オスプレー・ハイクライト26
モンベル・ルルイパック
ホグロフス・コーカーL
カリマー・リッジ30
ドイター・フューチュラ32
グレゴリー・ズール35
日帰り登山にぴったりのザックが目白押し!
登山向けのリュックは種類も多く、どれを選ぶか迷ってしまいそうです。特に初心者でも気軽にチャレンジできる、日帰り登山をターゲットにしたものは需要も多く、各メーカーから続々と新作が発売されています。
街歩きや仕事用にも併用できるファッショナブルな商品から、数日の縦走にも活用できる容量のあるものまでバリエーションも豊富です。そんな話題のザックを20リットル台の小型品と、30リットル台の中型品とに分けてピックアップしていきます(本記事は2021年5月29日時点の情報に基づいています)。
日帰り登山に最適な小型ザック3選!
ここでは20リットル台のコンパクトなザックを取り上げます。日帰り登山からタウンユースまでさまざまな場面に対応可能です。初めに基本的なスペックを述べ、商品ならではの魅力や使い方をレビューしていきます。
1:オスプレー・ハイクライト26
日帰り登山向けの製品はコチラ!
オスプレー・ハイクライト26
容量 | 26L |
---|---|
重量 | 740g |
サイズ | 縦48cm・横28cm・奥28cm |
この日帰り登山用のザックは、アメリカのカルフォルニア州で創業したブランド・オスプレーから提供されています。強度の高い100デニールナイロンを素材にし、740gと軽量なのが特徴です。
26リットルの収容ができて、寸法は縦48cm・横28cm・奥28cmとコンパクトになります。鳥が羽を広げたブランドロゴもスタイリッシュと評判、グレイやブラック、ブルー、アロエグリーンの4色のラインナップがそろっています。12100円ほどの安い価格帯も魅力です。
このザックの日帰り登山での活用法
このザックはファスナーが側面まで大きく広げられるので、荷物へのアクセスがスムーズです。フロントにはファスナー付きポケット、水筒などが入る側面ポケットなどデイハイキングには十分な収容能力があります。
背面にはスチールフレームが入っているので型くずれしにくく、重さが分散されるので初心者でもストレスなく移動が可能です。レインカバーなど役立つ機能が満載、腰のベルトは取り外ができて、街歩き用にも使えます。
2:モンベル・ルルイパック
日帰り登山向けの製品はコチラ!
モンベル・ルルイパック
容量 | 23L |
---|---|
重量 | 617g |
サイズ | 高さ50cm・幅25cm・奥行16cm |
日本でも有数のアウトドアブランド・モンベルから提供される、日帰り登山にも最適なザックになります。100デニールのリップストップ生地は強靭で、裏地はウレタンコーティング処理され防水性もあります。
617gと軽く日帰り登山も快適に楽しめるスペックです。寸法は高さ50cm・幅25cm・奥行16cmとコンパクトで、タウンユースでも違和感がありません。ダークネイビーやレッドブリック、シャドウの3色がそろい、値段は12650円ほどです。
このザックの日帰り登山での活用法
このザックは開口部が広いロールアップ式で、荷室の底にあるアイテムを取り出しやすいのも魅力です。付属する防水機能のある筒状アイテム「アクアバリアサック」を使えば、雨の日でも安心して山登りを続けられます。
バックパネルやショルダーハーネスは通気性が高いこともセールスポイントです。フロントに大型ポケット、両側は水筒などを入れられる伸縮ポケットが付属します。ウエストベルトは取り外し可能で、日帰り登山から街歩きまで使えると評判のザックです。
3:ホグロフス・コーカーL
日帰り登山向けの製品はコチラ!
