イワタニ・プリムス イージークック・ソロセットS
コールマン パックアウェイ ソロクッカーセット
SOTO アルミクッカーセットM
DUG(ダグ) POT-S
キャプテンスタッグ ラーメンクッカー2L
スタンレー キャンプクックセット
EPI(イーピーアイ) バックパッカーズクッカー S
エバニュー(EVERNEW) チタンクッカー1人用セット
スノーピーク クッカー ソロセット
ソロキャンプに最適なクッカーをご紹介
ソロキャンプでアウトドアを楽しみたい方は持って行くクッカーにこだわりたいものです。ソロキャンプ向けの調理器具は、ひとり用の料理が作れるサイズや大きさが便利で、その分荷物が軽くなるなどのメリットがたくさんあります。
また、道具にこだわりのある方は、ブランドの製品がほしくなるし、用途に応じた最適なアイテムにも引かれるものです。最近ではさまざまな調理器具がラインナップされ、ソロキャンプ向けのクッカーもいろいろそろっています。
ソロキャンプはこだわりのクッカーとともに
今回は、ソロキャンプをはじめようという方やソロキャンプを楽しみたいという方に、気楽なアウトドアシーンが楽しめるためのソロキャンプ用のクッカーをご紹介します。
アイテムの選び方、サイズや大きさ、素材や用途など、ソロキャンプ向けのクッカーとしてどんなタイプの調理器具を選んだらいいのかなどについても参考にしてください。なお、本稿は2021年6月21現在の情報を元に執筆しております。
ソロキャンプで必要なクッカーとは?
ソロキャンプは家族や友だちなどで出かけるキャンプとは違います。当然、キャンプに持ち運ぶアイテムやグッズも同じではありません。このため、キャンプ道具やクッカーなどのアイテムを新調される方は、ソロキャンプ使うためのクッカーとして選ぶ必要があります。そのポイントをいくつかご紹介しますので、参考にしてみてください。
①コンパクトなクッカーの方が便利
ソロキャンプは身軽であればあるほど行動範囲が広がります。旅のスタイルにも寄りますが、キャンプ道具をひとりで持ち運ぶことを考えると、クッカーもコンパクトである方が便利です。このため、ソロキャンプ用のクッカーはサイズも大きさも重量も軽くてコンパクトなタイプを選ぶようにしましょう。
鍋やコッヘルがセットになっていてスタッキングできるタイプが便利ですので、比較検討しながら購入を考えたいです。
②作りたい料理に応じたクッカーのサイズに着目
ソロキャンプで使うクッカーを選ぶ際、実際のキャンプシーンを思い浮かべてみることも大切です。ソロキャンプでは普段以上に料理を楽しむという方もいらっしゃれば、湯を温める程度しか使わないという方もいらっしゃいます。
ソロキャンプでこそ料理を楽しむ方は、1人用の調理器具ではなく、2人以上用のクッカーもおすすめです。反対に、ソロキャンプではほとんど料理をしない方は使いやすい鍋やコッヘルひとつだけも十分かもしれません。
③クッカーの素材にもこだわりたい
ソロキャンプ用のクッカーは素材にもこだわりましょう。ロープライスのクッカーが欲しい方はアルミ製がおすすめですが、熱伝導が早い反面、保温性があまりありません。ステンレス製は保温性が高いものの、重量があって熱伝導率が低いという面があります。また、チタン製は非常に軽いものの、熱伝導率が低く、値段が高いクッカーのも特徴です。
ソロキャンプ用のクッカーを選ぶ際、実際に手に取ってみて、どんな素材がいいのか、比較して購入を決めましょう。
クッカー選びに必要なポイント
- コンパクトなクッカーの方が便利
- 作りたい料理に応じたクッカーのサイズに着目
- クッカーの素材にもこだわりたい
ソロキャンプ向けクッカー4選【アルミ製】
ソロキャンプに限らず、キャンプ用のクッカーで最もラインナップが多いのが、アルミ製のクッカーです。保温性や耐久性はあまり高くないものの、値段が安く、比較的軽量なので、はじめてのソロキャンプ用クッカーとして選ぶのに最適です。
①イワタニ・プリムス イージークック・ソロセットS
イワタニ・プリムス イージークック・ソロセットS
セット内容 | ポット(630㎖、内径9.5×8.7cm)、 ミニポット(395㎖、内径9.5×4.8cm) |
---|---|
重量 | 201g |
収納サイズ | φ11.0×12.8cm |
