楽しすぎるソロキャンプの魅力
ソロキャンプは自由なひとり時間
アウトドアブームでキャンプを楽しむ人が増えていますが、中でもソロキャンプが「楽しすぎ」と注目を集めています。
それは、毎日満員電車に揺られ、会社の中では人間関係や競争などで心をすり減らしている現代人にとって、何のしがらみもない自然の中で自由にひとり時間を過ごせるソロキャンプは、楽しすぎる魅力でいっぱいだからです。
時の流れが大自然と一体になる
ソロキャンプの醍醐味は大自然と共有する楽しすぎる時間です。都会の喧騒(けんそう)を離れたキャンプ生活は、最初は不便でも新鮮で自分が自然と一体となっている感覚が楽しすぎるのです。
キャンプ場や山の日暮れは早く訪れます。陽が落ちて暗闇に包まれていく貴重な時間を体験できるのはそこに自分がいるからです。やがて満天に広がる星空のすごさに圧倒され、朝は谷間にエコーする鳥の声で目を覚ますのは最高に楽しすぎです。
人の都合を気にしないで済む
仲間と行くキャンプは非常に楽しいものです。しかし皆のスケジュールを合わせたりキャンプ場選びや、道具や食料を人数分揃えたり、楽しみ方を調整したりと結構大変です。
一方ソロキャンプは面倒なことは一切考えずに、思い立ったときに自分のスケジュールで1人分の道具でOK!つまりソロキャンプは他人の都合を気にせずに簡単に自分で決められるので「楽しすぎ」と言えるのです。
何をやっても自由
ソロキャンプでは、マナーさえ守っていれば規制は全くありません。自分が好きな料理を作ろうと、読書や昼寝をしようが、何をしても自由で誰にもとがめられません。
仕事や会社では「こうしてはいけない」「これをやりなさい」と規制されます。そんな束縛から解放され最高のストレス解消になるからソロキャンプが楽しすぎるのです。もちろんキャンプ場にはルールがあるのでそれには従いましょう。
ソロキャンプでは自己管理が大切
自己管理が必要?自由なんじゃないの?と思う方がいると思いますが、せっかくのソロキャンプという貴重な時間を無駄に過ごして良いのでしょうか。
自由というのは無計画に行動するという意味ではなく、束縛なしに自由に計画を立てて良いという意味なのです。キャンプ場をイメージして自分なりの計画を立てましょう。それを実行することで初めて「楽しすぎる!」という実感が味わえるのです。
ソロキャンプにはスタイルがある
ソロキャンプが楽しすぎるという愛好家にもざまざまなスタイルがあるのです。ここではスタイル別に「楽しすぎ」の質を検証して見ましょう。
①不便を楽しむミニマルスタイル
ミニマリストとは必要最小限のものだけで暮らす人のことです。ソロキャンプに必要最小限の道具だけ持って行き、あえて不便な状態のなかで工夫しながらキャンプします。その状況を楽しすぎると感じるのがミニマルスタイルです。
食料は肉類だけで野菜は現地で山菜を集めます。テントは持たずビニールシートとシェラフだけでしのぐという具合です。サバイバルゲームをイメージさせるようで楽しすぎるのかもしれません。
②必要な道具をすべて持込む過保護スタイル
ミニマルスタイルとは真逆で、ソロキャンプに必要な道具はすべて持ち込み、優雅にリラックスした気分で過ごすことが「楽しすぎ」と感じる過保護スタイルです。
普段の生活でたまったストレスを、大自然と優雅に触れ合うことで発散しリフレッシュするのは、楽しすぎるソロキャンプスタイルの一つです。ソロキャンプで不便を感じストレスをためるのは「楽しすぎ」の逆効果ですから。
③究極のお一人様スタイル
最近の飲食店ではお一人様メニューや、カラオケではひとりカラオケ、通販でもお一人様向けの商品が流行っています。しかしそれらは大勢で楽しめない裏返しのネガティブ発想から生まれています。
ソロキャンプは逆にポジティブ発想から生まれているのです。大勢で楽しむのではなく、自由なソロキャンプそのものに楽しすぎを感じるのが究極のお一人様スタイルです。
④場所を選ばないフリースタイル
テントを張る場所に制約はありません。山でも河原でも海でも場所を選ばないフリースタイルは楽しすぎです。
しかし急な天候の変化に対応する技術、河原では上流の雨やダムの放流による増水の情報、海では潮の満ち引きの知識、これらがないとテントが流されたり濡れてしまうので「楽しすぎ」どころではなくなります。
初心者が最初からトライするスタイルではありませんが、キャンプ知識や技術を身につけるには役に立つスタイルです。
⑤焚き火を楽しむスタイル
