焚き火テーブルはキャンプの必需品
コアなキャンプファンからキャンプ女子やソロキャンプまでキャンプブームが続いています。キャンプが人気になっている一番の理由といえるのが、キャンプファイヤーや焚き火でバーベキューやキャンプカレーが楽しめるからです。
火を楽しむのは太古から人類だけで、大自然の中で火を大切にしていました。現代も自然の中で火を楽しむDNAが生きていて焚き火を楽しく感じます。そんな焚き火がいっそう有意義になるのが焚き火テーブルです。
焚き火テーブルの選び方
焚き火テーブルの選び方は大きく分けると「素材」と「形状」になります。素材の多くは金属で、木材を使用するタイプもあり、根強いファンがいるのです。各素材それぞれにメリットもデメリットもあります。
焚き火テーブルの形状は「調理台タイプ」と「囲炉裏タイプ」が主力のタイプです。また、両方に特性があり上手く活かして使うと大変便利です。この章では、焚き火テーブルの素材と形状について基本的な選び方を紹介します。
焚き火テーブルの選び方➀：素材
焚き火テーブルの選び方では、素材の特性で選ぶことをおすすめします。素材は大別すると、「ステンレス」と「スチール」と「木製」の3種類です。
ステンレス製は見た目がきれいで、錆びに強く、汚れても水拭きや水洗いで手軽に落とせます。さらに耐熱性が優れ熱に強く、料理が入ったダッチオーブンも置けるのです。このようにステンレスは焚き火テーブルに多く使われている素材です。アルミ製の焚き火テーブルの需要もあり、アルミ製はコンパクトサイズで軽量タイプが主流です。
スチール製も木製もメリット・デメリットがある
スチール製は耐久性があり、重量もありどっしり安定感があり、比較的安い価格帯からあります。軽量化を図るため天板がメッシュ地になっているタイプが多数です。ただし、錆びやすいデメリットがあり、小まめなメンテナンスが必要になります。
木製タイプの焚き火テーブルも根強い人気があります。木製は耐熱性が低く、熱いダッチオーブンなどを直接置くことはできません。木製タイプはデザイン性が高く、おしゃれで温もりが感じられるタイプが多くリビングでの使用もおすすめできます。
焚き火テーブルの選び方②：形状
焚き火テーブルの形状の一つが囲炉裏のように、まさに焚き火を4サイドから囲む、囲炉裏タイプです。囲炉裏型の焚き火テーブルは火を囲む使い方だけでなく、切り離して4つをそれぞれ単体での使用ができ、並べて四角いテーブルとしての使用も可能で、六角形で使えるタイプまであります。
調理台タイプは取り扱いが楽
もう一つが調理台タイプといわれる、学校の机のような平らな形状の焚き火台です。調理台タイプは焚き火の側やテントの中にも置け、調理台としてだけでなくキャンプギアの置台にもなります。軽量で持ち運びも楽で、値段も安い価格帯からあるのも調理台タイプの特徴です。
焚き火テーブル調理台タイプおすすめ6選
人気の焚き火テーブルの中で手軽に使えるのが調理台タイプです。調理台として使え、食べ物を置く台としても利用利用可能。バーベキューでは大きめの食材も置くことができ、焚き火の近くに置いておくとスムーズに作業が進行します。
そんな置台タイプの焚き火テーブルを、インターネットの口コミも参考にして厳選し、人気アイテム6点の紹介です。
おすすめの焚き火テーブル調理台型➀：テントファクトリー スチールワークス FDテーブル
2012年に横浜で誕生したテントファクトリーの「テーブル スチールワークス FDテーブル」は、DtoC (DIRECT to CUSTOMER)の通り、ユーザーの声を製品に反映させて完成させたアウトドアテーブルで、「品質とコストのバランス」が考えられたコスパ抜群の製品になっています。
今回紹介したテーブルは70cmサイズですが、コンパクトな45cmと60cmサイズもあり、ユーザーの使い勝手を考えられています。
おすすめの焚き火テーブル調理台型②：ONOE×QUICKCAMP アイアンメッシュテーブル QC-ON01
クイックキャンプは、手軽に使えるキャンプギアの「eSPORTS」のプライベートブランドです。そのクイックキャンプがバケツ製品の定番メーカー・尾上製作所(ONOE)とコラボして開発したのが「ONOE×QUICKCAMP アイアンメッシュテーブル 焚き火 直火 QC-ON01」。
メッシュ網で軽量化が図られたり、随所にアウトドアで便利な工夫が施され、丈夫で使い勝手がよいコスパ最高のおすすめ焚き火テーブルです。
おすすめの焚き火テーブル調理台型③：CAMPING MOON焚き火テーブル アウトドアテーブル
