検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

艶やかな緑の葉が美しい!観葉植物として人気のコーヒーノキの栽培方法を伝授!

今回は多くの人が嗜好品として嗜むものであり、観葉植物でも人気のあるコーヒーノキの栽培について解説しています。自家製のコーヒーが飲みたくて、コーヒーノキを買う方は多いのではないでしょうか。長い年月をかければ実は栽培できるので、ぜひコーヒーノキを育ててみましょう。
2021年2月20日
bright.one0727
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

目次

観葉植物で定番「コーヒーノキ」

Photo by yeahbouyee

観葉植物ではもちろんのこと、またモーニングコーヒーでおなじみのコーヒーの木ですが、みなさんはちゃんとした育て方を知っていますか?ちゃんとした手入れと育て方ができていれば、立派な実をつけ、コーヒーが作れるのです。

しかし、イメージ通り耐寒性がない特徴があるので、適温となる置き場所であったり、越冬するための手入れが必要になります。時期合わせた徹底した手入れと、害虫の対策なども行って、立派なコーヒーノキを育てましょう。

コーヒーノキの実態

Photo byvjkombajn

コーヒーノキの多くの種類とは、アフリカやタスマニアを原産とするもので、熱帯の地域に自生し栽培されているのです。またコーヒーの木として、栽培されていることから、アフリカを中心とする熱帯地域だけではなく、ジャマイカやコロンビアを原産とするコーヒーの木の種類も広く出回っています。

コーヒーの種類は100種類以上が確認され、その多くがアラビアコーヒーでエチオピアを原産とする種類です。今日のコーヒー、観葉植物とはエチオピア産のコーヒーノキなのです。

コーヒーノキの特徴

Photo by2102033

コーヒーノキの多くは常緑低木として分類され、背丈が4m〜7mほどまで大きくなります。常緑樹ということもあり、常に鮮やかな緑色で、ウェーブ掛かった特徴ある葉を付けていることです。そのため、観葉植物として人気ある種類で、市販に多く出回っています。

生育も旺盛で植木鉢やプランターで育てる場合には、毎年植え替えが必要になるでしょう。剪定で切り戻した枝で挿し木ができ、株を増やせることもできるので、手入れする楽しさがより増すことは間違い無いです。

実をつけるまでは手間がかかる

Photo byTaufik_81

コーヒーノキとは4〜5年という年月をかけることで、チェリービーンズというコーヒーの元になる果実をつけるのです。また、果実の前には当然花も咲かせるのですが、その香りはジャスミンと似たような白い花を披露してくれます。

寒さに強い植物と比べると、コーヒーノキは越冬が厳しいので、コーヒーノキが生長できる適温の環境作りが大切と言えます。栽培と育て方には十分な年月が必要になりますが、十分に手入れをすることで観葉植物として手間をかける価値があるのです。

コーヒーノキの育て方重要項目8選

Photo bytristantan

栽培するには季節によって気をつけなければならないことがたくさんあります。特に冬場はコーヒーノキを枯らしてしまう人が多いのではないでしょうか。耐寒性がないので、冬場には注意しないと本当に枯れしまいます。

寒さに強い植物とは程遠いですが、手入れができていれば、コーヒーノキは冬を超えられるのです。大事に育てれば、数年後にはコーヒーをご自宅で焙煎して飲めるかもしれませんので、頑張ってコーヒーノキ栽培しましょう。

コーヒーノキの育て方①時期にあわせた置き場所

最適な環境とは、コーヒーノキにとって適温で日当たりがある置き場所です。コーヒーノキの原産は熱帯地域で、耐暑性は強く、耐寒性はない特徴といえます。そのため、春から秋にかけては、日当たりがよい場所で育てて、冬場は必ず中に取り込んで管理する必要があります。

また、生長が早い種類なので、春・夏の生長期には15㎝以上伸びることもあります。もし枝が伸びすぎの場合は剪定を行って、よい環境が作れるよう整えましょう。

夏と冬の時期に注意


Photo by *~Dawn~*

コーヒーノキはその特徴から夏の時期と冬の時期では注意が必要です。熱帯に自生していることから灼熱の太陽の下の環境でも育つとイメージがありそうですが、真夏の直射日光は避けなければなりません。窓辺がよい置き場所ですが、夏に関しては、屋外の軒下などで管理しましょう。

冬の時期は耐寒性がないことから必ず室内に取り入れ、なるべく10℃以上の環境で育てましょう。越冬は段ボールなどに入れて管理できます。日当たりよく直射日光が当たる置き場所を選びましょう。

コーヒーノキの育て方②用土

Photo byPexels

置き場所が決まったところで、次は用土です。比較的に植木鉢やプランターで育てる方が多いと思います。植物が枯死して微生物が分解してくれた腐植質の土を使うことがおすすめです。