ソロキャンプで最高に楽しすぎるイベントに焚き火があります。その焚き火にさまざまな思いをはせて楽しむスタイルがあります。人類の進化の最初は火を使うことから始まったと言われています。
グループキャンプではワイワイ騒ぐのでその感覚はないかもしれませんが、ソロキャンプで焚き火をすることで自然と共に暮らす原始人の生活にタイムスリップしたような気分を味わえるので楽しすぎるのです。
焚き火が楽しすぎる理由・その1
焚き火は暖や明かりを得るだけでなく、串刺しにした肉や野菜を調理することもできます。原始人は狩で捕らえた獲物をどうやってこの焚き火で焼いたのだろうと想像し人類の原点に立ち戻れるから楽しすぎるのです。
また焚き火をするには薪を集めなければなりません。どんな薪がよく燃えるかなどを考えながら集める作業はまるで原始人です。原始人になった気分になれる焚き火は、まさに楽しすぎるソロキャンプの魅力です。
焚き火が楽しすぎる理由・その2
家庭でガスの青い炎を見ている人には、ソロキャンプでゆらゆらと揺れて燃える焚き火の赤い炎は、まるで幽玄の世界にいざなうアイテムに思えるでしょう。
ステージパフォーマンスでも炎は多く使われます。またオリンピックの聖火がガスバーナーのような直線的な青い炎では台無しです。そのくらい焚き火の炎には魅力があるのです。ぜひソロキャンプで焚き火をして、楽しすぎる炎の魅力を味わうことをおすすめします。
楽しすぎるソロキャンプにするために
ソロキャンプに必要な知識
ソロキャンプは大自然の中で過ごすのですから、自然に対する知識がないと思わぬ危険に見舞われて「楽しすぎる」どころではなくなってしまいます。
またそれに対処するのは常に一人だということも自覚しておかなければなりません。それでは「楽しすぎる」ソロキャンプにするための必要な知識を紹介します。
①道具の使い方を完全にマスターする
ソロキャンプではテントの設営からかたずけまですべて1人で行います。そのためには道具の使い方を最初にマスターしておきましょう。キャンプ場だから誰かに聞けばいいや、初心者だから許されると簡単に思っていると失敗します。
周りの人もテントの設営などで忙しく動いているので、迷惑をかけることになってしまいます。自分のことは自分ひとりでできるようにしておくのが、楽しすぎるソロキャンプの第一歩です。
②事前の安全確認を怠らない
山の天気は急変しやすいので、事前に天気予報や雷情報を調べておき、いざというときの避難場所や管理棟の有無などを事前に確認しておきましょう。
またキャンプ場は河原や川の近くに設置されていることが多くあります。キャンプ場では雨が降っていなくても上流で雨が降れば急な増水の危険があります。上流にダムがある場合は放流にも注意しましょう。安全確認は楽しすぎるソロキャンプにするための基本です。
③夏でも防寒対策を
夏でも山の朝晩はかなり冷え込みます。シェラフがなくても大丈夫とたかをくくると寒さで寝付けないこともあるのでシェラフの準備はしておきましょう。服装は重ね着スタイルにして着脱することで暑さ寒さに対処します。
また服装の材質はキャンプ用と割り切って丈夫な素材を選ぶのがベストです。ブッシュで傷を負うのを防ぎ、焚き火の火の粉でやけどをしないような服装でソロキャンプを楽しすぎる経験にしてください。
④初心者は冬は避ける
冬場キャンプの冷え込みは半端ではありません。防寒知識の浅い初心者は冬は避けるのが無難です。上級者にとって冬のソロキャンプは克服する達成感があり楽しすぎるのですが、初心者には辛いだけです。
また装備も冬用のダウンシェラフや防寒テントなど揃えるだけで費用がかさみます。最初は経験を積みながら装備も段階を追って揃えていくのがおすすめです。冬のソロキャンプができる上級者を目指す過程が楽しすぎるのです。
⑤いざというときの常備薬とスマホ
ソロキャンプではいざというときに助けてくれる人がいません。そのために体調管理は非常に大切です。ちょとした切り傷でも動きに負担がかかり体調に影響することがあるので、ファーストエイドセットや常備薬は必ず携帯しましょう。
体調や怪我で動けない状態になったとき、助けを呼べるようにスマホは必ず携帯し、ソロキャンプをする場所の電波状況を事前にチェックしておくことも安心して楽しすぎる状況をつくる上で大切です。
ソロキャンプに必要なマナー