中国企業の「CAMPING MOON」の焚き火テーブルはダッチオーブンを載せることができる、特殊エンボス加工を施したステンレス製です。ステンレス天板と天然木のサイドプレートというすっきりしたデザインが人気になっています。
天板のステンレスに施された特殊エンボス加工は、ステンレス材の圧延時に特殊ロールで模様を押し込んで製造する加工方法で、キズが目立たなく後片付けも簡単です。
おすすめの焚き火テーブル調理台型④：コールマン ステンレスファイアーサイドテーブル 170-7663
世界が認めるキャンプ用品の定番トップメーカー・コールマン(Coleman)の「ステンレスファイアーサイドテーブル170-7663」は熱に強く、焚き火サイドでの使用にも十分に耐え、ダッチオーブンも載せられます。
たたんで収納ができ厚さは5cm、重量も2.6kgと軽量コンパクトです。イニシャルで収納ケースも付いていて持ち運びが楽になります。
おすすめの焚き火テーブル調理台型⑤：ユニフレーム UNIFLAME 焚き火テーブル
新潟県燕市にある、おしゃれで独創的なキャンプ用品メーカー・ユニフレームの焚き火テーブルは極めて耐熱性が高く、耐荷重も30kgあり、軽量のアルミ鍋から重量があるダッチオーブンまで置けます。
台の上で直接焚き火はできませんが、焚き火の近くに設置すれば、バーベキューなど調理がスムーズに運び、とても便利なキャンプ用品になるのです。
おすすめの焚き火テーブル調理台型⑥：スノーピーク 焚火MYテーブル LV-039
スノーピークの焚き火テーブルも高評価の口コミが多く、中でも軽量で携行性が優れた「MYテーブル」は天板にステンレスが使われ、熱にも強く頑丈な構造です。
サイドにはハンギングバーが付き、ステンレストレーを下段にセットすれば、収納性が格段にUPする、同社の定番人気商品になっています。
スノーピークは新潟県三条市にあるアウトドア総合メーカーで人気のアウトドアギアが豊富にラインナップしている企業です。
焚き火テーブル調理台タイプ6選一覧表
調理台タイプの焚き火テーブル6選を一覧表にしました。ネットの口コミでも人気の有名ブランドの定番アイテムばかりです。一覧表にしたことで比較対象が容易になります。ご自身が調理台タイプを検討するときの参考にしてください。
| 商品 |  |  |  |  |  |  |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 商品名 | テントファクトリー スチールワークス FDテーブル | ONOE×QUICKCAMP アイアンメッシュテーブル | キャンピングムーンアウトドアテーブル | コールマンステンレスファイアーサイドテーブル | ユニフレーム UNIFLAME 焚き火テーブル | スノーピーク 焚火MYテーブル LV-039 |
| ブランド | テントファクトリー(Tent Factory) | クイックキャンプ | camping moon(キャンピングムーン) | コールマン(Coleman) | ユニクレーム | スノーピーク |
| サイズ | 幅70×奥行50×高さ26cm | (約)幅50×奥行43×高さ27cm | 幅55×奥行35×高さ37cm | (約)幅60×奥行40×高さ25cm | 幅55×奥行35×高さ37cm | 幅49.6×奥行33.2×高さ40(h)mm |
| 収納サイズ | ー | (約)幅50×奥行43×厚み5cm | 幅55×奥行35×高さ2.5cm | (約)幅40×奥行30×厚さ5cm | 幅55×奥行35×高さ2.5cm | 幅45×3奥行3.2×高さ78cm |
| 重量 | 4.5kg | 約3.5kg | 2.8kg | 約2.6kg | 2.8kg | 2.9kg |
| 素材 | 本体・脚:スチール(粉体塗装) | 鉄 | 18-8 ステンレス、天然木 | フレーム/アルミニウム、天板/ステンレス | テーブルトップ:18-8ステンレス、サイド:天然木、スタンド:18-8ステンレス | 天板:ステンレス、スタンド:アルミ合金、カバー:ポリエステル |
| 耐荷重 | ー | 20kg | 25kg | 30kg | 50kg | ー |
| 摘要 | 70cmタイプ | ダッチオーブン対応 | 収納バッグ付き | 収納ケース付き | エンボス加工 | 天板折り畳み式 |
| 商品リンク |
焚き火テーブル囲炉裏タイプおすすめ9選
ファミリーキャンプや複数の友人で楽しむキャンプファイアーでは、囲炉裏タイプの焚き火台がおすすめになります。