アウトドアギアメーカーであるイワタニとスウェーデンのポータブルストーブメーカーであるプリムスの合弁会社であるイワタニ・プリムスからラインナップされている深さの異なるコッヘルのセットがこちらです。ガスカートリッジやバーナーを一緒に収納できます。
ソロキャンプ用のクッカーとして最適なサイズですが、小さいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。米を炊いても焦げつかず、基本的な調理も問題なしとのコメントも散見されます。
人気アイテムの便利な用途や使用上の注意点など
こちらのクッカーは目盛りがついているため、ソロキャンプでの調理の際、非常に重宝します。ただ、取っ手のシリコンは直火で変形するため、気になる方は除去して使用するようにしましょう。除去したらソロキャンプの調理時にヤケドなどをしないように注意が必要です。
また、購入した方の中に、鍋の内側の塗膜がしわ上になっているというコメントを書かれている方がいらっしゃいます。購入の際、必ず確認するようにしたいです。
②コールマン パックアウェイ ソロクッカーセット
コールマン パックアウェイ ソロクッカーセット
セット内容 | ポット/約直径12.5×高さ10cm、カップ/約直径12×高さ5cm |
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重量 | 250g |
収納サイズ | φ直径12.5×高さ15cm |
信頼あるアメリカのアウトドアメーカー、コールマンの1人用クッカーがこちらです。900mlと400mlのコッヘルにメッシュポーチがついたセットとなっていて、傷を保護するハードアノダイズが外側に、手入れが簡単なノンスティック加工が内側に施されています。
コッヘルの内側と外側に目盛りがついているのでソロキャンプ時に調理しやすいと評判です。収納時には幅12.5cm、高さ15cmにまとめられます。
人気アイテムの便利な用途や使用上の注意点など
こチラのソロキャンプ用クッカーセットは、250OD缶と小型バーナーをいっしょに収納できるという大きな特徴があります。このためソロキャンプではもちろん、登山者やツーリングなどでも荷物がコンパクトにまとめられるのと支持者の多い人気の製品です。
また、焦げ付きが少ないため、ロングランで使用されてらっしゃる愛用者も多く、リピーターが多いクッカーとなっています。鍋の方に注ぎ口があるため、コーヒーなどを入れる際も重宝すると評判です。
③SOTO アルミクッカーセットM
SOTO アルミクッカーセットM
セット内容 | クッカー小(直径120x深さ60mm)、クッカー大(直径130x深さ100mm) |
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重量 | 203g |
収納サイズ | φ直径130X高さ154mm |
新富士バーナー株式会社のアウトドアブランド、SOTOのサイズの異なる大小のクッカーがひとつとなったソロキャンプ用のクッカーセットがこちらです。定評のあるのシングルバーナー、SOTOのアミカスとボンベが収納できるため、愛用者の多いクッカーとなっています。合わせて購入すれば、ソロキャンプ時に困りません。
軽量で持ち運びがよく、ソロキャンプ時だけではなく、登山などでも重宝します。はじめてのクッカーとしておすすめしたい製品です。
人気アイテムの便利な用途や使用上の注意点など
こちらの製品に限りませんが、取っ手を保護するカバーは、使い方によって火で焦げてしまいますので、気になる方は除去するなどの対策を取るようにしましょう。
こちらのクッカーは定評がある人気のクッカーですが、鍋に目盛りがないため、ソロキャンプ時に分量をしっかりと計って調理したい場合、ある程度の経験が必要です。気になる方は別のブランドの製品にするなど、購入を見直すことも必要となります。
④DUG(ダグ) POT-S
DUG(ダグ) POT-S
アウトドアクッキングツールを扱うDUGには、ビリー缶を思わせる焚き火缶シリーズなどの製品ラインナップがあります。こちらはブラックアルミクッカーシリーズで、耐摩耗性にすぐれたクッカーです。
ソロキャンプに最適な超軽量で、登山シーンなど荷物の重量制限が必要となるアクティビティ時のツールとしてもおすすめできます。ハードアノダイズド加工で強度も高く、ロングランで使える製品です。
