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用途別に適切な容量選択を、登山用ザックの選び方を解説!おすすめブランドも!

ハイキングから本格的まで、さまざまなシーンで活躍する登山用ザック。用途に合わせたアイテムを選べるように、ポイントを押さえておきましょう。当記事では、適切な登山用ザックの選び方を解説します。パッキングやおすすめブランドもご紹介しますので、参考にしてみてください。
2021年9月18日
さくらドッグ
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この記事で紹介しているアイテム

OSPREY(オスプレー) ケストレル 38

カリマー(karrimor) リッジ40 スモール

ミレー(Millet)バックパック サースフェー 30+5

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適切な容量選択で素敵な登山用ザックを!

登山用ザックの選び方を知っておこう!

Photo byPexels

最近では、さまざまなブランドから機能性・デザイン性に優れた登山用ザックが展開しています。しかし、ハイキングや登山で使用するなら用途に合ったザックを選ぶことが重要です。

選ぶ際のポイントは用途や容量、身体にフィットするサイズ感などさまざま。当記事では、自分の用途にピッタリなザックを選ぶポイントを解説します。もちろんおしゃれな登山用ザック・ブランドも豊富です。ザック選びの参考にしてみてください。

登山用ザックの適切な容量を用途別で紹介

登山ザック用途別1:ハイキング・タウンユース

Photo byStockSnap

初心者でも気軽に楽しめるハイキングには、容量が少なめのザックが最適です。また、ハイキングに使えるザックは、タウンユースでも活躍します。

『ハイキングくらいなら普段用のリュックではだめなの?』と思われるかも知れません。しかし、登山用ザックは軽量化に優れ、ハイキングや登山に適した機能が充実しています。

軽量化以外にも、機能性やデザイン性が抜群です。ハイキングをより快適に行えるよう、登山用ザックを選びましょう。

容量は10〜25Lがおすすめ!

ハイキングやタウンユースに使用するなら、容量10L〜25Lの登山用ザックがおすすめです。ハイキングでは季節や活動時間によって、入れておきたいものに差があります。

しかし、通年入れておきたいもの、具体的には防寒用アウターやレインウェア、行動食などです。さらに水や携帯電話、ヘッドライトなどが取り出しやすい機能があるとよいでしょう。これらの荷物を装備するために、10L〜25Lの容量が最適と言えます。

登山ザック用途別2:日帰り登山

日帰り登山用途なら、ハイキングで使うよりも大容量のザックが最適です。25L〜35L容量のザックは「中型ザック」とも呼ばれ、一番人気があります。また30L容量なら、山小屋1泊にも使用できるため、1つ持っておくと便利でしょう。

日帰りとは言え、登山では夏場であってもレインウェアや防寒着の用意が必要です。また行動食やお湯を沸かすコッヘル(調理器具)もあると便利なため、全てのギアをパッキングしようとすると20L以下のものでは容量不足となります。

容量は25L〜35Lがおすすめ!

日帰り登山には、容量25L〜35Lのザックが適しています。着替えはもちろん、防寒具やレインウェア、調理用品なども収納可能。また水筒や行動食もなども欠かせません。ハイキングよりも本格的な装備を揃えられるサイズです。

さらに、中型容量以上のザックには、一般的に男性用・女性用が展開しています。体型に合わせたザックを選ぶことで、荷物が多くても快適に過ごせるでしょう。サコッシュやアタックザックとの併用もおすすめです。

登山ザック用途別3:山小屋泊

Photo byElsemargriet

山小屋泊の用途なら、30L以上の中型登山ザックが最適です。テント泊と比べると装備は少ないものの、着替えや行動食の量が増加します。特に標高が高い山へ登るなら、夏場でも防寒着が必須。2日目の着替えや靴下なども必要です。

また、軽量化を追求した登山用ザックが増えています。ザックの軽量化はよいことですが、荷物が多いと強度が心配な場合があるため注意しましょう。

容量は35〜50Lがおすすめ!

