スノーピーク ヘキサイーズ 1 SDI-101
スノーピーク ヘキサイーズ 1 グランドシート
スノーピークヘキサイーズ1とは
snow peak(スノーピーク)ヘキサイーズ1
スノーピーク ヘキサイーズ 1 SDI-101
ソロキャンプとは大自然の中1人の時間を満喫するための手段のひとつ。その目的のためにスノーピークが作り出した理想のソロテントが「スノーピークヘキサイーズ1」です。
ソロという限られた条件の中で、最大限快適性にこだわった高品質テントとなります。既存のソロテントにはない魅力的な機能を備えたスノーピークヘキサイーズ1は2018年発売以来、今もソロキャンパーの心をつかんで放しません。
スノーピークヘキサイーズ1セット内容について
スノーピークヘキサイーズ1のセット内容はタープとしても利用できるフライシートにインナーテント、メインポール2本に自在付きロープ、ジュラルミン製の21cmペグ12本と収納袋となります。
つまりペグハンマーさえ用意できればすぐにでも設営することが可能です。ただしインナーテント下に敷くグランドシートは付属していないので、必要なら別で準備する必要があります。
snow peak(スノーピーク) ヘキサイーズ 1 グランドシート SDI-101-1
スノーピーク ヘキサイーズ 1 グランドシート
スノーピークヘキサイーズ1には収納袋付きの専用グランドシートが発売されています。ブルーシートでも代用可能なグランドシートですが、その場合スノーピークヘキサイーズ1の特殊な形とサイズに合わせるのに少し手間が必要です。
きれいに収まることを優先するなら、グランドシートはスノーピークヘキサイーズ1専用のものをおすすめします。
魅力的な特徴の数々
先に述べたようにタープとインナーテントを組み合わせたスノーピークヘキサイーズ1には、一般のソロテントにはない特徴がいくつか存在します。どれもキャンパーの心に寄り添った機能でどんな環境にも対応可能なすばらしいものばかりです。ここからはスノーピークヘキサイーズ1の魅力的な特徴の数々をくわしく解説していきます。
1.映えるスタイリッシュさ
スノーピークヘキサイーズ1の特徴の中で最初に紹介したいのは「見た目」です。機能、使い勝手が大事なのは言うまでもないですが、見た目が気に入らなければ使いませんよね。
前室の一番高い部分から流れるようなラインとスノーピーク特有の配色がスタイリッシュな印象を与えます。ドーム型テントにはないシャープな感じも美しさを感じる要因でしょう。
スノーピークヘキサイーズ1の第1の特徴はどんなサイトでも映えることです。
2.ソロテントなのに前後に長い空間
通常のソロテントの前室は靴や荷物がなんとか置ける程度ですが、タープを利用したスノーピークヘキサイーズ1はそれに比べて広大な前室を作れます。テーブルやチェアを配置しても余裕のあるスペースは本当に贅沢すぎです。
スノーピークヘキサイーズ1の設営に必要な面積は720×430cm、そのうち前後室のスペースの長さは合わせて約300cmにも及びます。
高さはどうかというと
前室側のポールは210cm、インナーテント側のポールは110cmですので、幕内はその間の高さになります。大きいサイズのチェアなどをあまりインナーテント側に寄せすぎると、頭への圧迫感が増すのでちょうどよい位置に配置しましょう。
3.使い方次第!便利すぎる後室
スノーピークヘキサイーズ1はインナーテントが吊り下げ式のため、広い前室とは別に後方に少しだけスペースができます。見せたくない荷物をここに置くことでサイトをすっきり見せることが可能です。
さらにスノーピークヘキサイーズ1は後方からの出入りもできるため、その際はこのスペースに靴を置くといったこともいいでしょう。前室とは別の後方スペースの使い方によってスノーピークヘキサイーズ1の利便性が格段に変わってきます。
4.全天候対応!通気性も抜かりなし
スノーピークヘキサイーズ1のインナーテント全面はフルメッシュに切り替え可能な優れモノ、後方も半分がメッシュ仕様にできるため夏の暑い時期も空気の流れを作り出せます。
フライシートの後ろを開けたあとインナーテントの後方を開放することで、テント内に風を通すことも可能です。寒い時期はフライシートのサイドを直接ペグ打ちすることにより、寒気の入り込む隙間を狭くする工夫もできます。
