ワークマンの登山靴を紹介
2020年の新作の靴が登山向け
ワークマンはセーフティーシューズ、ワークシューズ、そしてカジュアルシューズなどを発売していてさまざまな種類の靴が手に入りますが、アウトドア用の靴として作られた専門性の高い靴が存在します。
それが、2020年に新作の「アクティブハイク」です。アクティブハイクはアウトドア系のアンバサダーに協力をあおいで作られたハイキング(軽登山)に向いた専門性の高い登山靴となっていて発売当初から大きく注目されているワークマンの靴になります。
ワークマンアンバサダーとは
ワークマンのアンバサダーとはブログやYou Tubeなどでワークマンの製品を紹介しているキャンプ好きや自転車好き、バイク好きなどのインフルエンサーのことをいいます。ワークマンの一部の製品はアンバサダーとの共同開発したものがあり、猟師との共同開発で生まれたアウターや綿製品のヤッケなどがあります。
今回紹介するワークマン発の軽登山、ハイキング向けの靴もアウトドアマンの助言を得ている特殊な靴となり、山歩きしやすいと好評です。
はじめに
ワークマンの登山靴「アクティブハイク」の仕様や値段などは、2021年7月時点のものです。マイナーチェンジする可能性もあるため注意してくださいね。
ワークマンの人気登山靴の基本情報・仕様
正式名称は「高耐久シューズ アクティブハイク」となり値段は1900円とワークマンらしい低価格な靴です。本格的な登山靴と比べると値段的に不安になるかもしれませんが、軽登山やハイキング程度なら問題ないと言われています。
山歩き、ハイキング向きの靴としては非常に値段が安いですが、高耐久性のある素材で作られていてアウトドアに合った機能があり非常に評判がいいアイテムです。しかし2021年7月現在、ワークマンのECサイトや店舗でも売り切れで入手困難です。
オフロードで歩くためのアイテム
アクティブハイクの外見も通常のスニーカーと大きく異なります。ソールが厚めになっていて山歩きしやすいようになっていたり、専用の中敷きが使われていたりとオフロードで歩くことを想定された作りになってるところが、ワークマンの他のスニーカーや靴との大きな違いです。
登山靴に多いハイカットやミドルカットではなく使いやすいローカットの靴になっているため、履きやすいところもポイントになります。ハイキングだけではなくキャンプなどでも使いやすいですよ。
カラーバリエーションとサイズ
サイズは男女兼用で一番小さいサイズが24.5cm。最小サイズから5mm刻みで大きくなっていき最大28.0cmです。ワイズはEEE(3E)の少しゆったりめの形状をしていて足幅が広めの方でも使いやすい靴になります。サイズ感がわかりにくい方は、ワンサイズ大きいものを購入し、中敷き(インソール)で調整するといいでしょう。
カラーバリエーションはブラックとリアルツリーの2種類があり、リアルツリーはアウトドアに非常にマッチすると評価されています。
材質
アクティブハイクの材質はポリエステル、ポリウレタン、EVA、合成ゴムです。靴底がEVA、合成ゴムとなり本体はコーデュラ製アッパーも使われていて強度が高いです。
コーデュラとはアメリカのインビスタ社もしくは、インビスタ社が指定する工場で作られた強度と耐久性に優れ軽量な素材のことで身近なものではアウトドア用品、リュックサック、ポーチなどに使われています。軍用のテントやバッグでも使われている折り紙付きの高耐久性素材ですよ。
軽量
重量は26.5cmで約330gほどと比較的軽量です。通常のスニーカーと比べると重量がありますが、軽登山向け、トレッキング向けとしては軽めになります。
例えば本格的な登山靴用品を発売しているmont-bellの軽量な軽登山向けの靴(ラップランドストライダーメンズ)でも400gは超えます。材質の強度と登山靴の重さは比例するため単純比較できませんが、ワークマンの登山靴は非常に軽いです。
ワークマンの人気登山靴の魅力
1:厚めのソール
タウンユースのカジュアルシューズの場合ソールが厚いものでも厚底ブーツのようになっているものは少なめですが、本品は舗装されていない山道を歩くための靴となり、長時間歩いても疲れにくいように肉厚のソールでクッション性が高められているデザインになっています。
また、登山は重たい荷物を背負っていることもあり、クッション性がないと歩くだけでも大変です。アクティブハイクは低価格ですが、厚めのクッションが足首周りに配置されていて安定感があります。
靴の中でずれない
中敷きも工夫が施されていて、土踏まず部分にクッションが追加されてことでフィットしやすく滑らないように補強されています。EEEという少しゆとりのあるワイズ(足囲)ですが、靴の中で足が動かないようになるため、登山道という未舗装の場所でも歩きやすいようになっていますよ。
