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アウトドアから町歩きまで大活躍の登山靴!ダナーライトの魅力&レビューをご紹介!

ダナーライトは半世紀にもわたり、世界中から愛され続けている登山靴。ダナーライトのデザインは、一般的な登山靴のようにいかつい印象がなため町歩きでも気軽に履け、しかも登山性能抜群と人気があります。今回はダナーライトの魅力や歴史を詳しく紹介しましょう。
2021年5月27日
eiji0601
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目次

ダナーライトの魅力

ダナーライトは米国のブーツブランドのダナー(DANNER)社が開発し、世界中のアウトドア愛好家から憧れの的となっている人気の登山靴。

その機能の高さや信頼性をはじめ、履きやすく魅力的なデザイン・ファッション性の高さから、発売以来半世紀もの間愛され続けています。ダナーライトの魅力や特徴を詳しくひもといてみましょう。

アウトドアから町歩きまで大活躍

出典:amazon.co.jp

登山靴というと強固でゴツゴツしたイメージが定番ですが、ダナーライトは軽量で履き始めから足になじみやすく、登山やアウトドアだけでなく、町中で履いても違和感がないのが特徴です。

軽量にもかかわらず、性能は他の登山靴に勝るとも劣らない機能を持っています。軽量で機能性抜群、デザインのファッション性、登山・アウトドアから町歩きまで活躍の場が広いのがダナーライトの魅力です。

登山靴としての機能と信頼性

出典:pixabay.com

ダナーライトが登山靴として高い評価・信頼性を得ている理由は、登山靴に必要な要素である耐久性、防水性、透湿性を全て兼ね備え、さらに軽量化を実現しているからです。

特に登山で足の怪我は遭難や命の危険に直結します。アッパーに本革を使用し耐久性を上げることは、岩場などでの怪我を防ぐため。防水性や透湿性は、水や湿気で靴が重くなるのを防ぎ、捻挫などの危険を防止します。登山で足を痛めることは致命傷なのです。

ダナーライトの素材ゴアテックス

ダナーライトが防水性・透湿性・軽量化を実現できたのは、世界で初めて素材にゴアテックスを採用したことです。ゴアテックスは1980年代に日本に上陸し、登山家の間では撥水性と透湿性、防風性にも優れた軽量のレインウエアとして欠かせない存在でした。

その優れた機能性に注目し登山靴の素材に取り入れたのがダナーライトです。ゴアテックスを採用することで、従来のブーツにはない画期的な機能を備えることができました。

ゴアテックス社のポリシー

ゴアテックス社が新商品の開発に取り組む姿勢は、メーカーからの要望や山岳ガイドなどの読者の声に常に耳を傾けることです。新素材の生地を開発した時には、新薬の臨床試験のようにモニターに実際に着用してもらい、徹底的な聞きとりを行います。

いつどこで、どんな天候時にどのくらいの期間着用したか、肌触りや汗の抜け感、着心地、どんなことを感じたかなどの意見を商品開発に役立てるのがゴアテックス社のポリシーです。

ゴアテックス社の厳しいテスト

出典:pixabay.com

ゴア社の素材を使うためには厳しいテストに合格する必要があるのです。例えばレインウエアにゴア社製生地を採用するためには、生地をこする耐摩耗、引き裂き強度、雨を当てるレインテストに加え、ゴア社製以外の部分の吸水性も確認するほど徹底しています。

ダナーライトの場合でも、同様のゴア社のテストに合格して初めてゴアテックスの使用が認められるのです。厳しいテストに合格したダナーライトだからこそ信頼性や評価が高いと言えます。


ダナーライトの歴史と歩み

ダナーライトを生み出したダナー社とは?

出典:unsplash.com

ダナーライトを開発したダナー社は、1932年に米国ウィスコンシン州チペワフォールズの町で創業した小さなワークブーツメーカーでした。その後1936年にブーツの需要が高いオレゴン州ポートランド(現在の本社の所在地)に移転します。

ポートランドは、もともと木こりの街として有名な地で、ダナー社は靴底に鋲のついた森林伐採人のためのロガーブーツを本格的に製作することで評判が上がり、その名を広く知られるようになりました。

ダナー社の成長のきっかけ

ダナー社は伝統で培った技術だけでなく、新しいものに挑戦するパイオニア的な先見の明を持っていました。ソール素材として「ビブラムソール」の優秀性を早くから認めていたダナー社は、1952年に米国で最初にビブラムソールをブーツ素材として取り入れたのです。

アウトドアブーム到来を予期したダナー社は、思い切って生産ラインを変更してハイキングブーツの生産に挑戦、これがきっかけとなり1973年には「マウンテントレイル」という傑作を生み出しました。

ダナーライト誕生!

出典:pixabay.com

ダナー社の培ってきた技術と、挑戦し続ける姿勢がついに1979年にベストセラーとなるダナーライトを誕生させ、世界中の登山家やアウトドアマンに知られるまでに成長したのです。

今やダナーライトはアウトドアブーツの定番として、軽量かつ耐久性のある高機能登山靴として、知らない人がいないほど全世界から愛されるまでに成長しました。それはダナー社の職人と挑戦し続ける理念がもたらした結果と言えます。

ダナー社の工場

ダナー社の工場では、驚くことにほとんどが手作業で職人の技術で製品が仕上げられています。特にゴアテックスは繊細で丁寧な作業が必要とされ30ほどの工程も全て手作業です。

しかし工場の職人たちの横に最新鋭の機械が並んでいます。どうしてでしょう?この機械は最新のカッティングマシンで、革のカット後の検品作業や革の無駄のないカットができるので、生産性および職人の負担を軽減させる目的で導入されています。