家族でバーベキューを楽しむときに小さな子供さんがいると、囲炉裏タイプであれば燃えている火と一定の距離がキープでき安全です。
また、友人たちと焚き火を囲んで夜遅くまでじっくりと語り合うときも、囲炉裏タイプが最適です。焚き火タイプの人気アイテムをユーザーの口コミも参考にして9点紹介します。
焚き火テーブル人気囲炉裏タイプ➀：キャプテンスタッグ ファイアグリル テーブル M-6420
新潟県三条市の大手金属加工品メーカー、パール金属のアウトドア用品ブランドがキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)です。
キャプテンスタッグの「ファイアグリル テーブル M-6420」はグリルや焚き火の周囲を360度囲むテーブルで、食器やドリンクなどが置けてアウトドアで便利に使えます。折りたたみ可能で収納スペースも多くを占めず、持ち運びも楽です。
焚き火テーブル人気囲炉裏タイプ②：尾上製作所 マルチファイアテーブル MT-8317
尾上製作所の「マルチファイアテーブル MT-8317」は、バーベキューコンロを真ん中に置き周囲を囲んで使えるテーブルスタイルです。また、4本が独立するので横に並べてロータイプモデルとしても使えます。
尾上製作所は1948年に兵庫県姫路市で創業した家庭用品メーカーで、定番のバケツや湯たんぽが有名です。近年はアウトドア製品に力を入れスタンドやコンロも販売しています。
焚き火テーブル人気囲炉裏タイプ③：キャンパーズコレクション 焚き火テーブル TT-8366
山善の「キャンパーズコレクション焚き火テーブル TT-8366」は、囲炉裏スタイルでの使用や、並列に並べてローテーブルとしても使え、ユーザー次第で自由に使うことができます。また、4面をバラしてキャリーバッグに収めると持ち運びが便利になるのです。
株式会社山善(やまぜん)は、大阪府大阪市西区に本社を置く工作機械から家庭用機器まで取り扱う大手企業です。
焚き火テーブル人気囲炉裏タイプ④：キャンパーズコレクション ファイアープレイステーブル FPT-100
山善のアウトドアグッズブランド・キャンパーズコレクションの「ファイアープレイステーブル FPT-100」は、焚き火を囲んで手軽に楽しめるキャンプギアです。
簡易耐熱と耐滴加工が施された耐傷性や耐久性が高いデスクトップで、4面すべてを一つに収納が可能なオールインワン仕様で収納スペースも取りません。さらに、テーブルとベンチの2WAYで利用できアウトドアで重宝します。
焚き火テーブル人気囲炉裏タイプ⑤：コールマンファイアープレーステーブル
ネットの口コミで大人気で、世界のキャンパーが憧れるブランド、コールマンの「ファイアープレーステーブル」は、軽量でコンパクトで、しかも設営も撤収も簡単です。オールステンレス製の焚き火台テーブルで、錆びに強く、手入れを怠らなければ長く使うことができます。
焚き火テーブル人気囲炉裏タイプ⑥：ロゴスイロリテーブルlight-L
ロゴス(LOGOS)の「イロリテーブルlight-L」は、主素材がスチールながら従来品に比べ約1kgの軽量化を図っています。焚き火のときにコップや皿を手元に置ける便利で頑丈な焚き火テーブルです。
ロゴスは「Enjoy Outing！」が合言葉で、さまざまなアウトドアスタイルを提案するブランドで、常に進化し最新のキャンプギアを開発しています。
焚き火テーブル人気囲炉裏タイプ⑦：ロゴス アイアンウッド囲炉裏テーブル
ロゴス(LOGOS)ブランドのアイアン囲炉裏テーブルは、木材も使われ温もりが感じられる落ち着いた色合いの製品です。使用する時は中央に焚き火やグリルを設置し、椅子に座りバーべ級を楽しむこともできます。
組立て方やすい構造で収納時はI型になり、車に積み込みやすいデザインです。ロゴスのピラミッドTAKIBIにも対応し、昔の囲炉裏そのものになります。
焚き火テーブル人気囲炉裏タイプ⑧：キャプテンスタッグ ヘキサグリルテーブルセット UP-1038
キャプテンスタッグの「ヘキサグリルテーブルセット」は、木製のヘキサ型(六角形)タイプですが、置き方を工夫するとさまざまな使い方が可能です。
組み合わせを変更すると長テーブルや、ハニカム形のテーブルになります。さらに、組み立てにはネジや工具を使う必要はありません。収納が楽になる便利なバッグ付です。
焚き火テーブル人気囲炉裏タイプ⑨：スノーピークジカロテーブル
「スノーピークジカロテーブル」はアウトドアのキャンプなどで焚き火を囲んで団らんの場をつくる絶好のアイテムで、朝から夜までさまざまな場面で一日中使うことができる優れものです。