ホグロフス・コーカーL
容量 | 20L |
---|---|
重量 | 910g |
サイズ | 高さ50cm・幅28cm・奥行16.0cm |
ホグロフスはスウェーデンを本拠地にするアウトドアメーカー、コーカーシリーズは人気のラインナップです。なかでもLサイズは、20リットルの日帰り登山にもちょうどよい大きさで、スマートなデザインもおすすめのポイントになります。
カラーはブラックとグリーンの2タイプで、寸法は高さ50cm・幅28cm・奥行16.0cmとコンパクトです。重さは910gほどと軽量で、値段は13000円ほどになります。ほかにも11リットルや18Lリットルのバリエーションがあり、タウンユースからトレッキングまで広く対応できます。
このザックの日帰り登山での活用法
このザックはジッパーで両サイドからオープンできるのが特徴、大きな荷物を入れやすいのも売りになっています。荷室にはノートパソコン用の収納スペースがあるほか、文房具などを入れられる小ポケットもあり、通勤用にも便利です。
また、変形しにくいボックス構造もこのザックの特徴、底面にはプレートを内蔵し自立します。サイドのメッシュパネルは水筒入れに最適、胸や腰のストラップもあり日帰り登山の機能は万全です。ストラップ類を取り外せば、手軽な街歩き用にも変身します。
日帰り登山に最適な中型ザック3選!
ここからは30リットル台の中型のザックの紹介です。日帰り登山はもちろん、宿泊を挟んでの縦走もできるザックが勢ぞろいしています。初心者の方でも今後、本格的な山登りにチャレンジしたい方にもおすすめです。
1:カリマー・リッジ30
日帰り登山向けの製品はコチラ!
カリマー・リッジ30
容量 | 30L |
---|---|
重量 | 1550g |
サイズ | 高さ65cm・幅32cm・奥行24cm |
カリマーはザックなどのアウトドア商品を扱うイギリスの有名ブランド、こちらは昨年(2020年)リニューアルした新しいモデルです。強度の高い210デニールのリップストップ生地を採用、雨ぶた式のトップローダーのザックになります。
高さ65cm・幅32cm・奥行24cmと細長い形状で、山道の障害物にも干渉しにくい設計です。30リットルの容量があるので日帰り登山はもちろん、数日間の縦走にも対応できます。重さは1550gでレスキューオレンジやシーグレイ、リモージュブルー、ブラックなどカラーも多彩、値段は22880円ほどです。
このザックの日帰り登山での活用法
このザックは1.5kgほどとやや重いですが、3Dのフィットしやすいバックパネルやしっかりしたウエストベルトのおかげで過重が分散するしくみです。バランスが良く重さを感じないと口コミでも話題、初心者でも快適に日帰り登山を楽しめます。
また、フロントポケットが大きく、着替えなどを収納するのにも便利です。レインカバーが付属しハイドレーション(水分補給装置)にも対応するなど、本格的な登山に必要な機能がそろっています。
2:ドイター・フューチュラ32
日帰り登山向けの製品はコチラ!
ドイター・フューチュラ32
容量 | 32L |
---|---|
重量 | 1440g |
サイズ | 高さ65cm・幅30cm・奥行20cm |
フューチュラはドイツの有名なバックパックメーカー・ドイターが提供するザックになります。生地にはナイロンやポリエステルなどを用い、リサイクル素材を50%も使用しているのも特徴です。
雨ぶたがついたトップローダー式のザックで、32リットルと日帰り登山から縦走でのトレッキングも楽しめる大きさがあります。寸法は高さ65cm・幅30cm・奥行20cmで、重さは1440gです。ブルーやイエロー、グレイ系の3種類をラインナップし、値段は20900円ほどになります。
このザックの日帰り登山での活用法
このザックは背中がメッシュ仕様で、薄めの肩ハーネスも通気性抜群、汗をかいても乾きやすいと口コミでも評判です。また、胸や腰のストラップも微調整できるので、背中にもぴったりとフィット、長時間の日帰り登山でも快適に楽しめます。
また、荷室はファスナーにより2つに分けて使えるスタイルです。中央には伸縮タイプのメッシュポケットがあり、頻繁に着脱するウエアを入れておくのに最適、両脇にはボトル入れなど基本的な装備がそろっています。
3:グレゴリー・ズール35
日帰り登山向けの製品はコチラ!
