スーパーソフト
ローラー
スタビー
オディシー・ログ
イージーライダー
ミニツイン2
ボンバー
ダート
ミニロング(65L・73L)
話題のソフトボードが続々と登場!
ソフトボードとは
ソフトボードとはスポンジ素材で覆われた、混雑した海のなかでも手軽に楽しめる人気のアイテムです。浮力もあるので初心者の練習用としても利用されています。最近では内部にハードタイプと同様の素材が埋め込まれた本格的なものもあり、中級者以上でもパフォーマンスが楽しめると評判です。
ソフトボードは種類も多彩!
ソフトボードにもショートからロングまでの長さ違いがあり、フィンはハードと兼用できるものも多くなっています。元ワールドチャンピオンが手がけるプロも愛用するソフトボードや、ボトムのデザインがおしゃれでリゾート感が味わえるものなど多彩です。
また、4.9ft程度のショートボードもあり、大小の波でさまざまなアクションを楽しめます。そんな魅力的なソフトボードをレベル別にピックアップしますので、お楽しみください(本記事は2021年6月17日の情報をもとにしています)。
初心者向けのソフトボード6選!
ここではロングタイプを中心にした初心者向けのソフトボードを取り上げます。スポンジの中にハードボードがサンドされたプロも愛用する商品や、表面処理によりワックス不要のボード、ボトムがカラフルで気分が上がるものなど多彩です。
1:スーパーソフトトライ
おすすめソフトボードの仕様
スーパーソフト
長さ | 201~274cm |
---|---|
テール | ワイドラウンド |
フィン数 | 3 |
オーストラリアに本拠地があるミックファニング(MF)ソフトボードから販売されている2021年の最新モデルになります。MFソフトボードとはプロサーフィンのワールドツアーで3回も優勝したミック・ファニング氏が手がける新しいメーカーです。
軽量で持ち運びも便利で、浮力があるので初心者でも扱いやすい商品になります。長さは6.6ft(201cm)から9.0ft(274cm)までのロング型で、6種類の長さ違いがあるので、レベルやポイントの特徴などに対応可能です。3フィンタイプで価格は51000円ほどになります。
ソフトボードの評価をレビュー
このボードはEPS(エクスパンダブルポリスチレン)というハードボードの素材やカーボンなどを内側に入れて補強しているのが特徴です。外側はスポンジ加工しているので、一般的なソフトタイプと同じく安全に遊べるのも人気のポイントになります。
長いだけでなく幅広なので浮力もあり、弱い波でも遊べると評判です。ソフトタイプですがフィンにはFCS2(ハードボード用のワンタッチフィン)も取り付けられます。カラーはブルー系とイエロー系から選ぶスタイルです。
2:ローラー
おすすめソフトボードの仕様
ローラー
長さ | 198.1~243.8cm |
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テール | スカッシュ(角型) |
フィン数 | 3 |
オーストラリアに本店を置くソフトボードのメーカー・ソフテックから提供されている商品になります。100パーセント防水のEPS素材を内側に入れているため耐久性も抜群、乗りやすく安全で運びやすいソフトボードです。
最新情報では長さのバリエーションは6'6(長さ198.1cm・幅56.5cm・厚さ7.6cm)から8'0(長さ243.8cm・幅61cm・厚さ8.46cm)まで4種あり、値段は38000円から50000円ほどになります。カラーもブルーやスモークグリーン、オレンジなどおしゃれなラインナップです。
ソフトボードの評価をレビュー
このボードは幅広の丸いアウトラインにテールが角型(=スカッシュ)のフォルムが特徴、滑り出しが速く初心者でも簡単にテイクアウトできます。ボトムの反りが少ないため、小さな波でも乗りやすいのもセールスポイントです。
また、レールが箱型で厚いののも特徴で、反応速度は遅めですが安定したライディングができます。また、ハンドグリップが付いているので、持ち運びやすいのも人気点です。衝撃を吸収しやすい材質で、岩場でも攻められるとの口コミもあるソフトボードになります。
3:スタビー
おすすめソフトボードの仕様
スタビー
長さ | 213~277cm |
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テール | ラウンド |
フィン数 | 1 |
アメリカ・サンフランシスコの新しいメーカー・クライムから発売中のソフトボードです。こちらも本体内部にEPSを内蔵した、頑丈な作りになっています。また、デッキ面には特殊加工のラバー製で、ワックスなしでも滑らないのも特徴、お手入れが楽と口コミでも評判です。
2021年もサイズやカラー違いの最新モデルが追加され、バリエーションも豊富、サイズは7ft(全長213cm・幅57cm・厚さ7.3cm)から9.1ft(全長277cm・幅59cm・厚さ8.2cm)までの4種類で、カラーはブラックとピンク系、イエロー系、価格は70000円ほどになります。
