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難しいテクニック不要!初心者も簡単なSUPの漕ぎ方を紹介!コツは立ち位置にあり!

近年人気を高めてきているアクティビティ、supをご存知でしょうか。supは漕ぎ方を工夫するだけで様々な楽しみ方ができるため、年齢や性別を問わず、高い人気を誇っているのです。この記事ではそんなsupの基本である漕ぎ方について解説していきます。
2021年7月1日
海龍
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目次

supの基本的な漕ぎ方について徹底解説

Photo bypasja1000

スタンドアップパドルと呼ばれるsupは初めての方でも簡単に行えることから幅広い年代の方から高い人気を誇ります。基本的な漕ぎ方などのテクニックさえできるようになれば、子供でも安全に行えるのです。

この記事ではそんなsupを始める際に最初に覚えるテクニックでもある漕ぎ方や立ち方などについて説明します。これからsupを始めようと思っている初心者の方はぜひ参考にしてください。

supで使用する道具について

Photo bypasja1000

スタンドアップパドルではボード、パドル、ライフジャケットを主に使用します。ボードとパドルにはそれぞれ種類があり、適切な用途に合わせて選ばないとsupを楽しむことはできません。

sup初心者の方はそれぞれの種類や適切な用途について把握したうえで、使用する道具を選びましょう。
 

supボードについて

Photo bypasja1000

supボートは大きくハードボードタイプとインフレータブルタイプの2種類に分類される上、用途ごとに形状が4つに分かれています。それらのタイプや形状によって扱いやすさが全く異なるため、最初はこのボードの種類を把握することから始めましょう。

扱いにくいタイプや自分のスタイルに合っていないタイプを選んでしまうとsupを楽しむことができません。

ハードボードタイプ

Photo bypasja1000

ハードボードタイプは大きな一枚の板です。そのため、持ち運びや保管が大変だというデメリットがあります。しかし、コントロール性や直進性が高いというメリットもあるため、本格的にsupを行っていきたい、という方の多くはこのタイプを使用しています。

インフレータブルタイプ

Photo byFIRSTonline

インフレータブルタイプは空気を入れて膨らますタイプです。空気を入れたら、ハードボードタイプと同じくらい固くなります。折りたたむことができるため、持ち運びの際や収納の際には非常に便利なタイプです。

supボードの形状

Photo bymarcelinosmota

前記でも説明しましたが、ボードの形状は大きく用途ごとに4タイプに分かれています。それぞれの特徴と主に使われる用途について解説するのでどの板の形状が合っているのか知りたい方は参考にしてください。

オールラウンド

Photo bymarcelinosmota

その名の通り、様々な用途に使える形状のボードです。安定性が高く、クルージングやフィッシングなど様々な楽しみ方ができます。初めてsupを行う初心者の方に最適なタイプなので、まずはこのオールラウンドタイプを選びましょう。

レースモデル

Photo byCounselling

supボードを利用したレース用のボードです。先端がサーフボードのように鋭利なため、前方に進む能力に長けています。安定性が低く、操作の難易度が高いため、sup上級者向けのボードです。

ウェーブ

Photo byCounselling

サーフィンのように波乗りの際に使われる形状のボードです。ショートボードとロングボードの2種類があり、初心者におすすめのタイプは安定性が高いロングボードとなります。

サーフィンのように波乗りを楽しみたい、という方は、この形状のボードを選びましょう。しかし、安全に楽しむためにはまずsupの基本を身につけなければなりません。

クルージング

Photo by Happiness Without

安定性と強度が非常に高い形状のボードです。クルージングをのんびりと楽しみたい方には特におすすめ。安全性も高いため、犬などのペットを乗せても安定したsupが楽しめますよ。

パドル

Photo byPexels

ボートでいうところのオールです。主に、丈夫で軽のですが高価なカーボン、丈夫で安価ですが重量があるアルミ、その中間に位置するグラスファイバーがあるため、初心者の方は実際に使ってみてから選びましょう。

長さ調整

Photo byPexels

長さ調整については厳密には人によって漕ぎやすい長さが若干異なります。そのため、実際に漕いでみて違和感があればその都度直すようにしましょう。長さの目安としては自分の身長プラス10cmから15cm程です。

