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【入門向け】アオリイカ釣り最強仕掛けヤエン!タックル&揃える道具類をまとめてチェック!

ヤエン入門に向けて揃えておくべき道具、タックルと仕掛けの情報をまとめてご紹介!アオリイカ狙い最強釣法、ヤエン釣りの入門情報まとめです。独特な釣り方をする釣りですが、道具や仕掛け類はシンプル!釣り初心者の方もぜひチェックしてみてください!
更新: 2022年4月26日
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この記事で紹介しているアイテム

ヤエン釣りのタックル&道具類を揃えよう!

ヤエンデビューに向けて道具を準備しよう

アオリイカ釣り最強釣法!アジを泳がせて狙うアオリイカ狙いのエサ釣り、ヤエンの入門情報まとめです。

今回は必要なタックルと仕掛け、準備しておくべき関連グッズについて紹介しています。仕掛けがシンプルなので、エサ釣りが初めてでも準備は簡単!サビキ釣りやフカセ釣りで使っていた道具も流用可能です。ヤエンが気になっていた方は、ぜひチェックしてみてください!

ヤエン釣りとは

アジを泳がせてアオリイカ狙い!

ヤエン釣りは、アジを泳がせてアオリイカを狙うエサ釣りです。使用する竿は磯竿で、リールはリアドラグやレバーブレーキなど、ドラグを緩い状態から締めた状態まで一気に変化させられるものが適しています。

釣法の名前になっている「ヤエン」はこの釣りの最も個性的な部分で、泳がせているアジをアオリイカが抱いてから、掛け針の役割を果たすヤエンを道糸に引っ掛けて送り込みます。アジに掛かる負荷が少なく、自然に泳ぐので、警戒心が強い春の親イカにも効果的です。

釣り場は堤防、港、磯など、岸からアオリイカが狙える場所なら全対応!夜釣りは特に効果が高く、エギを見切る大型のアオリイカ狙いでは最強の釣法です!

ヤエン釣りの入門向けタックルを準備!

ヤエン釣りの入門向けタックルを3つに分けてご紹介!

まずは準備する竿とリール、道糸についてご紹介!PEラインを使うスタイルが近年人気ではありますが、ナイロンやフロロカーボンを使う場合は直結でOK、まずは扱いやすいこの2つのラインからどちらかを選んでスタートしましょう。

竿はフカセ釣りやサビキ釣りで使える1.5号前後を流用可能。リールは相性のよいものが望ましい釣りではありますが、スタンダードな構造のリールからでも遊べます!

①ヤエン釣り入門向けタックル:竿

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ヤエン釣りで使用する磯竿についてです。

1.5号前後で長さが4m~5mというのがヤエン竿に求められる基本的なスペックで、用途を定めず展開されているフカセ、サビキOKのスタンダードな竿で遊べます。強い竿を使うとアジの動きを感じにくかったり、アオリイカに違和感を与えやすいので、しなやかで大きく曲がるものを選択しましょう!

ヤエン向けは磯竿1.5号前後

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ヤエン釣りと特に相性がいい号数は1号~2号程度で、ヤエン向けモデルは先端が見やすい色で塗装されています。1万円程度から専門性の高いものを選べますが、他の釣りで使っているものをお持ちの場合は、流用からでもスタートできます。

長さは4m〜5m程度のものが主流、専用モデルは5.3、5mなど長めのものが多いヤエン竿ですが、仕掛け全長は短く、短い竿を選んでもヤエンの滑りもそれほど変化しません。ヤエン釣りはヤエン投入時に竿を後ろに倒して道糸をつかむ、という作業があるので、特別足場が高かったり、磯のように手前の障害物を回避する必要が無い場合は、扱いやすい短めを選択しましょう。4.6mが中間的でおすすめです!

インターラインがおすすめ


磯竿にはブランクスにガイドが付いて、ガイドを道糸が通るスタンダードな構成のもの以外に、竿の中を道糸が通るインナーガイド、インターラインモデルがあります。

中通しとも呼ばれるこのタイプの磯竿は、道糸が抵抗を受けやすいという弱点がありますが、穂先の糸絡みなどトラブルが構造的に起きない優れもの。夜釣りが多く、飛距離や繊細なライン放出を必要としないヤエン釣りとは相性抜群です。

糸を通すのが面倒ではありますが、磯竿は穂先絡みで折れやすい竿でもあります。夜釣りがメインになりそうな方は、中通しの磯竿を検討してみてください!

