コード類は整理整頓しておかないと危険
コード類を束ねたまま使用したり、ほこりがたまったまま使用したりすると、故障や火事の原因となります。また、コードの中が気付かないうちにねじれて断線してしまうこともあり危険です。
小さなお子さんやペットの遊び道具となって、誤飲や感電などしてしまうという事故も起こりえます。日頃から定位置を決めて整頓しておきましょう。
コード類を収納する際の注意点
コード類はなるべくコンパクトに収納したいところですが、まとめ方を間違えると中で断線してしまったり、ねじれた癖がついてしまうことがあります。せっかくきれいに収納しても使い物にならなくなってはいけません。まずは収納する際の注意点をまとめました。
コード類は結ばない
長いコード類をまとめるとき、ついやってしまうのが結んでしまうこと。一時的に結んだとしても、見えない部分であるコードの中の電線が、知らないうちに切れてしまう原因になります。コード類をまとめるときは、必ず輪っか状にして巻くようにしてください。
束ねたまま使わない
電化製品を購入した際にコード類は束ねた状態で入っていますが、そのまま使用すると断線してしまう恐れがあります。コードやケーブルにとって、曲がった状態というのはストレスがかかりやすいものです。
また、癖がついたまま冬場に気温が下がると、元に戻りにくくなってしまうことも。コード類は使用する前にしっかりと伸ばして癖を取ってください。配線する上でコードが余ってしまう場合は、ゆったりと大きい輪を描くようにまとめると安全です。
ほこりや水気のある場所に放置しない
USBケーブルやスマホの充電ケーブルなどの末端は、ほこりがたまりやすい形状です。ほこりによってやけどを引き起こしてしまったり、湿気のつよい水回りやペットの尿などの水気によってショートしてしまい、火災を引き起こすケースもあることも。頻繁に使用するコード類も、こまめに掃除してほこりが入り込まないようにしましょう。
コード類の収納アイデア①ジッパーバッグ
ケーブル類を使用していないときの収納方法に頭を悩ませますよね。一本ずつの長さや用途も違うので、引き出しなどに詰め込んでいると絡まってごちゃごちゃになってしまいます。
そこでおすすめするのが、ジップロックなどのジッパー付きバッグ。中身が見えるので探しやすく、用途をマジックで書いておくこともできます。縦置きにしておけば、引き出しの中を整理整頓しやすいですね。入れる袋を統一すれば、すっきりおしゃれに見えます。
コード類の収納アイデア②仕切り付ケース
頻繁に使用する充電ケーブルやアダプターなどは、仕切り付ケースで収納すると取り出しやすく便利です。仕切りケースは、ケーブルのサイズに合わせてサイズを変えることができるのもいいところ。
ACダプターのような大きめのケーブルからイヤホンまで、様々なサイズに対応できます。収納する際はコードを輪の形に巻いてまとめるなどして、ねじれないようにしましょう。
コード類の収納アイデア③メッシュポーチ
お子さんが片付ける場合や、忙しくて片付けが苦手な方におすすめなのがこちら。メッシュ素材など中身の透ける素材のポーチに収納し、かけておく方法です。
この方法なら、外出の際に持ち出すときもそのまま鞄に入れられ、くるくるとコードを巻く手間も省けます。中身が見えすぎないので、ごちゃごちゃした印象を与えずすっきり見えるのもいいところですね。
コード類の収納アイデア④透明粘着フック
空気清浄機や暖房器具など、コンセントから抜いたあとにコードの収納に困りますよね。その際コードを出したままにしておくと、うっかり踏んでしまって先が曲がってしまったりと危険です。
そこで100均でも手に入る透明粘着フックを、電化製品の本体に2つ貼り付けて、渡すようにコードを巻いていきます。透明なのに粘着力はしっかりあり、剥がして繰り返し使用できるところも不器用な方にとっては使いやすいアイテム。小さなお子さんやペットへの安全策としても有効です。
コード類の収納アイデア⑤ケーブルボックス
ケーブルボックスとは、コード類だけでなく電源タップなども一緒に収納してすっきりと隠せる便利なアイテムです。ほこりよけにもなるので、パソコン周りのコード類が多い場所に活用すれば、掃除もしやすくなって快適になります。