グレゴリー・ズール35
容量 | 35L |
---|---|
重量 | 1310g |
サイズ | 高さ66cm・幅31cm・24cm |
アメリカのカリフォルニアを本拠地にするグレゴリーが提供するザックで、35リットルの容量は日帰りから宿泊まで対応します。寸法は高さ66cm・幅31cm・24cmで1310gと軽量です。
カラーはオゾンブラックとエンパイアブルー、ファイアリーレッドの3種類あり、シンプルなデザインも人気のポイントになります。値段は18220円ほどとリーズナブルです。人気のシリーズ品で30・40・55リットルの姉妹品のほか、「ジェイド」なる女性モデルもあります。
このザックの日帰り登山での活用法
このザックの背面はメッシュパネルタイプで通気性が抜群、3D形状なのでフィット感があるのも人気のポイントになります。また、背面の長さ調整ができるのも売りで、過重が分散されるので数日の縦走でも快適です。
また、フロントにある逆U字のジッパーを使えば、雨ふたを開けなくても荷室に簡単にアクセスできるのも魅力になります。ほかにも、前面には目隠しタイプのポケット、サイドには伸縮自在のメッシュポケットなどがあり、宿泊から日帰り登山まで幅広く使えるザックです。
日帰り登山に人気のザックの一覧表
商品 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|---|---|---|
商品名 | オスプレー・ハイクライト26 | モンベル・ルルイパック | ホグロフス・コーカーL | カリマー・リッジ30 | ドイター・フューチュラ32 | グレゴリー・ズール35 |
容量 | 26L | 23L | 20L | 30L | 32L | 35L |
重量 | 740g | 617g | 910g | 1550g | 1440g | 1310g |
サイズ | 縦48cm・横28cm・奥28cm | 高さ50cm・幅25cm・奥行16cm | 高さ50cm・幅28cm・奥行16.0cm | 高さ65cm・幅32cm・奥行24cm | 高さ65cm・幅30cm・奥行20cm | 高さ66cm・幅31cm・24cm |
商品リンク |
ここまでピックアップしてきた日帰り登山に人気のザックを上にまとめました。前半は20L台の小型タイプ、後半は30L以上の中型タイプです。価格は前半が10000円台、後半が20000円台と大きさに応じて違います。
小型は1kg以下、中型は1kg以上と重さもさまざまです。どちらの型も日帰り登山にぴったりですが、小型はタウンユースも併用可能、中型は宿泊でのアウトドアにも活用できます。ご自分の目的に応じて最適なザックを選んでみてください。
おすすめのザックで日帰り登山を満喫!
日帰り登山を満喫できる商品をピックアップしてきました。モンベルの「ルルイパック」はパソコン用のケースまで付属する仕事用にも最適なアイテム、休日には日帰り登山用としても活用できるお得な商品です。
また、カリマーの「リッジ30」はモデルチェンジされたばかりの人気ザックで、背面の通気性やフィットする形状が人気、日帰り登山を終日でも堪能できる使い勝手のよさが魅力でした。初めてでも楽しめる魅力的なザックが満載、話題のザックを活用して日帰り登山をお楽しみください。
登山ザックが気になる方はこちらもチェック!
山登り用のバックパックは種類も豊富で、取り上げられなかった商品もあります。下にはそれらのザックの特集や、日帰り登山の装備についての連載記事などをリンクしました。合わせてご参考になさってください。
トレッキングザックのおすすめ13選!日帰りに最適なサイズなど正しい選び方も解説!
今回はおすすめなトレッキングザックを人気メーカーより様々紹介します。日帰り・山小屋泊まりでの登山やトレッキングにおすすめなザックをたくさん紹...

【20L・30L】日帰り登山向けのザック14選!軽量で通気性抜群のモデルはこれ!
登山を趣味にして楽しんでいる方は約800万人といわれています。その中には日帰り登山を楽しんでいる方も多数います。登山の必需品と言えばザック。...

【連載】初心者必見!登山経験者が教える日帰り登山のザックの中身を大公開!
前回までの記事では三種の神器についてご紹介していきましたが今回は日帰り登山のザックの中身をご紹介します。日帰り登山に行く方や初心者の方はぜひ...