人気アイテムの便利な用途や使用上の注意点など
こちらのソロキャンプ用クッカーには目盛りがないため、細かい計量で調理したい方には不向きかもしれません。ただ、カートリッジと小型のバーナーを収納して使うことができるため、ソロキャンプには最適です。注ぎ口があるので、キャンプで温かい飲み物が飲みたいシーンで重宝します。
DUGにはアルマイト加工されたアルミニウム製のTakibiシリーズもあります。ソロキャンプにも使える雰囲気のいいクッカーもありますのでチェックしてみましょう。
ソロキャンプ向けクッカー2選【ステンレス製】
ステンレス製のクッカーは強度があり、耐食性や耐酸性に優れていますが、重量があるというのがデメリットです。また、熱伝導率が低いため、火加減を気をつけないとクッカーが焦げてしまうこともあります。
①キャプテンスタッグ ラーメンクッカー
キャプテンスタッグ ラーメンクッカー2L
セット内容 | 17cm鍋:幅170×全長285×高さ100mm、18cmフライパン:幅180×全長275×高さ35mm、ふた |
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重量 | 550g |
収納サイズ | φ外径180×高さ110mm |
国産アウトドア総合ブランド、キャンプテンスタッグからラインアップされているラーメンクッカーです。新潟県三条市の金物の町である燕三条で生産されているクッカーで、美しくて丈夫で錆びにくいステンレス製となっています。
ソロキャンプ時に使いやすい鍋とフライパンで、ラーメンなどの食材を中に入れて収納ができて便利です。ステンレス製でいささか重たいものの、ソロキャンプで十分に活躍するクッカーとなっています。
人気アイテムの便利な用途や使用上の注意点など
目盛り付きの鍋にふたもついているため、幅広い調理が楽しめるソロキャンプ用クッカーです。愛用者も多く、リピーターも多いため、信頼あるクッカーと言えます。焦げやすいステンレスですが、愛用者から米を炊いても焦げないなどのコメントが散見されました。
ソロキャンプに最適な大きさで、カップラーメンやインスタントコーヒーのようなちょっとした調理からアウトドアクッカーをはじめたいという方はぜひご検討を。
②スタンレー キャンプクックセット
スタンレー キャンプクックセット
重量 | 393g |
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収納サイズ | φ高さ145×本体経100mm |
100年の歴史を有するデザイン性の高いボトルメーカー、スタンレー。こちらのソロキャンプ用クッカーは、他ブランドとは路線を逸したステンレス製のクッカーです。目盛りのついたクッカーに湯切り付のふたが付き、二重構造のカップがセットになっています。
こちらのソロキャンプ用クッカーは、調理をあまりしない場合にも重宝します。コーヒーなどのホットドリンクを温めて飲みたいシーンなどで便利です。
人気アイテムの便利な用途や使用上の注意点など
こちらは、湯を温めるなどの簡単な調理で使えるクッカーです。ただ、調理で使っている愛用者もいらっしゃいます。本格的な調理ができなくても、ソロキャンプで簡単な料理が楽しめるクッカーがほしいという方はちょうどいいのかもしれません。
しかも、質感がよく、ステンレスのわりにはコンパクトにまとめられます。ソロキャンプに限らず、アウトドアでは荷物は軽いほうがいいという方はぜひ検討してみましょう。
ソロキャンプ向けクッカー3選【チタン製】
軽量で強度が高く、錆びにくいチタン製のクッカー。持ち運びはいいものの、熱伝導率が低いため焦げやすく、また他の素材の製品と比べると値段が高い面もあります。火の使用時に気を付ければ長持ちするため、注意して使いたいです。
①EPI(イーピーアイ) バックパッカーズクッカー
EPI(イーピーアイ) バックパッカーズクッカー S
セット内容 | 本体/H99×Φ96mm 650ml フタ/H32×Φ96mm 200ml ナイロンケース |
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重量 | 本体/96g フタ/44g |
