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庭木におすすめな、ヘンリーヅタの育て方講座!種まきから紅葉になるまでを徹底解説!

庭先で存在感のある彩りをみせる美しいヘンリーヅタ。ヘンリーヅタは簡単に栽培ができるので、初心者におすすめの植物です。当記事ではそんなヘンリーヅタの育て方や植え方を解説!ポイントを知って、ヘンリーヅタをガーデニングへ加えてみませんか?
2021年6月14日
さくらドッグ
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目次

ヘンリーヅタを育ててみよう!

ガーデニングにおすすめ!ヘンリーヅタの栽培方法をチェック!

ヘンリーヅタは生命力が強く、管理が簡単なので、ガーデニング初心者にもおすすめの植物です。つる性の植物として野性味あふれる趣を庭に加えられます。当記事ではヘンリーヅタの育て方や増やし方を解説します。上手な栽培方法を知って、ガーデニングへ加えてみてはいかがでしょうか?

ヘンリーヅタの育て方徹底解説!

ヘンリーヅタとは?

ヘンリーヅタは、ブドウ科ツタ属に分類される落葉性のつる植物です。5枚の小さな葉からなる掌状植物であり、葉脈に沿って白い模様があります。生育が旺盛で、気根には吸盤がついているため、壁やフェンスに沿って大きく成長します。

ただし、冬になると落葉するので、通年のグランドカバーには向きません。また、「生育が旺盛」といっても、他の種類のツタ植物と比べて繁殖力は強くないので、初心者でも安心して育てられるという魅力があります。

ヘンリーヅタの特徴や原産地

ヘンリーヅタの原産地は中国です。別名「チャイニーズ・バージニア・クリーパー」と呼ばれています。ヘンリーヅタの特徴は、季節に応じて葉が変色するという点。ヘンリーヅタの葉は、春や夏には緑色をしていますが、気温が下がる秋に紅葉します。

また、春には黄色の花を咲かせ、秋には黒色の小さな果実をつけます。食用には向きませんが、可愛らしい姿を楽しめるでしょう。耐寒・耐暑性が強く、地植えでは10m以上も大きく生育するので、適度な剪定が必要です。

ヘンリーヅタ栽培:1年の流れ

ヘンリーヅタ栽培は、春以降にはじめるのがおすすめです。ヘンリーヅタは冬には葉が落ちる特徴があります。しかし、耐寒性があるので枯れることはなく、春になれば成長が再開します。

植え付けは春か秋の時期が適しており、水やりや肥料を施しながら育てましょう。乾燥に強い植物ですが、夏の時期には水切れに注意が必要です。冬には剪定をして整えることで、ガーデニングの状態を保つことができます。

ヘンリーヅタの育て方!環境や日常管理をチェック!

ヘンリーヅタは、一年を通して日当たりのよい環境を好みます。強い西日には注意し、日照時間の長い場所が最適です。水やりや剪定の日常管理も行いましょう。

秋の紅葉が美しいヘンリーヅタですが、日照が足りないと、枯れることはなくても綺麗に紅葉しません。紅葉の時期に美しい色づきを楽しめるよう、日頃から育て方をチェックしておきましょう。


ヘンリーヅタを育てるのに適した環境は?

ヘンリーヅタは、日当たりのよい環境で育てるのが適しています。具体的には、1日6時間以上日が当たる場所が最適。ただし、真夏の時期の西日には注意が必要です。地植えの場合は西側を避けて育てましょう。耐寒性もあるため、冬でも戸外で問題ありません。

また、用土は水はけがよく、有機物を豊富に含んだものを用意しましょう。赤玉土小粒6に対して腐葉土4、さらに元肥を混ぜるのがおすすめです。もちろん、草花用の培養土でも問題ありません。

水やり

ヘンリーヅタの水やりは、鉢植えと地植えで違いがあります。鉢植えの場合は、土の表面が乾く頃に、定期的に水やりが必要です。

反対に、地植えの場合には、根が張った後の水やりはほとんど必要ありません。ただし、ヘンリーヅタは耐乾性のある植物ですが、水切れは避けましょう。数日雨が降らなかったり、猛暑で土が乾燥していたら水を与えます。

肥料

ヘンリーヅタは、頻繁に肥料を与える必要はありません。用土を調整する際に元肥をし、追肥は生育期のみ行いましょう。

追肥を与える際は、生育期である春から初秋にかけて、緩効性肥料を適度に与えましょう。緩効性(かんこうせい)肥料は、ゆっくりと効果が持続する肥料です。栄養過多になると生育に悪影響が出てしまいますので、与えすぎには注意してください。

病気・害虫

ヘンリーヅタは害虫が付きにくいので、防虫剤もほとんど必要ありません。しかし、栽培環境によっては病気や害虫がついてしまうおそれがあるため、日常の世話をする際に生育の状態を確認しながら栽培するようにしましょう。

ヘンリーヅタの育て方!植え付けや剪定方法

ヘンリーヅタは、耐乾性に優れ、寒さ・暑さにも強く、枯れる心配があまりない育てやすい植物です。そのため、大きく成長するので、定期的に剪定を行うのが良いでしょう。また、植え付けは種まきや苗からでも可能です。ここでは、ヘンリーヅタの種まきや植え付けの方法と、仕立て方・剪定の方法について解説します。

種まきや植え付け方法は?

