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【鉢植え向き】パイナップルミントの育て方!植え替えは必須?豊富な用途もご紹介!

パイナップルミントは、ハーブの仲間でパナップルのような香りがするのが特徴です。さらに葉には斑が入っており、見た目も可愛らしいので、インテリアとしても人気があります。今回は、さまざまな用途にも使えておしゃれなパイナップルミントの育て方を見てみましょう。
2021年6月11日
bambi
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目次

パイナップルミントとは

ミントと言えば、ペパーミントやアップルミントを思い浮かべる人もいるかも知れませんが、パイナップルミントという種類もあります。その名の通りパイナップルのような甘い香りがするのが特徴で、葉っぱに斑が入っているのも特徴です。

パイナップルミントの別名は斑入りアップルミントとも言い、アップルミントの変種とも言われています。葉っぱに斑が入っていることから見た目も可愛らしいので、鉢植えにして自宅のインテリアとして楽しむのもおすすめです。

パイナップルミントの特徴

パイナップルミントはシソ科でハーブと同じ種類に属しています。繁殖力も強く、地下茎やこぼれダネでどんどん数を増やしていくのです。初心者でも育てやすく、香りがよく、見た目も可愛らしいので鉢植えやガーデニングにも人気があります。

育て方が簡単な一方で、繁殖力が強いのが特徴でもあり、繁殖のしすぎで困ることもあるのです。できるだけ鉢植えやプランターなど限られた範囲での栽培すると、他の植物に影響が少なく育てやすくなります。

パイナップルミントは花も咲く

パイナップルミントは白い斑のある葉っぱだけではなく、花も楽しめます。開花時期は6月から9月で、白い花が咲き、甘い香りが漂ってくるのです。花は、剪定してしまうと見れなくなってしまうので、パイナップルミントの花を楽しみたい場合は、秋以降に剪定をするようにしてみて下さい。

葉っぱだけではなく、可愛らしい白い花も楽しめるので、鉢植えにして室内に飾っておくのにもピッタリです。パイナップルミントは花が咲かなくても葉がおしゃれなので、観葉植物としても楽しめます。

パイナップルミントの育て方

パイナップルミントは、半日陰で風通しがいい場所を好みます。日当たりが良すぎてしまうと、葉が枯れたり萎れてしまうので、注意して下さい。だからと言って、日陰で育ててしまうと葉の色や香りが悪くなってしまいます。その為、半日陰を栽培場所として選ぶようにしてみて下さい。

また、乾燥には弱いですが比較的暑さにも寒さにも強いのが特徴です。生育適温は15度から20度と言われています。その為、室内の半日陰になるような場所で鉢植えで育てるのがおすすめです。

パイナップルミントに適した土作り

パイナップルミントはハーブの一種なので、ホームセンターや園芸店で販売しているハーブ専用の土を使うのもおすすめです。ハーブ専用の土がない場合は、野菜用の土を使用することもできます。

他にも石灰や炭やおがくずを混ぜてパイナップルミントに適した土を作ることも可能です。

パイナップルミントは乾燥に弱いので、保水性のある土を選ぶようにしてみて下さい。しかし基本的には繁殖力が強く、増える傾向にあるので、どんな場所でも育てやすいです。
 

水やり


パイナップルミントの鉢植えは、土の表面が乾いている際は、たっぷりの水やりをするのがおすすめです。庭で栽培する場合は、水やりの必要はありません。また鉢植えで水やりのやりすぎは根腐れの原因にもなるので、注意して下さい。

気温が高くなる時期以外は、あまり水やりの心配がないのでお手入れも簡単です。逆にパイナップルミントは冬に根から水分補給をするので、水やりが大切になってきます。冬にも水やりをして冬越しをすると翌年に新芽が出るのです。

肥料

パイナップルミントは簡単に増える繁殖力を持っているので、基本的に肥料がなくても育ちます。肥料を与えることによって、病気や根腐れを起こすこともあるので、注意が必要です。

パイナップルミントに肥料を与えたい場合は、土通リの際に肥料を入れるのがおすすめです。使う肥料は緩効性肥料を使うのがいいです。パイナップルミントの植え付けを行う前に事前に肥料を混ぜてみて下さい。植え付け前に肥料を与えておけば、その後は特に肥料の心配はありません。

気をつけておきたい病気と害虫

パイナップルミントはハーブの一種で、病気や害虫には強いですが気をつけたいのが、ハダニやアブラムシです。パイナップルミントは食べられるので、薬剤を使わず虫を取り除くようにしてみて下さい。

また、スス病にも注意が必要です。他にも葉っぱの色が変わるサビ病にかかることもあります。サビ病は、肥料の与えすぎや気温の変化によって起こるので、気温が低い季節などは注意して下さい。また、カビで葉っぱの色が黄色や茶色になったら取り除くようにします。