中敷きを少しだけ立体的にした小さな工夫ですが、仕様としてアンバサダーがこだわった部分と言われていて軽登山やトレッキング、ハイキングにおすすめです。
2:撥水加工
ワークマンのアクティブハイクは撥水仕様になっている機能的な靴です。撥水加工は繊維の外側に撥水加工を施すため縫い目から雨が侵入することもあり完全防水のように極めて強い防水性能はありません。しかし、撥水加工のおかけで小雨なら通常のワークマンの靴よりも染み込みにくく濡れにくいです。
撥水加工が施されているのはアッパー部分だけとなり水溜りを踏んでしまった時や水がはねたときに防いでくれますが、靴紐の下は水が染み込む通常生地になっています。
ワークマンの独自の耐久性のある撥水加工
ワークマンの登山靴には高耐久性のワークマン独自撥水加工「SplaTECH(スプラテック)」が施されています。SplaTECHは50回洗濯してもJIS(日本工業規格)で定められた撥水等級3がある丈夫な加工です。
フィルムなどを挟んで防水する加工と比べ撥水は摩擦などに弱く、徐々に効力がなくなり水を弾かなくなりますが、ワークマンの登山靴は効力が落ちにくい仕様となり非常に機能的になります。
通気性もわずかに残る
本格的な登山靴だと完全防水になっているものが多いですが、ワークマンらしい値段で完全防水にしてしまうとゴアテックス(GORE-TEX)のような透湿性の素材が使えないため蒸れる原因になります。そのため防水よりも隙間が多い撥水にすることで僅かですが、通気性を残した仕様になっていて長靴のように蒸れることは少なめです。
ゴアテックスと比べると通気性はなく蒸れますが、秋などの涼しい時期なら問題ないと言われていて、注意点でもあり魅力でもあります。
3:丈夫な素材
ワークマンの登山靴は「高耐久シューズ」という名前の通り丈夫さ、耐久性にこだわって作られている人気の靴です。ハイキングやトレッキングなどの軽登山でもおすすめできるスペックになるように丈夫なコーデュラがきちんと使われていて厚めのソールになっています。クッション性が多い部分は履き心地だけではなく、耐久性にも効果が期待できますよ。
また、前述したようにワークマン独自の撥水加工で汚れや水を長い時間弾いてくれる部分もおすすめの理由です。
5:機能的な構造
山道を歩いていると砂や小石が靴の中に入ることもあります。ワークマンの登山靴がトレッキングやハイキングにおすすめの理由は、ガゼットタンを採用していて小石など入りにくい機能的な設計になっている点です。
ガセットタンとはアッパー部分と靴紐の下のシュータン部分が一体化になっていて隙間がない構造ですよ。完全に一体化すると履きにくいためスリットはありますが、浅めのためきちんと異物をブロックしてくれます。
アウトソールはオフロード向き
登山靴の機能、性能を決めるアウトソール(靴底のグリップ)は非常に大きく、隙間があり泥がつまりいにくい独自のパターンを採用しています。そのためワークマンの一般的なスニーカーよりスリットも深くなっていてグリップ力にもある程度評価されている人気アイテムです。
未舗装の道を歩いていて泥が簡単に詰まるようなら、登山靴として使いにくいですが、ハイキングなどの軽登山で使えるようにきちんと計算されて作られています。
6:タウンユースでも使える
本格的な登山靴は、スニーカーと比べるとやや重たく、高価な物が多いため、タウンユースで使うには少しためらってしまいますが、ワークマンの登山靴は、タウンユースとして非常に使いやすいです。2WAY仕様といっても過言ではなく比較的軽いため歩きやすさがあります。
また、登山靴のデザインも定評がありタウンユースで使いやすいブラックもあり、ワークマンの登山靴はどこでも使いやすいです。アウトドア用の靴とスニーカーの間のようなデザインになっています。
履きやすい
ハイキングなどでは足首をホールドしてくれるミドルカットやハイカットの登山靴もありますが、高さがある分履きにくさも出てきます。ワークマンの登山靴は通常の靴と同じローカットのため履きやすいですよ。
蒸れてきてたら休憩のときに足を出しやすく、タウンユースで使う場合も気軽に履けるため使いやすいです。
7:値段
ワークマンの登山靴の最大の魅力になるのが値段、価格帯です。有名ブランドの本格的な登山靴と比べると半額以下になることから非常にコスパに優れていて価格帯では大きなアドバンテージとなります。
低価格のため本格的な登山靴と比べるとフィット感やクッション性、アウトソールのグリップ力などは異なりますが、初心者の最初の一足としておすすめできる機能性がきちんとあり低価格な点は評価が高いです。ただし低価格なため注意点なども存在しますよ。
店頭で受け取ると送料無料