インテリアの邪魔をしないおしゃれな見た目なのもいいところ。デザインも木目調やラタンバスケットなどのナチュラルな素材から、丈夫なスチロール樹脂素材のスタイリッシュなものまで、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
コード類の収納アイデア⑥ケーブルクリップ
充電用ケーブルクリップ
スマホの充電ケーブルは、使用頻度も高くコンセントから抜くという作業が面倒ですよね。ケーブルクリップは、イヤホンなどのようにケーブル自体をまとめるタイプもありますが、こちらはテーブルや棚の横にセットしておくだけで、先っぽを揃えて収納することが出来ます。
パソコン周りに散らかるUSBケーブルにも、これがあれば先っぽが迷子になったり、根本がねじれて傷むのを防ぐことができて一石二鳥ですね。
携帯用ケーブルクリップ
イヤホンや充電ケーブルなどを持ち歩く際に持っておきたいのが、携帯用のケーブルクリップ。鞄の中で迷子になりがちなコード類が、コンパクトにすっきりとまとめられます。デザインも豊富で、おしゃれなレザー素材や扱いやすいシリコン素材まで様々。お気に入りを見つけて携帯してみてはいかがでしょうか。
コード類の収納アイデア⑦ケーブル収納ケース
コード類が必要以上に長くて邪魔になってしまう場合や、充電ケーブルの持ち歩きに便利なのがケーブル収納ケース。中でくるくると巻いた状態で収納できるので、コードへの負担も少なく安心です。コードの頭とお尻を出した状態にできるので、外出先でもスムーズに機器に繋ぐことができます。
コード類の収納アイデア⑧ワイヤーネット
100均でも手に入る整理整頓に大活躍のワイヤーネット。コード類の収納に活用すれば、ほこりのたまりやすいテレビの裏側や、パソコン周りがすっきりします。結束バンドなどで固定し、モデムやアダプターなど大きい部品はワイヤーネット専用のかごに入れれば転倒防止にも。
コンセントの抜き差しをあまりしない場所のコード収納に向いています。ワイヤーネットをかける場所がない場合は、耐荷重量の大きいフックを壁に取り付けると、スペースがかさばらずに済むでしょう。
コード類の収納アイデア⑨充電器ホルダー
スマホの充電ケーブルはコード類の収納の中で特に頭を悩ませるもの。専用のホルダーを置くことで充電中の置き場が確保でき、つい手にとりがちなスマホを休ませるきっかけにもなります。
インテリアに溶け込むおしゃれなデザインのものがたくさんありますが、最近ではシリコン製の充電ホルダーやスタンドが100均でも手に入ると話題です。使用頻度の高いものだからこそ、きちんと置き場所を作ることでお部屋のすっきりした印象が持続しますよ。
まとめ
日常的に目にしているコード類も、ごちゃごちゃしているだけで気づかないうちにストレスが溜まるものです。一度整理してしまえば、お部屋の印象がすっきりするだけでなく使い勝手も良くなります。もっと早くやっておけばよかったという声が多いようですので、ぜひこの機会にコード類に注目して整理整頓してみてはいかがでしょうか。
長い配線の隠し方が気になる方はこちらもチェック!
短いコード類だけでなく、コンセントの場所が遠い場合は配線をきれいに隠したいこともありますよね。こちらの記事では、配線を上手に隠す方法をご紹介しています。インテリアに溶け込ませるアイディア満載ですので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
配線隠しのアイデア術11選!部屋の配線の隠し方やスッキリ見せる方法を解説!
配線の隠し方しだいでお部屋をすっきりさせられます。テレビやパソコンなどからコンセントにかけて、コードが出ていると見た目が悪いものです。延長コ...
ごちゃごちゃした配線を隠す方法12選!おしゃれで意外性の高い目隠し術をご紹介!
お部屋をおしゃれなインテリアにしても、配線がきたないと気分がなえます。最近はインターネット関係のケーブルも多いので、コード類と共にきれいに隠...