高さ40cm、奥行26cmのテーブルは安心してしっかりと食事がとれ、4つのユニットの組み合わせで、四角形でも六角形でも、焚き火テーブルとして使用できます。
焚き火テーブル人気囲炉裏タイプ9選一覧表
紹介した囲炉裏タイプのおすすめ焚き火テーブル、9点の一覧表です。囲炉裏タイプは組み立てない状態ではコンパクトで、保管スペースも多くは必要になりません。
全体的にロータイプが多く、キャンプで使用するときはちょうどよい高さで便利です。表には写真もあり形状も一覧できるので比較検討に便利になります。
| 商品 |  |  |  |  |  |  |  |  |  |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 商品名 | キャプテンスタッグ ファイアグリル テーブル M-6420 | 尾上製作所 マルチファイアテーブル MT-8317 | 山善 キャンパーズコレクション 焚き火テーブル | キャンパーズコレクション ファイアープレイステーブル | コールマン ファイアープレーステーブル | ロゴスイロリテーブルlight-L | ロゴス アイアンウッド囲炉裏テーブル | キャプテンスタッグ ヘキサグリルテーブルセット | スノーピークジカロテーブル |
| ブランド | キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) | 尾上製作所 | 山善 | キャンパーズコレクション | コールマン(Coleman) | ロゴス(LOGOS) | ロゴス(LOGOS) | キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) | スノーピーク(snow peak) |
| サイズ | 幅91×奥行65×高さ26cm(組み立て時) | 100×100×270cm(組立時) | 幅100×奥行100×高さ27.5cm | 幅100×奥行115×高さ27cm | 約100×100×27(h)cm | (約)76.5×76.5×27cm | (約)92.5×92.5×27.5cm | (約)幅137×奥行120×高さ27cm | 幅112×奥行112×高さ40cm |
| 収納サイズ | (約)幅65×奥行45×厚さ7.5cm | 幅83×奥行17×厚さ10cm | ー | 幅100×高さ25cm | 約100×17×11(h)cm | (約)77×13×16cm | (約)幅92.5×奥行16×厚さ15.5cm | (約)幅80×奥行20×厚さ20cm | 幅74.5×奥行17×高さ40cm |
| 重量 | (約)4.8kg | 9.0kg | 9.5kg | ー | 約6kg | (約)6.1kg | 約10kg | (約)14.0kg | 10.5kg |
| 素材 | 表面材:鋼、脚部:鋼 | ー | スチール(粉体塗装) | アルミニウム | (メイン)ステンレス | 主素材スチール | フレーム:スチール、天板:木材スチール | 天然木化粧合板、ウレタン樹脂塗装 | ステンレス鋼, アルミニウム |
| 耐荷重 | (約)4kg(均等) | 約20kg | ー | 80kg | ー | ー | ー | 10kg | ー |
| 摘要 | テーブル内寸:54×43cm | 4面自立式 | キャリーバッグ付6×66cm | ベンチ使用可 | 収納ケース付き | I型収納バッグ付き | 収納バッグ付き | 六角形 | 開口部60×60cm |
| 商品リンク |
焚き火テーブルで美味しいキャンプを楽しむ
15種類を紹介したように焚き火テーブルはさまざまなタイプがあり、アルミやステンレスやスチールなど素材も多種類です。囲炉裏タイプや調理台タイプなど使用するシーンで使いやすい最適な焚き火テーブルが選べます。
中には木製の焚き火台まであって、リビングで使えばインテリア効果抜群です。そんな便利な焚き火台を上手に使って、楽しいアウトドアライフを過ごしましょう！
人気の焚き火テーブルが気になる方はこちらをチェック！
焚き火テーブルについて、誰もがすすめる定番アイテムや使い勝手の良い製品を安い価格帯から高級品までそろえました。そんな焚き火テーブルが気になった方は以下の記事のチェックをおすすめします。貴重な口コミ情報もあり、焚き火テーブルをもっと知ることができます。
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