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テント用防水スプレーおすすめ13選!効果的なやり方や失敗しない選び方もご紹介!

テント用防水スプレーの選び方について、商品紹介を交えながら説明しています。また、防水スプレーの種類やその選び方についても素材別に解説します。防水スプレーを使ったテントの復活方法。素材の加工別の防水スプレーのおすすめ方法について掘り下げていきます。 
2021年7月27日
まき1975
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この記事で紹介しているアイテム

アライテント 塗る撥水剤

LOGOS 強力防水スプレー

キャプテンスタッグテント用防水スプレー

ネバーウェットネオ

信越化学POLONT-T撥水剤

プロテクターアルファ

ニクワックスTX

コールマンテント撥水剤

ロックタイト超強力防水スプレー

テムポ科学テント用超強力防水液パラウェット

テントが濡れた際のおすすめお手入れ方法

出典:photo.ac.com

キャンプに出掛けて雨に降られることはよくあります。少々の雨なら、テントをタオルで拭いて翌日お天気がよくなればテントは復活します。しかし、びしょぬれになったテントを復活させるのは至難の業です。

帰宅後、車の上に広げて乾かす、物干しざおに干す、ベランダに布団のように干す、といった方法でテントを乾かすと思います。次に使うためのお手入れとして、防水加工をする際の撥水剤、防水剤の選び方を調べました。

テントの防水スプレーは2種類

防水スプレーは主に、フッ素系と、シリコン系のアイテムがあります。どちらかのコーティング加工が優れているというわけではなく、用途を理解したうえで使い分けることがおすすめです。

それぞれの防水加工の特徴を知っていると、お手入れ時の失敗も少なくなり、アイテムを傷めることなく、撥水効果を復活させることができます。テントの防水ということを踏まえて、まずはフッ素系とシリコン系の違いから解説していきましょう。

フッ素系防水スプレー

フッ素系スプレーというのは、汚れをつきにくくするコーティング効果に優れています。布の繊維1本1本をコーティングして繊維の隙間を埋め、強力な防水効果を発揮するのが特徴です。よって、生地自体の通気性を妨げることが無く、アイテムを復活させることができる加工になります。

スプレー液が繊維の周りをコーティングするので防水の持続効果は長めです。フッ素系スプレー自体はシリコン系と比べると高価になります。

シリコン系防水スプレー

シリコン系スプレーは生地の表面全体をコーテイングし、滑りやすくすることでアイテムの防水効果を復活させるやり方になります。シリコンで表面をコーティングしてしまうので、フッ素系と違って、通気性が無くなってしまうことが弱点です。

ゴアテックスのように通気性を特徴とするものにシリコン系スプレーを使ってしまうと、生地そのものの加工を無意味にしてしまう可能性があるので、選び方には注意しましょう。

防水剤のタイプ別お手入れ方法

テントの防水効果を復活させるために、防水アイテムの正しい使い方はもちろんのこと、防水アイテムの効果を最大限に発揮するお手入れのやり方が存在します。

これから紹介していく、スプレータイプ、塗るタイプ、浸すタイプの3種類の防水アイテムそれぞれの選び方、おすすめのやり方を紹介します。正しい方法でアイテムをさらに強力に復活させましょう。

①スプレーを使ったお手入れのやり方

防水スプレーを使った防水のやり方を説明します。作業は天気のよい日を選び、風通しの良いところでマスク着用のもと、始めましょう。

テントが汚れていると防水効果が落ちます。コーティング加工を長持ちさせるために、まずはテントの汚れを落としましょう。雑巾などでふき取る程度で大丈夫です。乾いたテントの外側に防水スプレーを噴射しましょう。その後、しっかりと乾かすことで強力なコーティング効果の復活が期待できます。

②塗る防水剤を使ったお手入れのやり方

塗る防水剤はアイテム全体に確実に塗ることで強力な効果が発揮されます。乾燥するのが早いという利点があるので手際よく塗ることが大切です。テントを張った状態で端から塗っていくとよいでしょう。

塗る方法としては付属のスポンジが付いている場合はそれを使います。(コールマンの塗る撥水剤はスポンジがキャップの中に収納できるので、とても便利です)基本的には大きめの広い刷毛を使うやり方がおすすめになります。

③浸すタイプの防水剤を使ったお手入れのやり方

出典:photo-ac.com


浸すタイプの防水剤はコーティング力、撥水効果が強力なアイテムです。浸すタイプのやり方は簡単ですが、浸した後に干す場所が必要になるので、テントやタープを広げて干せる場所を確保しましょう。

