奄美大島はシュノーケリング天国!
奄美大島は鹿児島本土と沖縄本島の中間にある自然豊かな島です。佐渡島に次ぐ大きさの奄美大島には原生林が残り、アマミノクロウサギなどの固有種も生息しています。手つかずの海岸も多く、周辺にはサンゴの海が広がり魚の生息場所としても最適、シュノーケリングが楽しめる場所も満載です。
シュノーケリング場所も多彩な奄美大島
そんな奄美大島ではシュノーケリングの楽しみ方も多彩です。空港からも近く、飛行機の搭乗前後にも楽しめる便利な場所や、冬なら高確率でウミガメに会えるところ、ニモ(クマノミ)たちがたくさんいる奄美大島の離島もあります。
また、開催するシュノーケリングツアーも多く、初心者から楽しめるのも奄美大島ならではです。そんなシュノーケリングにおすすめの奄美大島のスポットを、厳選してピックアップします(本記事は2021年6月24日の情報をもとにしました)。
奄美大島のシュノーケリングスポット【北部】6選!
ここからは奄美大島北部でシュノーケリングにおすすめの場所を取り上げます。北端にある空港からもアクセスしやすい場所が満載、混雑する人気スポットから、トイレやシャワーがない穴場までバリエーション豊富です。
1:土盛海岸
奄美大島でシュノーケリングといえばココ!
土盛(ともり)海岸は奄美大島の北端にあり、奄美空港から車で10分以内のアクセス時間です。空港から一番近いビーチとして有名ですが、奄美大島のなかでも抜群の透明度の海は「ブルーエンジェル」の愛称でも親しまれています。
遠浅の地形で海岸近くは砂浜なので初心者のシュノーケリングにも人気です。目の前には「レストラン&ロッジ翔」なる食事処を兼ねた宿泊施設があり、ウンギャル(青鯛)とあおさ、もずくなどをトッピングした「ウンギャル丼」が名物になっています。
奄美大島シュノーケリングの魅力&過ごし方
沖へ進むにしたってリーフになり、サンゴが豊富な場所にでます。このあたりは上級者からも人気の熱帯魚の生息地帯です。干潮時は潮だまりになるので流れも少なく、安全にお魚ウォッチを楽しめます。
外洋とつながるエリアでは強い流れが発生するので、事前に警告看板を確認してからエントリーしてください。シュノーケリングが初めての場合は、このポイントをメインにする「奄美ネイチャーガイド」などのツアーに参加するのもおすすめです。
基本情報
土盛海岸
- 住所〒894-0501
鹿児島県奄美市笠利町大字宇宿 - 公式サイトURLhttps://www.amami-tourism.org/scenery/764/
- 電話番号0997-63-1111
- アクセス奄美空港より車で約5分
2:大浜海浜公園
奄美大島でシュノーケリングといえばココ!
奄美大島北部の奄美市名瀬小宿大浜地区にあり、奄美市街地から車で15分ほどの観光の立ち寄りにも便利な立地です。青い海と白い砂浜のコントラストがきれいなところで、夕日の景色も美しく観光スポットとしても人気があります。
駐車場がビーチの目の前にあるのもおすすめ点、トイレやシャワーコインロッカーなども完備です。また、隣接した奄美海洋展示館(大人500円ほど)ではウミガメのエサやり体験ができるなど、多彩な遊び方ができます。
奄美大島シュノーケリングの魅力&過ごし方
この海岸は砂浜のためリーフ(岩場)のように怪我をする危険性が低いのがおすすめポイント、一方、砂が舞いやすく透明度がやや劣るのがデメリットです。途中から急に深くなる場所があるので注意しながら沖に向かいます。
周辺にはソラスズメダイやオヤビッチャなどのカラフルな熱帯魚が泳ぎ、元気なサンゴの姿も見られるスポットです。ビーチには「サンセット大浜」という食事処があり、カレーや焼きそばのほか、オリジナルBBQセット(4名以上から)なども提供しています。
基本情報
大浜海浜公園
- 住所〒894-0046
鹿児島県奄美市名瀬小宿大浜701-1 - 公式サイトURLhttps://www.ohama.marutani-amami.com/
- 電話番号0997-55-6000
- アクセス名瀬から車で約15分
3:打田原ビーチ
奄美大島でシュノーケリングといえばココ!