パドルの持ち方

Photo bybarryrjonesjr

水をとらえる方をブレード、その反対側にある握る方をグリップと呼ぶのですが、漕ぐ際にはこのグリップをしっかり握ります。そして、反対の手で、シャフトを握るのですが、この間隔も人によって異なります。

漕ぎやすい箇所を自分で見つけて、微調整していきましょう。

ライフジャケット

Photo bydistelAPPArath

sup初心者の方はバランスを崩して、落水することがあります。そのため、泳げる方でもライフジャケットを着用した方が無駄な体力を消耗しなくて済みます。無駄な疲労を蓄積させないためにも初心者の方はライフジャケットを着用するようにしましょう。

supの基本をマスターしよう

Photo byInstagramFOTOGRAFIN

supの基本であるボードの上への立ち方や漕ぎ方、落水した際のボードへの上がり方などについて説明します。supを楽しむ際には必ず把握しなければならないことなので初心者の方はしっかりとマスターしてください。

基本を理解すれば、supの楽しさがより増していきますよ。

supボード上の立ち方


まずsupボードへの立ち方について解説します。立ち方はクルージング、レース、ウェーブなどどのタイプのsupでも基本中の基本となります。そのため、まずはボードの上で問題なく立ち上がれるように練習しておきましょう。

そんなボードへの立ち方について解説するので、sup初心者の方は参考にしてください。

supボード上での立つ位置と足の間隔

Photo bypasja1000

ボード上での立つ位置はハンドルと呼ばれる持ち運びのための持ち手をまたぐようにして立ちます。足を肩幅に広げ、膝をやや曲げ、重心を落としバランスを取ります。海上では波の影響で板が揺れるため、膝に柔軟性を持たせておきましょう。

脚に力を入れると、バランスを崩すため、なるべく力を抜くことが重要です。最初は感覚をつかむため、陸地でボードの上に立つ練習をすることをおすすめします。

海上での立ち方

陸地で立ち上がる感覚を把握したら、次は、海上で立ち上がってみましょう。その際、ボードと足をつなぐリーシュコードを必ず足に装着しなければなりません。海上では、まず波のうねりがないところまでボードを持って行きます。

そこで、ボードの上に上がり、正座しましょう。この状態で、パドリングをしてボードを安定させ、ゆっくりと立ち上がります。立ち位置などは陸地での練習時と同じです。立ち上がった後、止まっている時間が長いと板が不安定になるため注意しましょう。

漕ぎ方の基本ステップ

Photo byArtWithTammy

supでは漕ぎ方自体は難しいものではありません。前方に進む漕ぎ方、方向転換をする際の漕ぎ方、ともに難しい漕ぎ方ではないので、初心者でも漕ぎ方は簡単に覚えられるでしょう。

しかし、より早く進んだり、効率よく漕いだりする際には漕ぎ方にコツが必要です。ここからはそんな効率よく進む漕ぎ方について解説します。初心者の方は工夫した漕ぎ方は必要ありませんが、上達するためにはこれから紹介する漕ぎ方を参考にしてください。

漕ぎ方の基本①キャッチ

漕ぐ動作の最初のステップをキャッチといいます。パドルを水に挿す動作で漕ぎ始めるための非常に重要な漕ぎ方の動作です。挿す位置は自分から前方ですが、この時重心をずらさない程度でなるべく前方に挿します。

この位置が初心者の方にはわかりづらいのですが、ボードのマークを目印にすると比較的わかりやすいですよ。挿す際はブレード全体が水の中に沈む程度が理想です。また、泡立てないようにゆっくりと挿すことで、効率よく次のステップに進むことができますよ。

漕ぎ方の基本②パワー

Photo by GR167

パドルを自分の足元にまで移動させる漕ぎ方の動作をパワーといいます。パドルを水の中に挿したまま、自分の足元にまでずらすだけですが、腕だけの力だけを使うと非常に疲れてしまうため、体重も使う必要があります。