また、浸すタイプの物はスポンジなどにしみこませて使ったり、スプレーに入れて使ったりと、色々な使い方にアレンジできるところが便利です。1つ持っていると、いろいろなコーティングに使えるおすすめのアイテムになります。

おすすめテント用防水スプレー13選

①コールマンテント撥水剤

コールマンテント撥水剤

出典:Amazon
出典:Amazon
内容量400ml
性能フッ素系
防水方法塗る

アウトドア用品店のコールマンのテント用防水材として人気のアイテムです。コールマンの防水剤は、お手入れ方法が、塗るタイプのみということです。

お手入れのやり方も簡単。蓋の内側に付属のスポンジで塗るだけで、テントを復活させることができます。塗るタイプのコールマンの商品なので、しっかり均等に塗れば確実に防水効果が期待できます。コールマンがテント専用と評しているだけあって、かなりおすすめの防水剤です。

②LOGOS 強力防水スプレー

LOGOS 強力防水スプレー

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
内容量420ml
性能フッ素系
防水方法スプレー

LOGOSの防水スプレーの特徴はなんといっても撥水力です。繊維の1本1本までをしっかりとコーティングしてくれるので、防水効果が抜群で、長持ちします。テントの他にもレインコートや靴、傘やバックと幅広く使用ができる商品です。

空気を通すことが目的の素材に使用してしまうと、本来の目的の意味が無くなってしまいます。使用するアイテムに注意して、フッ素系の防水スプレーとして持って置きたい1本です。

③アライテント 塗る撥水剤

アライテント 塗る撥水剤

出典:Amazon
内容量100ml
性能フッ素系
防水方法塗る

テントの専門店、アライテントの防水剤になります。付属のスポンジで塗るタイプなので液だれや、液の飛び散る心配がない点が安心です。

また、スプレータイプと比べて、スポンジタイプは、同量で広い面積に塗ることができるので、面積の大きなテント用防水に適しています。1個では足りないとの口コミもありますので、数個まとめて用意しておくと安心です。こちらは、ゴアテックスのような防水浸透素材にも使用できます。

 

④キャプテンスタッグテント用防水スプレー

キャプテンスタッグテント用防水スプレー

出典:Amazon
内容量300ml
性能シリコン系
防水方法スプレー

キャプテンスタッグの商品は撥水性と防水性の両方をあわせ持った防水スプレーとしてお勧めします。テントの縫い目の中までスプレーすることでしっかりと撥水、防水効果を発揮してくれます。

値段も他の物と比べるといくらか安めなので、持って置くと便利な商品です。このキャプテンスタッグの商品は革製品や、合皮の物には使えないため、使用する際には注意が必要です。

⑤ネバーウェットネオ

ネバーウェットネオ

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
内容量325ml
性能特殊シリコン
防水方法スプレー

ネバーウェットネオはアメリカで開発された、シリコン系の防水スプレーになります。防水したいアイテムにスプレーすることで、繊維をシリコンの皮膜でコーティングし撥水する商品です。撥水力に優れているので、テントの汚れ防止効果も期待できます。

均等にスプレーした後、24時間乾燥させる必要があるので注意しましょう。スプレーするときは十分な換気を行うように注意してください。

⑥信越化学POLON-T撥水剤

信越化学POLONT-T撥水剤

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
内容量1Kg
性能シリコン系
防水方法含浸,吹付け,刷毛塗り

シリコン系のテント専用に作られた漲水剤です。シリコンの粒同士が強力に結合し、防水効果を発揮します。乾燥が早く、塗った場所に撥水性シリコン皮膜を作り、強力な防水効果が発揮されます。

しっかりとテントの繊維の中までしみこませることで、撥水性加工を復活させます。やり方としては、十分に浸すお手入れ方法がおすすめになります。POINT-Tは、溶剤に引火性の工業ガソリンを使用しているため、火気厳禁です。

⑦BORED VITAL WR

あらゆる化学繊維の専用として作られた撥水剤がVITAL WRになります。ショッピングバックの布地としても使われているセイルクロスなどの軽量防水性生地にも対応している点が特徴です。

アルコール成分が流出せずに背にの奥にたまることでテントの防水効果を発揮してくれます。様々な用途に使えるうえ、コンパクトなサイズなので、携帯用として持っていると、とても便利な商品になります。

⑧モンベルSRスプレー

SRスプレー

出典:Amazon
内容量330ml・170ml
性能フッ素系
防水方法スプレー

撥水、はつ油スプレーで、防汚性にも大変優れています。世界最高水準の防水透湿性素材であるゴアテックスファブリクス素材などに使用しても透湿性に変わりがないので、安心して使うことができます。

