マンネングサってどんな植物?
マンネングサは世界中に自生する多肉植物の一種です。ぷっくりとした葉がとても可愛くキュートで、寄せ植えのほかグランドカバーにもおすすめ。日本はもちろん世界中に愛好家がいて、セダムと呼ばれることもあります。
一口にマンネングサといっても多くの種類があり、それぞれ、葉の形や花の色、開花期、越冬の方法などが違います。種類別の特徴や違いを知って、ぜひ自分好みのマンネングサを探してみてください。
マンネングサの名前の由来と花言葉
マンネングサの名前の由来
日本名であるマンネングサは、一年中グリーンの葉を絶やさないところから名づけられました。基本的に適応能力が高く、どこに植えてもスクスクと育ちます。夏越しと越冬もそれほど難しくありません。
マンネングサの学名はセダムと呼ばれていますが、これはラテン語の「座る」を意味する「セデス」を語源とし、マンネングサの地面にしっかり張り付く様子に由来しています。名前からもマンネングサの丈夫さが分かりますね。
マンネングサの花言葉
マンネングサの花言葉は、「落ち着き」「静寂」「穏やか」の3つです。どの言葉も、マンネングサが丈夫で地面を這うように静かに育つ様子からイメージされたものでしょう。良い言葉なので花言葉を添えてマンネングサの寄せ植えをプレゼントするのもいいですね。
マンネングサを育てるポイント
【ポイント01】成長期と休眠期を理解しよう
マンネングサは、春と秋の気候のよい時期に成長期を迎え、夏と冬には休眠するのが一般的です。成長期にはたっぷりめの水やりと少しの肥料、剪定といったお手入れを積極的におこないましょう。逆に休眠期には水やりと肥料を控え、そっと見守ってあげてください。上手に越冬できれば花期には素敵な花を咲かせてくれますよ。
【ポイント02】樹姿に合わせて植えよう
木のように上にしっかりと茎を伸ばす立木性、地面を這うようにつる状の茎を伸ばすほふく性など、マンネングサの樹姿は種類によって異なります。寄せ植えの中心には高さのある立木性、グランドカバーにはほふく性という風に、それぞれの雰囲気に合わせて活用しましょう。
【ポイント03】過保護にしすぎない
基本的に丈夫なマンネングサですから、育て方はそれほど難しくありません。水や肥料をやりすぎると逆に育ちが悪くなります。マンネングサは過保護にしすぎず放任ぎみに育てた方がスクスク育ちます。気負わずに気軽に育ててみてくださいね。
マンネングサの育て方
【育て方1】土づくり
マンネングサは世界中に分布する植物で、丈夫さが魅力です。それほど神経質に土づくりをする必要はありませんが、1点、水はけのよい土壌を好むことを覚えておいてください。赤玉小粒土と腐葉土を7対3の配合で混ぜるか、市販の多肉植物専用土を利用するとよいでしょう。
【育て方2】肥料
マンネングサには肥料はほぼ不要です。もしどうしても元気がなくて肥料を与える場合もほんの少しにしてください。また、夏や冬に休眠する種類のマンネングサに休眠期に肥料をほどこすのはNG。春や秋の成長期や開花期に肥料をあげましょう。
【育て方3】水やり
マンネングサはカラッとした乾き気味の環境が好きで、逆にじめじめした環境が苦手です。しっかりと土の表面が乾いたのを確認してから水やりしましょう。春と秋の成長期にはこまめに水やりし、逆に、夏や冬の休眠期には水やりを控えてください
【育て方4】環境
基本的に日光が好きなマンネングサ。太陽の光がたっぷり当たる環境で育ててあげましょう。ただし、暑さに弱い種類は夏だけ日陰に移動させてください。また、じめじめした環境は苦手なので、梅雨時期はなるべく蒸れない場所に置きましょう。
【育て方5】植え替え
育てているマンネングサがスクスク育ち鉢いっぱいになってきたら、ひとまわり大きな鉢や広い場所に植え替えましょう。植え替えの適期は春と秋の過ごしやすい季節。植え替えるマンネングサを土ごとすっぽり鉢から抜いて、新しい鉢に植え替えます。
【育て方6】剪定
マンネングサはジメジメとした環境が苦手なので、あまりに株が混み合ってきたら剪定してスッキリさせましょう。マンネングサは丈夫な植物で剪定にそれほど気をつかわなくて大丈夫です。葉があたりすぎている箇所などを清潔な剪定ハサミで剪定してください。
【育て方7】病気と害虫
マンネングサにはほとんど病気や害虫がつきません。ただし、ジメジメした環境が苦手なのでまれに梅雨時期に病気になることも。予防策として、梅雨前の5月頃に少し剪定して蒸れにくいようにしてあげるとよいでしょう。
マンネングサの増やし方
【増やし方1】挿し木
マンネングサから元気な茎をおよそ5センチほど切り取り、土に挿す下半分の葉は取り除いてください。剪定時の茎をそのまま挿し木に活用するのもおすすめです。
切り取った茎を1週間ほど風通しのよい日陰に置き乾燥させます。挿し木用のポットに土を入れ、乾燥させた茎を挿し木したら、発根するまで日当たりの良い環境で育てましょう。
【増やし方2】葉挿し
マンネングサは自然に任せていてもどんどん増えていくほど旺盛な植物。その特徴を物語るのがこの葉挿しという増やし方です。
元気な葉を根もとから切り取りトレイの上などで管理します。剪定した時の葉を利用してもよいでしょう。根が出てくるまではとにかく水をやらず我慢。およそ3週間くらい経つと根が出てきますので、根が出てきたら土に植えてあげましょう。
【増やし方3】株分け
育てているマンネングサが増えてきたら株分けで増やしていくのもよいでしょう。マンネングサを鉢からスポッと抜き取ったら、根の周りについている土を落として株分けします。分けた株はすぐに植え付けず、1週間くらい風通しのよい場所で乾燥させるとうまく根付きます。
おすすめのマンネングサをご紹介!
