はじめに:印象を変えるクローゼットの扉リメイク
引っ越したみたい!人気のクローゼットの扉リメイク
大きな収納家具であるクローゼットの扉はリメイクするとお部屋の印象や空気感がガラリと変わるので部屋の模様替えをしたい方には簡単にできるおすすめリフォームDIYのひとつ。
壁や床につぐ広さがあることも多いクローゼットの扉ですが、その形状はフラットで取っ手がついている程度と張り替え難易度が非常に低いからです。
クローゼットの扉リメイク作業を完成まで解説
人気のクローゼットの扉リメイクをはじめてやるという方にもわかりやすいよう、必要な材料や道具・準備・気をつけたいポイントやコツと完成までクローゼットの扉リメイクを完全フォロー!
少し見慣れて刺激がなくなってきたおへやも部分的にリフォームすることで、まるで引っ越したように激変するという人気方法をぜひ覚えていってくださいね。
クローゼットの扉リメイク作業に必要なもの
さて人気のクローゼットの扉リメイク。まずは最初に用意したい材料や毒具のチェックとして必要なものを紹介していきます。
クローゼットの扉リメイクはやることは簡単なので使用するものも少なめ。100均などですべてそろうものでできるので、近くに大きなホームセンターがない・DIYに慣れていないという方でも安心です。
クローゼットの扉リメイクに必要な材料
まず必要な材料は人気の木目やレンガ・大理石模様をはじめクローゼットの扉リメイクに重宝するのはインテリアシートと呼ばれるもの。100均ではリメイクシートなどという名前でも売られているものです。
賃貸にははがせるタイプを!用尺確認も忘れずに
多くのものが貼ってはがせるタイプとなってますが、賃貸物件のクローゼットの扉に用いる場合は必ずはがせるタイプか確認してから購入するようにしましょう。
収納扉の大きさ分必要なのですが、模様合わせなど必要な場合は多めに買っておくか在庫を確認して買い足しができかもチェックしてください。
もっと空気感を変えたいなら取っ手も用意
扉には取っ手が付いているものも多いですね。ドライバーひとつで意外と簡単にこの取っ手は交換できることも多いでしょう。まずはご自分のへやの扉の取っ手を確認。取り外せるようであればこの部分も扉デザインと合わせたものに取り替えることでより素敵なリフォームができます。
クローゼットの扉リメイクに必要な道具
材料であるシートをカットして貼るために使うものが道具として必要になってきます。まずはリメイクしたいクローゼットの扉の寸法を測るためのものさし類。サイズが大きいので長尺の巻き尺などが便利でしょう。
そのほかクローゼットの扉リメイクに必要なものはシートをカットするハはさみやカッターなどの道具。取っ手の取り外しをしてきれいに仕上げたいという方はビスの形状に合わせたドライバーもご用意下さい。
シート貼りにあると便利な道具
このほか絶対に必要というわけではないですがあるとよいものにヘラがあります。これはシートと扉の間の空気を抜きつつ圧着させるという役目が期待できる道具。
手に持って大きすぎずかといって小さいと何度もこすらないといけないので手間になるため、目安として自分の手のひらより少し大きめサイズくらいのものが使いやすくておすすめ。無い場合は定規などでも代用可能です。
初心者でも簡単なクローゼットの扉リメイク作業手順
それでは早速クローゼットの扉リメイクのやり方手順を解説していきます。工程はたったの3ステップ。これなら初心者の方も自分もやってみようと感じるのではないでしょうか。とても簡単なクローゼットの扉のリメイク方法をご覧ください。
クローゼットの扉リメイク:準備
汚れもきれいに落としてシートの持ちをよくする
引っ越してすぐにやるのではない限りクローゼットの扉は目立たないけれど意外と汚れが付いています。特に喫煙者のいるお宅であればヤニなどが付着しているでしょう。
接着剤の乗りが悪くなるだけでなくあとから汚れがシートの上に浮き出てきてしまうこともあるといわれています。リメイククローゼットの扉リメイクの準備としてこれらの汚れを綺麗に落としていくことからはじめてください。
