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【種類別】セネシオの育て方!日当たり管理がポイント?2通りの増やし方も解説!

セネシオは品種によってさまざまな見た目を持つバリエーション豊富な植物です。当記事ではそんなセネシオの育て方を種類別に分けて徹底解説!また、セネシオ2通りの増やし方も紹介します。育てやすい植物をガーデニングへ加えてみませんか?
2021年5月20日
さくらドッグ
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目次

セネシオの育て方を徹底解説!

セネシオの育て方をチェック!増やし方も!

出典:https://item.rakuten.co.jp/greenroom-plants/sen2/

セネシオは、南西アフリカやカナリア諸島に分布している植物です。品種によってさまざまな見た目をしており、「グリーンネックレス」のようなつる状のものから、葉の形が三日月や矢じりのような多肉植物。花を咲かせる「木立性セネシオ」までユニークな存在です。

観葉植物に最適なセネシオの育て方を品種ごとに植え付け時期や、日当たりなどを解説します。また、セネシオ2種類の増やし方もご紹介!愛らしい見た目のセネシオを観葉植物として育ててみませんか?

【種類別】セネシオの育て方!

セネシオとは?

Photo by MeganEHansen

セネシオは、キク科セネシオ属に分類される植物です。一部の品種は多肉植物であり、種類によってさまざまな姿を楽しめることから、観葉植物として世界中で愛されています。品種によっては、育てるのがやや難しいとされるセネシオですが、適切な育て方を把握しておけば問題ありません。ポイントは、水はけのよい用土に肥料分の少ない肥料を使用する点です。ここでは、用土や肥料の特徴について紹介します。

セネシオの用土や肥料

Photo bymilivigerova

セネシオは、耐暑・耐寒性に弱く、高温多湿の環境も嫌います。さらに、セネシオ属は根の張りに敏感な植物です。そのため、根に負担をかけないよう、用土はさらさらとした小粒タイプが適しています。また、基本的に肥料は少量でよいでしょう。肥料に悩むことがあまりないので、育てやすいと感じる方もいるかもしれません。

セネシオの用土

セネシオは、直接雨に触れないほうがよいので、鉢植えで育てるのが向いています。水はけのよさが大切ですので、軽石を鉢植えに敷いておき、多肉植物用の土もしくは、手作りの用土を満たします。用土を作る場合は、小粒の赤玉土やピートモス、腐葉土などを3種類以上混ぜる方法で作りましょう。

セネシオの肥料

セネシオは、肥料の与えすぎに注意が必要です。「肥料はごく少量」と念頭に置いておきましょう。具体的な肥料の施し方は、春と秋は2ヶ月に1回程度、うすめた液体肥料を施しましょう。セネシオには、あまり顆粒タイプの肥料は向いていません。また、夏型のセネキオへは春に肥料を与えましょう。同じように、冬型のセネキオへは、秋に肥料を与えるのが好ましいです。

セネシオ種類別の育て方1:グリーンネックレス


Photo by kanonn

セネシオには、80以上の品種が存在します。多肉植物もあれば、花を咲かせる草花もあります。育て方に大きな違いはありませんが、それぞれの特徴や時期に合わせて育てる必要がありますので、品種ごとに適した育て方をご紹介します。

「グリーンネックレス」は、名前の通り、緑色のコロコロとした葉がつる状に連なった姿の多肉植物で、人気の高い観葉植物です。高温多湿を嫌いますので、水はけのよい用土と、日当たりに注意して栽培しましょう。

栽培環境

「グリーンネックレス」は、日当たりが必要な反面、夏の直射日光を嫌います。なので、夏場は日当たりのある室内で育てるのが適しています。また、3℃以下では生育しません。寒い地域の場合は、冬場も室内で育てるのがよいでしょう。

さらに、結露がつくと病気やカビの原因になるので注意してください。発見した場合には拭き取る、病変部やカビの場合は切り取るようにしましょう。

水やり

セネシオ属は、基本的に乾燥気味で育てるのが適していますので、過度の水やりは不要です。多肉植物は、多肉化した葉の中に水分を溜め込んでいるので、水やりしすぎると根腐れする危険性があります。水やりは土が乾いた頃に、たっぷりの水を与えましょう。水やりの時間帯は午前中か、遅くても日中に行います。

セネシオ種類別の育て方2:セネシオ スケイポサス

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「セネシオ スケイポサス」は、上記で紹介した「グリーンネックレス」と同じく多肉植物です。細長い葉には白い膜が張っており、他のセネシオと比べ、耐熱性が強く、屋外でも夏越しが可能です。白い膜によって熱を防いでいますが、剥がれやすいので、触りすぎないように注意しましょう。乾燥に強いので、水やりのしすぎに注意が必要です。

栽培環境

セネシオ スケイポサスは、日当たりや風通しのよい環境で育てます。また、膜が取れやすく繊細な植物なので、雨が直接当たらないところに植え付けるのが大切です。耐熱性はありますが、反対に耐寒性は弱いので、関東以南の地域は戸外で越冬が難しいでしょう。気温が5℃以下になるようであれば、室内に入れましょう。種を採取できれば、種まきで増やすことも可能です。

水やり

乾燥気味に育てるのが好ましい品種です。しかし、断水気味の際に、大量の水やりをするのは避けましょう。具体的な水やり方法としては、春・秋の時期には土が乾いた際に水をたっぷりと与えます。水が溢れるほどあげても問題ありません。夏・冬には断水気味でもよいですが、同じく、大量の水やりは避け、少しずつ水やりしてください。

