インセクトランド プラケースワイドビュー ブラック 中
クリアースライダー「ラージ」コバエ防止昆虫ケース
QBOX-50 クワガタ 飼育ケース
菌糸ビン EP-1400 【クワガタ幼虫用】透明容器
KBファーム AG オオヒラタケ菌糸 プラボトル
ノコギリクワガタは大あごが美しい
昆虫の世界で人気を二分するカブトムシとクワガタ。最近は、「大あご」が見事なクワガタを愛する、クワガタマニア専門誌まで発刊されるほどの人気になっています。
日本のクワガタは約40種類。その中でもよく知られているクワガタがオオクワガタにコクワガタ、そして、長く伸びた大あごが特徴の「ノコギリクワガタ」3種類です。
ノコギリクワガタの大あごは長く伸び、その存在感はひときわ目立ちます。今回はそんなノコギリクワガタの飼育方法を紹介します。
ノコギリクワガタを知ろう!
ノコギリクワガタは九州から北海道まで広く生息し、自然界で比較的よく見られるクワガタです。ノコギリクワガタの標準的な体長はオスが2.5~7.5cmほどで、メスが2~4cmまでの大きさになります。オスの体表は黒か濃い褐色で、メスは赤みを帯びた褐色の個体です。
オスは大あごが特徴で、体調が大きい個体のあごは緩やかに湾曲しています。中サイズの大あごは緩やかな湾曲で、小サイズのノコギリクワガタになると直線に近い大あごになります。
ノコギリクワガタの一生
一般的なノコギリクワガタは卵から孵化し、幼虫、サナギ、成虫へと成長していきます。幼虫段階では、卵から孵化したばかりの1齢幼虫となり、サナギとして成長して、1度目の脱皮をしたのが2齢幼虫です。さらに成長を続け、2度目の脱皮で3齢幼虫となります。
一般的にはノコギリクワガタは2年の幼虫期間を経過して、夏の終わりころに成虫となり、そのまま蛹室(ようしつ)内で冬を越し、翌年の夏に蛹室から自然の世界に出て繁殖活動を行うのです。
ノコギリクワガタの飼育方法
ノコギリクワガタは注意すべきポイントを守れば、簡単ではありませんが初心者でも飼育が可能です。
ノコギリクワガタは個体差が大きく、成虫になるまで2年以上かかる場合もしばしばみられ、それだけに育て甲斐があります。ここではペアリングから、交尾、産卵、そして成虫まで成長させる飼い方の紹介いたします。
飼育方法➀:必要な飼育道具と準備
まず、ノコギリクワガタのオスとメス育てる飼育ケースが必要です。サイズは30cm位が最適で、ケース内に敷き詰めるマットと産卵で使用する産卵木が必要になります。
ケースにマットを深さ10cmほど入れてよく固め、その上にさらにマットを追加して入れ、今度は固めず、そこに産卵木の皮の一部が1~2cm出るように埋めましょう。
乾燥防止で水分補給のため霧を吹きかけたり、餌は切らさないようにするのが重要。日々観察して様子を見ましょう。
飼育方法②:採集でも購入でもOK
主役になるノコギリクワガタのオスとメスは採集に出かけて調達してもよいのですが、本来夜行性のクワガタを自然界でオスとメスを一度にゲットするのはかなり困難です。時間を前後してオスとメスを採集できる環境があればよいのですが、多忙な方は購入をおすすめします。
飼育のためのペアは、デパートやスーパーの昆虫売場でも入手でき、簡単に求められるので便利ですよ。
飼育方法③:ペアリングで産卵が決まる!
ノコギリクワガタの飼育では、産卵が絶対条件になります。そこで大切なのがオスとメスのペアリング、そして交尾です。
飼育しているノコギリクワガタのペアリングは「クワガタの意思に任せる方法」と「人間が交尾を補助する方法」の2種類があります。ノコギリクワガタの場合は「同居ペアリング」がおすすめで、交尾はクワガタの意思に任せるので、飼育ケースに入れて一定期間の時間が必要です。
飼育方法④:同居ペアリングは手間はかからない
同居ペアリングは手間はかかりませんが、交尾の瞬間が見られないことが多いので、幼虫が出てくるまで、繁殖の成否がわからない点がデメリットです。
一般的には、ノコギリクワガタのペアは10日間ほどいっしょに入れておくと交尾が行われることが多く、通常は7~9月の期間にメスが産卵します。
飼育方法⑤:生まれた卵は孵化するまでそのまま
産卵後1カ月ほど経過すれば、孵化(ふか)したノコギリクワガタの幼虫を見つけることができます。1回の産卵で約20個の卵を産むのでケース全体に20匹ほどの幼虫が孵化しているはずです。
ただし、1か月ほど経過しても幼虫が現れない場合は交尾がなく、産卵も行われなかった可能性が高いので、ふたたび、成虫のオスとメスをケースに入れてペアリングを開始します。
飼育方法⑥:幼虫は丁寧に扱う
数匹でも幼虫を発見したら、飼育ケース内のマットを取り出し、広げた新聞紙に優しく拡散させます。マットの中に居る幼虫を丁寧に取り出し、その幼虫を菌糸ビンに移し飼育しましょう。幼虫が羽化するまでの期間は気温が25度前後の温度管理で、9~11カ月かかります。
飼育方法⑦:幼虫は菌糸ビンがおすすめ!
