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【2021】速い250ccネイキッドの新事情!新車から中古まで比較!

250ccのネイキッドバイクはカジュアルなスタイルからロングツーリングまで幅広く活躍します。キャラクターの豊富さも魅力です。ここでは、ハイパワー、オールマイティ、フレンドリーの種類に分けて、250ccネイキッドバイクを紹介します。速い4気筒ネイキッドも記載!
2021年5月28日
hosokawa_taka
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目次

250ccネイキッドの新事情:はじめに

スタイルを限定しない懐の深さがおすすめ!

250ccのネイキッドはカジュアルなスタイルからロングツーリングまで人気のバイクです。ここ近年はツーリングのスタイルに合わせて選択できるほどに250ccネイキッドは増えました。

ここでは新車中古車の枠を取り払い、おすすめの250ccネイキッドバイクを紹介します。なお、この記事は2021年5月26日現在の情報をもとに作成しますことをご了承ください。

2021年の250ネイキッドバイクの傾向

販売台数が多かった時代に比べると、250ccのネイキッドバイクは車種が少なくなったものの、個性は明確になりました。

普通二輪免許を取得したばかりの初心者には手ごわさを感じさせない車格が支持されています。法定速度内でバイクを操る楽しさを味わえますので、バイクの楽しさを知ってしまったベテランライダーからも人気です。

キャラクターの豊富さがおすすめ!

ここ近年、バイク乗りのスタイルに合わせて選べる250ccネイキッドバイクが増えました。各バイクメーカーは共存するかのようにランアップを展開しています。

中古車在庫も見逃せません。インジェクション車への移行期に発売された250ccネイキッドバイクはツーリングで扱いやすいですね。キャブ車時代の速い250cc4気筒ネイキッドバイクは高速道路を多用するツーリングで余裕があります。

スタイルに合った250ネイキッドを!

安い輸入バイクにも注目したいですね。コンパクトで実用性が高く、デザインも洗練されてきましたので、国内モデルにはない個性が光ります。販売店のバックアップも強化されてきました。

ここではハイパワー、オールマイティ、フレンドリーの3種類に分けて、250ccネイキッドバイクを紹介します。速い250ccネイキッドを求めるバイク乗りは多いので、理論上の最高速度も記載しますね。

250ccネイキッド!ハイパワー4選

速い250ccネイキッドバイクは距離を稼ぐツーリングにおすすめです。高速道路を利用するツーリングで余裕がありますし、一般道では250ccネイキッドならではの機動性を発揮します。

速い250ccネイキッドは余裕のスペックが真骨頂!新車で買える現行モデルから4気筒の旧車まで、最速ランキング順で紹介します。操る楽しさは大型バイクに引けを取りません。

バリオスⅡ:4気筒エンジンの旧車

カワサキのバリオスⅡは1997年の2月に販売が開始され、2007年モデルまで生産された250cc4気筒ネイキッドの旧車です。素性の良さや扱いやすさが評価されています。

人気の250cc4気筒ネイキッドでしたので中古車在庫数は豊富です。極上車を探すか?安い中古車をコツコツ仕上げるか?が悩みどころ。比較的に価格が安いGSX250FX(スズキOEM/旧車)もおすすめです。

バリオスⅡは速い?

バリオスⅡの理論上の最高速度は6速14,000回転で164.6km/h。新車で買える250cc4気筒のニンジャZX-25Rとほぼ同じです。また、レッドゾーン入口となる17,000回転までエンジンを回すと199.9km/hに達します。

バリオスⅡは足つき性や取り回し、荷物の積載性も良好です。キャンプツーリングのお供にも適した250ccネイキッドバイクだといえます。

MT-25:新車で買える現行モデル

ヤマハのMT-25は2015年の10月に販売が開始された250ccネイキッドバイクです。2020年3月のマイナーチェンジで倒立フォーク化されました。

YZF-R25の強心臓をバーハンドルのネイキッドスタイルで楽しめるのがおすすめポイント。軽快なハンドリングにも定評があります。

新車で購入できる現行モデルもありですが、マイナーチェンジ前の中古車は比較的に安いですね。


MT-25は速い?

MT-25の理論上の最高速度は6速12,000回転で165.1km/h。しかし、レッドゾーン入口となる14,000回転まで回すと192.7km/hに達し、新車で買える250ccネイキッドバイクでは最速です。

MT-25が本領を発揮するのはファンライド!250ccネイキッドバイクらしさを堪能できます。シフトチェンジで高回転型エンジンに鞭を入れ、バーハンドルでねじ伏せるのが楽しいですね。

Z250:新車で買える現行モデル

カワサキのZ250は2013年の4月に販売が開始された新車で買える250ccネイキッドバイクです。2019年の2月にはフルモデルチェンジを受け、コンパクトに仕上げられました。

ニンジャ250で鍛え抜かれたツーリング特性を受け継ぎながらも、幅広のバーハンドルが250ccネイキッドバイクらしさを強調しています。フロント正立フォークの実々剛健な雰囲気もおすすめポイントです。

Z250は速い?

