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紅葉も見れる花うららの育て方講座!寒さにも暑さにも強い多肉植物だから枯れにくい!

人気の多肉植物の中でも、紅葉が見られると人気なのが花うららです。暑さや寒さにも強く初心者にピッタリな多肉植物でもあります。今回は、手軽に楽しめる多肉植物である花うららの魅力や育て方を紹介しますので、ぜひ自宅で育ててみてはいいかがでしょうか?
2021年6月29日
bambi
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目次

花うららとは

人気の多肉植物の中で、ぷっくりした葉とピンクの縁取りが特徴的なのが花うららです。ベンケイソウ科のエケベリア属で、気温が低くなると葉先がピンク色になります。エケベリア属の中でもとても丈夫で育てやすいことから、初心者でもチャレンジしやすい多肉植物です。

草丈は5㎝から15㎝と低く、ロゼット状に広がるように成長していきます。耐寒性や耐暑性も強く、春から秋にかけて開花時期を迎えるので、1年中楽しめることでしょう。

花うららの種類

花うららと同じエケベリア属には、エケベリア・ピンクフリルズという可愛らしい見た目のものや、エケベリア・ラウィという白く純白が特徴的な品種があります。

他にも桃太郎という名前の多肉植物などさまざまな種類が存在しています。また、多肉植物の中には花うららと同じようなロゼット状の葉を持つものが多くあり、違いを区別するのが難しい場合もあるでしょう。花うららを見分ける際は、葉の周りを縁取るような彩りが特徴なので、チェックしてみて下さい。

花うららの名前の由来

花うららという可愛らしい名前の由来は、うららかなるという言葉が語源になっています。春の麗しい様子から名づけられたのです。紅葉する花麗の特徴にピッタリの名前でしょう。さらに属名にあたるエケベリアは、メキシコの有名画家であるエチュベリアが由来になったと言われています。

また、風水的に花うららは玄関に飾るといいと言われています。それは葉が上向きに成長し陽の気を集める考えられるからです。紅葉する可愛らしい多肉植物として飾ってみて下さい。

花うららの好む環境

花うららは名前の通り、晴れたポカポカとした気候を好みます。そのため、天気のよい日は外に出してあげるのがおすすめです。多肉植物である花うららは春と秋に生育するタイプで、真夏や真冬は休眠します。

基本的に室内で栽培されることも多く、高温多湿になる梅雨時期は半日陰に置いてあげるのがいいでしょう。室内に置く場合は、明るい場所に置いてあげるのがおすすめです。また、生育期である春や秋は庭植えも可能になります。

花うららの白い粉

花うららは肉厚の葉が特徴的でついつい触りたくなってしまいます。しかし触ると葉の白い粉が取れてしまうのです。この白い粉は、多肉植物によく見られる果糖と言われる蝋のことになります。ブルームとも言い、ぶどうやきゅうりなどの表面にも確認することができるでしょう。

このブルームは直射日光から葉を守るための物質で、多肉植物の場合は葉の水分を蒸発させないように発生しているのです。

触っても大丈夫?

白い粉でもあるブルームは触っても害はありませんが、触らないようにするのがおすすめです。もしもブルームを触って取れてしまった場合も、日光に当てて育てることで1カ月ほどでまたブルームが発生します。

花うららを丈夫に育てるためにも、葉にある白い粉であるブルームは触らずそのままにしておくのがいいでしょう。このブルームが落ちないようにするためにも触り過ぎず、水やりの際なども水がかかって落ちたりしないように注意してみて下さい。

花うららの育て方


花うららは、園芸店やホームセンターなどで販売されています。ボリュームもあり、華やかなことから多肉植物の寄せ植えにもよく使われているので、チェックしてみて下さい。また、花うららを選ぶ際は、しっかりとした肉厚な葉を持つものを選びましょう。

また、栽培するにあたり、日当たりと風通しのよい場所で育てる様にしてみて下さい。真夏は葉焼けの危険があるので、室内の明るい場所で栽培するのがおすすめです。

用土と肥料

春うららは、サボテンと同じく水はけのよい土を好みます。これは多肉植物に共通して言えることです。ホームセンターなどで販売しているサボテン専用の培養土を使うのもいいでしょう。自分で土を配合する場合は、、鹿沼土と赤玉土、ピートモス、川砂などを土に混ぜるのがおすすめです。