しかし用意ができなければ、市販で売っている観葉植物用の土や培養土でも問題ありません。大事なのは水はけがよいものを用意することです。熱帯の乾燥した地域に自生しているので、水はけが悪いと根腐れの原因になります。しっかりと対策をしましょう。

コーヒーノキの育て方③水やり

Photo byMyriams-Fotos

夏の時期と冬の時期で頻度と見極め方が変わります。コーヒーノキは春から秋の時期に生長期を迎え、栄養が必要であれば、水も必要とします。そのため、夏の時期の水やりは土の表面が乾いたら、水をあげるようにしてください。

冬の時期のコーヒーノキは休眠期に入っているため、水を多く必要としません。表面の土が乾いてから水を上げるのではなく、植木鉢全体の土が乾いてから水を与えます。乾いているかわからなければ、植木鉢を持ち上げて確認するとよいでしょう。

コーヒーノキの育て方④種まき

Photo byGAD-BM

撒く時期は梅雨入りの5月から秋始めの9月がよいです。種まきをする前には下処理が必要で、熟した果実の皮をきれいに取り除き、果肉も一緒に処理します。腐食防止のため、種の周りの果肉を取ったあとは、種のヌメリも洗ってきれいにします。

植木鉢に赤玉土などの水はけのある土を用意し、種と同じぐらいの深さを掘って種まきします。水をあげたあとは15℃の環境を保ち管理します。プラスチックの蓋がついているケースで管理するとよいですが、発芽には数ヶ月かかります。

コーヒーノキの種とは

Photo byshulawaining

実はコーヒーノキは種まきから育てることができます。しかしその種である果実ができるまでは4〜5年はかかるので、種まきまでは根気が必要でしょう。ここで種まきにちなんでですが、種となる果実は食べれます。味はコーヒーの苦味とは違って、甘酸っぱい味なのです。

しかし果肉は極微量しか食べれないので、市場には出回りません。そしてコーヒーの元になる果実の種は身の中に2つ入っており、それを焙煎することで私たちの手元にコーヒーができるのです。

コーヒーノキの育て方⑤肥料

Photo byqimono

コーヒーノキにとって肥料は必要不可欠なものです。何よりコーヒーノキは生長が早く旺盛である特徴なので、たくさんの栄養が必要となります。上手に肥料を与えて、立派なコーヒーノキを栽培しましょう。

暖かくなる春から暑い時期の夏に与えるのがよく、生長に促進をかけます。冬場の休眠期の12月~3月にもよく、株元にかくる撒いてください。肥料は暖効性化成肥料で、できれば2ヶ月に1回の頻度で与えましょう。また速効性の液体肥料も1週間に1回の頻度で与えるとなおよいです。

コーヒーノキの育て方⑥植え替え

Photo byOpenClipart-Vectors

コーヒーノキは生長が早いと、先ほどから述べているように、鉢の中の根がすぐに生長し呼吸しづらい状況です。突然葉が落ちたり、弱って失敗させる方は、根詰まりが原因と考えられます。

根詰まりを改善するためには根の手入れをするべきです。または、単純に株分けをして根の量をえらして、鉢の中をすっきりさせることもできます。頻度も1年に1度がよく、少なくても2年に1回は必ず行わないと、枯れてしまいますので注意してください。

植え替え方法

Photo by photofarmer

植え替えをする際は、特に根を傷つけないように気をつけましょう。もし万が一傷ついてしまう恐れがあるのであれば、生育期間の5月中旬から8月下旬を目安に植え替えを行ってください。この時期でしたら、とても発育がよいので、もし傷がついても、すぐに回復して、問題なく過ごせるのです。

植え替え時は古い土を3分の1程度土を落とします。根はそのままいじらずに解さないでください。水はけのよい土を用意し、植木鉢も1回り大きいものに植え替えします。

コーヒーノキの育て方⑦剪定

Photo byMikes-Photography

直入にいうと剪定は必要ありません。正確には定期的な手入れと施しのための剪定が必要ないとても簡易的な植物です。剪定をするときは、枝が伸びすぎている箇所を切るくらいで、生長の妨げにならないようにしてあげることです。

4月〜5月ごろに混み合っている箇所をすっきりさせたげて、風通しよくしてあげることがコツになります。また切り戻ししたものは挿し木に使えるので、もっと増やしたい方は、そのまま捨てずに保管しておきましょう。

コーヒーノキの育て方⑧増やし方

種まきや挿し木、株分けなどといった方法で増やせます。種まきまでをするまでは、膨大な時間がかかるので、それ以外の後者の方法で増やすことをおすすめします。また、これらに関しては、栽培の手入れをしてる際にあまり出る枝や、植え替えの際に行うことで、無理やり増やさず自然と増やせることができるのです。

