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アウトドアで大活躍!アルコールストーブを使った簡単炊飯法!必要な道具もご紹介!

アルコールストーブは小型でかさばらないことから、キャンプや登山などちょっとしたアウトドアで大活躍してくれるアイテムです。そんなアルコールストーブを使った簡単炊飯方法を紹介します。炊飯のコツを抑えて炊き立てご飯を楽しんでみて下さい。
2021年6月18日
bambi
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目次

アルコールストーブとは

最近では、ソロキャンプや荷物を少なく出かけるキャンプが人気です。そんな時に活躍してくれるのがアルコールストーブ。アルコールストーブとは、手の平サイズで持ち運びが便利で、収納場所を取らないことから注目されているアイテムです。

アルコールストーブは、その名の通り燃料用アルコールを使って火を起こします。アルコールストーブに燃料用アルコールを入れて火をつけるだけと使い方もシンプルなので、初心者でも扱いやすいのが特徴です。

アルコールストーブ炊飯の魅力

アルコールストーブがとにかくかさばらない上に、お湯を沸かしたり簡単な料理を温めるだけの性能は十分持っています。そのため、クッカーやメスティンを使った炊飯なら手軽に行うことができるのです。

アルコールストーブはキャンプ用品店やネットなどで購入可能。他に必要なものは、燃料とライターやマッチだけあれば、火を起こせます。キャンプだけではなく登山などで簡単なアウトドアご飯を楽しみたい人にはおすすめです。

知っておきたいメリットとデメリット

アルコールストーブは、とにかくセットも簡単でサイズも小さく、持ち運びしやすいというメリットがありますが、火力の調整がしにくいというデメリットがあります。そのため、料理や炊飯を楽しむには、火力の調整というコツを抑えるのも大切です。

また、サイズが小さいので料理や炊飯できる量も限られてしまいます。また、アウトドアに出かける前にどのくらいの燃料が炊飯に必要かを事前に把握して持って行く必要があるでしょう。

燃料量アルコールの持ち運び方

キャンプや登山でアルコールストーブを使う際には、燃料となるアルコールを持参する必要があります。液体燃料を運ぶ方法は、販売時に入っているボトルのままではなく、専用の燃料量ボトルに移し替えて持って行くのがおすすめです。

使う量だけ持っていくことで、余計な荷物を減らすこともできます。最近では便利な方法としてパウチ容器を使うのもいいでしょう。使い終わったら、丸めてしまえるので登山でもかさばりません。

アルコールストーブの火加減調整の仕方

アルコールストーブで炊飯を行う際は、炊飯時の火加減の調整を覚えておくと簡単においしく炊くことができます。

アルコールストーブの火加減は、スライド扉を使って行います。スライド扉を前回にすると強火で、スライド扉を閉めることで、中火や弱火に火力を調整するのです。また、最後に火を消す際は、スライド扉を完全に閉めることで、消化ができます。


アルコールストーブでの基本の炊飯方法

アルコールストーブで炊飯を行う際に用意するのが、アルコールストーブ、燃料、ライター、クッカーやメスティン、ご飯、水です。だいたいアルコールストーブで炊飯にかかる時間は20分から30分ほどになります。

また、あると便利なアイテムが五徳です。アルコールストーブは五徳がついていないので、そのままだと持ったまま炊飯をしなければなりません。そのため、アルコールストーブの五徳として使えるような専用のストーブなどのアイテムがあると便利です。

ご飯を浸水させる

まず、お米を1合用意して洗っておきます。その後、1時間ほど水に浸水させておきましょう。夏の場合は、浸水するのが早いので、30分ほどで大丈夫です。しっかりと炊飯する前に浸水をさせることで、お米が炊き上がった際に芯が残りにくくなります。

だいたいお米の量に対して、1~1.2倍ほどの水に浸水させるようにしましょう。お米と水をセットしたら、後は浸水するまで他の作業を行うこともできます。この作業は、早めに行っておくといいでしょう。

アルコールストーブの燃料のセット

お米をクッカーやメスティンで浸水させている間に、アルコールストーブの燃料をセットしましょう。だいたい1合のお米を炊くにあたって、アルコールストーブに60mlの燃料が必要になります。

途中で火が消えてしまうと、せっかくの炊飯が失敗してしまう恐れがあるので、燃料は多めに入れておくのもいいしょう。また、燃料の量で自動炊飯したい場合は、入れておく燃料の量も大切になってきます。事前に把握しておきましょう。

クッカーやメルティンを火にかける

上手に炊飯するコツとして、沸騰するまでの時間を10分程にする必要があります。その為、最初はアルコールストーブの火を中火から強火にするようにしましょう。

クッカーやメスティンに入れたお米が沸騰して15分ほど高温で火にかけたら、パチパチと音がしてきます。15分たったら、10秒ほど強火にして10分ほど蒸らしましょう。蒸らす際やすぐに食べない場合は、クッカーやメスティンの周りにタオルなどを巻いておくと冷めにくいです。

