スライドガストーチ
フィルアダプター
スライドガストーチ 新富士バーナー
スライドガストーチ カバー
SOTOのスライドガストーチとは
SOTOのキャンプに便利なライター
SOTOとは新富士バーナーのアウトドア用ブランド。本業の草焼きバーナーや業務用バーナーで培った技術でキャンプ、アウトドア用バーナーを作っている信頼性の高いブランドです。
SOTOには調理用のバーナーの他に焚き火などをするときに便利な小型バーナーもあり、今回紹介するライター感覚で使えるものバーナーの便利アイテムも豊富です。今回はキャンパーから信頼性されている人気メーカーのSOTOのスライドガストーチを紹介しますね。
SOTOのスライドガストーチの基本情報
スライドガストーチ
スライドガストーチとは火口が手元から離れていて簡単かつ安全着火剤などに点火できる便利なライターです。ライターとの違いは火口と本体の距離、小型バーナーのため1300度の高温で耐風性があるため風が吹いていても消えにくくキャンプで使いやすいトーチですよ。
また、バーナーのように強力ですが、サイズは35×18×高さ115~185mmで使い捨てライターと変わらない大きさと伸縮できる火口で人気です。
種類について
スライドガストーチ 新富士バーナー
SOTOではなく新富士バーナー(ShinfujiBurner)からもスライドガストーチが発売されています。大きな違いはありませんが、デザインが異なるため別の種類として発売されていますよ。
トーチの魅力
SOTOのスライドガストーチは使い捨てではなくガスを充填でき繰り返し使えるところも大きな魅力です。特殊な燃料は必要なく使いやすいカセットボンベのガスがそのまま使用でき、初心者でも簡単に扱えます。
また、別途購入が必要ですが変換アダプターを使うことで登山などで使われることが多いOD缶からも再充電できたり、通常のライターな消えてしまう風でも消えないなどキャンプなどのアウトドアと非常に相性がいい小型トーチです。
旧モデルは2021年6月現在は発売終了
現在発売されているSOTOのスライドガストーチは旧モデルと新モデルが混ざっている状態です。旧モデルと現行モデルの違いはセーフティロックが加わった点と火口用のキャップが加わった2点となり、現行モデルか確認して購入するといいでしょう。
キャップが付いたことで火口にゴミが付いて詰まりにくくなっていて、セーフティロックで安心して持ち運べるようになっていますよ。温度などのスペックは旧モデルと変わりませんが、使い勝手が大きく異なります。
SOTOスライドガストーチの使い方
トーチは正しく使う
SOTOのトーチはライターのように簡単に使えて安全性が高いアイテムですが、ガスを消費し火を使う火器ということで正しい使い方をしないと火傷をする可能性もあります。まずはトーチの使い方を紹介し、カセットガスの充填方法やトーチが使えるシーンなどを後述しますね。
火口を調整とロックの解除
現行モデルのスライドガストーチはセーフティロックがあるためロックを外して使います。最初に火口を任意の長さになるように引っ張りましょう。無段階で調整できるため使い方に応じた長さにしてくださいね。また、このときにロックがきちんと掛かっているか確認しておくことで誤作動を防止できます。
火口の長さが調整できたらロックを外しましょう。セーフティロックの外し方は点火ボタンを手前に引っ張るだけです。ロックなどの留意点はトーチ側面に記載されています。
点火ボタンを押し続ける
火口の長さを設定し、ロックを外した後はライターと同じように点火ボタンを音がなるまで押し込み続けるだけです。フリントではなく電子式のライターのよに自動で火口から炎があがります。ライターのよに炎は、ろうそくの火のようなに揺らめきますが、SOTOのトーチは小型のガスバーナーのように螺旋を描いた炎になっていて風に強いです。
ライターの炎は温度が低いため赤く見えますが、SOTOのトーチは温度が高いため青く見えます。
点火ボタンを離すと消える
添加するときは押し続けて、消火するときはボタンを離すだけです。強力な火力を持ちますが、使い方は非常に簡単かつ安全に使えます。消火するときはすぐに消えず少しタイムラグがありますが正常です。
火口が冷えたら収納
スライドガストーチ カバー