ワークマンのオンラインストアを使った場合は基本的に送料が必要になりますが、全国にあるワークマン、ワークマンプラス、ワークマン女子の店頭で受け取ると送料がかからないため店頭と同じ価格で購入できます。
また、ワークマンのオンラインストアとワークマン各種店舗では在庫が異なるためどちらかで売り切れになっていた場合でも、実店舗とオンラインストアを調べてみましょう。ワークマンの人気商品を買う方法として実店舗とオンラインストアのチェックは重要です。
ワークマンの人気登山靴の注意点
登山靴の撥水部分はアッパーのみ
登山靴の水を弾いてくれる部分はアッパーだけです。アッパーとは靴の表面部分を差します。靴紐の下の部分はシュータンあるいはタンといいワークマンの靴はタンから水が染み込んでくるため短時間でも強い雨が降っていると濡れてきますよ。この部分は大きな注意点となります。
また、防水は水を通さないように生地の間にフィルムなどを挟んでいますが、本品は撥水のため少雨でも圧力が加わると水が染み込む可能性があり過度な期待はしすぎないように注意してくださいね。
登山靴のグリップ力に注意
ワークマンの登山靴は軽い登山、ハイキングにおすすめの靴ですが、本格的な登山靴と比べるとどうしてもグリップ力は落ちます。乾いた土や木の葉の上でなら問題なくグリップが効きますが、マンホールや岩場、濡れた木の葉などではグリップ力が期待できない、滑りやすいと言われていますよ。
通常のスニーカーと登山靴を比べるとグリップ力はありますが、過信しないように注意してくださいね。スニーカー以上で登山靴以下のグリップ力、性能という評価が多いです。
ワークマンの人気登山靴のレビュー・評判
きちんと使えると評判がいい登山靴
#ワークマン の
— akkii_yamanobori@山を再開しました😅 (@akkiiyamanobori) June 10, 2021
アクティブハイク(紐は交換)で
日光白根山に登って来た!
低山やハイキングだけじゃなくても
十分使えます。#ワークマンプラス pic.twitter.com/edQsJGZADP
前述したように注意点はありますが、天候や登山道の状態によってはワークマンの靴を本格的な登山で使えると言われています。通常のスニーカーと比べるとワークマンの登山靴のほうが使いやすく、普通の靴よりも厚いソールでしっかりサポートしてくれため初心者の初めての登山、トレッキング用の靴としておすすめです。
登山靴も通常の靴と同じ構造のため靴紐も自由に変えられるためカラーバリエーションは少ないですが、アレンジも可能できます。
釣りでも評判がいい登山靴
雨上がりの釣りで、スニーカーが泥だらけ。
— mini (@mini0032) September 24, 2020
ネットで評判のワークマンのアクティブハイクを帰りに近所のワークマンに寄ったら奇跡的にあったから買ってみた。#ワークマン #アクティブハイク pic.twitter.com/1sEZAB7Etw
登山靴のため軽登山向きですが、アウトドア全般で使えるためさまざまなアウトドアシーンでのレビューがあります。おかっぱりでの釣りに使っている方も多く、アクティブハイクのグリップ力は評判がいいですよ。また、通常のスニーカーと比べ水を弾く撥水加工になっている部分もレビューで評価されています。
散歩でも評判がいい登山靴
ワークマンで『高耐久シューズ アクティブハイク』を買ったので、お散歩してきました。
— キャンプいく子@campiku.com (@camp_iku) September 11, 2020
初履きで1時間くらい歩いても靴ずれもなく、軽くて歩きやすかった😊
また詳しくはブログでレビューします❗️#ワークマン#高耐久シューズアクティブハイク pic.twitter.com/iQldpI4ZoV
登山靴ですが、散歩で歩いても問題なく使えるというレビューもあります。ワークマンの大人気シューズのためさまざなレビューがありますが、釣りや登山、キャンプなどのアウトドアだけではなく普段使いにも対応して低価格なところが評判です。
非常に人気のある登山靴のためHPなどで入荷状況をチェックしていないとすぐに売り切れてしまうアイテムになります。
ワークマンの登山靴のまとめ
低価格でもきちんと使える登山靴
ワークマンの登山靴は低価格ですが、軽登山やハイキング、キャンプなどのアウトドアで使いやすい機能性の高いアイテムになります。ワークマン独自の高耐久撥水加工と泥が詰まりにくいグリップ力たかいアウトソールを使い、一般的なスニーカーよりも滑らず厚いソールでクッション性があり疲れにくいところが好評です。
コスパがいいため初めての登山靴にもおすすめですよ。
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