おいしく炊き上げるコツ

アルコールストーブを使って上手に炊飯するには、火力も大切ですが、一度蓋を開けてそこからお米をかき混ぜるのがおすすめです。かき混ぜることで、お米が底から撹拌しやすくなるので、ふんわりと土鍋で炊いたような仕上がりになります。

また、蓋が開きそうになる場合は重石としてお皿やコップなどを蓋の上に置くのもいいでしょう。ちょっとしたコツを抑えることで、美味しいご飯がアルコールストーブで炊き上がります。

アルコールストーブを使った自動炊飯


アルコールストーブとメスティンを使って、自動炊飯を行うこともできます。アルコールストーブの場合、火加減の調整などが難しいですが、火加減調整なくほったらかし炊飯でもおいしく炊ける方法があるのです。

最初は基本の炊飯方法と同じで、メスティンにお米を入れて30分から1時間浸水させておきます。自動市販の場合は、どのくらいの燃料で何分燃えるかを事前に把握しておくことが大切です。アルコールストーブの場合は、燃料がなくなると火が消えるので、その仕組みをうまく活用します。

火にかけて炊飯する

アルコールストーブにだいたい15分ほど燃える燃料を入れておきます。後は、火をつけてお米の入ったメスティンを火にかけるだけです。6分ほどするとグツグツしてくるので、吹きこぼれが心配な場合は、重石を置いておきましょう。

また、この際にご飯と一緒に食べたい缶詰めを重石の代わりとしてメスティンの上に置いておくと、温めることができるのでおすすめです。後は、アルコールストーブの火が切れるまで自動炊飯をさせておきましょう。

メスティンをひっくり返す

アルコールストーブの火が消えたら、蓋を開けるのではなく、そのままメスティンをひっくり返します。この作業をすることで、焦げ付きを防止することができると同時にふっくらとしたご飯に仕上がるのです。

アルコールストーブを15分ほど燃やすのに必要な燃料の量さえ把握しておけば、ほったらかし炊飯でもご飯を炊くことができます。アウトドアの他の作業をしながら、炊飯することができるので簡単なので、事前に燃料と時間を把握しておくのがおすすめです。

アルコールストーブ炊飯のアレンジ方法

アルコールストーブ炊飯はいろいろなアレンジも楽しめます。白米を炊くだけではなく、炊き込みご飯など具材の入ったアレンジをすることで、アルコール炊飯だけでボリュームのあるアウトドアご飯が楽しめるのです。

特に登山やキャンプなどで食事作りにあまり時間をかけたくないアウトドアの場合は、アルコールストーブ炊飯で簡単キャンプ飯を楽しんでみて下さい。

炊き込みご飯

アルコールストーブ炊飯でまず紹介したいアレンジ方法が、炊き込みご飯です。メスティンやクッカーに白米だけではなく具材も一緒に入れて火にかけます。米1合にしめじやにんじんなどお好みの具材を用意し、火が通りやすいように小さめにカットしておきましょう。

後は、浸水させたお米の上に具材を乗せて、白だしで味付けをいたら、アルコールストーブで炊飯するだけです。通常の炊飯と同じく10分ほど加熱して20分ほど蒸らします。30分で完成するのも嬉しです。

サツマイモご飯


アルコールストーブ炊飯で、サツマイモの食感と甘味がおいしいサツマイモご飯を作ることもできます。サツマイモは火が通りやすいように小さいサイズに切りましょう。後、クッカーにお米と小さいサイズのサツマイモ、ほうじ茶、塩を入れて炊飯するだけです。

ほうじ茶で炊き上げることで、香ばしさと風味がよくなります。さらに仕上げに塩を加えて味を調整するのもおすすめです。ほうじ茶なら登山の際などでも持ち運びしやすく、準備しやすいのも魅力になります。

ミルクスープパスタ

アルコールストーブは炊飯するだけではなく、パスタを作ることもできます。作り方は、茹で時間を短縮するために、パスタを水に浸してふやかしておきましょう。そうすることで、茹で時間の短縮と共にモチモチの食感になります。

後は、クッカーに食べやすいサイズのベーコンと玉ねぎを炒めます。そこに牛乳とパスタ、コンソメ、塩胡椒をセットして茹で上がったら完成です。アルコールストーブを使えば、炊飯だけではなくパスタも楽しめます。

まとめ

アルコールストーブを使えば、登山やキャンプで手軽にご飯を炊くことができます。アルコールストーブはサイズも小さく、持ち運びしやすいので、キャンプや登山などのアウトドアでも大活躍してくれるアイテムです。

アルコールストーブを使って炊飯する方法として、1合を炊くさにかかる時間分の燃料を用意するのが大切です。10分から15分ほどの加熱時間にかかる燃料が必要になります。

コツさえ掴めれば、ほったらかしでも美味しいご飯が炊けるので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

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アルコールストーブ炊飯に必要なクッカーは、いろいろな種類があります。それぞれのサイズや使い方などをチェックしてみて下さい。