35L〜50L容量の登山用ザックは、さまざまなブランドで人気があります。40L以上のザックなら使用シーンの幅が広がるので、あらかじめ大きなザックを購入しておいてもよいでしょう。

また、山小屋泊するなら、快適に過ごせるグッズ用意をおすすめします。防寒着をはじめ、アイマスクやシーツに加えて、モバイルバッテリーもあると最適。サイドにポケットがついていると、スマホや水筒、地図出し入れに便利です。

泊数によって適切なサイズを

「山小屋泊」と言っても、日数によって最適な容量が異なります。山小屋1泊の場合は35L前後で問題ありませんが、2泊以上する予定があるなら45L程度の大きめザックを選びましょう。

山小屋泊では、お風呂や食事を楽しむ方法もあります。山小屋で登山先を選ぶ人もいるほどです。食事や設備、イベントなどを重視して山小屋泊の登山を楽しむのもおすすめします。


登山ザック用途別4:テント泊

Photo byturnermurakami

テント泊の用途に合わせるなら、大型の登山用ザックが最適です。テント泊の場合、装備にはテント用品も含まれます。容量と強度に加えて、背負い心地も重視しましょう。

また、テント泊に必要なザックの容量は、一般的に「山小屋1泊+30L」と言われています。

40L・45Lは少し小さいので、50Lは最低限のラインとし55L〜60Lのザックを選ぶのがおすすめです。テント泊は非日常を味わえる貴重な時間となりますよ。

容量は50L以上がおすすめ!

テント泊には、50L以上のザックが最適です。ゆとりを持って55L〜60L容量のザックを用意しておくとよいでしょう。また、大型ザックは腰ベルトや背面のクッション性も重視する必要があります。

なぜなら、テント泊登山の場合、テント装備でザックが重くなることが理由です。少しでも身体への負担が軽減されるようなザックを選びましょう。また、60L前後の大型ザックは、パッキングも非常に重要です。

登山用ザックを選ぶ際の3つのポイント

登山ザックの選び方1:身体にフィットするサイズを

出典:https://www.amazon.co.jp

登山ザックを選ぶときに重要なポイントは、身体にフィットしたサイズのザックを選ぶことです。登山は活動時間が長く、身体への負荷がかかりやすいため、適したサイズを選ぶと身体への負担を軽減できます。

背面長(トルソー)の長さとベルトに注目してください。それぞれが自分に合っていないと、ザックと身体の間に隙間ができます。そのため、ザックが揺れやすくなり身体への負担が大きくなるので注意しましょう。

背面長(トルソー)の長さ

背面長(トルソー)とは、ザックの肩ベルトの付け根から腰ベルトまでを指します。自身の背骨の長さと背面長が合うサイズが最適です。購入の際には、背面長の長さに注目しましょう。

背面長とのサイズが合っていないと、身体との間に隙間ができることで摩擦を起こしたり、疲れたりとトラブルの原因になってしまいます。特に大型ザックは荷物を入れると15kgほどになり、背負心地が重要です。

ベルトは身体に合うか

登山用ザックには、一般的に肩と腰にベルトがついています。ベルトが合わないと身体に負担がかかるため、しっかりと確認して選びましょう。肩ベルトを調整したとき、ベルトの調整パーツが脇から少し下の位置にあるのが最適なサイズです。

また、背負うときはベルトの調整も重要。それぞれのベルトが、身体に密着するよう調整しましょう。注意点としては、肩ベルトを締めすぎると体から浮いてしまいます。

登山ザックの選び方2:腰ベルトの有無

出典:https://www.amazon.co.jp

一般的な登山用ザックには、肩ベルトと同様に腰ベルトもついています。登山は重たい荷物を背負って活動するため、肩ベルトだけのザックだと身体へ負担が掛かる原因です。負担を分散させるための腰ベルトがついているザックを選びましょう。

