カッティングボードをDIYで作る!
SNSやテレビなどで見かけるおしゃれな木製のカッティングボードは、実は自分でもDIYで作ることができます。でもその場合、どうやって作るのか、どんな木材を使えばいいのか分かっていないと作れません。今回はDIYでカッティングボードを作るための木材や、その作り方をご紹介していきます。
カッティングボードをDIYして楽しく料理したい!
毎日料理をするのに使うキッチングッズがおしゃれなものだと料理をするときの気分も変わってきます。カッティングボードはおしゃれなので、それを使うことで料理が楽しくなることも。
ただ、カッティングボードを買おうと思っても、気に入ったデザインは高くて購入できない場合もあるでしょう。DIYでまな板を作れば、価格も安く、しかも自分の好きなデザインのものが作れます。まな板を作るための素材や作り方を知って、オリジナルまな板で料理を楽しんでいきましょう。
カッティングボードの木材選びについて
では作り方をお伝えする前に、カッティングボードを作る際の木材選びについてお伝えしておきます。カッティングボードを作る場合、木材の素材が何でもいいかというとそういうわけではありません。カッティングボードに適した素材というものがあるので、それを把握したうえでカッティングボードを作っていくようにしてください。
カッティングボードに適した木材がある
まず、カッティングボードに適した木材はヒバやヒノキ、イチョウ、カヤといったものが挙げられます。ただ、ホームセンターで取り扱いのないものも…。ホームセンターで購入するなら、ヒノキが手に入りやすいです。
ですが今は通販サイトなどでヒノキ以外の木材を購入できるところもあるので、ホームセンターにない場合は通販サイトで購入するといいでしょう。とはいえ、もちろんこの素材以外でもまな板を作ることは可能です。それについては次の項目を参照してください。
ホームセンターで購入するなら
先ほど挙げた素材はそれぞれ防菌・防カビ効果があったり、水の弾きがいいといったメリットがあるためまな板を作る素材としておすすめされています。ですがもちろんそれ以外のものでもカッティングボードを作ることは可能です。
例えばヒノキ以外では無垢材、SPF材を使って作っている方もいます。また、中には安い木製まな板を購入し、それをオリジナルデザインに仕上げていく方も。もしホームセンターで木材を購入するなら、塗料などが塗っていないものを選ぶようにしてください。
カッティングボードをDIYする方法
では次に、まな板の作り方をお伝えしていきます。それぞれ使っている材料、作り方が異なったものを集めてきましたので、作れそうなもの、もしくはいいなと思ったデザインのものを選んで実際にDIYで作っていきましょう。
カッティングボードのDIY方法は、基本的に工程、加工方法は同じです。手順をマスターすれば簡単に作ることができますので、一通りの動画を見て、オリジナルのカッティングボードを作ってみてください。
スプルースを使ったシンプルなカッティングボードをDIY
スプルースを使ってシンプルなカッティングボードをDIYしよう
始めにご紹介するのは、スプルース、つまりSPF材のエゾ松を材料として使ったカッティングボードのDIY方法です。SPF材はホームセンターでも手に入りやすく、おまけに安いのでDIYでもよく使われています。
実際、お家にSPF材の残りがあるという方もいるでしょう。SPF材を使っても、実際にカッティングボードは作れるので試しに作ってみたいという方、お家に端材が残っているという方もSPF材でカッティングボードを作ってみてください。
カッティングボードのDIY方法
まずはカッティングボードのサイズを決め、それに合わせてノコギリでカットしていきます。ノコギリだけでカットする場合はカーブなど難しいのでシンプルなデザインで作っていきましょう。
鉛筆で下書きをした通りにカットしたら、最後はサンドペーパーで角を取り加工していきます。角が取れたらオリーブオイルで表面を仕上げていけば完成です!安くてシンプル、かつ簡単にDIYできるカッティングボード、ぜひ作ってみてください。
アカシアウッドを使ったカッティングボードをDIY
材料にアカシアウッドを使ったカッティングボードを作ってみよう
次はアカシアウッドを材料にしたカッティングボードの作り方をご紹介します。アカシアウッドを使ったまな板は、通販サイトでも販売されており、まな板を作る素材としても使える素材。
形は先ほどのシンプルなデザインとは異なり、こちらはカーブがある美しいデザインで仕上がっています。またアカシアウッド自体も集成材なので木材自体のデザインも素敵です。おしゃれなカッティングボードを作りたい方は、同じ素材、作り方でDIYしてみてください。
カッティングボードのDIY方法
まずは好きな形にデザインをしたら、木材をカットしていきます。使っているのはノコギリではなくジグソー。曲線もきれいに切り取れます。カットしたら角をトリマーで丸く仕上げ、さらにサンドペーパーで表面を削って仕上げていきましょう。
最後はオイルを使っていきますが、こちらも自然由来の亜麻仁油の入ったものを使っています。先ほどのオリーブオイルでもいいですし、通販サイトなどを見るとカッティングボードオイルというものが販売されているのでそれを使ってもいいでしょう。
無垢材を使ったヴィンテージ風カッティングボードをDIY
無垢材を材料に使ったカッティングボードの自作方法とは
次は無垢材を使った手作りカッティングボードです。さらにここでは表面に焼きを入れているので、ヴィンテージ風の仕上がりになります。キャンプなどでカッティングボードを使う際にもぴったりなDIY方法。
この方はまた、ジグソーなどはなくのこぎりを使ってDIYしています。もしお家に工具がそろっていないのであれば、同じように作ることは可能です。自分の好きな形に切って、オリジナルのカッティングボードを自作していきましょう。
カッティングボードのDIY方法
まずは無垢材に好みのカッティングボードのデザインを描き、のこぎりでカットしていきます。もちろんジグソーがあれば簡単にカット作業が可能です。カットができたら小刀を使って細かく削りを入れて加工。
サンダーで削ったらコーヒーを表面に塗布しましょう。乾いたらバーナーで焼き目をつけ、オリジナル感を出していきます。最後にオイル仕上げをしたら手作りのカッティングボードが完成です。
大工が作る檜のカッティングボード
大工が手作りする本格的なカッティングボード
最後にご紹介するのは、大工がDIYする本格的なまな板の作り方です。実際に日々木材を加工している方がDIYしているので、学べることがたくさんある動画になっています。大工さんが作ってるのはシンプルな長方形の大判サイズのカッティングボードではありますが、DIYで作る際の参考になるはずですのでこちらにも目を通しておくといいでしょう。
カッティングボードのDIY方法
動画にもあるように、表面は紙やすりで仕上げるよりカンナで仕上げた方が水がしみにくくなるようです。とはいえカンナがないお家も多いので、その場合はもちろんサンドペーパーで十分です。
また木表を上にして使う、下にする部分の中央部分をへこませて作ることで使いやすいまな板になるんですね。大工さんの知恵がいっぱい詰まったまな板。おしゃれなものよりもこの作り方がいいという方は、長方形のカッティングボードをDIYしてみてください。
まとめ
今回はカッティングボードに使う木材と、そのDIY方法についてご紹介してきました。さまざまな素材を使い、オリジナルのカッティングボードが意外と簡単にDIYできるというのが分かっていただけたのではないでしょうか。
オリジナルのカッティングボードを作ることで、毎日の料理やキャンプに行った時の料理が断然楽しくなります。せっかくですのでおしゃれなデザインで満足できるようなものを作り上げてください。
まな板が気になる方はこちらもチェック!
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