Mozambique(モザンビーク) キャンプ
WAQ キャンプマット 1人用
FIELDOOR レジャーマット
キャプテンスタッグ EVA フォーム マット
フォールディング マットEX
Egg Nest Folding Mat
スイッチバック ボリエール レギュラー
HOMFUL キャンプマット
クローズドセルマットとは
アウトドアで使うマットのこと
キャンプや登山などアウトドアで寝るときに使うマットには、大きく分けると3種類のマットがありそれぞれ特徴が異なります。今回紹介するクローズドセルマットは、単純構造で低価格の発泡性があるスポンジのようなポリエチレン製などのマットです。
低価格なマットですが、100均などで販売されている銀マットと比べると厚みがあり、裏表に凹んでいたり盛りあがっていて大きく異なります。同じようなポリエチレン製の銀マットでもクローズドセルマットの方が快適です。
クローズドセルマットの構造・厚みについて
クローズドセルマットはエアーマット、インフレータブルマットと比べ遥かに単純な構造をしています。スポンジのようにふわふわとした発泡性のあるポリエチレンのマットに、数センチの凹凸を加えただけの構造で、空気を入れる必要がなく、パンクすることもありません。
機械などと同じで複雑な構造ではなく、単純構造のため故障に強いことから、登山などで過酷なアウトドアでは使われやすいですよ。前述した銀マットよりも厚みがあるのも大きな特徴になります。
クローズドセルマットは厚みが大切
クローズドセルマットは空気を注入しないタイプのため、クローズドセルマットの厚み自体がダイレクトに寝心地などに作用します。厚みがあるとかさばりやすく重量も増えますが、寝心地がよくなるトレードオフの関係です。
また、空気を注入するタイプは5~10cmと厚みのあるものが多いですが、クローズドセルマットは蛇腹状に折りたたむことから厚いものでも3cm前後しかなく、空気を入れるタイプと比べるとクッション性が低めで、段差のカバーはできない注意点もあります。
クローズドセルマットの選び方
使用サイズ
マットは登山用、キャンプ用でサイズが異なるものが多いです。登山だと頭から胴までしかなく、足元までのマットを省くことで軽量化したものや、マミー型のように体のアウトラインに沿った形状にすることで軽量化したものがあります。
クローズドセルマットは封筒型のように長方形になっているものが多く、キャンプでは登山よりも重量を気にしなくてもいいため、サイズや形状を確認しながら、アクティビティにあったクローズドセルマット選びましょう。
収納サイズ
空気を入れるタイプは、非常にコンパクトになりますが、クローズドセルマットは蛇腹状にどんどん折りたたんで持ち運ぶため、厚みがるほど収納サイズが大きくなるため注意しましょう。厚みが2cmのものでも蛇腹状に折りたたむと12cmもの高さになってきますよ。
前述したように快適さ、寝心地と収納サイズはトレードオフの関係になるため、収納サイズと寝心地のどちらを重視するかで選び方が変わってきます。登山をする場合は、収納サイズや重量を優先にするといいでしょう。
メーカーを選ぶ
基本的にクローズドセルマットは、アウトドアブランドから発売されているため人気のアウトドアブランド、メーカーから選ぶと失敗が少ないです。また、前述した故障、破損することはあまりなく評判を確認しながら好きなメーカーを選んでもいいでしょう。
有名な海外のメーカーではサーマレストやニーモなどになり、日本のメーカーではキャプテンスタッグ、バンドックなどになりさまざまなブランドから発売されています。
熱抵抗値
科学的にクローズドセルマットの性能を表した数値がThermal resistance valueです。Thermal resistance valueは熱抵抗値を意味し国内ではあまり使われていませんが、熱抵抗値を参考にすることで温かいマットかわかりますよ。
Thermal resistance value、熱抵抗値の記載はR値として記載されます。値が高いほどマットが暖かく感じやすくなることから、どんなシーズンで使えるか目安になります。
値の目安
寒い時期には4以上がおすすめになり、暖かい時期は2前後が目安になります。寒さの感じ方は人によって違うため、寒さに強い方なら低い値のものでも大丈夫です。また、マットを重ねることで熱抵抗値は増しますよ。
2020年に新規格に
Thermal resistance valueは2020年よりも前からありますが、2020年に測定法などが変わり新しい規格に変わっていて、R値と旧来のR値が異なるマットもあります。
