SALOMON|トレッキングシューズ ハイキングシューズ 防水 登山靴
SALOMON|トレッキングシューズ X ULTRA MID 2 ゴアテックス 防水 登山靴
Lixada|ナイロン材質 登山 ゲイター ショット トレッキング クライミング ハイキング 防水 泥除け レッグカバー 雨具 悪天候にも対策
MERRELL|メレル トレッキングシューズ レザー
ザ・ノース・フェイス|トレッキングシューズ Creston Mid GORE-TEX NF51620
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アルトラ|SUPERIOR 2.0 M/スペリオール2.0-M
登山靴には3つの種類がある!
登山靴のローカット、ミドルカット、ハイカット
登山靴には大きく分けて3つの種類があります。 その3つとは、ローカット、ミドルカット、ハイカットです。 これらは足首を覆う高さの違いですが、機能としても大きく違っているため、登る山によって使い分ける必要があります。 いざ登山用品を揃えようとした際に最初に悩むのが、登山靴のカットの違いについてです。 では、この3つのカットの違いについて説明していきます。
1 軽量で軽快にローカット
ローカットタイプの登山靴は足首を覆わないもので、運動靴と同じような形のものです。 一般的にイメージされる足首を覆う登山靴と違い、少し華奢な靴に見えるかもしれませんが、作りや機能は登山靴そのものです!
ローカットタイプのメリット
ローカットタイプのメリットとしては一番に、軽量であるという事があげられます。 長い時間、山道を歩くと足も重くなってきますが、ローカットタイプなら軽量なため初心者でも足が疲れにくくてすみます。 足首を固定されないというのもメリットの一つで、普段履いている運動靴と同じような感覚で履くことができます。 そしてローカットといえども、もちろん登山靴!運動靴とは比べ物にならないほどの山道でのグリップ力を発揮します。
ローカットタイプのデメリット
デメリットとしては足首が守られてないため、岩場や本格的な登山には向いていないという事です。 雨や小石の侵入も多く、スムーズな行動を中断することが出てくる可能性もあります。 ローカットタイプは低山やアウトドア、トレイルランニングに最適です。
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2 機能性・機動力抜群のミドルカット
ミドルカットタイプは足首まで覆うもので、一般的に登山靴として知られているのはこのタイプです。 ミドルカットはいわばオールラウンダー的な登山靴。ほとんどの山に対応しているといっても過言手はないです。
ミドルカットタイプのメリット
ミドルカットタイプのメリットとしては、足首を覆っているため初心者でも捻挫のリスクが低くなります。 過酷な環境の中でもミドルカットなら足首を守ってくれるはずです。 他にも砂や石、草などの異物が靴の中に入りにくくなるなどありますが、メリットはあげればキリがないくらいです。
ミドルカットタイプのデメリット
デメリットとしては、一番種類が豊富なため購入の際に悩んでしまう事や、ローカットに比べると価格が高くなることくらいです。 初心者の登山靴の選び方では機能的にも第一選択となる靴といえます。
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3 耐久性・安定性に秀でているハイカット
ハイカットタイプは足首を完全に固定するもので、いかにも頑丈そうな長い登山靴です。 こんな説明ではわかりにくいと思いますが、スキーやスノーボートのブーツをイメージしていただければ一番近いかと思います。
ハイカットタイプのメリット
メリットは捻挫のリスクが格段に下がります。登山者にとって足を守ってくれる靴はとても心強いです。 そして重厚感、威圧感、存在感抜群のそのフォルム。 とてもかっこいいです。2千メートル程度の山で履いていれば注目の的です。
ハイカットタイプのデメリット
デメリットは歩き慣れるまではとても疲れることがあります。 他にも値段が高い。最近は安いものも出回ってきてますが、それでもハイカットタイプは高いです。 では、ハイカットタイプはどのようなときに選択するのかですが、雪山登山やとても険しい山、重量物(山で何泊もする用の)を背負っている場合です。 初心者は(おそらく多くのベテラン登山者も)使うことはないと思います。 ちなみに低山でハイカットを履いていたら初心者丸出し感があります。
登山靴は素材にもこだわりの選び方を!
登山靴の選び方では、機能性やサイズ選びのほかにも素材の選び方も忘れてはならないポイントの一つです。 素材によっての特徴を知ることで、より自分に合った登山靴を選ぶことができるようになります。 それでは、いくつかの素材を紹介します。
ゴアテックスとは何なのか?