イギリス生まれのEPIは国内生産となって25年以上もの歴史を持つバックパッカーのためのストーブメーカーです。当ブランドからラインナップされているソロキャンプ向けのクッカーがこちら、無駄を省いた超シンプルなチタン製のクッカーです。
同ブランドの110パワーカートリッジがスタッキングできるなど、携帯性が高いのも人気です。フタは取手付きでお皿としても使えます。
人気アイテムの便利な用途や使用上の注意点など
強度の高いチタン製で、ロングランで使えるソロキャンプ用のクッカーです。造りはシンプルですが、目盛りが付き、注ぎ口があるなど、使う者が必要とする細かい工夫が施されています。
取っ手が長いため熱くならず、使いやすい面も見逃せません。ソロキャンプ用としてちょうどいいサイズで、評価も高く、評判もいいクッカーです。ソロキャンプ用のクッカーを探してらっしゃる方はぜひ手に取ってみましょう。
②エバニュー(EVERNEW) チタンクッカー1人用セット
エバニュー(EVERNEW) チタンクッカー1人用セット
セット内容 | ナベサイズ:径9.4×深さ11.8cm / 容量750ml、フタサイズ:径9.5×深さ 5.8cm / 容量400ml、スタッフバッグ付き |
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重量 | 144g |
スポーツ用品やアウトドア用品を扱うブランド、エバニューの軽さを限界まで追求したウルトラライト0.3シリーズ。従来のチタン製クッカーよりもさらに薄い0.3mmの薄板を使うことで軽量化を図ったシリーズです。
容量750mlの鍋と容量400mlのフタのセットで、フタはお皿にもなる仕様となっています。110gのガスカートリッジと小型ストーブの収納が可能で、持ち運びも便利です。目盛りがついているので調理も簡単にできます。
人気アイテムの便利な用途や使用上の注意点など
チタン製で重量が軽いため、持ち運びがとてもよく、ソロキャンプに限らず利用される方の多いクッカーです。荷物をギリギリまで軽量化する方に好まれるクッカーで、さまざまなキャンプギアとのスタッキングが楽しめます。
シンプルなデザインですが、取っ手の赤いシリコンが印象的で、その見た目も人気です。値段が多少高くなりますが、チタン製なので耐久性もあるため、ソロキャンプをロングランで楽しみたい方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
③スノーピーク クッカー ソロセット
スノーピーク クッカー ソロセット
セット内容 | ポット/Φ109×125mm・880ml、カップ/Φ110×71mm・540ml、フタ/Φ104×22mm・540ml、メッシュケース |
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重量 | 195g |
収納サイズ | φ110×131mm |
デザイン性が高く、おしゃれなアウトドアブランド、スノーピークの人気の高いソロキャンプ用のクッカーがこちらです。容量が大きく、調理の幅が広がるクッカーで、フタにシリコン製のつまみがついているため、キャンプ時に非常に便利となっています。
こちらのクッカーは縦に長い形状なので、ガスカートリッジや小型ストーブなどの収納性が高く、愛用者が多い製品です。110缶のガスカートリッジであれば2個入るデザインとなっています。
人気アイテムの便利な用途や使用上の注意点など
こちらのクッカーは、人気のスノーピークのチタンマグも収納できるなど、収納性が非常に高いモデルです。チタン製なので軽いため、ソロキャンプに限らず荷物を持ち歩く登山シーンなどで重宝します。
なお、取っ手にシリコンがついていないタイプなので、調理時にヤケドなどの心配があります。シリコンがついていても、キャンプで使っていくうちに焦げてしまうこともありますが、取っ手が熱くなるのが気になる方はほかのブランドで検討しましょう。
人気のクッカーでソロキャンプを楽しもう
ソロキャンプではお気に入りのクッカーでのんびりとしたひと時を過ごしたいものです。好きなブランド、好みの素材、すでに持っているギアをうまくスタッキングできるサイズなど、こだわるポイントは譲らずに、ぜひ気に入ったクッカーを購入してソロキャンプを満喫しましょう。
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