さらに鉢底石を入れると、水はけがよくなるので鉢で栽培する場合は、鉢に石を入れるかネットを敷いてみて下さい。用土をきちんと用意すると育て方も簡単になります。

肥料

花うららは春と秋の生育期に肥料を与えるのがおすすめです。使う肥料は緩効性のある化成肥料か置き肥がいいでしょう。また、休眠期である夏や冬に肥料を与えてしまうと、肥料焼けを起こしたり、枯れることがあるので、注意してみて下さい。さらに、根が乾燥した状態で肥料を与えるのも控えましょう。

また、気をつけたいのが紅葉する時期に肥料を与えることです。紅葉の時期に肥料を与えすぎてしまうと、せっかくの紅葉の発色が悪くなってしまうので気をつけて下さい。

植え付けと植え替え

花うららの植え付けは、生育時期である春か秋に行います。必要な物は、花うららの苗と鉢、用土、鉢底石、ハサミ、ジョウロです。鉢は春うららの苗よりも一回り大きいものを用意しましょう。

後は、鉢に鉢底石を入れ、用土を入れたら、花うららを植え付けます。この時、黒く干からびたような葉がある場合はハサミでカットしましょう。植え付けが終わったら、だいたい3日ほどそのままにしておき、それから水やりを行います。

植え替え

花うららはだいたい2年から3年の頻度で植え替えをするのが良いでしょう。鉢植えの場合は、古い用土だと有機物が減り乾燥した土になってしまうので、定期的な交換が必要です。

植え替える際に土を新しくすると、多肉植物も刺激をうけて元気に育ちます。また、大きく成長すると鉢の中で根詰まりを起こすので、植え替えのタイミングで一回り大きな鉢に交換してあげるのがおすすめです。定期的に植え替えを行えば、長期間に渡って花うららを楽しめます。

水やり

花うららは、土がしっかりと乾いてから水やりを行います。だいたい2週間に1度ふらいの目途でいいでしょう。休眠時期に当たる真夏や、真冬の水やりは肥料と同様控えるようにして下さい。

花うららは高温多湿には弱いので、梅雨時期は特に注意が必要です。また、葉の間に水が溜まると葉が枯れることがあるので、水やりをする際は注意してみて下さい。また、葉に水がかかった場合は拭いてあげるといいでしょう。水やりも回数が少ないので初心者でも育て方が簡単です。

気をつけたい病虫害

花うららの育て方の中でも注意したいのが、病虫害です。アブラムシやカイガラムシ、ハダニやアザミウマなどに注意が必要になります。もしも花うららの葉に害虫を見つけたら、駆除剤などを使って早めに対策を取るのがいいでしょう。

花うららは害虫の注意は必要ですが、基本的に病気の心配がなく育て方が楽です。しかし風通しは悪いとカビは繁殖してしまいます。風通しと過度の水やりには注意してみて下さい。

花うららの夏越しと冬越し


春うららは夏と冬は休眠時期に入ります。夏の育て方として覚えておきたいのは、梅雨時期は水やりを控え、風通しをよくすることです。夏は直射日光を避けて明るい陽射しで管理して下さい。さらに水やりは土の表面を濡らす程度で大丈夫です。

冬は、できるだけ日に当てて乾燥した状態を作るのがおすすめです。水やりは晴れた日の昼間に月1度程度を目安にしてみて下さい。この時期は肥料も与えないようにし、ゆっくりと花うららを休ませてあげましょう。

花うららの増やし方

多肉植物である花うららは、株分けや葉挿しによる増やし方をすることができます。行う時期は秋ごろがおすすめです。株分けによる増やし方は花うららの親株から子株を切りななして、植え付けます。植え替えの時期などに一緒に株分けを行うのもいいでしょう。

株分けは、親株から子株が出ている場合のみ行うことができます。そのため、子株ができていない段階では、株分けは行えません。子株がない場合は、株分けではなく葉押しによる増やし方にチャレンジしてみて下さい。

葉挿しによる増やし方

花うららの増やし方として簡単なのが葉挿しです。葉挿しは秋に行うのがおすすめです。だいたい2週間から3週間で芽が出るのも葉挿しの特徴になります。葉挿しは、葉を丁寧に取り、土に挿すだけです。

半日陰の場所に置いておくことで、根が出てくるうのが葉挿しの特徴です。この時の注意点として、湿っている場所に置いておくと葉押しから根が出ません。土の上ではなく、網など風通しが良い場所で葉挿しを行うのがいいでしょう。場所に注意して置いておくだけで根が出ます。

どのくらいので芽が出る?