基本的に現在記載されているR値は新しいものになるため、古いモデルと比べるとR値が増減している可能性がありますが、暖かさ自体は大きく変わらないと言われていますよ。
おすすめクローズドセルマット8
1:Naturehikeマット
Egg Nest Folding Mat
中国のメーカーNaturehike(ネイチャーハイク)のクローズドセルマットタイプのマットです。卵のパックのような凹凸とアルミにより保温性、断熱性の高いマットになっていてクッション性と快適な寝心地があります。
サイズは56×185cm、厚みは1.8cmとなり収納サイズは13×15×56cmになり、収納袋と結束用のゴムバンドがきちんと付属し、携帯性が高くコスパの高いマットとして人気です。
おすすめマットの特徴
アルミとポリエチレンのシンプルなマットで低価格です。交互に折り畳めコンパクトになることから、徒歩でのキャンプでも運びやすく、重量もアルミ蒸着フィルムを使ったタイプとしては、標準的な460gしかありません。また、収納袋も標準で付属します。
ネイチャーハイクのマットはカラーバリエーションが豊富で、鮮やかなブルーやオレンジ、パープルなどがります。また、ネイチャーハイクという中国のブランドですが、評価は高く安心して使える安めのマットです。
Naturehikeの評価
ネイチャーハイクのマットは、キャンパーからきちんと支持されているクローズドセルマットになります。寝心地もエアーマットよりもいいと評価されていて、キャンプでも登山でも使いやすいです。
2:HOMFUL キャンプマット
HOMFUL キャンプマット
HOMFULのクローズドセルマットは安くて幅広く使いやすく機能的なマットです。HOMFULはネイチャーハイクと同様に人気のあるアウトドアメーカーになり、熱抵抗値の記載もきちんとあります。
大きさは60×180cm、厚み1cmとワイドで使いやすく、厚みが少ない分少しコンパクトになり、収納サイズは60×15×11.5cmです。重量は収納袋込みで450gになります。
おすすめマットの特徴
横幅がワイドなため体格のいい方でも使いやすいく、硬めのため身体が沈み込まずしっかり保温されるようになっています。また、HOMFULが海外メーカーということで、非常に安いところも本品の特徴です。
さらに、メッシュ状の収納袋と折りたたんだ状態で固定するためのゴムベルトが付属して、アウトドアで使いやすくなっていますよ。クローズドセルマットは、背が低い方だと折りたたむことで枕や足枕にできるため、エアーマットより使い勝手がいいです。
HOMFULの評価
HOMFULのクローズドセルマットは日本の人気メーカーと比較しても、遜色なくコンパクトで使いやすいと評価されています。断熱性もあり寒い時期のキャンプでも使いやすいです。
表面にアルミが施されているので、キャプテンスタッグのマットと比べて硬めです。自分は硬めが好みなのでよかったです。アルミがない面はキャプテンスタッグのものと同じように柔らかいです。アルミが施されているので年末にソロキャンプをした際も冷気を遮断してくれて寝心地に不満はなかったです。
3:FIELDOOR レジャーマット
FIELDOOR レジャーマット
FIELDOOR(フィールドア)は日本のメーカーで、低価格帯のクローズドセルマットを発売しています。本品はアルミを蒸着していない通常モデルになりますが、数百円足すと断熱、保温性のあるアルミを蒸着したモデルもあり全体的に価格が安いところがフィールドアの魅力です。
サイズは190×57cm、厚み2cmとなり、全体的に大きくしっかりした厚みがあるタイプになります。収納サイズは57×15.5×12cmとなり、他のクローズドセルマットより少し大きいです。
おすすめマットの特徴
高さも幅も他のマットと比べると、フィールドアのクローズドセルマットは大きいため、身長の高い方でも使いやすいです。また、他のマットと比べると低価格帯で厚みが2cmもあるため、断熱効果も期待できます。
今回紹介したモデルは、コスパを優先した通常モデル(XPE素材だけのクローズドセルマット)ですが、数百円足すと断熱効果が本品よりも高いアルミを蒸着したタイプもあり、使うシーズンや頻度によって選べるところが本品の魅力です。
フィールドアの評価
フィールドアのマットはサイズが大きいためキャンプには向いていますが、登山では少し使いにくいという評価もあります。大きいですが、重さは470gと他のクローズドセルマットと比べ極めて重たいというわけではなく、徒歩でも持ち運べる重量です。
低価格帯で使いやすいマットですが、収納袋などが付属していない点は注意してくださいね。ゴムベルトなどは100均でも入手できます。収納袋などは付いていませんが、全体的にコスパが高いクローズドセルマットです。