実際にザックを背負う際、腰ベルトの調整が必要です。腰ベルトが骨盤付近にあるか?長さがフィットするのか?を事前に確認しましょう。アイテムによって、腰ベルトの長さには差があります。緩すぎず、締めすぎずに注意してください。

登山ザックの選び方3:雨蓋の有無

出典:https://www.amazon.co.jp

登山用ザックを選ぶ際には、雨蓋の有無もポイントです。雨蓋とは、一般的にザックを閉めた上に被さるような蓋を指します。雨蓋がついていると、荷物を雨から守る・荷物を押さえつけて安定させるという効果があり、急な天候変化にも安心です。

また、行動中に必要なアイテムをすぐに取り出せる収納としても活躍します。ザックによっては、専用ポケットがついているものもあるので、好みに合わせて選びましょう。

登山に欠かせないパッキング術

登山パッキング術1:重いものは背面上部へ

登山する上で、適切なパッキング術は欠かせません。パッキングとは、登山において「ザックに荷物を収納すること」を指します。正しいパッキングは、登山の快適さやトラブル時の対策に役立つでしょう。

パッキングの際には、背面上部に重たくかさばるものを収納します。ストーブや調理器具、食料などを入れましょう。重いものを下部に入れると、ザックがより重たく感じます。また背面から離すと遠心力を受けるので、背中付近が最適です。


登山パッキング術2:用途別に小分け

パッキング術において、アイテムは用途別に小分けしておくことがおすすめ。衣類や行動食、救急用品などを、あらかじめ小分けしておきましょう。ビニール袋や防寒素材の袋が最適です。

用途別に小分けしておくことで、登山時に必要なものを取り出しやすくなります。さらに食品は袋から出し、日にちごとに分けておくことがおすすめ。登山時にゴミの削減が可能です。食事の際、手間が省けるメリットもあります。

登山パッキング術3:使用頻度に合わせる

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登山時には、使用頻度に合わせたパッキングも重要です。基本的に、下部には使用頻度の低いものを収納します。テントの骨組みやシュラフ、着替えなどは一番下に収納しましょう。

反対に、使用頻度の高いものは上部に収納します。夏であっても防寒着、ヘッドライトや行動食などです。雨蓋がついている場合は、ヘッドライトや地図などを入れておくのがおすすめ。

特に防寒着や雨具は、上部に収納することでトラブル時の低体温症予防につながります。

登山パッキング術4:荷物は横に広げて

パッキングする際、荷物を横に広げて収納するのがコツです。荷物を収納するときは、一番下に使用頻度の低いアイテムを横に広げるように入れ、上部荷物の重みで、下部の荷物が潰れてしまうのを防ぎます。

このとき、中間より上部に収納する荷物は、ザックの構造上縦に入れるのが一般的です。パッキングは、回数を重ねるうちに上達します。パッキングを正しく行うことで、登山の快適さが大きく違ってくるため、しっかりと覚えておきましょう。

登山ザックのおすすめブランドはコレ!

おすすめ人気ブランド1:オスプレー

オスプレーのザックは、小型〜大型までざまざまな容量が豊富。デザイン・機能性どちらも高く、登山家から評価の高いブランドです。アメリカの老舗メーカーが提供するザックは、登山に必要な機能を満たしてくれるでしょう。

また、登山ザックにあると嬉しい雨蓋つきの商品も多数展開しています。雨蓋を取り外し可能なザックもあるので、容量やフィット感を確認しながら、最適なものを選びましょう。

ケストレルは鉄板アイテム

OSPREY(オスプレー) ケストレル 38

出典:楽天
出典:楽天
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オスプレーの中でも、「ケストレル」は鉄板アイテムとして高い評価を誇ります。耐久性に優れているため、活動時間が長い山小屋泊・テント泊でも活躍。モデルによっては、機能性が抜群な外部アタッチメントも豊富です。