ヘンリーヅタの種まきは、秋に行い水をたっぷり与えましょう。生育旺盛なので、春から秋にかけて大きく成長します。種まき用のタネは、手頃な価格で購入できる点も魅力です。

植え付けの時期は、春〜秋の間がよいでしょう。しかし、根が張る前の水切れには注意が必要なので、真夏の時期は避けるのをおすすめします。苗を購入の際には、葉が株元から綺麗に伸びている種類のものを選びましょう。

ヘンリーヅタは仕立てる必要あり!

ヘンリーヅタは生育力が強く、つるが旺盛によく伸びます。たった1日でも驚くほど成長することもあるので、普段は壁やフェンス、枕木に沿わせておきくように仕立てましょう。仕立てる際は、生長点である先端を誘引しながら栽培します。放っておくと地植えの場合は、約10m程度の長さにまで成長するので注意が必要です。

剪定して長さをコントロール


剪定に適した時期はヘンリーヅタが落葉する冬がおすすめです。しかし、自分の好みの大きさで随時、剪定を行っても問題ありません。ヘンリーヅタはすぐに伸びるので、剪定しながら栽培をしなければ大きさのコントロールが難しくなります。

好みの栽培範囲や、『これ以上は伸びてほしくない』という考えがあれば適宜、剪定しましょう。剪定する際は、枯れた枝や伸びすぎた枝を中心に行います。

ヘンリーヅタ:班入り育て方は違う?

葉に美しい斑が入るヘンリーヅタの種類もあります。基本的な育て方はヘンリーヅタと同じです。葉の白い模様が見た目に涼しく感じさせるので、夏のガーデニングやグランドカバーに最適ですよ。地植えにして上に這わせるのもいいですし、ハンギングへ植え込んで下へ垂らし込むような育て方もおすすめします。

他のカラーリーフとも相性がいい!

夏だけでなく、班入りヘンリーヅタはこじんまりとした葉が他のカラーリーフとも好相性。例えば、ミスキャンタスやアジュガなど主張が強い植物などと寄せ植えにすると、庭を華やかな印象に仕上げられます。ぜひ、気になるカラーリーフと一緒に育ててみてください。

ヘンリーヅタに植え替えは必要?

ヘンリーヅタを鉢で育てる場合には、定期的な植え替えが必要です。綺麗な状態を保ち、元気に育てるためにも、季節ごとに植え替えを行いましょう。また、ヘンリーヅタを地植えにする場合は、根の成長を妨げるものがなければ植え替えは不要です。ここでは、ヘンリーヅタの植え替えの頻度や、植え替え方法をそれぞれに分けて解説しますので、チェックしておきましょう!

植え替えの頻度は?

ヘンリーヅタを鉢植えで育てる場合には、植え替えが必要です。根詰まりを防止するために、2年程度に1回の頻度で植え替えをしましょう。

初心者は鉢植えのほうが育てやすいですが、鉢植えが面倒に感じたら、おもいきって地植えで育ててみてもよいですね。地植えの場合は鉢植えと違い、植え替えの必要がないので手間がかかりません。

植え替え方法

鉢植えを植え替える場合には、少し大きな鉢と、用土を用意しましょう。用土は市販の培養土もしくは、赤玉土6と腐葉土4を混ぜたものが適しています。

鉢から取り出すと、根と土が固まった状態である根鉢で出てきます。根鉢を優しくほぐし、大きめの鉢に植え替えるのが最適です。弱った根があれば、切り取っておきましょう。

ヘンリーヅタの増やし方!


ヘンリーヅタは、株分けと挿し木の2つの方法で増やせます。どちらの方法も、1年を通して実施が可能です。

その中でも、春から初夏や秋が最も適しています。暖かくなる季節なので元気に育つでしょう。増やし方は、誰でも簡単にできるのでぜひ試してみてください。はじめは鉢植えで育て、増やす際に地植えしてもよいでしょう。

増やし方1:株分け

株分けとは、大きく成長した株をいくつかにわける方法を指します。ヘンリーヅタは、地面から気根が出てくるので、簡単に株分けが可能です。

気根を含むつるを切り取り、用土に植え付けましょう。根が土に張るまでは、水切れに注意が必要です。たっぷりの水を与え、様子を観察しながら育てます。生育が旺盛なので、根が張ればどんどん大きくなりますよ。

増やし方2:挿し木

ヘンリーヅタの挿し木方法も、とても簡単です。まず植える場所を用意しましょう。鉢植えの場合は用土を準備し、地植えの場合は日当たりの良い場所を選びます。

気根のないつるを採取し、用土に挿して育てます。発芽するまで水やりをしっかり行うと、1〜3ヶ月程度で芽が出ます。発芽促進剤を使用すれば、もう少し早く発芽するでしょう。発芽までの期間は、小さな器でも可能なようです。

美しいヘンリーヅタでガーデニングを彩ろう!

まとめ

ヘンリーヅタの育て方や植え方について解説しました。ヘンリーヅタは、初心者でも比較的簡単に育てられる植物です。春〜秋に植え付ければ、ぐんぐん伸びてあっという間にガーデニングを素敵に彩ってくれます。

班入りヘンリーヅタは白い模様が涼しげなので、夏のガーデニングにもぴったり。庭先のラティス等に這わせてみたり、ハンギングへ植え込んでみたり、さまざまな形で魅力を見せてくれるでしょう。増やし方も簡単なので、美しいヘンリーヅタをぜひ育ててみてください!

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