②ヤエン釣りの入門向けタックル:リール

リールはナイロンの2号が150m程度巻ける番手、2500番~3000番が必要です。それほど着水地点が遠い釣りではありませんが、アオリイカはアジを抱いた直後走るケースがあるので、道糸は100m程度は巻いておきましょう。

ヤエンはアジを泳がせながら待つときはドラグゆるゆる、寄せる時は少しテンションを掛けて、ヤエンが入ってからはもう少しテンションを掛けたいと、必要なドラグ設定がどんどん変化します。

専用タックルのリールを揃えるなら、ボディ後方にもドラグノブが付いた、リアドラグタイプのリールを検討してみましょう。シマノ「13 アオリスタBB」が人気ですが、もう少し新しいモデルがいいという方には、ダイワの「18 アオリトライアル BR」や「19 アオリマチック」をおすすめします。

③ヤエン釣りの入門向けタックル:ライン

道糸はナイロンかフロロカーボンの2号程度から始めるのがおすすめです。

ヤエンは後から道糸を通して送り込む関係上、道糸のヨレや結びコブなどに弱く、途中で引っかかるとアオリイカまで掛け針が届きません。釣りを始める前に先端をカットする、積極的に巻きなおすという運用が釣果アップに繋がるので、スタートには安価な大容量のものをおすすめします。ナイロンのほうが安いです!

ナイロンorフロロカーボン

ナイロンラインとフロロカーボンラインには、価格だけでなく性質にも大きな違いがあります。

ナイロンラインは安価で伸びがあり、1.14と水に漂うような比重です。アジが弱ってくると、潜らなかったり浮いたりということが起きやすいです。アジを交換したり、アジにオモリを打てばOKですが、深い釣り場には向いていません。柔らかく扱いやすいラインですが、劣化が早いという弱点もあります。

フロロカーボンラインはナイロンラインよりも伸びが少なく、1.78と水に沈みます。アジを潜らせたい時はフロロカーボンラインが有利。ヤエン投入時も糸の角度を整えやすいです。たるんだままにしておくと沈んだ部分が海中に引っかかって根掛かりしますが、マメに糸ふけを調整すれば問題ありません。

浅い釣り場、初心者の方にはナイロンがおすすめ、深い釣り場、釣りに慣れている方には、フロロカーボンをおすすめします。

ヤエン釣りの入門向け仕掛けを準備!

スナップ付きサルカン+チヌバリでOK!

仕掛けは道糸にアジを固定するための針をつけるだけでOK!糸ヨレ対策にローリング付きサルカンを使うと快適度アップ、ヤエン向けにセットになった製品も展開されています。

アジの尾に直接道糸を結ぶ方法もありますが、トラブルをできるだけ少なくしたいならこのセッティング!キャスト時に安心感があるので、初心者の方はぜひこのセッティングから試してみてください。回収時の糸ヨレも大幅に改善されます!

ヤエンも選択肢は豊富!

入門にはシンプルタイプ!

ヤエン釣りにはもう1つ、仕掛けパーツとして用意しておかなければいけない道具があります。掛け針の役割を果たすヤエン本体です。ヤエンは軸に道糸を通す輪が付いていて、先端のカンナがアオリイカの裏側に刺さります。

アオリイカのサイズ感に合わせたサイズ設定、針数や腕の本数などに違いがあり、凝ったものほど単価が高く、シンプルなものはカンナの劣化や根掛かりでのロストなど、補充の際のランニングコストを抑えられるのがメリットです。

ロスト対策で2本、3本と用意する必要があるものなので、まずは価格が手ごろなシンプルタイプのヤエンから始めてみましょう。春ならMサイズがあれば、多くの状況に対応できます!

滑りやすいローラータイプ!

A-RB ラインローラーヤエン 跳ね上げ式M

出典:Amazon

ヤエン投入~アワセを100%成功させ続けるというのは現実的ではなく、ヤエンは空振りが多い釣りと言えます。

ランニングコストが上がってもアワセの成功率を上げたい、という方におすすめなのが、ローラー付き、跳ね上げ式のヤエンです。ご紹介しているシマノ「A-RB ラインローラーヤエン」は、シマノ得意のA-RBベアリングを搭載したヤエンで、なめらかな回転がヤエンの進行をサポート。針先が上を向く跳ね上げ式でもあります。

カツイチ「ヤエンストッパー」など、跳ね上げ式に近い動きを再現できるアイテムも展開されているので、予算と相談しながら検討してみてください!


ヤエン釣りにはアジの活かし道具が欠かせない!

活かしバッカンはマストアイテム!

エサとなる小魚を現地調達する方法もありますが、多くの場合は釣具店で生きアジを購入し、釣り場まで活かして持っていくことになります。釣具店ではアジ、そして海水を入れるところまでがサービスなので、入れ物は釣り人側で用意しておきましょう!

