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無駄だらけのザック!ヌルクのカーロフの魅力をご紹介!取扱店も!

栃木県真岡市にある登山用品の取扱店、その名もヌルクは「無駄を楽しむハイカーへ」をキャッチコピーとしているアウトドア用品の製造、販売会社です。さあ、本日はそんなヌルクと最初に作った商品、無駄だらけのザックことカーロフの魅力に迫っていきましょう。
2021年10月21日
日常演舞
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目次

そもそもヌルクとは?

栃木県生まれのアウトドアギア専門店

出典 : nruc.net

ヌルクは2017年に同社代表の井上真氏が設立し、翌年より栃木県のアトリエで販売を開始したアウトドアギア専門店です。現在は販売店の他カフェやアトリエも同じ建物の中にあるので買い物ついでにコーヒーを楽しんだりアトリエでの製品づくりを見学したりも出来ます。

ヌルクという名前に込められた思い

ヌルクという名前は「ヌルい」という意味で「山と真摯に向き合うには時としてぬるさも必要だ」「皆が山頂を目指すよりもそれぞれ身の丈にあった登山を楽しんだほうがよい」と言う井上氏の思いが込められています。

ヌルクのキャッチコピーは「無駄を楽しむハイカーへ」

出典 : https://www.nruc.net/

ヌルクのキャッチコピーは「無駄を楽しむハイカーへ」であり、機能性を重視すると省かれやすい無駄にあえて注目しました。Instagramのプロフィールにかかれている「無駄のその先へ、シンプルは素敵だが、無駄も素敵だ」の一文もヌルクの無駄と真剣に向き合ってくる思いが伝わってきます。

ヌルクを代表する商品は「カーロフ」

出典 : https://www.nruc.net

ヌルクの看板商品であるザック「カーロフ」

「カーロフ」(KARLOFF)とはヌルクが一番最初に作ったアウトドアギアのザックの名前です。昔の登山で主流だったキスリングや帆布型のバッグ、その雰囲気を残しつつも現代風に進化させたいという思いを形にした登山用ザックとして生み出されました。

リバイバルとは又違うヌルクの現代風の意味

しかしこの現代風に進化させるというのは単に商品をリバイバルするという意味ではありません。ヌルクは商品を今の時代に通用する形にして新たに作り出すことこそが商品に対する最大のリスペクトであると考えているのです。

カーロフの魅力に迫ります!!


魅力その1「何処か懐かしさがあふれる見た目」

カーロフの魅力まず一つ目はどこか懐かしさを感じさせるその見た目と色です。キスリングを意識した見た目と程良くくすんだカーキの色合いが昔ながらの製品という感を出しており、目の前だけ昭和にタイムスリップしたような気持ちになれます。

魅力その2「ポケットに込められた遊び心」

あえてポケットに無駄な部分を

カーロフの魅力2つ目は背面と側面に備え付けられたポケット。一見すると何の変哲もないポケットの様ですが、実は二つづつある縦長ポケットとサイドポケットの内、サイドポケットの二つは取り外しができるようになってます。

ポケットに込められたヌルクのこだわり

他ではなかなか見ない独特な構造のポケット。これこそがヌルクが大切にしている無駄を突き詰めた先にあるものなのです。

シンプルな機能性を重視するのであればポケットの取り外し機能など必要ありません。ですがあえて無駄に思えるような要素を取り入れることにより、遊び心や想像力を刺激するザックに仕上げています。

ポケット単体でも活用できる。

例えばポケット単体をベルトや他のバッグに巻きつけて外付けの入れ物にしたり、近所にちょっとだけでかける時に財布を入れるサコッシュに変身させたり、小物を入れてバッグインバッグとしても使ったりする事も出来ます。こうした活用方法を考えられるのもヌルクならではです。
 

魅力その3「大容量」

荷物をたっぷり入れられます。

ここまではカーロフの見た目や無駄に秘められた遊び心の魅力を伝えてきました。もちろんカーロフは登山用ザックとしての機能性もしっかり確保されています。最大容量は35Lで重さは700gと量に対して少し重いですね。
 