ソフトボードの評価をレビュー
このボードは表面がやわらかく、裏面が固いメリハリのある構造です。これによりクッション性は抜群で、ハードタイプ並みのスムーズなライディングを堪能できます。また、シングルフィンタイプなので水の抵抗が少ないのも特徴、ロングライドもしやすい練習用にもぴったりの商品です。
サイズのラインナップが多く、さまざまなコンディションに対応できることも魅力、テイクオフが速く操作性もよいので、初級者だけでなく中級者が使っても満足できる商品になります。
4:オディシー・ログ
おすすめソフトボードの仕様
オディシー・ログ
長さ | 182~274.3cm |
---|---|
テール | スカッシュ(角型) |
フィン数 | 3 |
キャッチサーフというカリフォルニアのメーカーが扱う商品です。「オディシー」とは「オデュッセイア」というギリシャ神話の英雄の物語と、「シー(海)」を掛け合わせたブランド名で、「ログ」はその中でも初心者も楽しめるモデルになります。
軽量で安全なスポンジボードですが、中にはストリンガー(芯材)が3本も組み込まれ耐久性も抜群です。長さにより4タイプあり、6ft(長さ182cm・幅55.9cm・厚さ7.94cm)から9ft(長さ274.3cm・幅60.9cm・厚さ7.6cm)まで、価格は63800円から77000円ほどになります。
ソフトボードの評価をレビュー
このソフトタイプの商品はストリンガーの構造により、独特のしなりができるのが特徴、プロのサーファーも利用するほか、スネヒザ程度の波でも十分に遊べるのでサーフィンデビュー用のボードとしてもおすすめです。
またボードは長めで3つのフィンが付いているので安定性も抜群、一度テイクオフが決まれば、自然に進んでくれるのも人気のポイントです。カラーもグリーンやアイボリー、ブルー、ピンクなど多彩で、ボトムのデザインが凝っているのも特徴、見ているだけでも楽しい気分になれます。
5:ミニロング(65L・73L)
おすすめソフトボードの仕様
ミニロング(65L・73L)
長さ | 243ⅽm |
---|---|
テール | スカッシュ |
フィン数 | 3 |
千葉県南房総市に本社がある、ビーチアクセスから販売されるソフトタイプの商品になります。3フィンのスポンジボードで、表面はマットにも使われるIXPE素材で、裏面には強度のある高密度ポリエチレン(HDPE)が使用されているのが特徴です。
スポンジボードですが、ストリンガーが2本入っているので耐久性もあります。ミニロングタイプは8ftで、65L(長さ243cm・幅22cm・厚さ7.62cm)と 73L(長さ243cm・ 幅58.4cm・厚さ8.4cm)の2種類あり、値段は60000円前後になります。
ソフトボードの評価をレビュー
8ft(243cm)は一般的なロングボードよりやや短めですが、安定性がありボードアクションも楽しめるサイズです。ボトム部のカーブが少なめなので、水面との接触面積も広くパドリングが安定するのも初心者のメリットになります。
ソフトボードならではの浮力があるので立ち上がりやすく、練習用としても最適です。また、テール部の幅が狭めに設計されているため操作性もよく、思った以上にターンがしやすいと口コミでも話題になっています。
6:イージーライダー
おすすめソフトボードの仕様
イージーライダー
長さ | 167.6~274cm |
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テール | スワローまたはスカッシュ |
フィン数 | 2~3 |
オーストラリアのONE・WORLDが手掛けるマリンスポーツのブランド・オーシャン・アンド・アースから販売されているソフトタイプの商品になります。初心者向けには、8ft(243.8cm)や9ft(274cm)のロングタイプがおすすめです。
他にも、6.6ft (198.1cm)や7ft(213.3cm)のセミロングタイプや、5.6ft(167.6cm)や6ft(182.9cm)のショートまで幅広くラインナップし、レベルに合わせて選べます。値段は40000円から60000円ほどと大きさによりさまざまです。 カラーもホワイトやネイビー、パステルピンクなどと多彩です。
ソフトボードの評価をレビュー
デッキ面は耐水性と耐久性がある素材を使っていて、すべりにくい表面処理もされています。また、底面には1mmの高密度ポリエチレンプレートで保護され、衝撃にも強いのも魅力です。
接触しても破損しにくく、表面がソフトで怪我もしにくいため、夏の混雑時の利用用に購入したとの口コミもあります。特に、ロングタイプは浮力と安定感があり、初めてでもすぐにテイクオフができると評判、ハード用フィンの流用ができるのも便利なところです。
中・上級者向けのソフトボード3選!