ノコギリクワガタの幼虫は、菌糸ビンで飼育するのがおすすめ。菌糸ビンはキノコを繁殖させたマットがぎっしりと詰まった瓶です。
菌糸ビンの蓋に穴を開けてそこから幼虫を入れます。幼虫は菌糸をたくさん食べ、菌糸ビンの白い部分がなくなったら新しい菌糸ビンに移しかえしょう。ただし、サナギになる蛹室(ようしつ)を作り始めたらそのままにしておきます。
飼育方法⑧:羽化の時期は静観
無事にサナギになり自分で作った蛹室に閉じこもったら、そのまま1~2ヶ月間を過ごし、羽化して白いままでノコギリクワガタの形になります。その期間はじっと見守るだけにしましょう。
羽化して成虫の体になってもしばらくはそのままの状態で、徐々に頭部やあごや胸部が茶色になっていきます。その後も胴体や羽根が茶色になり成虫に近づくのです。
飼育方法⑨:蛹室で冬を越すことも
羽化してからノコギリクワガタが成虫として自力で菌糸ビンから出られるまでには1約か月かかります。また、羽化の時期が秋遅くであれば、出で来ずに蛹室で越冬することもしばしばです。
成虫になったノコギリクワガタは、自然界では樹液を摂取するためにクヌギやコナラやブナで活動します。また、そこはオスとメスの出会いの場になります。
飼育方法⑩:環境が整えば複数年生きる
ノコギリクワガタは、幼虫の時期も長く成虫になってからもその年のうちに死なず、2年以上生きることがあります。飼育する場合は温度の変化に気を付け、乾燥を避け、適度な水分と餌を切らさずに与えることで複数年生きることが可能です。
ノコギリクワガタの幼虫は菌糸ビンがおすすめ
ノコギリクワガタの幼虫を菌糸ビンで飼育する方法は、ノコギリクワガタを安全に、しかも大きく育てることができます。
菌糸ビンは幼虫1匹に対し菌糸ビン1本が必要です。また、成虫になるまでには菌糸ビンが2~3本必要になるため、インターネットなどの口コミも参考にして、信用できるメーカーのものを選びましょう。
菌糸ビンは暗く涼しいところで保管
菌糸ビンの交換は菌糸の白い部分が8割くらいまで食べられたら、新しい菌糸ビンへ交換しましょう。白い部分残っていても、2~3ヶ月を目途に交換することをおすすめします。幼虫はスプーンで優しくすくって移しましょう。
菌糸ビン飼育で注意する点として、雑菌などの侵入を避けるためにも蓋を必要以上に開けないことです。また、自然のノコギリクワガタが生活する環境に近づけるため、直射日光の当たらない暗く涼しい場所で保管をおすすめします。
ノコギリクワガタの飼育は温度管理が重要
ノコギリクワガタは夏場に見かける昆虫ですが、酷暑には耐えられません。30度を超える気候になるとノコギリクワガタは雑木林などの日陰で、木の皮に隠れるなど、暑さがしのげる場所で過ごしています。
屋内で飼育を行う場合も、可能な限り30度を超える環境で飼育しないことが重要なポイントです。特に35度を超える場合はすぐに冷房を対処しましょう。
一般的な家庭であれば室内でそのまま飼育可能
ノコギリクワガタを幼虫の卵から孵化させ、幼虫から飼育するときの温度は5度から30度の範囲がおすすめの環境です。成虫と同じように高温に弱いので30度以上の飼育は避けましょう。
ただし、冷暖房が行き届いた一般的な日本の住環境であれば、ノコギリクワガタは室内で飼育することができます。
菌糸ビンを使って幼虫を飼育している場合、菌糸ビン内の温度は外気の温度よりも2~3度高くなるので注意が必要で、場合により水に浸すなどの対策を講じましょう。
ノコギリクワガタ飼育のおすすめグッズ
ノコギリクワガタの飼育を楽しむ方が増えたことで、各メーカーがノコギリクワガタ飼育用のケースや菌糸ビンをそろえています。飼育には1年以上を要するだけに飼育用のケースや菌糸ビンは重要です。人気の飼育グッズからおすすめの飼育用品を紹介します。
おすすめの飼育ケース➀:インセクトランド プラケースワイドビュー
インセクトランド プラケースワイドビュー ブラック 中
ブランド | インセクトランド |
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サイズ | 幅30×20×20.5cm |
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素材 | 天面カバー:ポリプロピレン、ポリスチレン、本体ケース:ポリスチレン |
インセクトランドの「プラケースワイドビュー ブラック 中」はサイズが30×20×20.5cmあり、ノコギリクワガタ飼育初心者に向いています。
素材には特殊樹脂が採用され、軽くて割れにくく、マットの中の状態もみえるように透明度が高いのです。手入れも簡単な飼育ケースで人気飼育グッズになっています。