火口を動かすときは、火口つまみをもって動かせるようになっています。収納するときは、冷えてから収納してボールチェーンでつながっているキャップを火口にして収納しましょう。また、誤作動防止の為必ずロックして収納するようにしてください。
オプションには革のケースなどもありおしゃれな収納ケースもありますよ。
ガスの充填方法
ガスを充填するときは必ずロックして行いましょう。充填するときは火口が下になるようにしてトーチの底にあるガス注入口にカセットガスを押し込むだけになります。充填するのは数秒でだけでにして、ガスボンベを離した後はガス漏れがないか必ず確認してください。
ガスの残量などは側面の窓からきちんと確認できるようになっているため見ながら充填しましょう。
OD缶から充填
フィルアダプター
SOTOから発売されている別売りのアダプターを使うと登山などで使われている持ち運びやすいガス缶のOD缶からも最重点できます。使い方はOD感の方にアダプターを取り付けて通常のカセットガスと同じように補充して行きましょう。すでにOD缶を使うキャンプ用品をたくさん持っている方ならメリットがあります。
基本的にカセットガスボンベ(CB缶)のほうがコスパが高めです。
ライターガスも使える
カセットボンベのガスは寒さに弱いため、高地でのアウトドアやキャンプ、冬のアウトドアでは寒さに強いライターガスが使えるところも便利です。ライターガスの充填方法も通常のガスのように充填できます。さまざまな種類の燃料が使えるところが便利ですよ。特殊な使い方ではなく、SOTOが推奨する正しいやり方の一つになります。
おすすめのシーン
SOTOのスライドガストーチが使えるおすすめのシーンはたくさんあります。アウトドアやキャンプだけではなく身近な場所でも使えるため使い方の参考にしてくださいね。
花火の着火
普通のライターにはない機能として火口を伸ばせる特徴があります。そのため通常のライターではやりにくい花火の着火も安全かつ簡単にできておすすめです。
また、通常のライターは横にして使っても炎は上方向になりますが、SOTOのトーチは小型のバーナーのためまっすぐ強い炎になります。風で消えにくい、炎が煽られにくいとためチャッカマンよりもやりやすいです。
焚き火・バーベキューに
焚き火やバーベキューは火付けが意外と大変です。大きな薪や炭は燃えにくいため着火剤を使って燃やすことが多いですが、ライターよりもトーチなら火口ながいため点火しやすくなります。
また、ライターよりも火力があるため薪にいきなり着火するのは難しいですが、小枝などはそのまま燃やせますよ。SOTOのアウトドアでチャッカマンの代わりに使える道具です。炙り料理などには向いていないため注意してくださいね。
お墓参りに
屋外で線香やろうそくに火を付ける時にも便利です。底部に火力調整用のつまみがあり小さな物を着火するときは必要に応じて火力を弱くできますよ。風が吹いても消えないため屋外で線香などに火を付ける時にも便利です。
SOTOのトーチの注意点
SOTOの便利なトーチですが、注意点もあります。便利に伸縮できる火口ですが先端部分は熱くなるため伸縮するときは必ずつまみを持って動かしましょう。収納するときも冷めてからキャップをかぶせるようにしてください。
また、ガスを充填するときはSOTOパワーガス ST-760、SOTOレギュラーガス ST-700、パワーガスRG RZ-550の3種類の燃料が適合するします。基本的にはSOTO純正の燃料を使うようにしましょう。
連続使用時間について
SOTOのトーチは非常に便利ですが、連続使用時間は30秒までとなります。30秒以上使うと破損するので注意してくださいね。また30秒以内でも短時間で何度も使うと破損する原因になると言われているので注意してくださいね。
SOTOのスライドガストーチのまとめ
SOTOのトーチは簡単に使える
SOTOのスライドガストーチはさまざまな燃料が使えてアウトドアで非常に使いやすいです。ライターのように簡単に使えて繰り返し充填できて経済的で、風に強いためアウトドアでも非常に使いやすくキャンパーに支持されている人気トーチになります。
またSOTOという信頼できるブランドというところも大きく、多数のガレージブランドからスライドガストーチ専用のケースなどが発売されていて大人気ですよ。これからキャンプを始める方におすすめです。
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