斑がない葉を見つけたら

パイナップルミントは白い斑があるのが特徴でもあります。そんなパイナップルミントの葉の中には白い葉っぱや緑の葉っぱになり、斑がなくなってしまうことがあるのです。これを先祖返りといって、このような葉を見つけたらすぐに茎から剪定するようにします。

そうすることで、しばらくするとまた斑の入ったパイナップルミントの葉になるのです。ぜひ水やりのタイミングなどで葉をチェックして他とは色合いが違う場合は、カットしてみて下さい。

植え付けをしよう

パイナップルミントを鉢に植え付けする場合は、水はけをよくするために鉢の底に石をひくようにして下さい。パイナップルミントの種はあまり販売されていないので、苗で植えるのが一般的です。

だいたい植え付ける時期は4月から5月の時期で、ホームセンターや園芸店で購入できます。購入する際は葉の色が綺麗で、根っこが茶色くなっていないものを選ぶのがおすすめです。パイナップルミントは、どんどん増えて植え替えが必要になる植物でもあるので、大きさには注意して下さい。


植え替えを行う

パイナップルミントは多年草なので、一度植えると毎年楽しむことができます。しかし長く楽しむためには、植え替えが必要です。パイナップルミントは繁殖力も強く増えるので、そのままの鉢で育てていると根詰まりを起こします。ですので、定期的な植え替えをしましょう。

植え替えに適した時期は4月から5月か9月から10月です。パイナップルミントは、春から秋は成長期でもあるので、梅雨前に植え替えを行うといいでしょう。

剪定方法

パイナップルミントは植え替えだけではなく、剪定を行うこともできます。成長が早いので、茎がのびたと感じたら、剪定してあげるのもおすすめです。剪定することで、風通しがよくなり、成長もよくなります。

梅雨が始まる前に茎を短めに剪定すると、暑い夏でも育てやすいです。どんどん増えるパイナップルミントは、上手に植え替えや剪定を行うことで、白い斑のある綺麗な葉っぱを維持することができます。

パイナップルミントの増やし方

パイナップルミントは繁殖力も強いので、簡単に増えるのも特徴です。パイナップルミントの増やし方は主に水挿しと挿し木になります。水挿しは茎の部分を切り取って、水に付け宇だけで発芽するので、初心者でも簡単に行えます。

挿し木は、茎の部分をカットしたら、土に挿して発根させる方法です。こちらも簡単に行えるので、水挿しや挿し木でパイナップルミントの増やす方法にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

パイナップルミントを収穫しよう

パイナップルミントは室内で観賞するだけではなく、収穫を楽しむこともできます。パイナップルミントは虫除けや料理などさまざまな用途で使うことができるのも特徴です。

収穫時期は5月から10月で、特に夏の時期は葉っぱが増えるので、収穫するのにおすすめです。植え替えや剪定を行う際に、収穫も一緒に行うことができます。パイナップルミントは収穫した後も、簡単な方法で活用できるので、無駄なく楽しめるのも魅力です。

パイナップルミントの用途

パイナップルミントはさまざまな用途で使うことができます。その中での古くから使われている用途が、虫除けです。アルコールにパイナップルミントの葉を漬け込んで作る方法で、爽やかな香りが楽しめるので、虫除けだけではなく、アロマオイル的な役割も期待できます。

他にもパイナップルミントは、アップルミントと同様にハーブティーとしても楽しめます。柔らかい葉を摘んだら、ポットに入れてお湯を注ぐといい香りのハーブティーでリラックスできるのです。

パイナップルミントを使った料理


パイナップルミントは食べられるので料理にも用途があります。パイナップルミントの甘酸っぱい香りを活かして、風味付けに活用したり、ジュースなどにトッピングとして飾るのもおすすめです。

爽やかでおしゃれな葉っぱはサラダの彩りにも使えます。使い方も簡単なので、たくさん増えるパイナップルミントをいろいろな用途に活用してみて下さい。

グランドカバーにも使える

育て方も簡単で、繁殖力の強いパイナップルミントは虫除けや料理だけではなく、グランドカバ―としても活用できます。日当たりや土などの環境さえ整えば、どんどん増えるので、あっとゆう間にグランドを覆ってくれるのです。

しかし、グランドカバーとしての用途を期待する場合は、他の植物の場所を奪ってしまう危険があるので、他の植物との併用はやめて下さい。しかしパイナップルミントの繁殖力を上手に生かせば、簡単にグランドカバーすることができます。

まとめ

パイナップルミントは葉っぱの色がおしゃれなだけではなく、育て方も簡単なので、室内の観葉植物としても人気があります。パイナップルミントは半日陰の場所を好むので、鉢植えで育てるのもおすすめです。

また、パイナップルミントは観賞用としてだけではなく、虫除けや料理に使うなど用途もさまざまなです。どんどん増える特製を活かして、いろいろな使い方を楽しむこともできます。

初心者でも育て方が楽なので、食べられるハーブとしてパイナップルミントを育ててみてはいかがでしょうか?

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