大自然の中で川遊びを満喫！千石峡の魅力をご紹介！近くにはキャンプ場も？

千石峡をご存知？

福岡県の若宮にある渓谷

昔から知られる千石峡は、福岡県の若宮市にある渓谷地帯です。この住所は福岡の中心街から、東に20kmの地点。三郡山地に流れる八木山上流に、およそ2kmに渡って美しい渓谷が伸びています。

標高50～200mと低めとは言え夏は涼しく、大人と子供が川遊びをするには最高のところです。（当記事は2021年7月20日時点の情報を元に掲載しています。）

テント生活やBBQをしながら川遊びできる

かつて恐竜の化石も発見されたという渓谷は、自然に満たされています。そのため自然に溶け込み、各種アウトドアの楽しみもあるところです。川にはキャンプ場の施設もあり、安心なテント生活が楽しめます。

キャンプ場ではBBQができることも、川遊びを盛り上げる要素です。しかも千石峡ならば釣りやハイキングなどの楽しみも出てきて、夏の休日は充実できます。

基本情報

千石峡のアクセス

電車とバスで千石峡へ

山間部にある千石峡ですが、電車とバスを乗り継いて訪れることも可能です。JR福北ゆたか線の新飯塚駅が、最寄り駅となっています。福岡県の福岡市や北九州市の市街地からも、1時間程度で到着です。

新飯塚駅前からは、JR九州バスの飯塚線に乗り込みます。千石峡入口バス停が目的地で、近い川遊びスポットまでは徒歩20分の道のりです。歩いていくことに抵抗がある方には、タクシーもおすすめします。

車で千石峡へ

渓谷の近くには、九州縦貫自動車道の若宮ICや宮田スマートICなどがあります。福岡市街地方面から千石峡まで下道で行くなら、県道21号と450号を通るのが近道です。

千石峡にお出かけすれば、キャンプ場や公園の各地に駐車場があるので安心できます。しかし夏休みの川遊びシーズンには、子供連れ家族で混雑する傾向にあるので注意が必要です。

千石峡の川遊びスポット3選！

①千石公園（いこいの里千石）

川遊びに最適な場所と言えば、吊り橋のある千石公園です。福岡県の八木山川の清流に沿って作られた公園は、若宮市宮田の住所地にあります。いこいの里千石というキャンプ場が、管理する施設です。

千石峡の川沿いには無数の桜が植えられていて、春にはお花見の名所にもなっています。上流側に100台、下流側に41台の広い駐車場があって、休日にも利用しやすいところです。

人気川遊びスポットの魅力

地域のシンボルとなっている千石峡つり橋の近くなら、どこでも川遊びができます。ここは千石峡でも周辺の山々の見通しがよく、清々しい河原。お子様連れでも、トイレ完備なので安心して遊びに行けます。

千石峡全体に自然の岩場が多く、飛び込みできる岩場や小滝も魅力。変化に富んだ川遊びも自在です。全体に水深が浅い場所が多いので、川で遊びたい大人にも子供にもぴったりです。

川遊びの利用

この公園は、千石峡で1年中利用できる施設です。夏の時期も、朝から夕方まで川遊びは開放されています。キャンプ場と併用の駐車場ですが、利用料金は無料です。

予約の必要はなく、公園の入場料についても取られる心配はありません。ただしペットの入場は不可能です。しかもBBQの利用はできないことは、念頭に置く必要があります。

基本情報

②千石峡水辺公園（いこいの里千石）

千石公園より少し上流にある水辺公園も、川遊びに利用してみたいところです。別名をライオンズパークというのは、かつて地元のライオンズクラブが整備したため。

こちらもいこいの里千石に所属する施設ですが、穴場的な環境で好まれています。トイレ施設や駐車場も完備しているので安心です。BBQは不可能ですが、夏にピクニックをしながらの川遊びにおすすめします。

穴場の公園での川遊び

鬱蒼とした山林に囲まれた水辺公園には、自然のままの八木山川の景観が残されています。駐車場から千石峡の川に降りれば、河原には石畳が整備されて足元がよいのが特徴です。

岩場の中に流れる川は清流そのものですが、夏でも川遊びする人の姿は少なめ。平坦な石畳の周辺ならば水深もないので、泳げない大人や子供が遊ぶのにもよい環境です。

川遊びの利用

こちらの千石峡水辺公園のほうも、1年を通じて開放されているスポットです。夏の川遊びの時期にも自由に入場できます。入場や駐車場の料金も、一切かかることがありません。

ペットの入場は不可能で、BBQも全面的に禁止になっているので注意が必要です。駐車場は若干狭くなっているため、夏休みの休日には見極めが必要となります。

③いこいの里千石キャンプ場

人気のいこいの里千石キャンプ場は、福岡県で屈指のアウトドアスポットです。広大なキャンプ場のサイトは、千石峡の各地に作られています。どこを利用しても、夏の川遊びの楽しみが膨らむ場所です。

キャンプ場では2ヶ所のテントサイト、車が乗り入れできるオートサイトも利用できます。BBQの道具もレンタル品で揃うキャンプ場なので、日帰りBBQ目的の場合は食材を持ち込むのみです。

キャンプ場内の川遊び

自然いっぱいなキャンプ場内にも、理想的な川遊びのスポットが揃っています。千石峡の主な川遊びポイントは、テントサイトのすぐ目の前です。

岩がごろごろとする岩場や、階段状になった場所、小滝など変化を実感できます。浅い川が続くので、子供の川遊びにおすすめです。キャンプやBBQで過ごしながら遊べることが、最大の利点となっています。

花の水辺公園キャンプ場（テント・オートサイト）

広い千石公園の東に、いこいの里千石キャンプ場のオートサイト（花の水辺公園キャンプ場）があります。テントサイトは9区画、オートサイトは8区画です。全体は300m以上に渡り、八木山川に接しています。