Z250の理論上の最高速度は6速12,500回転で175.8km/h。新車で買える250ccネイキッドバイクでは最速です。時速100キロでのエンジン回転数は最大トルクを発生させるエンジン回転数の67.7%で、これも250ccネイキッドバイクでもっとも余裕があります。

低速トルクが細いといわれますが、それが速い250ccネイキッドバイクの楽しいところです。

ホーネット250:4気筒エンジンの旧車

ホンダのホーネット250は1996年の2月に販売が開始された250cc4気筒ネイキッドの旧車です。環境対応を含めるマイナーチェンジを繰り返しながら2007年モデルまで生産されました。人気モデルでしたので、中古車在庫数は豊富です。

極太のリヤタイヤとアップマフラーが醸し出すセクシーでかっこいいですね。ボリューム感は旧車らしさを感じさせません。ちなみに、ロープフックはシート内に格納されています。

ホーネット250は速い?

ホーネット250の理論上の最高速度は6速14,000回転で180.1km/hと、250cc4気筒ネイキッドの旧車でもっとも速いですね。レッドゾーン入口となる16,000回転まで回すと、206.6km/hに達します。

近いスペックの安い250cc4気筒ネイキッドバイクを探すならジェイド250がおすすめ。中古車在庫数は少ないものの、クラシカルな雰囲気には4気筒の名車CBX400Fを思わせる旧車感があります。

250ccネイキッド:オールマイティ4選

オールマイティな250ccネイキッドは汎用性が高く、街乗りからロングツーリングまでこなします。

普通二輪免許を取得したばかりの初心者がツーリングのスタイルを確立するのにおすすめです。ツーリングの哀歓を知り尽くしたベテランライダーにも頼もしく寄り添ってくれます。

バイク用ライディングジャケットからインナープロテクター+カジュアルウェアまで、服装の自由度もですね。

ジクサー250:新車で買える現行モデル

スズキのジクサー250は2020年の6月に販売が開始された新車で買える250ccネイキッドバイクです。インドで評価されて国内で正規販売されました。

グラマラスで低く構えたシルエットがおすすめ!画像で見るより実車はかっこいいですね。オイルジャケットをまとった油冷エンジンは耐久性に期待できます。

ツーリングではリヤキャリアを追加したくなりますが、その費用を考えても価格は安い設定です。

ジクサー250は速い?

ジクサー250の理論上の最高速度は6速9,000回転で132.4km/h。速い250ccネイキッドバイクとはいえませんが、まずまずの速度域だといえます。

突出したスペックを有していませんが、乗り味は初心者からベテランライダーまで納得させられる内容です。

ユーザーレビューを確認すると、リヤで旋回するハンドリングは軽快でありながら安定感があるとのこと。スムーズに拭け上がるエンジンが気持ちいいと高く評価されています。
 

CB250R:新車で買える現行モデル

ホンダのCB250Rは2018年の5月に販売が開始された現行モデルの250ccネイキッドバイクです。2019年の4月には足つき性を改善するマイナーチェンジが施されています。

CB250Rは洗練されたデザインがかっこいいですね。車体の重量バランスを中央に集中させたマッシブなシルエットで、懐古的過ぎることもなく、前衛すぎることもなく、ホンダらしい嫌味のないシルエットに仕上がっています。


CB250Rは速い?

CB250Rの理論上の最高速度は6速9,000回転で138.6km/h。速い250ccネイキッドバイクとは言い切れないものの、まずまずの速度域だといえます。

トルクウェイトレシオは250ccネイキッドバイクでナンバーワンです。エンジンは高回転までしっかりと回り、ファンライドを楽しくしてくれます。フロントヘビーなハンドリングも爽快です。

CB250F:インジェクションモデルの旧車

ホンダのCB250Fは2014年の8月に販売が開始され、2017年モデルまで生産された250ccネイキッドバイクです。インジェクション車への移行期はバイクのデザインに課題山積でした。それを打ち砕いたCB250Fの功績は大きいですね。

短命の旧車で、中古車在庫数は豊富ではありません。しかし、インジェクション車の250ccネイキッドバイクとしては安いといえます。

CB250Fは速い?

CB250Fの理論上の最高速度は6速142.2km/h。高速道路を利用するツーリングでもやや余裕がある速度域です。回りたがるエンジンを搭載していますが、直進時の安定感が高く、素直で扱いやすいといえます。

CB250Fは道具的な美しさをもつ250ccネイキッドバイク。荷物を積載してもシルエットを崩しにくいので、ツーリング派はリヤキャリアを追加したいですね。

VTR250:インジェクションもある旧車

ホンダのVTR250は1998年の1月に販売が開始され、2009年の3月にインジェクション化のフルモデルチェンジを受け、2017年モデルまで生産された250ccネイキッドバイクです。

スムーズでダイレクトな加速感を得られる90°V型2気筒エンジンがおすすめポイント。販売年数が長かったので中古車在庫数は豊富です。

VTR250のインジェクション車は、荷掛フックが左右に各2個ついています。

VTR250は速い?