セネシオ種類別の育て方3:セネシオ・サイネリア

Photo byAKuptsova

「セネシオ サイネリア」は、キク科のペリカリス属に分類される草花の一種です。花は球状に集まり、色鮮やかに咲くのが特徴です。一般的には多年草とされていますが、日本の高温多湿な環境が苦手で、年を超えられないため、一年草として扱われています。寒さに弱く、乾燥や多湿も嫌うことから、育てる際には少し注意が必要です。

栽培環境


発芽後の時期を除いて、日当たりのよい環境で育てるのが適しています。日照量が大切で、たくさん花を咲かせるためにも、可能な限り日の当たる場所で育てましょう。また、耐寒性に弱く、乾燥や多湿を嫌うので、室内に入れる際は、暖房の風が直接当たらいよう置き場所に注意して下さい。冬は日当たりのよい室内が最適です。

水やり

「セネシオサイネリア」は、水やりの頻度が季節によって異なります。夏は乾燥気味に育て、土が乾いたら水やりをしますが、冬は頻繁に水やりをする必要があります。「セネシオサイネリア」は、冬に水をすくい上げる力が増すため、水切れを起こしやすいのです。水切れを防ぐためにたっぷりと水をやり、株が傷まないようにしましょう。

セネシオ種類別の育て方4:木立性サイネリア

Photo by 阿橋花譜 KHQ Flower Guide

「木立性サイネリア」は、比較的新しい品種の草花です。上記のサイネリアと同様、キク科ペリカリス属に分類され、木立性セネシオとも呼ばれます。丈夫な品種が多く、花期が長い、直立して伸びた先に花を咲かせる、といった特徴があります。寒さには弱い品種ですが、地域によっては戸外での越冬が可能。肥料をこまめに施すことが栽培のポイントです。

栽培環境

冬は凍結しない地域であれば、戸外でも冬超しできます。その場合も、必ず日なたで育てましょう。また、冬場の最適な栽培環境は日当たりの良い室内で、暖房がついていない環境です。生育が盛んな品種なので、花が咲き終わったあとには早めに切り戻しを行ってください。切り戻しにより、二番花を楽しむことが可能です。

水やり

生育期である秋から春にかけては、土の表面が乾いた際に水やりをします。夏場は根腐れの危険性があるので、乾燥気味に育てましょう。また、木立性サイネリアは、液体肥料をこまめに施す必要があります。生育期には緩効性化成肥料を置き肥し、液体肥料は10日〜14日程度に一回のペースで施してください。肥料切れを起こさないように育てることで、花がたくさん咲くようになりますよ。

セネシオ種類別の育て方5:マサイの矢尻

「マサイの矢尻」は、名前の通り「マサイ族が使う矢尻」に似た姿からこのように呼ばれています。別名は「セネキオ・クレイニフォルミス」で、夏型の多肉植物です。葉の先に切れ込みがあり、先端が内側に巻き込んだ形が特徴的。育て方のポイントは、季節に合わせた水やりです。きちんと行うと丈夫に育ちますので、参考にしてみてくださいね。

栽培環境

「マサイの矢尻」も、栽培環境は風通しのよい日なたが好ましいです。気温が下がる冬には室内に移し、乾燥や湿気から守りましょう。ただし、日当たりは必要なので、室内でも日の当たる場所に置いてくださいね。また、乾燥すると葉が短くなってしまったり、湿気が多くなると葉が伸びすぎて、折れやすくなるので注意が必要です。

水やり

「マサイの矢尻」の水やりは、葉の状態を見て判断します。季節で分けるなら、春や秋には土が乾いた際に、たっぷりと水やりしましょう。夏は夕方以降の涼しい時間帯に、半日ほどで乾く程度の水やりを心がけてください。冬は乾燥気味に管理しましょう。水やりは日中に行うのが最適です。過度の水やりは必要ありません。


セネシオ2通りの増やし方!

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セネシオの増やし方は、2通りあります。1つ目の方法は挿し芽、2つ目は株分けです。挿し芽は、基本的にどの品種でも可能です。株分けは、できるものとそうでないものがありますので、自身の育てる品種によって、適切に行いましょう。株を増やせれば、華やかでボリュームのあるガーデニングを楽しめますので、試してみてください。

増やし方1:挿し芽

挿し芽とは、増やしたい草花の若い芽や茎、葉を切り取った後に植え付けて発根させることを指します。どの品種でも可能で、比較的簡単です。やり方は、まず茎を先端から10cmほどのところで切り取ります。もしくは、葉を2、3枚残してカットしましょう。切り口を日陰で半日乾かし、土に挿せば完了です。

増やし方2:株分け

株分けは、同じ植物が群がって生えることを指す「群衆」する品種であれば可能です。株分けをする際には、事前に1週間ほど水やりを控え、土を乾かします。そして、根鉢ごと掘り出し、半分や3分割に割るか、カットしましょう。

挿し芽と同様に切り口を乾燥させ、用土へ植え付ければ完了です。経過を見ながら、生長するのを見守ってくださいね。また、草花の場合には種を採取し、種まきで増やす方法もあります。

セネシオは育てやすい観葉植物

セネシオは、「グリーンネックレス」や花を咲かせる「サイネリア」までさまざまな品種があります。育て方も比較的簡単な植物なので、室内の観葉植物や庭先のハンギングとして育ててみてはいかがでしょうか?セネシオは春・秋に生育し、夏の厚さを苦手としているため、季節ごとの温度管理がポイントです。

また、セネシオ2通りの増やし方も解説しましたので、株が成長して、植え替えをするときの株分けや挿し芽で栽培数を増やしながら育てると長期間楽しめますよ!

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