5.もちろんタープだけでも使用可能
スノーピークヘキサイーズ1のフライシート素材は210Dポリエステルオックス、耐水圧は3000mm。ほかにも遮光ピグメントPUコーティング、テフロン撥水、UVカットといったさまざまな加工を施しています。
そのためタープとして使っても十分機能しますし、ほかのテントとの組み合わせもアイデア次第で可能です。タープで使用する場合は高さが必要になってくるので長さが調整ができるポールと長いロープが必要になります。
6.そのほかの秘密
ランタン用ループ
スノーピークヘキサイーズ1のそのほかの機能としてタープ下を照らすためのLEDランタンを引っかけるループがあります。インナーテントの吊り下げベルトに装備されていて、これが地味ながらキャンパーたちに好評を得ています。
インナーテントについて
スノーピークヘキサイーズ1のインナーテントは長さ140cm、幅220cmの広さがあるので大人1人が寝るには十分なサイズです。がんばれば大人1.5人として、子どもさんも一緒に休めそうです。さらに室内には小物用ポケットも完備していますので、スマホ入れなどに利用できます。
安心のアフターサービス
スノーピークヘキサイーズ1だけの特徴ではないですが、アフターサービスとして無料で永年修理対応をしてくれます。もちろん満たすべき条件はありますが、このアフターサービスのおかげで安心して道具を使えるのがうれしいです。
スノーピークヘキサイーズ1の注意点
スノーピークヘキサイーズ1にはちょっと気になる部分も存在します。高性能なテントでも向き不向きがあり、どんな場面でも不満なく使えるというわけではありません。ここではスノーピークヘキサイーズ1を購入する前に注意しておいてほしいこと2点を述べています。
【1】ソロにしては収納サイズが
スノーピークヘキサイーズ1の収納時のサイズは62×19×23(高さ)cm、重量は5.2kgと荷物を極力小さくしたいソロキャンパーにとっては少し気になる大きさではあります。移動手段が車なら問題はないでしょうが、バイク、徒歩となると収納、積載に少し工夫が必要になるでしょう。
【2】設営は簡単な部類だが
スノーピークヘキサイーズ1の設営難度は低く設営時間も短いため簡単だと言えるでしょう。ただフライシートの設営がタープ設営とほぼ一緒のため、タープ自体を一度も設営したことがない人にとっては難しいと感じる可能性もあります。
しかし慣れてしまえばなんてことはないレベルなので、次の「スノーピークヘキサイーズ1の設営手順」で予習しておくとよいでしょう。
スノーピーク ヘキサイーズ1の設営手順
スノーピークヘキサイーズ1の設営はヘキサタープを立てるのと同じ要領で設営していき、最後にインナーテントを吊り下げるだけで簡単に完成します。
ロープのテンションなどは全体の形をみながら調整していくのがおすすめのやり方です。上の動画ではグランドシートを敷く手順がないので、その部分は文章で紹介しているものと合わせて理解してください。
【1】2本のメインポールを立てる
スノーピークヘキサイーズ1のフライシートを広げて全体の位置を見ながら、メインポール2本のペグを打っていきます。このときフライシートが飛んでいかないようペグで仮止めしとくと安心です。
長いポールが前室側、短いポールがインナーテントです。グロメットにポールの先端を通しタープの上からそれぞれの自在付き二又ロープをかけ、45度の角度でペグを打ちます。
それからテンションを調整しつつそれぞれのポールを立てていってください。
スノーピークヘキサイーズ1を美しく見せるポイント
前室側のポールを立ててからインナーテント側のポールを立てます。このときスノーピークヘキサイーズ1の稜線(2本のポールの先端をつなぐ線、フライシートのシルエット)をほんの少したるむようインナーテント側のテンションで調整しましょう。このたるみがスノーピークヘキサイーズ1を美しく見せるポイントとなります。
【2】フライシートを完成させる
次にフライシートのサイド4か所と後方1か所をペグ打ちしていきましょう。黒いタグと同一方向に引っ張ってペグ打ちするとシワが入ることなくきれいに張れます。後方はロープがついていないので直接ペグで止めてください。ペグ打ちが終わったら各ロープのテンションを調整していきスノーピークヘキサイーズ1のフライシート部分は完成です。
