Holts ねんどパテMH121
はじめに:アクションカメラをヘルメットに付ける
アクションカメラヘルメットへの付け方は
アクションカメラはサイズも小さく軽いだけでなく、高画質で動きに強いきれいな映像を撮影できるカメラとして大変人気がある商品です。特にバイクやマリンスポーツ・ハンググライダーなど撮影者が実際にスポーツしている視線で動画を撮影することで迫力のある画面に仕上がります。
アクションカメラの体への取り付け方にもいろいろな方法があり迷うことも。自動二輪やロードバイクでの撮影であるならば装着するだけでカメラも取り外しできる、ヘルメットへの付け方が一般的で人気がある方法となっています。
リアルなライダー視点の撮影にヘルメットの付け方を
今回はリアルなライダー目線での動画撮影を見越したヘルメットへのアクションカメラの取り付け方を紹介・解説していきます。
ヘルメットは頭の形に合わせて丸みがあるものなので、その丸みにできるだけフィットするようなマウントやアタッチメントを選ぶことが、上手なレビュー動画の撮り方・アクションカメラの付け方のポイントです。
付け方の前にアクションカメラのタイプ紹介
アクションカメラのヘルメットへのおすすめの付け方をご紹介するまえに、アクションカメラについて確認しておきましょう。有名なものに日本では株式会社タジマモーターコーポレーションが取り扱い窓口になっているGoproがありますが、SONY製のアクションカムという名前で流通しているものも信頼度が高い人気機種です。
アクションカメラとは
アクションカメラはその名前のとおりアクション(動き)に対応したよりリアルなプレイヤー目線の撮影ができる高画質なカメラとして誕生しました。
そのためにはできるだけプレイヤーの目線に近い撮影ができる位置への付け方が必要となるため、体・またはバイクなどならばハンドル部分などへの取り付け方が可能となるマウントと呼ばれるアタッチメントが豊富に揃っているのも大きな特徴です。
人気のアクションカメラのタイプ別取り付け位置
人気機種でも形で取り付け方に向く場所が変わる
最初にご紹介したアクションカメラの人気機種2つ。Goproは一般的なデジタルカメラをより薄く小さくしたような形をしているのに対し、SONYのアクションカムは横に細長い形をしています。
撮影は長い辺の先端でおこなうため、バイクのヘルメットに取り付ける場合トップ部分またはサイドに取り付けることとなるでしょう。
マウントの組み合わせがヘルメット取り付け方のコツ
ヘルメットのあご部分への付け方がライダー目線に近いといわれます。しかしこの場合形的に難しくなるので、リアル目線で撮影したいときはマウントのアームを複数組み合わせて伸ばしたりと撮影位置の工夫が必要となってくるでしょう。
アクションカメラのヘルメットの付け方工夫を
どのようなアクションカメラを選ぶとしても、自分の選んだカメラでより理想的なロードレビュー動画を撮影するためにはカメラだけでなく、マウントや手ブレ補正が強くない機種の場合はジンバルなども必要となってくるでしょう。
上手な取り付け方にはこれが絶対というものはなく、お持ちのアクションカメラに合わせたマウントやパーツを組み合わせ、撮影角度・手ブレなどに対する工夫をしていきたいですね。
ヘルメットへのアクションカメラの付け方紹介
あごの位置は多くのヘルメットにアクションカメラを取り付けたいと思っている方がよいというレビューをしている位置です。
ライダーの正面にあること、頭の上のように目線が高くなくサイドのように斜め横から見る感じでもなく自然に自分もバイクに乗っているような感じになる動画撮影ができる取り付け位置となっています。
アクションカメラのヘルメットの付け方1.
まずはマウントも基本的なものだけで、取り付けたい場所のヘルメット形状をマウントの形と合わせてしまうやり方です。あまりマウント種類が豊富でないアクションカメラにも使えるのと見た目がシンプルでスッキリとしているのが特徴です。
使用するものはアクションカメラの取り付けマウント1つとねんどパテ・塗装用のスプレー・脱脂用のパーツクリーナー・強力両面テープ(付属のものか無ければ新しく用意)となっています。
アクションカメラのヘルメットの付け方2.
Holts ねんどパテMH121
ヘルメットのサイドでも頭の上でも顎の部分でも。どこでも形をあわせることができるので取り付け方が可能です。まずはヘルメットにパテが付いてしまうのを防ぐためマスキングテープで養生します。
アクションカメラ用のマウントにねんどパテを広げてしっかりと密着するよう押し付け隙間なく形づくっていきます。5日ほどしてパテが完全に硬くなったらヘルメットから取り外してください。
アクションカメラのヘルメットの付け方3.