【おすすめのマンネングサ01】クリームソーダ
クリームソーダは名前のとおり可愛らしく、淡めの細葉がすずやかで夏の寄せ植えにおすすめのマンネングサです。10〜25度くらいの気温でよく育ち、それ以外の暑い季節や寒い季節は休眠します。夏越しや越冬の休眠期には水やりを控え、できれば過ごしやすい室内で管理しましょう。
【おすすめのマンネングサ02】スプリウム・トリカラー
淡いグリーンに白いフチ、一番外側がほんのりピンクに染まる大変キュートなスプリウム・トリカラー。秋の季節の紅葉も美しいです。しかも上手に育てると花期となる8月にはピンク色の上品な花が咲きます。越冬時には葉がすべて落ちますが、春になるとまた新芽が出てくるので心配しないでください。
【おすすめのマンネングサ03】白雪ミセバヤ(ケープ・ブランコ)
もこもことした白っぽい葉が印象的な白雪ミセバヤ(ケープ・ブランコ)は、それほど育てづらいくはないものの出回る季節が限られているちょっとレアなマンネングサです。暑さと寒さが苦手なので夏越しと越冬は室内の過ごしやすい環境に置きましょう。開花期の5〜6月には小さめの黄色い花が咲きますよ。
【おすすめのマンネングサ04】アクレアウレム
アクレアウレムは、茎が長めに伸びるタイプのマンネングサです。ライトグリーンの葉が明るく、先端に行くに連れクリーム色になるのも素敵。夏の暑い季節と冬の寒い季節は苦手なので、夏越しと越冬は室内に置くのがおすすめです。
【おすすめのマンネングサ05】オーロラ
オーロラは、ぷっくりとした葉がいかにも多肉植物らしく大変可愛いマンネングサです。グリーンとレッドのグラデーションカラーの美しさも魅力的。秋の紅葉の季節にはレッドが強みを帯びてきます。暑さ・寒さは苦手なので室内で管理しましょう。
【おすすめのマンネングサ06】ドリームスター
ドリームスターは小さめで鮮やかなゴールドの葉が美しいマンネングサ。冬の寒い季節に霜に当たっても大丈夫なくらい耐寒性のある多肉植物で、美しい葉を季節を問わず一年中楽しむことができます。
【おすすめのマンネングサ07】シルバーペット
細い葉が連なった茎が伸びている様子はちょうど針葉樹のよう。シルバーペットは上品な葉姿が印象的なマンネングサです。開花期の6月頃には、黄色い星のような小花がたくさん咲きます。暑さ・寒さは苦手で休眠期に入るので、水やりを控えてなるべく過ごしやすい場所で管理しましょう。
【おすすめのマンネングサ08】乙女心(ジェリー・ビーンズ・プラント)
葉の先端がなんとも言えず美しいピンク色に染まる乙女心(ジェリー・ビーンズ・プラント)。春から夏にかけてはグリーンで、秋になると紅葉がはじまりピンクに色づいてきます。開花期の春に可愛らしい黄色の花を咲かせてくれ、一年を通じて季節の変化を楽しめるマンネングサでしょう。耐寒性の強さも魅力です。
奥深いマンネングサの世界をのぞいてみませんか
世界中で愛されているマンネングサは、ぷっくりとした葉が可愛らしい多肉植物です。一度好きになるとその魅力に取り憑かれる人続出でどんどん種類を増やしたくなること間違いなし。種類が豊富で見ているだけでも楽しくなることでしょう。ぜひお気に入りのマンネングサを見つけてください。
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出典:https://unsplash.com