毎日続けていれば外反母趾には効果があり、真っ直ぐの綺麗な足を取り戻すのに役立ちます。

まず親指をテーピング

最初は①や②の簡単な外反母趾テーピングと、同じ手順でテーピングをすすめます。細いテープを用意し、親指と小指は強く引っ張りながらテープで固定するのが基本です。

この時に密着している足の5本の指が、全て離れるようにすることが大切。さらに指の位置を真っ直ぐになるよう意識することも、忘れないでください。


 

全ての指に巻きつける

次に外反母趾の指ではない、他の指にも順番にテープを巻きつけます。この時小指から巻き始めて、薬指、中指、人差し指とテーピングを進めるのもよいです。

あるいはツイッター画像で紹介されている通り、違った順番で巻きつける人もいます。自分なりに工夫をして全ての指が真っ直ぐになるよう、テーピングを進めることが大切です。

最後に太いテープを使用して、外反母趾のテーピングの固定を仕上げます。この時は指の数が多いので、2回以上の巻き方をしたほうが頑丈になります。

人によっては、足首のほうまでテープを巻くことで、外れにくい効果を高めているのも通常です。あとは靴下と靴を履いて、指先から足首まで、テーピングの状態を確認してみてください。

 

外反母趾のテーピングのコツ

テーピングを毎日継続する

長い年月をかけて悪化していった結果が、外反母趾という症状です。したがって外反母趾を治すためには、長期間に渡りテーピングを続ける必要があります。

毎日のようにテーピングをしていれば、足の関節は強制された形を記憶していくことでしょう。数ヶ月で治る人もいれば、数年かけても完治が難しい人もいるものです。しかし時間をかけて続ければ、多くの場合は改善に向かいます。

ハイヒールなど無理な靴は止める

本格的に外反母趾を治療するのであれば、無理な靴は止めることも大切です。おしゃれに見えるハイヒール、サイズや形の合わない靴など。女性だけでなく男性の場合も同様に合わない靴は止める必要があります。

テーピングを継続すると同時に、ぴったりな靴を履き続けることが大切です。そのためには、サイズや形に合う靴を、お店のほうでオーダーメイドしてみるのもよいでしょう。

テーピングは付けっぱなしにしない

暑い日々を迎えれば、テーピングはどうしても蒸れてしまいます。いくら外反母趾の治療とは言え、足首まで巻きっぱなしにしては問題が出てくるでしょう。水虫、皮膚のふやけ、皮膚炎などが発生してしまいます。

そのため伸縮・非伸縮のテープはできれば寝る時に毎日取り外し、足を綺麗にしておくことが大切です。そして新しいテープを巻きつけて、健康的に外反母趾の改善にすすめめてください。

外反母趾のテーピングに使えるグッズ


アーチグイット

プラスウォーク 外反母趾テープ アーチグイット 6枚入

出典:Amazon
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もし外反母趾専用のテープを求めているなら、選びたいのがアーチグイットです。これはプラスウォークから出ているテーピング商品で、ポリウレタンや綿でできています。

誰でも貼るだけで使える上、重さは8gしかないので登山に持ち込むのもおすすめです。お値段的にもかなり安くなっているのも、いつも使いたいメリットになります。

使い方は普通のテーピング用テープより、ずっと簡単です。まず外反母趾用テープを取り出したら剥離紙からはがします。左右にぐいっと引っ張り、親指の付け根から小指部分に貼り付けるのが基本です。

テープで密着できる構造になっていて、粘着性で強制的に押さえることで剥がれないようになります。アーチグイットを使うと足幅もスッキリして、足首まで巻かなくて良いのもメリット。痛みを解消するのに役立つと評判です。

②シリコンサポーター

Tisselly 外反母趾 親指 サポーター

出典:Amazon
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近年には外反母趾治療の専用の、シリコンサポーターが登場しています。tissellyのシリコンサポーターは、親指を中心として矯正できるサポーターです。見た目は非伸縮性かと思いきや、伸縮性に優れたシリコンが使われています。

足の親指にぴったりフィットするタイプで、テープを足首まで巻く必要もありません。水に濡れても使えるのが、このアイテムが人気の理由。テーピングと組み合わせてた治療のやり方もよさそうです。

外反母趾にはテーピングを使ってみよう

巻き方を覚えて応急処置や治療に役立てたい

いつの間にか外反母趾になっているものですが、テーピングで簡単に治療できることが理解できました。指先から足首まで巻きつけるテーピングのやり方は、何度か実践することで確実に覚えられます。

お値段的にも専門の治療院に行くより安上がりで、実際の効果が出やすいのがメリットです。これから登山やスポーツを楽しむ場合にも、テーピングの巻き方を覚えてみては如何でしょうか。

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当サイトでは外反母趾のテーピングによる対策法の他にも、体のケアについてのやり方を紹介しています。旅行やスポーツを趣味とする方も、チェックしてみてください。