検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

【連載】久しぶりにカヤック出艇!春の釣りにはちょっと早かった?

連載第63回!今回は久しぶりにカヤックフィッシング、春の実釣レポートです。アテが外れて今一つな釣果に終わりましたが、カヤックで海の状況をいろいろチェックしてきました。水温は低めですが、ベイトはいっぱい!海の様子が気になる方はぜひ参考にしてみてください!
2021年5月13日
sim0223
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

ダイワ アイスドライ フルジップフーディーラッシュガード

カヤックシーズンスタート!

風が弱い日はカヤック!

カヤック

出典先:ライター撮影

連載第63回!今回はやっと風が弱い日と当たって、半日じっくりカヤックで遊んできた実釣レポートです。

風が強くて中止にしたり、すぐ戻ったりということはあったんですが、5月に入ってようやく出艇できる日がやってきました。去年最後に出たのは10月中頃だったので、約半年ぶりの出艇です。釣りの方はイマイチだったんですが、中部エリアの水温やベイト状況が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

春のカヤックゲームをイメージして準備!

スーパーライトジギングをメインに準備!

イサキ

出典先:ライター撮影

連日爆風だった中部ですが、この日は久しぶりにじっくり遊べそうな予報。春の海をイメージして、ルアーやジグを支度しました。

春はシーバスがテトラについてキャスティングで釣れる、という情報を持っていたので、サワラで使っていた「セットアッパー」や「ダーティンZ」、「ローディ」、「ミニエント」なんかも用意して準備完了!

釣れるシーバスはほぼヒラスズキで、縦に投げながら穴の中にいる魚の上を巻いて、短い距離で食わせるという釣りをイメージしながらピックアップしました。ジャーキングか、立ち上がりがよくて波動が強いものなら、陸っぱりで使うルアーで十分遊べます。

 

シーバスキャスティング&SLJ+ちょっとエギングで出発!

昨年ハマったジグサビキは、大アジの群れを直撃するショットガンスタイルで有効な仕掛けです。陸っぱりではまだ大アジには早いタイミングなので、キャスティングで釣るイメージでSLJのジグをいくつか準備しておきました。「TGベイト」とか「ソルティガ FKジグ-H」とか、そういうジグでイサキ真鯛を狙おうという考えです。

何もいなかった時に備えて、陸っぱりでハイシーズン中のエギングも少しできるように準備。今回は何をどう釣るか探すところからなので、いっぱい漕いで複数のポイントをチェックしつつ、いろいろな釣りをちょっとずつやる作戦で、春の海に出発です。


テトラ撃ちのシーバスが不発

低潮位&低水温でイマイチ!

カヤック

出典先:ライター撮影

まずは早い時間のほうが状況がいいと思われる、シーバスのテトラ打ちからスタートすることにしました。カヤックはテトラと並行に流れていて、釣りはしやすい状況です。各種ルアーをテトラの窪み、角、そして奥を狙って投げ続けますが、この日は残念ながらノーバイト!食わないのか居ないのかは分かりませんが、今季初のシーバス狙いはうまくいきませんでした。

魚探にはベイトっぽい反応があるんですが、水温は17°とちょっと低め、何をやるにしても、海水温20°というのがひとつの目安と言われているので、ちょっと早かったのかもしれません。潮位も低いしモチベーションが続かず、次の釣りにチェンジです!

 

潮位は高い方がいい!

陸っぱりでの経験ではありますが、テトラについているシーバスは潮位が高い時のほうが結果がいいです。今回釣ったテトラも多少斜めに入ってはいるものの、後半は垂直気味に落ちているので、魚が入るスペースが減ってしまっている印象でした。

できれば朝マズメで潮位が高い時間を釣りたいところですが、風や船の往来の関係で、陸っぱりのようにはいかないのがカヤックの難しいところ。次回は釣行時間と満潮が近い潮まわりの時に試してみようと思います。

ベイトの反応は良好も

イワシに豆アジにヒイラギ!

カサゴ

出典先:ライター撮影

ベイトの反応は非常に良好で、道中海面を泳ぐイワシを見たり、魚探に大きな反応で現れる小魚の群れに遭遇しました。あとはいい魚がついていればということで、「TGベイト」を投げたり落としたりして、イサキや真鯛を狙ってみます。

ポイント一帯を流していればベイトの反応は見つかる、という感じなんですが、ベイトの反応の下に大きな反応があるという場面に出くわすことは無く、ひたすらカサゴが釣れ続ける展開。尺越えサイズは掛からず小型が多く、この釣りを続けてもなと感じて中層巻きも試してみましたが、海面まで豆アジが見に来る程度で時間を使ってしまいました。

前にイサキを釣った時はサバや小型の青物が混ざったような気がするので、これもまだちょっと早かったかもしれません。結構期待していたんですが、肩透かしな感じでコレもうまくいきませんでした。魚っ気が無い!ということで、最後のエギングに向かいます。