取り外したパテ付きのマウントは余分な部分をサンダーやサンドペーパーなどで削り落としそのあとマウントのカラーと同じスプレー塗料で着色。乾かしたら早速ヘルメットへの取り付け方となります。
アクションカメラのヘルメットの付け方4.
ヘルメットへのマウントの取り付け方で一番注意してほしいのが脱脂をしっかりすること。ここに油分が残っていると両面テープの強度が落ちてアクションカメラが落下。壊れてしまうこともあるでしょう。
それを防ぐためにも簡単な作業ですが、絶対に忘れてはいけない取り付け方のポイントです。
アクションカメラのヘルメットの付け方5.
強力両面テープはしっかりと圧着してヘルメットとの間にすき間のないようにします。取り付けてしばらくは触らず両面テープが固まるのを待ちましょう。最後にアクションカメラをマウントに装着したら取り付け方は完了です。
マウントを利用したアクションカメラの付け方
次にご紹介するのは基本的な取り付けマウントにプラスしてボールマウントなどを複数組み合わせて装着する方法です。こちらはヘルメットの形状で付け方が難しくまっすぐカメラ位置が合わせられない場合でも、横からアームを伸ばしてカメラのみは正面に来るように調整できるところがおすすめのポイント。
後からビスで角度固定するので撮影してみていまいちであった場合などレンチで再度ゆるめカメラ角度を変えて微調整できるのも便利で使いやすいヘルメットへの付け方となっています。
アクションカメラのマウントとは?何が便利か
マウントとはアクションカメラの取り付けパーツと考えてください。単純にヘルメットやバイクのハンドルなどに取り付けるための台座であったり、ロードレビュー撮影のための角度調整の意味も持ちます。
よりかっこいい自分の理想とするレビューを撮るにはアクションカメラの向きや位置はとても重要ですね。取り付け方先がヘルメットという表面が曲線であるものである場合、基本のマウントの付け方場所はおのずと決まってしまいます。それを調整するのがそのほかのマウントの役割です。
アクションカメラマウントでヘルメットへ1.
先程の付け方にプラスアルファでボールマウントと呼ばれる回転して角度が調整できるマウントが必要となります。
お持ちのヘルメットからできるだけ基本の取り付けマウントの形にそうような場所を見つけて、そこから自分のカメラがあってほしい位置にくるようにマウントの形状や個数をご用意ください。マウントのナットを締めてしっかり固定する形の取り付け方です。
アクションカメラマウントでヘルメットへ2.
最初はどこに取り付けるかヘルメットのできるだけ溝や出っ張りがなくカーブがベースマウントとフィットするようなところを見つけます。これはサイドでも頭の上でも口元でも同じです。
より臨場感があって動画を見る人が見やすいのはライダーの目線でしょう。顔を傾けない限りは道路や視線の先にある標的に対して右にも左にもブレずまっすぐ見る感じです。そこにカメラのレンズがくるようマウントの数や形を調整して組み合わせてください。
アクションカメラマウントでヘルメットへ3.
アクションカメラに取り付けるマウントの組み合わせがだいたい決まったら、先程の方法と同じヘルメットとベースマウントの脱脂をします。そのあと両面テープでしっかりと貼り付けるのも同じです。
取り付け方動画では時間の関係で貼り付けてすぐ触ってしまっていますが、本来ならしっかりと両面テープが固まるまで触らないのが基本。よりしっかりとベースマウントを固定するためのコツです。
アクションカメラマウントでヘルメットへ4.
ベースマウントとヘルメットの取り付け方が完成したらあとはボールマウントを微調整してカメラの向き・レンズの位置などを微調整します。付け方を紹介してくれている方の自分がよいと感じた位置についても動画で解説されていますので、そちらも参考にしつつ自分なりのベストポイントを探すとよいでしょう。
まとめ:ヘルメットへのアクションカメラの付け方
アクションカメラはヘルメットに合う付け方で
アクションカメラのマウントは首からさげたり頭に直接装着できるベルトのようなものもあります。しかしカメラ位置をしっかりと固定してできるだけ手ブレ防止機能を実感できるのは、ヘルメットやバイクのハンドルなどしっかりとカメラ自身が固定されていることが必要でしょう。
今回はベースマウントだけで何とかする方法と、基本のマウントは取り付けやすいところで妥協してカメラのほうをマウントを増やして伸ばしてくるという取り付け方のふたつをご紹介しました。自分のヘルメットやアクションカメラ用のマウントに合わせて取り付け方もお選びください。
アクションカメラが気になる方はこちらもチェック
今回ご紹介したヘルメットへの付け方以外でも手持ちで、バイクに直接取り付けて・手首や頭などアクションカメラは体やそれに近い部分への付け方をすることでリアルに体験しているような動画撮影が可能です。ほかにもおすすめのアクションカメラや面白い使い方解説記事などもぜひ見てくださいね。
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