扉1枚のサイズを測りカットの準備をする
これは掃除の前でも後でもよいのですが扉1枚のサイズを測って下さい。このとき忘れずに計算に入れてほしいのが扉の厚み(奥行き)のサイズです。閉まっているときは綺麗でも開けるとその部分だけカラーや柄が違うと目立ってしまい、使っているうちにここもやっておけばよかったと思うところです。
また取っ手が付いている扉の場合は取っ手の位置も一応計っておいてください。取れるタイプでない場合はここに切り込みや穴をあける必要があるからです。
クローゼットの扉リメイク:シートのカット
リメイクしたいクローゼットの扉の掃除と採寸がおわったら、まずはインテリアシートをカットしてください。
一般的には長い高さに合わせて横幅をカットしたり張り合わせたりしますが、お好みのデザインによってはシートを木目柄が横向きになるように貼れるのもDIYリメイクの自由なところです。
カットで失敗しないために
リメイクシートを切る際にはクローゼットの扉と柄の出る部分がマッチするように少し大きめにリメイクシートを切っておきましょう。余分な部分は柄合わせ部分と考えるとよいですね。
クローゼットの扉というへやの中でも目立つ大きな部分なので、装飾性も気にかけながらシートを切っていくと失敗なく柄合わせもやりやすくておすすめです。
クローゼットの扉リメイク:貼り方のコツ
広いクローゼットの扉にリメイクシートを貼る時に、特に気をつけたいのがシワでしょう。裏がシール状になっているシートの場合全部剥離紙を一気に剥がしてしまわずに貼る部分だけ剥がすのが失敗を防ぐポイント。
初心者でも失敗しにくい貼り方は中央から外へ
大きなシートの貼り方の基本は真ん中から外側へ空気を抜きながら作業します。クローゼットの扉のような高さがあるものの場合は高さの真ん中くらいの当たりから上下左右にシワに気をつけながら作業すると、完成品がきれいに仕上がるでしょう。特にはじめてという方はここを意識してください。
小さなシワにはカッターを使う方法も
貼ってはがせるリメイクシートであれば剥がして貼り直すこともできます。しかし扉全体に貼ってしまってから全部剥がして貼り直しは、逆に余計にしわしわになってしまう場合が多いので避けたいもの。
そんなときに使える裏技はカッターを使ってシートのしわ部分に切り込みを入れ、その切り込みの両側から中央に寄せるように空気を抜きながら圧着しましょう。連続柄などでない大理石や木目調ならばこの方法でしわも目立たなく補修できます。
ドライヤーやハサミを使うシートのきれいな貼り方
扉のデザインによっては角が丸くなっていたり少しの凹凸があるものもあるでしょう。フラットではなくて貼りにくいという方はこのドライヤーやカッターを使った方法を参考にしてみてください。
またシートによってはこの方法ができない場合もありますので余ったシートで不要な板などで試してから本番に挑みましょう。
ドライヤーの熱に注意
熱を加えることによってシートの粘着部分が溶けて剥がしやすくなるという利点もありますが、熱中しすぎるとつい手とドライヤーの距離が近い・熱風を当て続けてしまうなどやけどや怪我の原因となってしまいます。
軍手などを着用したりドライヤーと手との距離に注意しながら、安全に作業をするよう心がけましょう。
クローゼットの扉リメイク:取手
クローゼットの扉リメイクは動画では取手部分については2分あたりから説明されています。実際に物を見ながら確認したい方はシークバーを2分少し前に合わせて再生をおすすめ。クローゼットの扉はほとんど取っ手部分がビス留めされています。
これらのものであれば取り外してからシートを貼る。ビスで取っ手を元に戻すという工程できれいな仕上がりとなるでしょう。取っ手部分のデザインを変えたいという方は、このタイミングで別のものと取り替えリメイクしても。
取れない取手の上からシートを貼る方法