葉挿しを行うと、だいたい2週間から3週間ほどの時期で芽が出てきます。花うららの芽が出てきてから、土に根を植えるとどんどん成長するのです。この時の注意点として、湿っている場所に置いてしまうと芽が出にくくなってしまうので、土ではなく網に乗せて葉挿しを風通しの居場所で管理するのもいいでしょう。

春うららの増やし方の中でも葉挿しはとても簡単です。この葉挿しを覚えれば、自宅でどんどん春うららの数を増やすことができるので、寄せ植えなどに活用しやすくなります。

花うららの開花とは

花うららは肉厚で紅葉する葉だけでも可愛らしですが、春ごろには花を開花させます。花うららの開花した花は、ベルのような黄色い花です。春になると葉の間から細い茎が伸びてきて、黄色いスズランのような花を開花させます。

紅葉している葉からさらに花を開花させると華やかな雰囲気になるでしょう。花うららは葉の紅葉だけではなく、春に花を開花させるのも育て方の楽しみの1つになります。貴重な花うららの開花を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

花うららの紅葉の楽しみ方

花うららは花の開花と共紅葉することも人気です。紅葉するのは、秋から冬にかけての低温の時期になるとだんだんと葉が紅葉していきます。花うららの紅葉の仕方は、葉の外側にラインが入るような形でピンク色に紅葉していくのです。

上から見るとロゼット状が美しく、横から見るとまるでネイルをしているような美しさがあります。季節によって紅葉や花の開花などいろいろな姿を見せることも、花うららの育て方の特徴の1つではないでしょうか?


うまく紅葉させるには

秋かた冬にかけて上手に花うららを紅葉させる育て方として、紅葉の時期は肥料の与えすぎに注意が必要です。綺麗に色づくために、栄養が必要だと肥料を与える人がいますが、紅葉の時期は肥料を与えすぎると、逆に発色が悪くなります。

気温が徐々に下がり、冬になる時期は、花うららは冬眠に入る時期でもあるので、肥料や水やりなどを季節に合わせた与え方をすることで、綺麗な紅葉を楽しむことがでできるでしょう。

花うららの寄せ植えを楽しもう

花うららは、さまざまな多肉植物と合わせて寄せ植えにするのも人気の楽しみ方です。寄せ植えにした花うららは、おしゃれなインテリアとしてプレゼントとしても喜ばれます。多肉植物は育て方も簡単なので、贈られた相手も管理しやすいのも特徴です。

花うららと共に寄せ植えにしたい多肉植物が、シャビアナやトップシーダービー、レズリー、メイゲツ、紅葉祭りなどがおすすめになります。

寄せ植えにする際のポイント

花うららの寄せ植えを作る際は、ブリキのポットなどを用意するのがおすすめです。基本的に隙間なく多肉植物を寄せ植えにすると見た目もよく仕上がります。色とりどりの多肉植物を選ぶことで、花の寄せ植えにも負けない華やかさができるのも特徴です。

花うららを始めとする多肉植物は育て方も簡単で、育て方も同じです。夏は半日陰の風通しのよい場所で管理し、水やりも季節によって変えるのがいいでしょう。花うららを使う寄せ植えは初心者でも簡単に作れるのでチャレンジしてみて下さい。

まとめ

花うららは花の開花や紅葉といろいろな楽しみ方ができるのが魅力です。サボテンのように管理が少なく初心者でも栽培しやすいでしょう。また、寄せ植えにして楽しむのもおすすめで、いろいろな多肉植物と合わせれば、おしゃれな寄せ植えのインテリアとしてお部屋を彩ってくれます。

育て方も簡単で、水やりや肥料など季節に合わせて管理すれば、開花や紅葉を手軽に楽しむことができるでしょう。今まで、植物を育てるのが苦手だった人も手軽に楽しめるのでおすすめです。

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花うらら以外にも素敵な多肉植物はたくさんあります。いろいろな多肉植物をチェックしてみて下さい。