【3】グランドシートを設置する(必要な場合のみ)
続いてスノーピークヘキサイーズ1の専用グランドシートの設置です。グランドシートを広げたら後方3か所のゴムをペグとポールに引っかけ、追加で前方2か所をペグ打ちする必要があります。
真ん中はポールに、残り2か所はフライシートのペグに引っかける形になります。シワが残らないよう前方2か所は適度に引っ張ってペグ打ちしましょう。ちなみにインナーテントもほぼ同様の手順での設営になります。
ポールへの引っかけ方
グランドシート、インナーテントは共に後方のポールへゴムを引っかける工程があります。作業的には後方(インナーテント)側のポールを持ち上げて、地面に接する部分についている突起にゴムをひっかけるだけです。ポールが持ち上げづらい場合はロープのテンションを少し緩めてやるとよいでしょう。
【4】インナーテントを完成させる
スノーピークヘキサイーズ1のインナーテントを広げたあと、前後のポールにナスカンを使って引っ掛けて吊り上げます。インナーテントのペグ打ちですが、専用グランドシートを敷いているならそのとき打ったペグに引っかけるだけでOKです。
そうでない場合は後方3か所のゴムをそれぞれポールとフライシートのペグに引っかけ、前方2か所のペグ打ちで終了です。
ベルトテンショナーで調整
インナーテントから前方のポールにかけるベルトにはベルトテンショナーがついています。ナスカンをかけたときと、ペグ打ちしたときの2回テンショナーで調整します。2回目は見栄えよく、きれいな三角形になるようにうまく調整してください。
スノーピークヘキサイーズ1の口コミ
ここからはスノーピークヘキサイーズ1の気になる口コミを紹介していきます。何が決め手で購入に至ったのか、実際のキャンプでの使用感はどんなものか、注意するべきことはあるかなど、そういった視点でいくつか口コミを集めてみました。
一目惚れして購入。とにかくカッコいい!ソロ用としては最高だと思います。
まずは見た目に関するものですが、この口コミのようにスノーピークヘキサイーズ1のシルエットに一目惚れしたキャンパーさんはたくさんいるのではないでしょうか。見た目だけで購買意欲をそそるキャンプギアはそうありません。
このテントは、キャンプ地を選びます。
しかし良いサイトに恵まれれば、これ以上のテントはありません。
この口コミの中の「よいサイト」とはスノーピークヘキサイーズ1を設営するのに十分な広さがあること、マットレスで寝れる環境であることです。逆にそれさえクリアできれば最高のソロキャンプを体験できるのではないかという意見になります。
但し、強風には弱いですね。吊り下げ式という事でタープだけしまって、、、、と言う訳にはいきませんし。
必ず現地の天気予報の風予報だけは最大重視するべきギアだと思います。
タープとほぼ一緒と言えるスノーピークヘキサイーズ1の注意するべき点がこれでしょう。風や天候を気にするのはキャンプの基本事項ですからどんなテントでも同じですが、風の影響をさらに受けやすいスノーピークヘキサイーズ1は特に気を付けるべきです。
スノーピークヘキサイーズ1【まとめ】
スノーピークヘキサイーズ1は「ソロテントの完成形」という噂にたがわぬ、高品質でスタイリッシュなテントでした。タープとしての能力や快適な前室、アフターサービスの面から見てもコストパフォーマンスすら優秀と言えるでしょう。
唯一の懸念である収納面の問題をクリアできるなら強くおすすめできる一品です。ぜひスノーピークヘキサイーズ1を手に入れて贅沢空間のソロキャンプを体験してみてください。
ソロテントやミニタープが気になる方はこちら
当サイトでは「スノーピークのヘキサイーズ1を徹底レビュー!簡単に設営できるソロテントの決定版!」以外にもソロキャンプにおすすめのテントやタープをたくさん紹介しています。機能性を突き詰めた簡単設営テントやソロという条件に特化したアイテムなど、さまざまなキャンプギアを掲載しているのでぜひチェックしてみてください。
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