登山靴の主流素材
現在の登山靴はゴアテックス素材のものが主流となっています。 登山用品店に行ってもゴアテックスと記載されている商品が多いことに気づきます。
防水浸透性素材
では、ゴアテックスとはいったい何なのか? その疑問の答えはずばり”防水浸透性の素材”です。 簡単に説明しますと、水は通らないが水蒸気は通す素材なのです。 つまり雨は弾くけど、汗がこもって蒸れることがない!という優れものなのです。 そのため過酷な環境で使用される多くの登山用品にはゴアテックスが採用されているのです。
万能ではないゴアテックス
防水が裏目に出ることも・・・
優れた素材であるゴアテックスの機能ですが、万能というわけではありません。 ゴアテックスが効果的なのは外側の素材、つまり肌と触れない外気側の素材であるため水の侵入を防ぎ、汗を外へ蒸発させることができるのです。 それが逆になるような状況ではどうなるでしょうか? 例えば、雨や川の水が靴の上から侵入した場合などですが、蒸れたりビチョビチョな状態になってしまうのです。 しかも乾きにくい! 対策としてはゲイターの着用などがあげられます。
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革素材の登山靴は防水性にも優れている
登山靴には革製のものも多く存在します。 革製の登山靴は防水性に優れており、履くほど登山者の足に馴染んできます。 世界に一つだけの、自分の足にだけ合った形に馴染んでいく登山靴を見るのは楽しみでもあります。 ただ足に馴染むまでに時間がかかるものもあったり、防水用のワックスでメンテナンスをするなど、手間もかかります。 それでも使い込むほどに味が出てきて、壊れても修理に出し、どんどんオンリーワンの登山靴に仕上げていくのもいいのではないでしょうか。 革は伸びる性質があるため、どうしてもジャストサイズがなければ、革の性質を利用した選び方もあります。
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ソールの違い
ソールとは靴底のことです。 運動靴にもいろいろなタイプのソールがありますが、登山靴も同じようにいろいろなタイプのソールがあります。 硬いものや柔らかいもの、ゴツゴツした形状のものなどもあり、それぞれ機能としても違いがあります。 では、ソールの選び方を紹介します。
硬いソール
硬いものは岩場や長時間の山歩きに向いており、ハイカットタイプに使用されることが多いです。 岩場などは高山に多く、2500m以上の山になると森林限界を超えるため植物が育たず、岩場が多くなってきます。 そのため高山を登ることを考えている場合は、ミドルカットでもソールの硬いタイプを選ぶといいでしょう。
柔らかいソール
柔らかいものは足の動きに自由度を持たせることができるため、ローカットタイプに使用されることが多いです。 柔らかいためグリップ力に優れているのも特徴で、高山でない限りは柔らかいソールの方が疲れずに歩くことができます。
修理すれば大丈夫
登山中、初心者の方はどうしても足が上がらずに引きずってしまい、ソールが剝がれる事態が出てくることもあります。 ボロボロでソールも剝がれた登山靴を見ると、『新しいの買おうかな』なんて思ってしまいますが、それは勿体ないことなんです。 ソールが剥がれても修理に出せばすぐに直ります。 値段はピンキリですが大体1万円前後で修理できてしまいます。 つまり新しい登山靴を買うよりも、修理に出した方が断然安くすみます。 初心者の方はどうしても、ベテランの使っているものの方がよく見えてきますが、修理して直せるものは修理して、浮いたお金で山へ行くためのガソリン代にしてください。
登山靴の結び方
結び方は自由
結び方に関しては必ず、こうしないといけないという決まりはありません。 多くの登山者が皆、自分の思う解けない結び方をしていると思いますが、より解けにくくするポイントを少し紹介いたします。
登山靴は解けなければ、いい結び方
登山靴を結ぶ際にはまず靴に足を入れ、踵(かかと)をトントンとしてアキレス腱が登山靴に密着している状態から紐を結んでいきます。 紐は下から上へ締め上げていきますが、金具を通す際も下から上へ通してください。 感覚的にはスニーカーのオーヴァーラップという結び方です。 一番上の金具だけは上から下へ通すようにします。 最後に蝶々結びをしますが、二重にするとより解けなくなります。 どのような結び方をしても、解けにくい結び方をしていれば全て正解で、更に自分のやり易い結び方をした方がいいということです。
登山用の靴下のことも忘れずに