 

カサゴラインを発見


魚探を見ながらいつもより少し沖側を釣ってみたところ、カサゴが入れ食いになるラインを発見。砂地からハードボトムに変化する境目でしょうか、水深的な変化はないんですが、カサゴが溜まっているようです。

自分の地域はハタが極端に少ない印象があるんですが、覚えておけば何かの役に立つかもしれないということで魚探に登録!釣りをする中で少しずつポイントが増えていく釣りなので、小さなヒントを積み重ねていく必要があります。釣果がイマイチでも、情報集めにはなるのがカヤックフィッシングの面白いところです。

エギングに切り替えて締め!

アオリイカはどこにいるのか

アオリイカ

出典先:ライター撮影

シーバスがダメ、イサキもダメということで、最後は一応用意しておいたエギングに挑戦。藻が生えている場所はいくらでもある、ベイトも広くいろいろな場所にいるという状況で、魚探に映らないアオリイカの居場所をイメージします。

沖を当てもなく釣るのはまだ経験不足だろうと判断して、堤防からエギングがやりたくなるような景色のポイントをチョイス。藻があって、人工物で流れの変化があるポイントを選んでみました。岸際の障害物はシャローという魚を集める特性も持っているので、複数がリンクしていれば初場所でもチャレンジしやすいです。

2時間ほど釣って、友人は小ぶりなイカを2匹ゲット。自分は残念ながらゼロでしたが、アオリイカが通るであろう場所を発見できました。春のイカにしては小さいですが、本番はこれから、次回に期待です!

場所選びが非常に難しい

今回アオリイカを見つけたポイントは、事前にボートエギングのポイントとして目をつけていた場所からかなり離れた場所で、陸っぱりの経験から目をつけていたポイントでは、まだアオリイカが釣れていません。

陸っぱりの情報を聞くとかなり回遊性が高いようで、夜釣れた、干潮前に釣れた、朝は沢山釣れたけど昼以降はゼロ、などなど、釣れているタイミングにかなりバラつきがあります。

やりこんでいればこのタイミングはこのあたり、と予想ができるようになるんですが、カヤックエギングはまだまだ経験不足。新しい場所を流して探るか、一か所でカヤックを止めてひたすら待つか、どちらがいいのか悩みます。イメージとしては流した方がいいような…、ポイントは近く風が弱ければカヤックを出せるので、今期はこのあたりをハッキリさせるのが目標になりそうです!

変化する気温&風と日焼けに注意!

朝は寒くて昼は暑い

ダイワ アイスドライ フルジップフーディーラッシュガード

出典:Amazon
出典:Amazon

海の水は冷たく、早朝はまだまだ気温が低いです。日が出てくると暑く、そして日差しは強烈なので、今の時期の釣りにも帽子とラッシュガードが必要です。暑くなって上着を脱いだせいで、腕が真っ赤になってしまいました。半袖+ラッシュガードにはまだ寒いので、薄手のパーカーやジャケットを使って、気温の変化に対応できる準備をしておきましょう。

気温から受ける印象以上に日差しが強いので、しっかり準備していくのがおすすめです!


風向きも風速も予報はずれ

この時期は風向きも風速も予報が大きく外れることがあります。当日は風が2mの予報でしたが、朝4mほど吹いてスタートを遅らせることになりました。昼間は風が収まったんですが、この風止まりは風向き変化によるもので、昼過ぎからは逆方向に風が強まってきたので早上がり。

上陸後、予報サイトでは2mでしたが、4mほどの強さが続いていたように感じました。まだまだ風が強い日が続くので、予報の確認だけでなく、現地での判断も含めて、安全重視で楽しみましょう!

カヤックで釣りに出かけよう!

釣りは不発でしたが

カヤック

出典先:ライター撮影

釣りは全然ダメでしたが、久しぶりにカヤックで海で遊べて、気分は晴れやかです。結構疲れるし、海面が近いし、ストレス発散効果は絶大。半年ぶりに一生懸命漕いで筋肉痛になりましたが、楽しい釣りになりました。

後はいい魚が釣れればパーフェクト、次回の釣行では今回の情報を活かして、なんとかいい魚をゲットしたいと思います。手堅くやるならアオリイカかなという印象です!

連載が気になる方はこちらもチェック!

連載が気になる方は、下記のリンクをチェック!

昨年秋頃のカヤック釣行、今回狙ったイサキヒラスズキの釣りや、昨年ハマったジグサビキ&カンパチの釣りをご紹介します。カンパチは夏以降の魚ですが、イサキは梅雨がハイシーズン、もうすぐ釣れるようになるはずです。水温には地域による違いがあるので、海の様子を見ながら狙ってみてください!