ソロキャンプが自由で楽しすぎると言っても、最低限のマナーがあります。人に迷惑をかけないマナーを守って初めて楽しすぎるソロキャンプと言えるのです。それではソロキャンプに必要なマナーを紹介します。
①自然を大切にする
自然を大切にするという気持ちは、ソロキャンプに限らずすべてのキャンパーの基本マナーです。ソロキャンプが楽しすぎるのは大自然と触れ合うことができるからです。しかしキャンパーの後始末が雑であれば、後にキャンプする人の自然との楽しみが半減してしまいます。
「使った場所はもと通りにする」というのが大前提になる基本マナーです。例えばゴミや焚き火の燃えかすをそのままにするのは最低のマナー違反になります。
②キャンプ場のルールに従う
多くのキャンプ場ではゴミ処理場が設置されているので、決められた場所にゴミを捨てるようにします。キャンプ場によってはゴミは持ち帰りというルールもあるので従うのがマナーです。
キャンプ場以外でソロキャンプをした場合は、燃えるゴミは完全に燃やし灰にして土の中に埋めます。灰はアルカリ性で植物の再生に役立つので自然を守ることにつながります。燃えないビニールやプラスティックは必ず持ち帰るのがマナーです。
③食べ残しのゴミにも注意
キャンプ場の共同炊事場の洗い場で、たまに食べ残しをそのまま流してしまう人がいます。これは後の人が洗い物をするときに残留ゴミが付着したり配管を詰まらせる原因にもなり大変迷惑です。
つまりソロキャンプを楽しすぎる!とするためには「自然を大切にする」「使ったものは元に戻す」「人に迷惑をかけない」というマナーを守ってこそ楽しすぎるソロキャンプが実現できるのです。
ソロキャンプに必要な道具
ソロキャンプが楽しすぎ!最高!と言われる理由に、その道具を集める楽しみがあるからです。道具にはソロキャンプができる最低限必要な道具と、あればなおさら「楽しすぎ!」を満喫できる道具があります。
①テント
人が生きていく上で最低限必要なのは「衣食住」でキャンプの世界でも同じです。ソロキャンプで最低限必要な「住」に相当するのがテントになります。
テントは緊急の雨風をしのぎ体温低下の危険を回避するシェルターの役目も果たす不可欠のアイテムです。テントには山岳キャンプ用から軽量なツェルト、ワンタッチで簡単に設営できるドームシェルターまであります。あなたのスタイルに合わせて選ぶのが楽しすぎるソロキャンプです。
②シェラフ&キャンプマット
シェラフが最初から必要な道具なの?と疑問に思う方もいると思いますが、前にも紹介したように山の気温の寒暖差は夏でも大きいのです。暑い夏場にはブランケットだけで寝ることもできますが、意外に夏でも気温が下がる日があるのであえて必須アイテムに入れます。
キャンプの就寝時で最も寒さを感じるのは、地面から伝わる冷気です。体の下に敷くキャンプマットも最低限必要な道具にリストアップしておきます。
③調理器具
人が生きるための最低条件「衣食住」の「食」を得るための道具が調理器具です。キャンプ用のクッカーやガスバーナーが各種販売されていますが、家庭にある鍋やフライパン、卓上ガスコンロでも代用できます。
野趣好みの人は焚き火で調理も楽しすぎです。キャンプ場によっては焚き火禁止のところがあるので、その場合は「焚火台」の購入をおすすめします。
④クーラーボックス
ソロキャンプでキンキンに冷えたビールを飲めたなら最高に楽しすぎます。またクーラーボックスは持ってきた食材を痛ませない「食」を守る必要不可欠の道具です。
クーラーボックスにはソフトクーラーとハードクーラーがあり、保冷力もさまざま、中には10日間も氷が解けないという優れものもあります。目的とキャンプ期間に合わせて選びましょう。クーラーボックスは楽しすぎるソロキャンプを演出する道具です。
⑤あれば楽しすぎるランタン
ランタンは照明器具の一種です。ロウソクや懐中電灯でも照明の代用はできますがランタンは不思議な雰囲気をかもしだし楽しすぎるソロキャンプの夜を演出します。なぜかオリエンタルなイメージを誘いあれば素敵なアイテムです。
ソロキャンプで大自然を満喫しよう!
まとめ
ここまでソロキャンプの魅力や醍醐味、楽しすぎるソロキャンプにするための知識とマナー、必要な道具などを紹介してきました。ソロキャンプが自由だからといっても自然を大切にするという基本マナーを守ってこそ本当に「楽しすぎる!」と言えるのではないでしょうか。
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出典:unsplash.com