検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

【連載】カヤックデビューシーズン!快適に遊ぶためのポイントを初心者向けに紹介!

連載第66回!今週はこの春カヤックフィッシングデビューをする方向けに、出艇前に知っておいて欲しいチェックポイントを5つご紹介します。梅雨の合間、梅雨明けに向けて、カヤックの実践的な練習をしておくなら今がはじめ時!初心者の方はぜひ参考にしてみてください!
2021年6月4日
sim0223
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

【指定第2類医薬品】アネロン「ニスキャップ」

ダイワ ハイネックロングスリーブラッシュガード

カヤックデビュー時のチェックポイントを5つご紹介!

カヤックフィッシング入門に向けて

カヤック

出典:ライター撮影

連載第66回!まだまだ風が強い日が続いていますが、これから梅雨の合間、そして梅雨明けに向けて、カヤックデビューにピッタリの釣りシーズンが始まります。

今回は寒い時期から準備を進めてきた初心者の方向けに、初めての出艇前に知っておいて欲しい、基本的なポイントを5つご紹介!カヤック関連のグッズ、ルアーにタックルにとしっかり準備が整ったら、入門向けのポイントをチェックして釣り当日に備えておきましょう!

1.出艇場所の下見はココをチェック

エントリーポイントを確認しておこう

カヤック

出典:ライター撮影

ちょっと面倒に感じるポイントですが、出艇を予定している場所は事前に一度確認しておくのがおすすめです。駐車場と車から海辺までのルートをチェックして、一人でドーリーを使えばエントリーできる場所なのか、事前にしっかり確認しておきましょう。

今年は、去年に引き続き駐車場などを閉鎖している場所と、エリアを開放して海の家などを準備している場所が混在しています。ネット上の古い情報を元に動くと当日は事情が違った、というケースが出てくるので、できれば自分で確認、難しい場合は、できるだけ新しい情報を参考にするようにしましょう。

船の往来も確認しておくべきポイント

今の時期はアジイサキなど回遊魚を楽しみに出艇される方が多いです。早い時間に浜を出て、朝マズメは沖で楽しみたいところですが、船の往来、頻度には注意が必要です。平日と土日で遊漁船の数が大きく異なるので、初めての出航の時は早めに行って、船の動きを観察する時間を作ってみてください。

港からどのルートで船が出ていくのか、カヤックはどのルートで出れば安全度が高いか、イメージしてから出航することで、余裕のある出航計画を立てられます。往来が激しい場合は、時間やエントリーポイントをずらして対応するようにしましょう。自分のエリアの遊漁船は、夏は6時竿おろし(釣り始め)というルールがあるので、7時頃出ると通る船が少ないです。遊漁船の戻りは13時前後、戻る時間は14時前後とするようにしています。


2.当日も天気&風予報を必ず確認

風の予報はコロコロ変わる

海

出典:ライター撮影

次は天気予報の確認についてです。数日前から風の予報を見て、風裏などを考えながら計画を立てるという方がほとんどですが、今の時期の天候はコロコロ変わります。前日、当日でも変化することがよくあるので、家を出る前とカヤックを準備する前に、必ず予報を確認しておきましょう。

風は一定で吹き続けるものではないので、意外といい、ということもあれば、予報よりも悪いということもあります。現地についたら一度エントリーポイントに立って、自分で判断をするのもおすすめです。風が強い時は残念ですがまた今度、安全最優先で遊びましょう!

自分のエリアの基準は風速3m、波1m程度まで

波についてはエリアごとにかなりの差があるので、平時とどの程度違いがあるかというのを確認する必要がありますが、自分のエリアでは1m程度が基準になります。沖側に台風があると、うねって1.5m~2mとなって、この場合は釣りはできないです。

風は風速3m程度までが基準で、海側から吹いている場合は3mでも海面が波立つことがあります。岸側からであれば、3mならいい日かなという感じです。風向きが変わる時間は風が急激に弱まるので、弱くなった後強くなるケースがあることも、初心者の方が覚えておくべきポイント!予報をしっかりチェックして、風が強くなる前に浜に戻りましょう!

3.ラッシュガード&帽子はマスト

カヤックは日陰がない!

ダイワ ハイネックロングスリーブラッシュガード

出典:Amazon
出典:楽天

カヤックは遊漁船よりも日陰が無く、途中で戻ったりどこかで降りての休憩も、できる場所とできない場所があります。基本的には常に日光を受けながら釣ることになるので、日焼け対策は必ず行っておきましょう。

上下のラッシュガードと帽子、フェイスガードと用意しておけばOKです。他の釣りでも使えるアイテムなので、カヤックから釣りを始める方もぜひ用意してみてください。夏の日焼けは痛いです!