4:Mozambique(モザンビーク) キャンプマット
Mozambique(モザンビーク) キャンプ
Mozambiqueは東京都渋谷区にあるアウトドア用品のメーカーです。発泡性のあるマットに断熱、保温のためのアルミを蒸着させた機能的なクローズドセルマットになっていて、暑い日でも寒い日でも快適に使えます。
厚みは2cmもあり、サイズは56×183cmとインフレータブルマットと同等の広さがあり、長めに作られていて評価が高いです。収納するときは交互に折りたたんでいき、付属の専用ケースに入れるだけになります。重量は495gです。
おすすめマットの特徴
専用ケースが付いているため持ち運ぶ最中に汚れることが少なく、雨の日でも濡れにくいです。また、クローズドセルマットの特徴でもありますが、すぐに使えて汚れなども水で洗い流せるなどトップブランドのマットと遜色なく使えると言われています。
熱抵抗値(R値)の記載があるところも大きなポイントです。前述したように、海外の規格のため取り入れているメーカーは少ないですが、Mozambiqueではきちんと取り入れられていて、本品は2.6の熱抵抗があります。
Mozambiqueの評価
クローズドセルマットは有名なメーカーと比べて、遜色なく耐久性や寝心地が高く評価されています。底つくことなく、身体を安心して預けられると言われていて、寒さに強い方なら熱抵抗値が2.6もあるので、秋などの肌寒いシーズンにも対応できる3シーズン用として人気があります。
耐久性が高いのとトップブランドと比較すると、低価格な点なども評価されているおすすめクローズドセルマットです。
まずは寝心地
他の人も書かれてるようにサーマレストに較べて硬いのは確か。しかし、程よい。むしろ柔らか過ぎず底付きを感じにくいので良い。
次に耐久性
硬い分強い。凸部分の経たりも少ない。併せて擦れでの摩耗も少ない。耐久性も申し分ない。
5:WAQ キャンプマット
WAQ キャンプマット 1人用
日本のアウトドアメーカーWAQ(ワック)から発売されているクローズドセルマットは、182×57×1.8cmの長方形のタイプです。アルミが蒸着されている機能的なタイプで、暑い時期はアルミの面を下にして、寒い時期はアルミの面を上にすることで、熱を反射し断熱、保温できることから、肌寒い時期でも使いやすい3シーズンに対応したモデルになります。
収納サイズは57×15×12cmとなり、XPE素材を使用した耐久性が高い丈夫なクローズドセルマットです。
おすすめマットの特徴
アルミ蒸着で幅広いシーズン対応していることから、非常に使いやすいです。クローズドセルマットは何度も使っているうちに弾力性がなくなってきて、寝心地が悪くなっていきますが、WAQのクローズドセルマットは、弾力性や耐久性に優れているXPE素材を使用していることから、耐久力が高いと言われています。
熱抵抗値の記載がないため正確に何シーズンに対応しているとは言えませんが、愛用者が多いおすすめのクローズドセルマットの一つです。
ワックの評価
ワックのクローズドセルマットは、冬キャンプでも使われているぐらい確かな断熱性能があるため、寒い時期でも使えるという評価があります。生地が沈み込まず、身体を預けていても冷気を感じにくいと言われていて評価が高めです。寝心地については人それぞれですが、マット自体が固めのため、基本性能はいいと言われています。
付属品としてメッシュの収納袋が付いてくるところも評価されていて、マットをきれいに持ち運べますよ。
冬キャンプ、車中泊用に購入
素材か硬めなので癖付けがあり広がっても蛇腹になったままであるが、単体では使わないのでシートや寝袋を引けばそんなに気になるほどではありませんでした
地面からの防寒性についてはなかなかいい感じでシャットアウトしてくれますが、冷気が無いことは無いので極端な冬山などでは工夫がいると思います
6:キャプテンスタッグ キャンプマット
キャプテンスタッグ EVA フォーム マット
日本のメーカーののクローズドセルマットといえば、キャプテンスタッグという方も多いのではないでしょうか?それくらい定番の製品になっています。大きさは56×182cm、厚み2cmがあり低価格帯ですが、クッション性がきちんとあるおすすめクローズドセルマットです。
寝袋と比べると横幅がコンパクトですが気にならず、身体を預けても沈み込まずに使えると評判です。材質は発泡ポリエチレン、EVA樹脂ですが他のクローズドセルマットと使い勝手は変わりません。
おすすめマットの特徴