打田原(うったばる)ビーチは奄美大島の北部・笠利町にあるシュノーケリングの穴場スポットになります。奄美空港から10kmほど、車で15分程度のアクセス便利な立地ですが、駐車場数台ほどの穴場で、家族などで静かに過ごすのにも最適です。
細かいサンゴが混じった白いビーチとブルーの海がきれいなところで、シャワーやトイレが整っているのもおすすめ点になります。また、夕方には西日が海面に反射し絶景になるところ、気軽に立ち寄れるデートスポットとしても人気です。
奄美大島シュノーケリングの魅力&過ごし方
こちらの海岸近くは砂地なので魚とはあまり遭遇できません。沖に向かうと海に向かって左側にはサンゴがあり、右側には海藻が多めです。サンゴがある岩場ではテングカワハギなどの熱帯魚を観賞できます。
海藻エリアでは、カラフルな魚との出会いはあまり期待できませんが、ウミガメと出会ったとの口コミもある穴場です。ビーチ併設の「打田原マシュやどぅり」では食事ができるほか、海水から作った天然塩の購入や貴重な塩づくり体験もできます。
基本情報
打田原ビーチ
- 住所〒894-0507
鹿児島県奄美市笠利町大字喜瀬3265 - 公式サイトURLhttps://kankou.amamin.jp/e463192.html
- 電話番号0997-63-1111
- アクセス奄美空港から車で約17分
4:崎原海岸
奄美大島でシュノーケリングといえばココ!
住所は打田原ビーチと同じく奄美市笠利町で、打田原からさらに10分ほど笠利湾の岬に向かったところにあります。目的地付近の道路は車がすれ違えないほど狭いので、注意してお出かけください。
細い道を抜けた先にはマリンブルーの海が広がり、きめ細かい白砂とのコントラストがきれいです。奄美大島でも穴場のビーチでプライベート感覚で過ごせるのもおすすめ点、シャワーやトイレも完備で隣接して「海大将」という宿泊施設もあります。
奄美大島シュノーケリングの魅力&過ごし方
このスポットも透明度が抜群でシュノーケリングにぴったりです。遠浅ですが途中に急な深みがあるので、ライフジャケットなどの着用がおすすめです。
沖にはサンゴ礁もあり、縞模様の魚からカラフルな熱帯魚まで多彩な生き物が観察できます。ウミガメがやってくることもあるポイントなので、海底なども注意深く観察しましょう。「海大将」ではシュノーケリングだけでなくSUPなどのアクティビティ用品のレンタルも実施、軽食の提供もしているので終日遊ぶこともできます。
基本情報
崎原ビーチ
- 住所〒894-0507
鹿児島県奄美市笠利町喜瀬 - 公式サイトURLhttps://info-amami.net/%E5%A5%84%E7%BE%8E%E5%A4%A7%E5%B3%B6%E8%A6%B3%E5%85%89%E3%83%9E%E3%83%83%E3%8...
- 電話番号0997-63-1111
- アクセス奄美空港より車で約37分
5:倉崎海岸
奄美大島でシュノーケリングといえばココ!
奄美大島北部の龍郷町芦徳地区にあり、奄美空港から車で25分と交通の便利なシュノーケリングの名所です。「奄美クレーター」という太古の時代に落下した隕石の跡があり、周辺は静かな内海になっています。
エメラルドブルーのきれいな海は奄美大島でも有数、シュノーケリングだけでなく観光スポットとしてもにぎわいます。魅力的な場所ですがトイレやシャワーなどがないのがデメリットです。有料(1人500円ほど)ですが、浜辺にある「ネイティブシー奄美」などでシャワー室を借りられます。
奄美大島シュノーケリングの魅力&過ごし方
このスポットは海岸近くにサンゴ礁がありあまり泳がなくても、クマノミやキビナゴなどのなどを観察できます。ダイビングにも人気で、さらに奥に進むとウミウシやウツボ、、ハゼなども登場、運が良ければウミガメと出会える場所です。
透明度抜群なので、水深のあるところを泳ぐ生き物たちもくっきり見えるのがこの海域の魅力になります。「ネイティブシー奄美」には、シュノーケリングの客も利用できるレストランもあり、終日過ごすことも可能です。
基本情報
倉崎海岸
- 住所〒894-0412
鹿児島県大島郡龍郷町芦徳 - 公式サイトURL
- 電話番号0997-62-3111
- アクセス奄美空港から車で約25分
6:手広海岸
奄美大島でシュノーケリングといえばココ!