飲み物も必ず持っていこう


釣りが終わってから、自分で漕いで戻るのがカヤックフィッシングです。体調の悪さに沖で気づいた、ということが起きないように、飲み物も必ず用意しておいてください。熱中症対策に、クーラーボックスに入れて冷やしておけるとバッチリです。

自分は飲み物2本と簡単な食べ物を持っていって、沖で休憩の時間を取りながら飲食する時間を取るようにしています。

4.酔い止めを準備しておこう

カヤックは酔う!

【指定第2類医薬品】アネロン「ニスキャップ」

出典:Amazon
出典:Amazon

自分がカヤックに初めて乗った時に驚いたのが、カヤックの揺れと酔い方です。自分はそれなりに波が荒いエリアで遊漁船の釣りをしていたので、近場であれば酔わないかなと思っていたんですが、初回は結構酔いました。

行き帰りの体調管理、そして釣りの時間を楽しむために、釣りに慣れている方も酔い止めを用意しておくのがおすすめです。酔うと釣り自体がつまらなくなってしまうので、近場で釣る方にもおすすめします。

到着後に飲めば大丈夫!

酔い止めは飲んでから30分程度で効果が出てくるというものが多いです。エントリーポイント到着後、浜に降りて風と波を見てから飲めば十分間に合います。カヤックを下ろして、ルアーやロッドを支度して、この準備で30分程度掛かるので、今日は釣りをする、と決めてから飲むのがおすすめ。最近田舎でも増えてきた、24時間のドラッグストアで購入できます!

5. 離岸&着岸は要注意

沈しやすいのは出艇時&帰着時

カヤック

出典:ライター撮影

最後はカヤックを海に出す際の注意点についてです。

一番トラブルが起きやすいのは出艇時と帰着時で、カヤックが横から波を受けると、回転したり、ひっくり返ったりします。もしひっくり返ってしまったら、まずは浅いので落ち着いて立ち上がりましょう。立ち上がったら、カヤックの船首側を持って岸に向かってください。いろいろ落としますが、回収できる可能性はかなり低いです。慎重に行くなら、出艇時と帰着時はできるだけ物を固定して、貴重品は防水バッグに入れるようにしましょう。

カヤックは縦に波を受ければ前に進むだけですが、横から波を受けるとかなり不安定な動きをします。岸近くは波が砕けていて勢いもあるので、留まる時間を減らして、できるだけスムーズにカヤックを移動させるというのがポイントです。帰着時もモタモタしていると、船首が砂浜に上がっているカヤックが波を受けて横方向に回転します。


スムーズにカヤックを動かすために

 離岸と着岸をスムーズに行うポイントは、とにかく波打ち際に留まらないことです。

自分はカヤックの左側に両足がある状態から船を前に出して、カヤックが浮いたらすぐにお尻からカヤックに入るようなイメージで乗り込み、急いでパドリングで波打ち際を離れるようにしています。カヤックを跨ぐような形よりもこちらの方がうまくいったので、足の運びに迷う場合はこの形がおすすめです。

波が大きく砕けている場所からの出艇は難易度が高いので、初心者の方にはおすすめしません。海水浴場など少し波が気になる場合はなるべく波が小さい場所を選んで、セットの間隔(波は大小がある程度リズムを持って打ち寄せます)を見ながら、素早くカヤックを海に出しましょう。

着岸に向けて知っておくべきポイントは、膝が痛いこと!ずっと同じ姿勢で釣りをするので、膝に力が入らないことがあります。いきなり立つと転んだり動けなかったりするので、着岸体制に入る前に、カヤックの上で膝を動かしておくのがおすすめです。

カヤックフィッシングを楽しもう!

トラブルが無ければ超楽しい!

ヒラスズキ

出典:ライター撮影

自分は一度離岸時にひっくり返ったことがあって、その時は眼鏡を落としました。(車に予備がありました。)今思うとカヤックに乗る動作が定まっておらず、モタモタしていたように思います。まずは入門向け、波打ち際の難易度が低いところからカヤックを出してみてください。

釣りの方は好きなルアーを使って、好きな魚を狙えばOK!何匹か釣るまで場所が分からず釣果が伸び悩みますが、このあたりは他の釣りも同じです。お気に入りのポイントを見つけて、カヤックシーズンを楽しんでください!

連載が気になる方はこちらもチェック!

連載が気になる方は、下記のリンクをチェック!

春の釣りヒラスズキキャスティングと、夏~秋の釣りアジカンパチ狙いのカヤックジグサビキ実釣レポートをご紹介します。先週海に出た時はいいサイズのアジ、イサキが居たので、ジグサビキは今から始める初心者の方も試す価値アリ。ルアー入門向けの釣りとしても面白いと思います。こちらもぜひ合わせてチェックしてみてください。