腕だけでなく、体全体でボードを動かすように意識しましょう。水をかいて前に進むというより、パドルを支えにしてボードを前に押し出すイメージです。

漕ぎ方の基本③リリース・リカバー

Photo byMabelAmber

水からパドルを抜く動作をリリースと呼び、次の漕ぎ出しであるキャッチの準備に入る動作をリカバーと呼びます。リリースのコツは自分の足元辺りで静かに抜くことです。抜く際には余分な力がボードに加わらないように手首をひねってブレードを横向きにします。

抜いたら、リズムよく次のキャッチの動作に入ります。このステップをリカバーと呼び、次の漕ぎ出しの重要なステップです。効率よく進むためにはリズムよく漕ぎましょう。

方向転換する際の漕ぎ方

Photo by 3B's

方向転換の漕ぎ方を解説します。supは常に前方にだけ進んでいるだけでは楽しめません。そのため、前方に進む漕ぎ方と共に、方向転換を行う際の漕ぎ方も重要なのです。初心者の方は必ず方向転換を行う際の漕ぎ方を把握しておきましょう。


後ろから前に漕ぐ初心者におすすめの漕ぎ方

Photo by Wind Fornells

後ろから前に漕ぐ方法について解説します。前方に進む際の漕ぎ方は常に前方から後ろへパドルを動かしました。しかし、方向転換する際は、その逆で、自分の後ろから前に向かってパドルを漕ぎます。一回漕ぐと、ボードが漕いだ側に90度回転します。

回転したら、パドルを反対の手に持ち替え、今度は前から外側に向かうようにして漕ぎます。すると、ボードがさらに90度回転し、最終的に方向転換ができるのです。パドルを持ち替える必要がありますが、非常に簡単な漕ぎ方なのでしっかり把握しましょう。

レース向けの方向転換の漕ぎ方

Photo byAntranias

もっと素早く方向転換がしたい、という方はレース向けの漕ぎ方を行ってみましょう。こちらの漕ぎ方も簡単で、まず、片足を後ろに下げ、テール側に重心を置きます。その状態で前方から外側に向けて漕ぐことで、方向転換が可能です。

テール側を支点にして、半円を描くように回ることがコツとなります。前記で紹介した方法よりもより速く、鋭いターンができるため、レースで主に使用される漕ぎ方です。

落水した際のボードへの上がり方

落水した際にボードに上がる方法を解説します。sup初心者の方は特に落水することが多い上、厚みがあるボードを利用していると、特に上がりにくいため、覚えておきましょう。まず、テール側を沈ませるように上半身をボードに上げます。

反対側のボードの側面をつかみ、ボードを体の下に沈み込ませるようにしましょう。そのままボードの前方に体を動かしていくと板の上に上がることができますよ。

腹ばいパドリングの仕方

Photo by Chris Hunkeler

腹ばいパドリングの漕ぎ方を解説します。腹ばいパドリングは風が強い時や波があるときに便利です。sup初心者の方は覚えておくべき基本テクニックなのでしっかりと覚えておきましょう。

漕ぎ方はまず、ボードの後方に腹ばいになります。そして、パドルのブレードを下向きにして胸の下に差し込みましょう。その状態で、両手でパドリングをすると、ボードが前方に進んでいきます。

漕ぎ方の把握はsupの基本

Photo by Northwest Rafting Company

supの漕ぎ方や立ち方など基本テクニックを解説しました。supは初心者でも簡単に行えますが、安全に楽しむためには漕ぎ方などの基本的なテクニックをマスターしなければなりません。

また、漕ぎ方は1つではないため、その状況に応じた漕ぎ方を行う必要があります。基本的な漕ぎ方を覚えて、supを楽しみましょう。そのうち、supを使った様々なアクティビティに挑戦したくなりますよ。

sup初心者の方はこちらの記事もチェック

supには様々な楽しみ方がある上、それぞれに適したボードがあります。そんなsupの楽しみ方についてもっと詳しく知りたい、というsup初心者の方はこちらの記事もチェックしてみてください。

sup初心者の方におすすめの道具の選び方やsupの楽しみ方について具体的に解説していますよ。ぜひ参考にしてください。