手広(てびろ)海岸は、奄美大島の北部の龍郷町赤尾木地区にあり、空港から車で15分ほどとアクセスの便利なスポットになります。太平洋側にある海岸で、夏は波が高く奄美大島でも有数のサーフスポットです。
周辺の奇石群の景色もユニークでドライブにも最適、車で5分ほどの「ビラビーチ」と呼ばれる場所では、干潮時に現れるハート型の潮だまり「ハートロック」が、パワースポットとしても話題になっています。
奄美大島シュノーケリングの魅力&過ごし方
この海岸にはシャワーやトイレも完備でゆっくりと過ごせます。シュノーケリングは波の少ない冬時期がおすすめ、この時期になるとウミガメがグループで訪れることでも有名です。
ビーチから出発して10分以内で到着する浅瀬には、10匹ほどのウミガメの目撃例もあるほど、クマノミなどの熱帯魚など奄美大島らしい生き物も鑑賞できます。ビーチ前にある「バックパッカーズ」なるゲストハウスではシュノーケリング用品のレンタル(1000円ほど)やツアー(4000円ほど)も実施中です。
基本情報
手広海岸
- 住所〒894-0411
鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木1732 - 公式サイトURLhttps://www.kagoshima-kankou.com/guide/11103/
- 電話番号0997-62-3111
- アクセス奄美空港から車で約15分
奄美大島のシュノーケリングスポット【南部】5選!
ここからは奄美大島の南部のシュノーケリングができる場所のご紹介です。空港から時間がかかる場所が多いですが、人の手が入っていない水質抜群のスポットも多数、奄美大島本島以外の場所も取り上げます。
1:屋鈍海岸
奄美大島でシュノーケリングといえばココ!
住所は鹿児島県宇検村屋鈍(やどん)で、空港からは車で2時間ほどの奄美大島南西部にある名所です。交通がやや不便な穴場のため、静かにシュノーケリングを楽しめる小グループ向けのスポットになります。
ここに至る焼内湾沿いの道ではマリンブルーの海の眺望が最高で、ドライブデートにも人気です。駐車場やシャワーなども完備、奄美大島内でも波の穏やかなビーチで、きれいなサンゴが生息する場所としても知られています。
奄美大島シュノーケリングの魅力&過ごし方
堤防から眺めてブルーの色の濃い部分がサンゴのあるところで、絶好のポイントになります。ビーチの左側の港付近には船が出入りするので、中央付近で遊ぶのが無難です。
カクレクマノミなどの熱帯魚とイソギンチャクのコラボが多く見られるのも、奄美大島シュノーケリングならではの醍醐味になります。ビーチ内にはコテージも兼ねる「やどんカフェ・いちのいち」やソフトクリームやシュノーケリング用品レンタルの「メローショップ」があるのも便利です。
基本情報
屋鈍海岸
- 住所〒894-3633
鹿児島県大島郡宇検村屋鈍 - 公式サイトURLhttps://www.kagoshima-kankou.com/guide/10188/
- 電話番号0997-67-2211
- アクセス奄美空港から車で約2時間
2:ヤドリ浜
奄美大島でシュノーケリングといえばココ!
奄美大島の南端・瀬戸内町にあるシュノーケリングの名所です。空港からは車で約2時間、フェリーが到着する名瀬港からは約1時間20分、古仁屋港からは15分ほどの立地になります。
白い砂浜とエメラルドグリーンの海のコントラストがきれいなところで、トイレ、シャワーのほか15台ほどの無料駐車場も完備です。大きなガジュマルの木が点在しているので木陰でお昼寝をするのも最高のリラックスタイム、対岸の加計呂麻島(かけろまじま)の絶景も見所になります。
奄美大島シュノーケリングの魅力&過ごし方
海岸から50m以上も浅瀬が続く海で、シュノーケリングの初心者でも気軽にチャレンジできるところです。沖に行くほど透明度が抜群になりサンゴも点在、周辺にはクマノミなどの熱帯魚のほかウミヘビやウツボなどの多彩な生き物が登場します。
こちらの魅力は奄美大島でもウミガメ遭遇率が高いところ、一緒に泳ぐことができたとの口コミも多数です。無料のキャンプ場が併設しテントを持参すれば宿泊も可能、周辺には食事処もあるので、終日シュノーケリングを楽しめます。
基本情報
ヤドリ浜
- 住所〒894-1523
鹿児島県大島郡瀬戸内町蘇刈 - 公式サイトURLhttp://www.town.setouchi.lg.jp/kankou/kan/asobu/kaisuiyokujo.html
- 電話番号0997-72-1115
- アクセス奄美空港から車で約2時間
3:スリ浜
奄美大島でシュノーケリングといえばココ!