また、ケストレルには女性モデルもラインナップがあります。身体にフィットするアイテムが見つかるでしょう。ケストレルはオスプレーのベストセラー商品です。ぜひ、手に取って背負い心地を試してみてください。

おすすめ人気ブランド2:カリマー

イギリス発祥の総合アウトドアブランドであるカリマーも、登山用ザックを選ぶ際におすすめします。気軽に楽しめるハイキングから、本格的な登山まで。幅広い用途に対応したザックが魅力です。

また、カリマーの国内販売モデルは、日本人の体型に沿った設計になっています。軽量化モデルであっても耐久性抜群!さまざまな容量が展開しており、快適な背負い心地が魅力的です。デザイン性に優れたザックも多数存在します。

リッジは身体にフィット

カリマー(karrimor) リッジ40 スモール

出典:楽天
出典:楽天
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カリマーの「リッジ」は、1990年の登場以来ロングセラーとなっている大人気のザックです。「背負いやすくて疲れない」評価を獲得し、初心者から上級者まで幅広い登山家から愛用されています。

リッジの特徴は、身体にフィットする構造。背面長は3つのタイプが展開し、日本人の身体に合ったサイズが魅力です。また、デザインもスタイリッシュで魅力的。登山でもおしゃれを楽しみたい人に最適なザックです。

おすすめ人気ブランド3:ミレー


登山ザックを選ぶなら、老舗メーカーであるミレーも欠かせません。ミレーはフランス初のヒマラヤ登山隊に装備を提供したことにから、登山ザックの信頼性・評価を得た歴史があります。

ミレーには、登山に欠かせない機能が満載です。20Lの小型ザックから40L・45L以上の容量まで、さまざまな容量が展開されています。デザイン性も高いため、小型のザックならタウンユースでも活躍。きっと好みのザックが見つかります。

サースフェーは最高の背負い心地

ミレー(Millet)バックパック サースフェー 30+5

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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種類の多さが魅力的なミレーですが、中でも「サースフェー」は不動の人気を誇っています。サースフェーはストラップを調整することで、容量の増加が可能。シンプルなデザインが美しいザックです。

また、サースフェーは、背中の蒸れ防止と通気性の高い背面システムを採用。背面長サイズを選べることから、最高の背負い心地を実現しています。さらに、内部は使いやすい2気室構造。ポケットも豊富なので、使い勝手も抜群です。

おすすめ人気ブランド4:モンベル

アウトドアブランドとして高い評価を誇るモンベルも、登山ザックにおすすめです。モンベルの登山ザックは種類やサイズが豊富!大人用〜子供用まで、さまざまな用途に合ったザックが展開しています。

また、モンベルはデザイン性が抜群!小型ザックは普段遣いも可能です。さらに大型ザックは、軽量化モデルが多数展開されています。使い勝手のよい独自システムが備わったザックもあるため、お気に入りアイテムが見つかるでしょう。

チャチャパックはタウンユースにも!

mont-bell(モンベル) チャチャパック45

出典:Amazon

モンベルは総合アウトドアブランドのため、タウンユースにもおすすめなザックが豊富です。シンプルで飽きのこないデザインで、タウンユースでも浮きません。

一方で、登山用ザックの種類も豊富。20L〜30L容量のものは、普段遣いとの併用も可能です。また「チャチャパック」は、登山で求められる俊敏性と快適性を向上するための機能が充実!タウンユースと登山、どちらの用途にも合う適切なアイテムが見つかるはずです。

適切なザック選びで登山を満喫しよう!

Photo bytravelphotographer

適切なザック選びは、快適な登山を実現するための重要なポイントです。登山ザックは、ブランドや容量、機能性もさまざま。用途や自身の身体に合ったザック選びを心がけましょう。

また、登山ザックには、評価の高いおしゃれなアイテムも多数展開しています。機能性や用途を把握した上で、あなたにとって最適なザックを手に入れましょう。

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