建具によっては取手が取れないタイプもあります。このような扉の張り替えリフォームの場合はこちらの動画が参考になるでしょう。やり方は2つあって取手の部分で上下に分けて扉と取手の接続部分を丁寧に切り抜きながら貼っていく方法。
これはシートの柄合わせが必要な場合は余裕を持って重ねて貼り後からカッターで線を入れて剥がしてから圧着。これで貼り合わせが目立たずきれいな完成になるでしょう。
1枚のシートで貼ることもできる
ふたつに分けずに1枚のシートを取手部分を切り抜いて貼る方法もあります。こちらもハサミやカッターなどで切りながら穴の大きさの微調整をしながら作業をすすめます。
切り取った縁に少し隙間があいてしまったときはシートのベースカラーと似ているコーキング材をシートと取手の境目部分に塗ればそれほど目立たずきれいに仕上がるでしょう。
リメイクの参考にしたいおしゃれクローゼットの扉例
最後になりますがSNSに投稿されているクローゼットの扉リメイクの画像を見ながら、どんなシートを貼れば自分の思い通りの部屋になるか参考にしてみましょう。
クローゼットの扉リメイクはシートの柄を変えるだけで簡単におこなうことができるため、貼ってはがせるタイプならは簡単に部屋の模様替えをすることができます。いろいろなデザインのイメージを掴む参考にしてみてくださいね。
ナチュラルさが素敵なクローゼットの扉リメイク
クローゼットの扉は掃除が簡単にできるようにつるつるしたパネル加工が表面にされているものも多いですね。メンテナンスしやすいのはよいのですが他のインテリアを置いた時に浮いてしまうこともあるでしょう。
そんなときにおすすめなのがこんなナチュラルな木目調のデザインです。デザインシートは柄も豊富なので少し見ただけでは本物みたいな見た目にすることも可能です。クローゼットの扉をナチュラルにしてふんわり系インテリアリメイクを目指す方におすすめ!
真っ白すぎないクローゼットの扉でニュアンスリメイク
賃貸物件などには壁もクローゼットの扉も真っ白というケースがありますね。清潔感があって明るい印象を受けるのと、白は膨張色なので部屋が広く見える錯覚を利用した賃貸物件のテクニックのひとつ。リメイクしてもっと暮らしやすく癒やされる部屋にしてみましょう。
貼ってはがせるタイプのインテリアシートならそんな賃貸物件の白すぎるクローゼットの扉のリメイクでも原状回復が可能なため安心です。少しアイボリーやベージュの模様が入ったものに変更するだけで、部屋の広さ感覚はほぼそのままで真っ白部屋から脱却できます。
縦横テクでアンティーク調クローゼットの扉リメイク
高価なクローゼットの扉は表面に凹凸の装飾がありますよね。板張り風プリントリメイクシートの貼り方を左右に変化を付けることで、平らなパネルのクローゼットの扉も立体的に見えるリメイク方法です。
100均のリメイクシートでもよく見かける板間風デザインで少し男前風なインテリアとも相性のよい、高級感のあるクローゼットの装飾扉リフォームをしていきましょう。
まとめ:人気のクローゼットの扉リメイク
簡単作業で印象が変わるクローゼットの扉リメイク
リメイクでもがらりと部屋の雰囲気が変わると人気の、クローゼットの扉の張り替えに必要なものと作業手順を紹介・解説してきましたがいかがでしたか?サイズは大きいですが取っ手部分を除けばフラットで、シートを貼るリメイク方法がはじめての人でも難しくなく作業できるのがクローゼットの扉リメイクです。
きれいな完成品を目指して作業を進めよう
きれいな完成品を目指すならば取手部分を取り外して貼る・空気を入れないよう気をつける・部分的に入った空気はカッターなどで切り込みを入れて抜くなど、気をつければ満足いく仕上がりになるでしょう。
クローゼットの扉リメイクが気になる方はこちらもチェック
今回はクローゼットの扉をおしゃれにリメイクする方法をご紹介しましたが、暮らしーのではこのほかにもいろいろなインテリアを素敵にリフォームする方法をたくさん解説しています。こちらも是非見てくださいね。
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