根詰まりを改善するために、植え替えをした際に、株分けをして中をすっきりさせるためや、剪定をした際に切り戻した枝で挿し木ができるということです。

挿し木

この方法で増やすのであれば、剪定をしたときに切り戻した枝を使って挿し木にします。切り戻した枝を選ぶ際は、なるべく枝がしっかりいていて、丈夫なものを選ぶとよいでしょう。枝を選んだあとは、下から4から5節目を目安に枝を切り取り、先端の上から2節目も使用しないので切り落として挿し木にします。

作業を終えたものは、なるべく直射日光が当たらない、風通しのよい場所で1ヵ月間保管し、2ヶ月経ったころに新しい芽が出ていたら植え替えをします。

株分け

株分けをする場合は、なるべく幼木で株分けすることがよいです。幼木の場合だと手で簡単に解せるのでおすすめです。大きくなってからではそれが難しいのでなるべく幼木のうちでやりましょう。

根が固くて解せない場合はハサミなので切れ目を入れて解すことがよいです。解した後はあらかじめ用意した水はけのよい鉢植えに植え付けします。株分けをすることで根詰まりを防ぎ、鉢の中でぎゅうぎゅうにならずに済むので株分けはおすすめです。

コーヒーノキの育て方注意事項3選

Photo byClker-Free-Vector-Images

栽培をしていると、どうしても生長によくない変異や予兆がみられます。人それぞれによって、栽培の手癖がありますが、それ以外にも栽培の根本的なミスや環境に原因があるのです。

今回コーヒーノキにも病気や害虫の被害に遭う観葉植物なので、何か変異が見られた場合は、一度栽培管理を見直してみましょう。また、植物を改めてよく観察することで、それらの原因を見つけることができます。そのまま放置してしまうと、最悪枯れてしまうので様子をみて改善策を見つけましょう。

コーヒーノキ栽培注意事項①病害虫


Photo by Plant pests and diseases

栽培の中で注意する事がいくつかありますが、その中でも害虫についてが植物にとって危険事項です。主に発生する害虫はハダニとカイガラムシで、空気が乾燥し始める頃に現れます。それが原因で生育に悪影響及ぼし、生長が著しくなり、最悪枯れる恐れもあります。

害虫に襲われないためにも日ごろの予防が必須です。水やりをする際には葉にも霧吹きをして、予防ができます。また西日からの太陽の日差しを避けるように栽培管理を行いましょう。

コーヒーノキ栽培注意事項②真夏の日差し

Photo byFree-Photos

これは前述でも伝えましたが、真夏の光に当てることは葉焼けの原因になります。コーヒーノキのはアフリカなどの日差しがガンガン当たる炎天下で育つイメージですが、程よい日陰がないとただ植物にストレスなだけです。

しかし耐寒性はなくても、それでも耐暑性には大変強い植物なので夏の季節は心配事が少ない時期でもあります。できれば6月下旬あたりから、日が遮断できる涼しい屋外で管理してあげましょう。葉焼けにならないようにケアしてあげてください。

コーヒーノキ栽培注意事項③冬

Photo by seyed mostafa zamani

耐寒性がない植物ですが、実際のところ最低気温が5℃までであれば、越冬できる植物なのです。しかし、周りの温度が10℃下回ると、活動が止まってしまうので、できればその温度を保ち管理しましょう。

昼間は太陽が当たる日当たりよい場所で、夜就寝する際はエアコンが聞いている場所で管理しあげるとよいです。就寝して、エアコンを切ってしまうと、10℃は下回ってしまうので、できるだけ寒くない部屋で管理してあげてください。

コーヒーノキのまとめ

コーヒーノキで魅力的な部屋に

今回コーヒーノキについて解説しましたが、いかがだったでしょうか。コーヒーノキは実際にコーヒーの豆ができますが、それには長い年月が必要です。しかし手間をかければ植物のケアや栽培の楽しさは一段と跳ね上がります。さまざまな観葉植物を育ててご自宅の部屋をより美しくしてみてはいかがでしょうか。

また、コーヒーノキの実を付けさせて、ご自宅でコーヒーを焙煎するのも栽培の大きな魅力だといえます。ぜひコーヒーノキを栽培してより楽しい栽培を行ってみましょう。

コーヒーノキ以外の観葉植物の育て方が気になる方はこちらをチェック!

コーヒーノキ以外の観葉植物の育て方が気になる方は、当サイトでは他の観葉植物の育て方について解説や特徴などを記載しておりますのでぜひチェックしてみてください。