奄美大島南部の加計呂麻島(かけろまじま)にあるシュノーケリングで人気の場所です。住所は瀬戸内町諸数で、古仁屋港から生間港を経由するか(フェリー約20分・車約7分)、海上タクシーを使ってスリ浜に直行もできます(15分ほど)。
奄美大島本島からのアクセスも便利なので日帰り利用も可能です。「スリ浜」というネーミングは「白い浜」の意、真っ白なビーチとブルーの海が魅力になります。シャワー、トイレも完備、近場にコテージやペンションもあり宿泊も可能です。
奄美大島シュノーケリングの魅力&過ごし方
奄美大島に面した内海なので流れは穏やか、シュノーケリングにも適した場所です。比較的浅いとこにもサンゴ礁があり、カラフルな熱帯魚や縞模様の派手な魚たちがたくさん泳いでいます。時にはウミガメに出会うとの口コミもある魅力的なポイントです。
ピーチには海賊船のような空間と海の幸が名物の「マリンブルーカケロマ」などの人気店があり、シュノーケリング以外にもウィンドサーフィンやジェットスキーなどのアクティビティも楽しめます。
基本情報
スリ浜
- 住所〒894-2144
鹿児島県大島郡瀬戸内町諸数 - 公式サイトURLhttps://www.kagoshima-kankou.com/guide/10243/
- 電話番号0997-72-1199
- アクセス古仁屋から生間港へフェリーで約20分(生間から車で約7分)
4:実久海岸
奄美大島でシュノーケリングといえばココ!
実久(さねく)海岸は加計呂麻島の西端にある、シュノーケリングにおすすめの場所になります。古仁屋からフェリーにのり瀬相港まで25分ほど、そこから車で30分ほどのアクセスタイムです。
荒らされていない自然の美しい海は「実久ブルー」とも呼ばれています。周辺にはサンゴ礁の石垣の家などもあり、奄美大島独特の風景も楽しめると評判です。トイレやシャワーも完備、目の前には「はまのお店」があり、食事やマリンアクティビティのレンタルもあります。
奄美大島シュノーケリングの魅力&過ごし方
この海は沖に出ると深さが3・4mほどのエリアが続き、透明度も高いのでシュノーケリングにおすすめです。サンゴ礁も豊かで、周辺にはイソギンチャクと共生するクマノミの姿が見られます。
さらに沖まで行きたい場合は青の洞窟がおすすめ、満潮時の数時間しか現れない幻想的な景色が評判です。効率よく楽しむなら、実久海岸も含めた1日や半日ツアーに参加してはいかがでしょうか。途中の海域はカラフルな魚で水族館のよう、バナナボートなどのアクティビティとのセットもあります。
基本情報
実久海岸
- 住所〒894-2403
鹿児島県大島郡瀬戸内町実久 - 公式サイトURLhttps://www.kagoshima-kankou.com/guide/10254/
- 電話番号0997-72-1199
- アクセス古仁屋からフェリー瀬相港まで約25分。瀬相港から車で約30分
5:タエン浜
奄美大島でシュノーケリングといえばココ!
奄美半島南西部の宇検村平田地区、空港から車で2時間ほどのシュノーケリングの名所です。人工の海水浴場で、両脇を防波堤にはさまれた穏やかな海で泳ぎや水遊びを楽しめます。
人工の構造物はありますが海は奄美半島ならではの抜群の透明度のブルーで、白い砂浜とのコントラストもきれいです。例年、7月下旬から9月末までは監視員もいるのでマリンスポーツも安心、シャワーやトイレもそろっています。
奄美大島シュノーケリングの魅力&過ごし方
このスポットは沖まで砂浜が続いていて、浅瀬でシュノーケリングしても熱帯魚の姿を見ることが可能です。もちろんサンゴ礁地帯まで行けば、熱帯魚が群れをなして泳いでいるので、じっくりと写真撮影ができます。
特に海水浴客が不在の朝や夕方は透明度が高く、魚たちも岸辺のほうに寄り気味なのでシュノーケリングにぴったりの時間帯です。予約制のバーベキュー場もあり、シュノーケリングをしながら終日過ごすこともできます。
基本情報
タエン浜
- 住所〒894-3631
鹿児島県大島郡宇検村平田 - 公式サイトURLhttps://www.kagoshima-kankou.com/guide/10185/
- 電話番号0997-67-2215
- アクセス奄美空港から車で約2時間
奄美大島でシュノーケリングを満喫!
奄美大島でシュノーケリングに人気のスポットをピックアップしました。土盛海岸は空港からすぐの便利な立地で、きれいな海でカラフルな生き物と遊べるところになります。手広海岸は冬になるとウミガメの家ができるところ、遭遇率を上げたい場合はこちらもおすすめです。
また、実久海岸ではクマノミたちのかわいい姿に出会えるだけでなく、ツアーに参加して青の洞窟に行く楽しみもあります。奄美大島観光をお考えの場合は、このような楽しいシュノーケリングも計画にいれてはいかがでしょうか。
奄美大島が気になる方はこちらもチェック!
奄美大島にはほかにもシュノーケリングを楽しめる場所が満載です。下にはその特集記事をリンクします。また、ダイビングや観光スポットなどの記事もリンクしますので、奄美大島旅行の際のご参考になさってください。
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