厚み2cmでしっかり地面の凹凸、硬さを和らげてくれます。また、本品の重量は257gしかなく非常に軽いという特徴があり、オートキャンプで使うならあまり関係ありませんが、登山でクローズドセルマットを使う場合は、他のマットより4割ほど軽くなっているため徒歩でのキャンプ、登山では非常に使いやすいです。
空気を入れるタイプはパンクしない限りずっと使えますが、クローズドセルマットは徐々にクッション性がなくなるため、手軽に買い換えられる価格帯も魅力になります。
キャプテンスタッグの評価
発泡素材で空洞がたくさんあり、空洞の一つ一つが断熱材の役割を果たしてくれるため、寒い時期でもしっかり使えると評価されています。また厚みがあり身体を預けても痛みを感じることなく寝心地がいいと評判です。
前述したようにサイズに対し軽く、登山でも使いやすいということは、空気の層がたくさんある証拠にもなり、断熱効果が期待できる登山に向いている低価格帯のクローズドセルマットになります。
空気の層がたっぷりと出来るため、断熱効果は抜群だ。
厳冬期に使ったことはないが、冷気が伝わってきて眠れないなどということは今まで一度もない。
寝心地も非常に良い。
多少砂利があるところでも、まったく問題ない。
7:フォールディング マットEX 発泡
フォールディング マットEX
バンドックのアルミを蒸着した保温性、遮熱性にすぐれたタイプのクローズドセルマットです。片面しか蒸着されていないため暑い日は地面側をアルミにすることで熱く感じにくく過ごせます。バンドックも低価格帯のクローズドセルマットとなり大きさは約182×56×2cmですよ。
2cmの厚みは突起部分を含めた状態になり、重量は約430gです。キャンプと登山ではキャンプに向いているクローズドセルマットになります。
おすすめマットの特徴
フィールドアやキャプテンスタッグと同様に、低価格帯のクローズドセルマットになります。フィールドアやキャプテンスタッグと比べると、本品はアルミ加工になっていて保温性が高いモデルです。熱抵抗値の記載はありませんが、肌寒い時期でも使える3シーズン用になっています。
アルミ加工の機能的なタイプの中では低価格で安いため、ファミリーキャンプで家族全員のクローズドセルマットがほしいという方にもおすすめです。
キャプテンスタッグの評価
低価格ですが使いやすいと好評のクローズドセルマットです。現在では標準的な広さですが、発売当初は他のマットよりも広めという声もあり、非常に使い勝手がいいと言われています。
リーズナブルなマットが欲しくて購入。横幅が他社のものよりも5センチくらい広いので寝やすいです。
8: ニーモ スイッチバック ボリエール
スイッチバック ボリエール レギュラー
スイッチバック ボリエールは、アメリカの人気アウトドアブランドのクローズドセルマットです。海外メーカーのため熱抵抗値がきちんと記載されていてR2.0の性能があり、肌寒い時期に使える3シーズンに対応のマットになります。サーマルフィルム(アルミ蒸着フィルムのようなもの)により保温性、断熱性が高めです。
大きさは51×183cm、厚み2.3cm、収納サイズが13×14×51cmとなりやや狭めですが、厚みが高く寝心地がいいですよ。
おすすめマットの特徴
アメリカのブランドのためきちんと熱抵抗値の記載がありどんなシーン、時期で使えるのかわかりやすいところ、厚めで身体を預けても底につくことなく、快適な寝心地が得られるようになっていところが特徴です。
また、表面の凹凸も独自形状で、他のクローズドセルマットよりも空気を溜め込みやすい形をしていて、断熱性が非常に高くなる構造をしている点も本品の大きな特徴になります。
ニーモの評価
厚みがあり、断熱性の高いクローズドセルマットのため、冬キャンプでも使いやすいと評価されています。熱抵抗値が2.0だとマットだけでは寒いため、きちんと冬用のシュラフを用意することで快適なキャンプが楽しめますよ。
冬キャンプでコットなしで、この商品だけで3泊しましたが、全く寒くなく寝てて体が痛くなることもなかったです。
ちなみにキャンプサイトは芝生で、シュラフはモンベルのダウンハガー800#0を使用。
クローズドセルマットのまとめ
クローズドセルマットは便利アイテム
クローズドセルマットはエアーマットと比べると大きいですが、破損することがなく数年使える丈夫さ、単純構造が魅力的です。単純構造ですがメーカーによって表面の形状が異なったり、断熱性の高いフィルムを蒸着したりとさまざまな違いがあり、創意工夫されていますよ。
クローズドセルマットは、丈夫なため登山でも使いやすく、安いため初心者でも買い揃えやすくこれからキャンプをしてみたい方にもおすすめです。
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