VTR250の理論上の最高速度は5速10,500回転で148.9km/h(最終型)。高速道路を利用するツーリングでもやや余裕がある250ccネイキッドバイクだといえます。

素性のいいエンジンと上質なハンドリングは扱いやすいですね。車体サイズと車両重量のバランスも良く、街乗りも快適にこなします。ハンドルを低くするとステップやシートとの相性を最適化できます。

250ccネイキッド:フレンドリー4選

高速道路を走行する機会が少ないのであれば、扱いやすいエンジンを搭載した250ccネイキッドバイクを検討しましょう。速い250ccのネイキッドバイクは低回転域のトルク感が弱くなりがちだからです。

また、扱いやすさを重視した250ccネイキッドバイクは車体が軽量でコンパクト。ツーリング先で街中のカフェを訪れるのにも適しています。

CB190R:安いインジェクション車

新大洲本田のCBF190Rは安い価格ながらもシャープなデザインがかっこいい軽二輪ネイキッドバイクです。

シート高は実用的な高さですので、足つき性に期待できます。タイヤサイズは250ccネイキッドバイクによくあるサイズですので選択肢は豊富です。

ちなみに、新大洲本田は公式ホームページの取扱説明書で、CBF190Rのメンテナンス情報を多く記載しています。

CBF190Rは速い?

CBF190Rの理論上の最高速度は6速8,000回転で102.5km/h、レッドゾーン入口まで回しても121.8km/hです。お世辞にも速いとはいえません。

しかし、倒立フォークやアルミ合金のセパレートハンドルなどがスポーツライディングに対する期待感を高めてくれます。

通勤や通学にもおすすめ。適合するリヤキャリアはアマゾンで入手できます。

ジクサー150:安いインジェクション車

スズキのジクサー150は2017年の1月に販売が開始された新車で買える軽二輪ネイキッドバイクです。2020年3月のフルモデルチェンジでは、フロント1チャンネルのABSが追加され、外装も一新されました。

旧型ジクサーの中古車には輸入モデルのキャブ車が混在しています。国内モデルはインジェクション車ですのでご注意を。


ジクサー150は速い?

ジクサー150の理論上の最高速度は5速8,000回転で108.3km/h。速い軽二輪ネイキッドバイクとはいえません。レッドゾーン入口となる9,500回転まで回しても128.6km/hです。

しかし、ジクサー150はロングストロークエンジンの粘り強い低中回転域がおすすめポイント。中古車市場で人気の旧型はアフターパーツも豊富です。

GSR250:インジェクションの旧車

スズキのGSR250は2012年の7月に販売が開始され、2017年モデルまで生産された250ccネイキッドバイクです。インジェクション車への移行期に中国で生産され、デザインは賛否両論ありました。

しかし、中古車在庫数は豊富で価格も安いですね。のちにVストローム250やGSX250Rの成功へ導いた功績は大きく、素性の良さも証明されました。

GSR250は速い?

GSR250の理論上の最高速度は6速8500回転で117.3km/hと低く、お世辞にも速い250ccネイキッドバイクとはいえません。

しかし、水冷SOHC2バルブのロングストロークエンジンは低中回転域のトルク感が豊かで、粘り強く加速します。

重厚で大らかなハンドリングはツーリングバイクとして優秀です。大柄で重いものの、重心が低いので安定感に優れています。

XSR155:安いインジェクション車

タイヤマハのXSR155はライトでクラシカルなデザインの軽二輪ネイキッドバイクです。バイク用ライディングウェアも似合いますし、インナープロテクター+カジュアルウェアでもおしゃれに決まる!ネイキッドバイクの本来の良さが凝縮されています。

安い輸入バイクであるものの、取り扱っているYSPが多いので安心です。アフターパーツはアマゾンでも入手できます。

XSR155は速い?

XSR155の理論上の最高速度は排気量の割に速いですね。6速10,000回転で135.1km/h、レッドゾーン入口となる11,000回転まで回すと148.6km/hに達します。

シート高は810mmもありますが、軽量でコンパクトな車体は街乗り性も優秀です。低速トルクは気になるものの、その分スリリングなファンライドに期待できます。

250ccネイキッドの新事情:まとめ

250ccネイキッドバイクは速い速度域を重視すると扱いにくくなり、街乗りでの扱いやすさを重視すると速度域が低くなるジレンマを抱えています。

しかし、4気筒エンジンを搭載した旧車から手強さを感じさせない輸入車まで、どの250ccネイキッドバイクにも価値があり、そこに優劣は存在しません。

バイクの選び方を楽しめるのも、250ccネイキッドのおすすめポイントだといえます。

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