ただ、色の濃いテントに使うときは白くなってしまうので注意が必要です。そのような時は、水拭きすればきれいになります。また、防水性能に変化はありません。とにかく撥水力は強力です。使用は屋外で行うように注意しましょう。

⑨プロテクターアルファ

プロテクターアルファ

出典:楽天
出典:楽天
内容量220ml
性能フッ素系
防水方法スプレー

テントやタープに幅広く均一にスプレーすることができるタイプの撥水剤です。早く乾き、仕上がりも美しくきれいに仕上がることが特徴です。携帯できるサイズなので、雨の時のズボンの裾などにも使うことができます。

テントやタープにも長期間の撥水効果を持続します。注意点として、ガスの抜けるのを防ぐために、容器をふらずに、まっすぐに持って使用してください。

⑩ニクワックTXダイレクトスプレー

ニクワックスTX

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
内容量300ml
性能合成洗剤
防水方法スプレー

ニクワックスTXダイレクトスプレーは濡れた状態の素材に対して使用するスプレーです。このワックスは白い液体なので、もし、液体が残ってしまった場合には濡れているうちに丁寧にふき取りましょう。そのままにしておくと、白く変色してしまうことがあります。

繊維に絡み付いて撥水効果を発揮します。スプレータイプの他に、詰め替えタイプもあるので、用途に応じて、スプレーと漬け置きを使い分けてください。

⑪ロックタイト超強力スプレー

ロックタイト超強力防水スプレー

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
内容量420ml
性能フッ素系
防水方法スプレー

フッ素系の防水スプレーになりますので、ドライクリーニングは厳禁です。また、屋外で使用しましょう。エアゾールが含まれていることから火気厳禁なので気を付けてください。

使用目安としては、1本で傘4本分と記載がありますので、テント1張りには2本用意しておくと安心でしょう。スプレーをしても液だれしない程度に上手に噴射できるのがおすすめポイントです。噴射後はしっかりと乾燥させましょう。
 


⑫テムポ科学テント用強力防水液パラウェット

テムポ科学テント用超強力防水液パラウェット

出典:Amazon
内容量1000ml
性能フッ素系
防水方法含浸

こちらのアイテムは布地テント専用の防水液です。お手入れ方法としては、刷毛で塗り込むタイプで、テントに丁寧に塗り込むことで十分な防水効果が期待できます。

揮発性の高い有機溶剤を使用しているため、速乾性があり、おすすめです。使用の際は、平たい皿などに中身を出して、少量ずつ刷毛にしみこませて使います。


 

⑬ホワイトプロ

WHITEPRO

出典:Amazon
出典:Amazon
内容量294ml
性能フッ素系
防水方法スプレー

こちらはテントやタープのお手入れに最適なおすすめアイテムです。このスプレーの中には虫が嫌がるヒノキの葉の匂いが含まれているため、防虫効果も期待できます。

特殊ワックス配合で、強力な撥水効果が持続します。雨からしっかりとテントをコーティングして、アイテムの加工自体は全く傷めません。すべてのテントやタープに使用可能です。1張りあたり2本のスプレーを準備しておくと快適に使えるアイテムです。

 

テントが復活するお手入れのやり方

出典:photo-ac.com

キャンプをしていたら雨が降ってきて、濡れたままのテントを持ち帰らなければならない経験は多いと思います。テントは購入してから時間がたつにつれ、防水加工が落ち、汚れも落ちづらく、かびが生えてしまうこともあります。

そうならないためにも濡れたテントはそのままにせず、必ずきれいにしてから、しっかりと乾燥させましょう。しっかりと乾燥させたテントに防水加工を施すことによって、テントの寿命も長くなります。

テント用防水スプレーのまとめ

出典:photo-ac.com

テント用防水スプレーについての効果的なやり方や、失敗しないやり方について説明してみました。テントやタープの素材や加工に合わせて、防水材を選ぶことが大切なことがわかっていただけたでしょうか。

また、同じ防水材を使っていても、そのやり方によってテントの撥水効果に大きな差が出ることに注意して使用してください。正しい防水材の選び方を考えながら、大切なテントを長持ちさせ、キャンプを楽しみましょう。

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テントの防水について解説してきました。テントばかりでなく、アウトドア全般の防水対策が気になる方はこちらの記事も参考にしてみてください。また、ゴアテックスについて、詳しく知りたい方は下記の記事から知ることができます。