ダナーライトは職人の手作り

出典:pixabay.com

ダナーライトはカッティングマシンを除き、職人の手作りで生産されています。その証拠に125年前に製造されたミシンが未だに現役で使われています。それは現在の電動ミシンではできない精密な作業が要求されるからです。

このようにダナーライトは、繊細で精密な職人技の結晶と言っても過言ではありません。ダナーライトが登山家やアウトドアマンの憧れ、人気の定番として君臨し続けるのは、職人技から生み出される暖かさと信頼があるからです。

登山のプロにも愛用されるダナーライト

標高6000mまでダナーライトで登山


出典:pixabay.com

写真家で登山家でもある石川直樹氏が「僕は標高6000mまではダナーライトで行きますよ」とレビューで語っています。石川氏は高校生の時に、アウトドア雑誌で見たダナーライトに一目惚れしたのだそうです。

それ以来、デザインやシルエットのよさも手伝って街でも山でも履き続け、19歳で登山したキリマンジェロを皮切りに、アラスカ、インド、ネパールの山々もダナーライトで登ったそうです。

石川直樹氏のプロフィールと評価

出典:pixabay.com

石川直樹氏は、1977年東京生まれで世界7大陸の最高峰をすべて登頂したという登山家でもあり、さらに世界中を絶えず歩き回りながら作品を発表し続ける写真家です。

その石川氏はレビューで、ダナーライトは雪山でも頼りになる防水性があり、他の登山靴と比較にならないほど軽量で体への負担が少ない、標高6000mまでならダナーライトで平気ですと言っています。シュータンが履き口までつながっていて砂や小石が入ってこないのも利点だそうです。

その他のダナーライトのレビュー

登山やアウトドア愛好家初心者にとって、ダナーライトの魅力や機能には憧れるけれど、価格が6万円台と高いのでなかなか手が出せないという意見も見られます。

しかし一度購入した人のレビューでは、愛着が生まれ丁寧に手入れをしながら傷んだら修理を繰り返し、壊れるまで使い切る人が多いようです。このようにダナーライトは人気だけでなく、一度使ってみると値段以上のその機能性や魅力が伝わる製品なのです。

登山靴に求められる機能

出典:pixabay.com

靴にはランニングシューズやバスケットシューズなど用途や目的によってさまざまな形をしています。アッパーの素材やデザイン・機能も種類により別々ですが目的はすべて足を守ることで共通です。

ランニングでは足に負担がかからない軽快さや疲れにくいことが要求されます。バスケットでは足を守るだけでなく瞬発性やバネを引き出す機能が要求されるのではないでしょうか。それでは登山靴に求められる機能はなんでしょう?

登山で足を守る重要性

登山で足を痛めることは、遭難や命の危険につながる致命傷になります。登山靴に求められる足を守る重要性は、ランニングやバスケットシューズの比ではないのです。そのために登山靴は頑丈で堅固に作られています。

しかし、頑丈に作るために靴が重くなるという欠点があります。その欠点を克服して軽量化を実現したのがダナーライトです。軽量なのに強靭な耐久性や防水性を兼ね備えているからこそ最強の登山・アウトドアシューズとして評価されています。

登山では耐久性・防水性・透湿性が絶対条件

出典:pixabay.com

登山中に足を怪我して動けなくなった場合を想像してみてください。同伴者がいれば助けを呼ぶことも可能ですが、一人の場合は即遭難を意味します。つまり足を守る登山靴の機能が重要になります。

もし登山の途中で靴のソールが剥がれたり、穴があいたりしたら大変です。また沢登りや雪山で、靴に水が染み込めば重くなるだけでなく凍傷の危険があります。つまり耐久性・防水性・透湿性は絶対条件で、それを兼ね備えているのがダナーライトなのです。

ダナーライトの手入れ方法


ダナーライトが耐久性に優れているとはいえ登山靴には寿命があり、特に劣化しやすいのは靴底といわれています。ダナーライトを長く愛用するための手入れ方法は、他の革製品と同様に使用後は汚れを落とすことです。

またダナーライトの保管方法は、中敷き(インソール)を外し、靴の中に新聞紙などを詰め、直射日光が当たらない通気性の良いところで乾燥させ、その後湿気の少ないところで保管するのがベストな手入れ方法です。

ダナーライトを受け継ぐダナーフィールド

出典:amazon.co.jp

ダナーライトは欲しいけれど、価格や予算が足りないという方に朗報とも言える新作の「ダナーフィールド」が発売されました。なんと性能やデザインはほとんど変わらないのに価格が半額以下の2万円台なのです。

コストの大幅削減ができたのは、生産地をベトナムに移し人件費を削減しゴアテックスの起用方法、コーデュラナイロンの織り方を変えることが大きな要因になります。

ダナーライトとダナーフィールドとの違い

ダナーフィールドがベトナム製というところで、ダナーライトファンからしてみれば多少の違和感があるかもしれませんが、品質・性能面では全く遜色がありません。

デザイン面では、スピードフックがなかったりロゴの配置が違う程度です。逆にオーソライト製インソールを採用することで、クッション性が増しはき心地がよくなった部分もあります。USAブランドにこだわらず実用性重視のユーザーには魅力的な商品です。

ダナーライトで快適なアウトドアライフを

出典:unsplash.com

登山やアウトドア愛好家にとってダナーライトは定番の人気アイテムです。アマチュアからプロの登山家まで愛用するダナーライトの魅力や性能、開発の歴史などを紹介してきました。

ダナー社の製作ポリシーにもあるように、手間暇を惜しまない職人魂とチャレンジ精神が生み出した傑作登山靴「ダナーライト」で、快適なアウトドアライフを楽しんでください!

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