夏は千石峡の姿を眺めながら、料金も格安なテントで過ごしてBBQできるのが楽しみです。川が目の前にある環境なので、BBQの前後に川遊びで過ごすのは自在。アウトドア好きな大人には断然おすすめします。
 

立木の広場キャンプ場（テントサイト）

立木の広場キャンプ場のほうも、いこいの里千石で選びたい安心できる宿泊場所です。ここは上流に近い住所地で、近くには力丸ダムや穂掛神社といった名所があります。

八木山川に接して、テントサイトが12区画用意されているところです。テントで過ごせば川が近くにあるので、夏の間は川遊びがしやすくなっています。

キャンプ場の利用

魅力的ないこいの里千石キャンプ場は、夏の7月から秋の10月までの限定オープンです。温水シャワーについてもこの時期だけ利用できます。なお千石峡のキャンプ地は、川遊びの時もペットの入場は不可能です。

キャンプ場を利用する場合は、予約が必須となります。サイトは1区画あたり安いところで1,000台、オートサイトでも3,000円台と格安です。予約は市民なら4月から、市外からは5月から初められます。

バンガローエリア（閉鎖中）

西の木立の広場キャンプ場の近くに、バンガローのエリアがあります。八木山川の支流に沿う森の中に、とんがり屋根のバンガローが16棟たたずむところです。

川遊びと共に支持されてきた千石峡のバンガローエリアですが、現在は老朽化が理由で閉鎖されています。今後のバンガローの改修や建て替えと、再開の時期は未定とのことです。

千石峡の川遊びの時期と注意点

川遊びできる時期

例年6月の頃には、気温が30度を越えるのが若宮市です。千石峡のあたりも、うだるような暑さとなります。千石峡の川遊びは6月上旬から初められ、水温は20度台前半だからヒンヤリ感は絶大です。

川遊びのシーズンは、9月下旬まで続きます。キャンプ場施設の利用希望する場合、サイトがオープンする7月が川遊びの始まりです。

川遊びの注意点

安心して遊べる浅い場所が多い千石峡の八木山川ですが、ところによって深くなったり流れが急激になっています。大人はその点にも気をつけて、子供を遊ばせる必要があります。

大雨の翌日は、川の勢いや深さが増しているのが通常です。近くの力丸ダムの放水があると、瞬間的に増水して巻き込まれる可能性があります。川遊びの時は、水量の変化の見極めが大切です。

千石峡の見どころ

①力丸ダム

上流の力丸ダムは、若宮市を代表する絶景スポットの1つです。重力式コンクリートダムは堤高49.5mもあり、1965年に千石峡に完成しました。洪水対策や飲用水確保などを目的とする施設です。

ダムの上部は一般道であり、自由に見学ができます。ダムの上からは水をたたえる力丸ダム湖の様子や、垂直のダム壁の迫力を楽しめ、大人からも密かに人気。川遊びのついでに一見の価値ありです。

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②ドリームホープ若宮

BBQの食材が欲しいなら、ドリームホープ若宮がおすすめです。こちらは川遊びの千石峡から近い住所にある、地元の食材の直売施設。冬には日本一巨大な門松ができることでも、知られるお店です。

若宮の野菜や果物が集結している上、安く買い求められます。さらに食通の大人に評判のキムチや、唐揚げなどのお惣菜もおすすめ。地元のご当地キャラ「追い出し猫」グッズまでも入手できるところです。

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③楠水閣（なんすいかく）

犬鳴山系を眺める脇田温泉では、温泉旅館の楠水閣が人気です。純和風の隠れ湯処は、創業して50年を数えます。地元産の旬の食材を使った会席料理や、和の風情あるお部屋での宿泊もおすすめです。

そして千石峡の川遊びの後にも利用したいのが、日帰り温泉施設です。楠水閣には湯乃禅の里、家族の湯ひだまりという料金もお手頃な温泉があり、大人も子供も存分に湯巡りを楽しめます。

湯乃禅の里

多様な露天風呂が揃った湯乃禅の里は、楠水閣で浸ってみたい日帰り温泉スポットです。夜遅くまで湯巡りができるとあって、千石峡の川遊びの後にもおすすめできます。

館内にあるのは、酒樽からお湯が湧く庄助の湯、かっぱ伝説にちなむかっぱの湯、竹をふんだんに使ったかぐや姫の湯など。男女合わせて合計10種類の露天風呂は、どれも趣向を凝らしたものばかりです。
 

家族の湯ひだまり

そんな楠水閣で家族で利用してみたいのが、陽だまりの湯。安心な家族風呂のスタイルで、和風な個室のお風呂が7種類も揃っています。千石峡で川遊びを楽しむファミリーにもぴったりです。

例えばひのき風呂や岩風呂やかめ風呂などがあって、寝湯までも付いていたりとどれも個性的なスタイル。家族水入らずで、ゆっくりと温泉を楽しめるのが魅力です。

基本情報

夏は千石峡へ行こう

自然とキャンプと川遊びを存分に楽しみたい

水辺の自然が残る千石峡は、確かに夏の暑い日に川遊びが楽しめる場所でした。福岡県でも有数の川遊びスポットなら施設にも恵まれ、子供が想い出を作れる魅力に溢れています。

しかも千石峡ならば、キャンプの1日を過ごせることも魅力的。休みの日には若宮の観光名所めぐりと組み合わせて、千石峡の水辺の遊びで盛り上がりたいですね。
 

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当サイトでは川遊びに相応しい千石峡だけでなく、福岡県の観光情報を掲載中です。夏は子供と一緒に福岡のアウトドア生活を楽しみたい方も、チェックしてみてください。

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