荷物を入れる際の注意点

収納部分を開けると中は広い空洞になっているだけで仕切りなどはありません。そのため区切りを入れたい方は自分で用意する必要があります。又キスリングバッグの宿命として、パッキングが上手く出来ないと余計な重量がかかる事に注意しましょう。

あえての意地悪で発見を


単に荷物を入れるためのザックと考えると意地悪な機能になっていますが、コレも先程のポケットと同様、無駄をあえて大切にするヌルクの考えに基づいて作られたものであり、何処に何を入れて何をつけるか、自分なりの最適解を見つけた時の思いを感じてほしいという狙いがあります。

登山以外にもおすすめのカーロフ

谷間部分にはポールなどを固定できる様になっているので万が一への備えも万全、更にサイドポケットはお菓子やペットボトルがすっぽり入る大きさになっています。容量を生かして中にカメラバッグを入れて谷間部分に三脚を固定して持ち運ぶと言う事もできるので登山だけでなく、写真を趣味とされている方にもカーロフはよいザックです。
 

商品の取扱店や価格は?

カーロフの取扱店は Nruc Nestのみ

出典 : https://www.nruc.net/

ここまでヌルクとその看板商品であるザック「カーロフ」についてその機能と魅力を語ってきましたが、現在カーロフの取扱店は全国でただ一軒、Nruc Nestのみとなっています。オンラインショップでの取扱もありません。

しかも完全受注生産で現状一年待ちという状態であり、次にいつ購入できるのかはヌルク社員の方も分からないのです。​​​​​​価格についても公式サイトには記載されていません。

受注再開の告知はヌルクInstagramで

なお、受注再開時はInstagramで告知されるということなので気になる方はぜひヌルクのInstagram投稿をこまめにチェックしてみて下さいね。ヌルクの公式サイトには他にも二種類ザックが紹介されていますが、それらも同じく完全受注生産なのでお気をつけ下さい。

その理由は完全手作りのため

完全受注生産かつ一年待ちの理由としてあげられているのがヌルクのザックは一つ一つ丁寧に手作りしているので多くの量を生産する事が出来ないためです。生産性を重視しない所にもヌルクの無駄を大切にする気持ちが込められているのですね。
 

ザック以外の商品は販売していないの?

財布やサコッシュなどがあります。

出典 : https://www.nruc.net/


じゃあヌルクはザック以外の商品は販売していないのかというとそんな事はありません。他の商品も販売しています。例えば此方はヌルクで販売されているサコッシュ。カーロフと同様、カーキ色がレトロな雰囲気を出していますね。

ティッシュカバーなどの小物も豊富

出典 : https://www.nruc.net

こちらはティッシュカバー(価格は3300円)。もうお馴染みのカーキに加えてモスグリーンもあり、こちらは若い人に好まれそうなデザインになっています。他にも財布などさまざまな商品が販売されており、それらは全国12都道府県にある取扱店でも購入可能。もし近くに取扱店がなければオンラインストアでも購入できますよ。
 

ザック以外にもNruc Nest限定の商品がある

出典 : https://www.nrucnest.com/

しかし本店であるNruc Nestにはザック以外にもTシャツなど限定商品がありますので、登山が好きな方はぜひこちらへと足を運んでいただきたいです。お値段は3~4千円前後と少々お財布には厳しいですが、それに見合うだけの価値はあるのではないでしょうか?

まとめ

出典 : https://www.pakutaso.com/

はい、というわけで今回はシンプルさが重宝される今の時代に無駄に注目しているアウトドアギア専門店「ヌルク」の看板商品カーロフの魅力と取扱店について書いてきました。他にもサコッシュのように懐かしくも新しい商品があれば登山がより楽しくなる事間違いなしです。

登山用ザックが気になる方はこちらをチェック

ヌルクのカーロフは一年街で今直ぐ購入できないのが残念ですが、もし登山用ザックが今すぐにほしいと思っておられるのであれば関連記事でおすすめの登山用ザックを解説していますので是非そちらもチェックしてみて下さい。