おすすめの飼育ケース②:クリアースライダー「ラージ」コバエ防止昆虫ケース
クリアースライダー「ラージ」コバエ防止昆虫ケース
ブランド | コバエシャッター |
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サイズ | 幅26.7×奥行18.7×高さ15.9cm |
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素材 | スチロール樹脂 |
コバエシャッターの「クリアースライダーコバエ防止昆虫ケース」は、サイズが26.7×18.7×15.9cmと、小ケースと中ケースの中間的な幅で、30cmを少し切りますがペアリングにはおすすめのサイズです。また、お気に入りのノコギリクワガタを単体で飼育することもおすすめできます。
通気口が全部で150ヶ所あり飼育環境は抜群です。蓋は昆虫の脱走を防止するスライド式で、コバエの侵入を防ぎ、湿度を保って乾燥を防ぎます。
おすすめの飼育ケース③:QBOX-50 クワガタ 飼育ケース
QBOX-50 クワガタ 飼育ケース
ブランド | ハニーウェアー |
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サイズ | 幅49.5×奥行34.5×高さ19.5cm |
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素材 | ポリプロピレン |
ハニーウェアーの「QBOX-50 クワガタ 飼育ケース」は幅が約50cmあり、高さも約20cmあって、ケースを重ねることもできます。
クワガタやカブトムシの飼育ケースで、複数ペアの飼育や産卵などに使用可能です。ケース全体が丈夫で、多少の衝撃では割れまない頑丈さで、ブリーダーも使っているほどです。
おすすめの飼育ケース④:菌糸ビン EP-1400 「クワガタ幼虫用」透明容器
菌糸ビン EP-1400 【クワガタ幼虫用】透明容器
ブランド | 月夜野きのこ園 |
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サイズ | 高さ:13.8cm、直径:12.7cm、経口:11cm |
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素材 | ポリエチレンテレフタレート |
容量 | 1400cc |
月夜野きのこ園の「クワガタ幼虫用菌糸ビン」は中身のオガ粉は生クヌギ50%、生コナラ50%とノコギリクワガタが好む材料です。水分量が約50% 添加剤としてフスマ4%、麦芽3%が入っています。
種菌はオオヒラタケ系で、容器の容量は1400ccあり、高さ13.8cm、経口が11cmあり、ビン内の作業は簡単です。
おすすめの飼育ケース⑤:KBファーム オオヒラタケ菌糸 プラボトル
KBファーム AG オオヒラタケ菌糸 プラボトル
ブランド | KBファーム |
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サイズ | ー |
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素材 | プラボトル |
容量 | 1100ml |
KBファームの「オオヒラタケ菌糸 プラボトル」は、ブナチップをベースにオオヒラタケ菌を使用した菌糸ビンです。
栄養価が高く菌糸の活性も強いので、幼虫の死亡率が少ない高品質の菌糸ビンになっています。幼虫がタンパク質不足にならないように、添加剤として高タンパク成分配合の菌糸ビンです。
ノコギリクワガタがいると心が落ち着く!
ノコギリクワガタの飼育方法やケースの乾燥防止などの管理の仕方について採り上げました。ノコギリクワガタの飼育はペアリングから幼虫、サナギから成虫に育てるまで簡単ではありませんが、成虫が誕生したときの喜びは格別なものがあります。
適正に管理すればノコギリクワガタは1年以上生き続けます。アニマルセラピーではありませんが、特徴的なフォルムでゆっくり動く昆虫は癒しを与えてくれます。ノコギリクワガタを飼育してやすらぎを得ましょう!
ノコギリクワガタの飼育が気になる方はこちらをチェック!
北海道から九州まで生息しているノコギリクワガタについて、簡単な飼い方や管理方法などについて気になった方は以下の記事のチェックをおすすめします。ノコギリクワガタだけでなく、そのほかのクワガタの飼い方についても参考になる情報が満載です。

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