ここからは中級者以上でも楽しめる短めの商品をピックアップします。独特の凹凸や切れ込みが入った回転性のよい商品や、ロングボードをそのまま小さくしたようなユニークなものなど多彩です。
1:ミニツイン2
おすすめソフトボードの仕様
ミニツイン2
長さ | 144.8~185.4cm |
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テール | スワロー |
フィン数 | 2 |
ミニツイン2とはオーストラリアに本拠地があるDHDが手がけるソフトボードになります。多彩な技を試せる中級者や上級者も評判の商品で、同メーカーのミニツインの後継モデルです。
ノーズからセンターにかけては幅があり浮力や安定性も確保、テールは尖ったスワロー型でターンがしやすいのも人気点になります。4.9ft(144.8ⅽm)から6.1ft(185.4ⅽm)まで9種類と派生品も多彩です。カラーはブルーやピンク、オレンジなどがあり、海で映えるおしゃれ外観も話題になっています。
ソフトボードの評価をレビュー
テール部の裏面には2つのチャンネル(くぼみ)がつくられ、水流をつかみやすくなっているのも特徴、小さな波でも乗りやすいと口コミでも評判です。
また、ノーズからテール前までは一つの溝で、テール部は2つの溝でカービングする「シングルダブルコンケーブ」という形状になっていて、前方は推進力を高め、後方で制御するというスタイルです。2枚のフィンがやや後方についているため、ターンの切れが良いとの口コミもある、操作性に優れたボードになります。
2:ボンバー
おすすめソフトボードの仕様
ボンバー
長さ | 177.8~208.3ⅽm |
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テール | ラウンドピン |
フィン数 | 3 |
「ローラー」でご紹介したソフテックが扱うソフトボードになります。ノーズは丸みをおびたロング型で、先端を少し尖らせたショートボードのようなテールをもつハイブリッドの商品です。
100%防水のEPS素材を内蔵し、2本の木材で内部を強化しています。サイズは5'1(長さ177.8cm・幅52.7cm・厚さ7.5cm)や6'4(長さ193.0cm・幅53.3cm・厚さ7.6cm)、6'10(長さ208.3cm・幅54.6cm・厚さ7.6cm)があります。値段は44000円から54000円ほどで、グリーンやイエロー、ブルーなど色の種類が豊富です。
ソフトボードの評価をレビュー
この商品は小さい波でも遊びたい中級者以上からも人気です。浮力がありパドルが早いので、ハードタイプでは乗れない波にも対応できます。また、ショートのようなテール形状により、ターンがスムーズで大きな波でも遊べるのもおすすめ点です。
ソフトボード独特の反応をする場合もありますが、慣れてしまえば乗りやすいとの口コミ投稿もあります。FCS2などのハードの標準フィンに対応しているので、海のコンディションなどに合わせて交換できるのも便利なポイントです。
3:ダート
おすすめソフトボードの仕様
ダート
長さ | 167.6~198.1ⅽm |
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テール | スワロー・スカッシュ |
フィン数 | 3 |
この製品を提供するドラッグは、オーストラリアに工場をもちソフトボードやスケートボードなどのアウトドアグッズを扱うメーカーになります。ショートからロングまで豊富ですが、なかでも中・上級者から人気なのが「ダート」なるシリーズです。
5’6のスワローテール(長さ167.6cm・幅53.3cm・厚さ7.3cm)と6’6のスカッシュテール(長さ198.1cm・幅55.8cm・厚さ7.9cm)があり、値段は53900円から57200円ほどになります。色はゴールド・ブラックやグリーン・ゴールドなどの個性的なツートンカラーです。
ソフトボードの評価をレビュー
外側は柔らかくハードボードに比べて安全な仕様ですが、内部にはEPS素材を使い3本のストリンガーが埋め込まれた頑丈なつくりが売りです。また、ショートサイズなので多彩なパフォーマンスが楽しめるのも人気点になります。
また、3本フィンで横幅が広い設計のため、ショートにもかかわらず弱い波でも安定して乗れると評判です。デッキ面の中央にメーカーロゴのコウモリが描かれた独特の外観は、ビーチでもひときわ目立つと口コミでも話題になっています。
ソフトボードの比較表
商品 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品名 | スーパーソフト | ローラー | スタビー | オディシー・ログ | イージーライダー | ミニツイン2 | ボンバー | ダート |
長さ | 201~274cm | 198.1~243.8cm | 213~277cm | 182~274.3cm | 167.6~274cm | 144.8~185.4cm | 177.8~208.3ⅽm | 167.6~198.1ⅽm |
テール | ワイドラウンド | スカッシュ(角型) | ラウンド | スカッシュ(角型) | スワローまたはスカッシュ | スワロー | ラウンドピン | スワロー・スカッシュ |
フィン数 | 3 | 3 | 1 | 3 | 2~3 | 2 | 3 | 3 |
商品リンク |
これまで取り上げたソフトボードの一覧をまとめたのが上の表です。全長やテールの型、フィン数といった主な使用も付記し、比較できるようになっています。長さや幅については大きいほど安定性があるのが一般的です。
テールはさまざまで、スワローとはつばめの尻尾と似ているのが由来で回転性がよいのが特徴、ラウンド型はゆっくりと曲がるのに適し、スカッシュは安定性が優れています。値段は60000円前後が多く、ハードタイプに比べてリーズナブルです。
ソフトボードで波乗りを満喫!
話題のソフトボードを最新商品を含めてご紹介してきました。「スーパーソフトトライ」はオーストラリアの有名サーファー・ミック・ファニング氏が監修する乗りやすいソフトボードでした。
また、「オディシー・ログ」は小さな波でもしっかりとらえられる優れもの、カラフルなデザインも魅力になります。また、150ⅽm程度の短い「ミニツイン2」は、浮きやすく技も試せるボードです。これからサーフィンを始める場合は、扱いやすいソフトボードにチャレンジしてはいかがでしょうか。
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