使用されている入れ物は活かしバケツ、活かしバッカンという製品名で展開されているアイテムで、サイドにエアーポンプをセットするポケットが付いているのがポイント。サイズは1ℓ=1匹程度の計算で検討してみてください。ご紹介している第一精工「活かしバッカン アジバケツ」であれば、27cmで13ℓ、36cmは24ℓ入ります!

ケミホタルで運搬時のストレスを軽減

アジは真っ暗な状態よりもぼんやりと何か光がある状態を好む魚で、暗所、夜間の運搬や蓋をする場合は、ケミホタルを入れるとストレスを軽減できます。アジが弱ると潜りが悪くなるので、釣具店から釣り場まで1時間以上かかる場合は検討してみてください!

エアーポンプもマストアイテム!

1ℓ=1匹としても、釣具店で入れてもらった海水だけでは酸素が足りません。生きアジを持ち運ぶときは、必ずエアーポンプをつけて運搬しましょう。釣り向けのものもありますが、選んだ活かしバッカンに固定できればなんでもOKです。ホースの折れ曲がりに注意しましょう。

釣り場に着いたらスカリ!

釣り場に着いてからは水くみバケツで海水を入れ替えつつ、エアーポンプで持たせる方法と、スカリを使って海に入れて保管する方法があります。スカリはエサの取り出しが手間ですが、酸欠になることがほとんどなく、アジの持ちがいいです。

10匹以上運んで長時間釣りをする場合は、スカリの導入を検討してみてください!

ヤエン釣りにあると便利な道具類!

便利な道具類を4つご紹介!

最後はヤエン釣りに向けて準備しておきたい、便利な道具類のご紹介です。無ければ釣りができないというものではありませんが、ほとんどのかたが用意しているものなので、初心者の方は要チェック!近いものをお持ちの場合は、流用して使ってもOKです!

①アジ網

アジを直接つかんで、ダメージを与えないためのアジ網です。人間の体温は魚にとっては熱すぎで、強く握ったり、握っている時間が長いと体力をかなり消耗します。掛け針がついていないヤエンを含め、泳がせは元気な生きエサが釣果を伸ばすポイント!いい状態で泳がせるために、専用の網を用意しておきましょう。


②竿掛け

ダイワ バトルゲーム・ヤエンスタンド

出典:楽天

待っている時間が長いこと、そしてアオリイカがアジを抱いた時に違和感を与えない竿の角度をキープが重要なことから、竿掛け関連も必ず用意しておきたい道具の1つです。高さが出せるピトン+ヤエン用の竿掛けが人気ですが、この組み合わせは高価で場所を選びます。手軽に始めたい方にはスタンドタイプがおすすめです。サビキ釣りや投げ釣りで使うものとは違い、竿の角度を水平に近い状態でキープできます!

③イカギャフ

春のアオリイカ釣りの必需品!抜き上げができないサイズに備えて、ランディングネットやギャフも用意しておきましょう。ヤエンは大型に強い仕掛けなので、足場が低くても必ず用意しておきたいところです。

ネットは他の釣りに流用できる汎用性がありますが、イカの墨や粘液で汚れやすいです。ギャフは持ち運びやすく、汚れがすぐに落ちるのがいいところ!ご自身のスタイルに合わせて選んでみてください!

④ラインの予備

クレハ フロロマイスター 300m 8lb

出典:Amazon

真っすぐなラインを使うのが、ヤエンをスムーズに進めるポイント!糸ヨレ、根掛かりなどでのロストも考えて、巻き直し用のラインも釣り場に持ち込むのがおすすめです。大型のイカに走られてもラインが持つように、糸巻き量は余裕が持てる巻き量をキープしておきましょう!

ヤエン釣りの準備はコレでバッチリ!

アオリイカ狙いで泳がせ釣りデビュー!

ヤエンはアジを運ぶための道具、竿掛けなどまで考えると、それなりに投資が必要な釣りではありますが、アオリイカがエギにスレてくるシーズン後半の実績、爆発力は抜群です。サビキ釣りやフカセ釣りに流用できる部分も多いので、エギングで釣れないとお悩みの方はぜひ検討してみてください。

アオリイカがどんなタイミングで釣れるのか、釣れるまでの行動の観察など、エギングと共通してステップアップに繋がるポイントも多い釣りです!

アオリイカが気になる方はこちらもチェック!

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エサの準備が必要な泳がせ釣りよりも手軽に楽しめる、エギング向けリールとロッドのまとめ記事をご紹介します。エサ釣りよりも機動力があって、自分からイカを探して歩けるのがエギングの長所!短時間釣行がメインの方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。アジが無くなってしまった時のオプションとしてもおすすめです!