登山靴購入の際に、うっかり忘れてしまいがちなことがあります。 それは山で登山靴を実際に履く際には、登山用の靴下を履いているという事です。 登山用の靴下は機能性を考え、厚手に作られているものがほとんどです。 そのことを忘れてお店で登山靴のサイズを合わせていると、登山用の靴下で登山靴を履いた時に、靴のサイズが小さいという事態が発生してしまいます。 今はお店側が登山用の靴下を用意していて登山靴のフィッティングができる所が増えてきましたが、my登山靴下を持参してお店に行くことをお勧めします。ジャストサイズの登山靴の選び方ができるはずです。 靴下の選び方はサイズや生地の厚さなどのポイントがあります。
登山靴ブランド
今は多くの登山靴ブランドがある時代。 登山靴の選び方でも迷ってしまいます。 そこで一部ブランドですが、特徴的な機能などをご紹介いたします。 登山靴の選び方に幅ができるのではないでしょうか。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
アウトドアブランドとして最も有名といってもいいのがザ・ノース・フェイス。 2018年には創業50周年を迎えます。 多くの若者に支持されており、デザイン性も高く魅力的なアイテムばかりです。 少し価格が高めです。 靴の幅が少し狭めのため、サイズの選び方が難しい。 ブランド国はアメリカです。
ザ・ノース・フェイス|トレッキングシューズ Creston Mid GORE-TEX NF51620
Columbia(コロンビア)
コロンビアもデザイン性が高いアイテムが多いブランドです。 靴は幅広サイズのものが多く日本人には履きやすいのではないでしょうか。 女性用の登山靴にも力を入れており、カラフルで可愛いものが多いのも特徴です。 オレゴン州から始まったおしゃれなアウトドアブランドです。 ブランド国はアメリカです。
コロンビア|ウィメンズ マドルガピークアウトドライ 764 YL5257
SALOMON(サロモン)
ウィンタースポーツ界をリードし続けるサロモンは、トップレーサーの声を基に商品開発をしています。 トレイルランニング用の靴に力を入れているブランドですが、その技術や機能を登山靴にも採用し、軽量で疲れにくい靴を提供しています。 デザイン性は高くないですが、機能的には秀でているブランドです。 ブランド国はフランスです。
MERRELL(メレル)
3人の男たちが靴づくりにかけた情熱、その結晶がメレルというブランド。 革製の登山靴が多くあり、良質な天然皮革を使用しているため、しっかりとメンテナンスさえすれば大きな修理もなく、何十年も履けるような登山靴作りをしているブランド。 価格は3万円前後の商品が多く、革製の登山靴にしたらお手頃価格と言えるでしょう。 ブランド国はアメリカです。
adidas(アディダス)
今やストリートファッションの定番アイテムともなっているアディダスですが、忘れてはならないのがスポーツブランドであるという事。 登山靴も手掛けており、最新の技術を駆使し防水・軽量な商品を比較的に低価格で展開しています。 ブランド国はドイツです。
アディダス| トレッキングシューズ TERREX AX2R MID GTX IJP97
caravan(キャラバン)
最高の履き心地、最高のフィット感を求めるならキャラバン一択でしょう。 他の登山靴では味わえないような、履いたその日から足に馴染む感じ、それを実現するのがこのブランドです。 その理由が日本で創業された山岳ブランドであるからでしょう。 日本人の足に合わせて作られている登山靴、その履き心地を一度体験してみてはいかがでしょうか。 ブランド国は日本です。
キャラバン|ユニセックス トレッキング シューズ C1_02 0010106 5132
ALTRA(アルトラ)
ローカットタイプの、特にトレイルランニングに特化している靴も紹介します。 ここのブランドは人間力学、運動学に基づいた靴づくりをしており、特徴として踵が高くないのです。 つまり、靴底がフラットになっているのです。 そのことにより靴の履いてない状態と同じよな、自然な体の使い方を可能にしています。 ブランド国はアメリカです。
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絆創膏をポケットに
どんなにしっかりサイズ合わせをして購入した登山靴でも、いざ登山をすると実は靴のサイズずれていたとか、その日の靴下の厚さだったり、靴紐の結び方が緩かったり、山道の歩き方が不慣れだったりすると、どうしても靴擦れをおこしてしまうことがあります。 もしそうなったらせっかく選んだ靴で最高のパフォーマンスが発揮できないだけでなく、楽しい登山が台無しになってしまうかもしれません。 そんなときのために一応、絆創膏をポケットに入れておくといいでしょう。 登山では”備えあれば患いなし” 実は初心者よりも、ベテランになるほど事前に対応できることについては準備しています。
靴紐が切れてしまったら
登山の途中で靴紐が切れてしまうハプニングが起こることもあり得ます。 そんな時に予備の靴ひもがないと下山してくるのが大変です。 もちろん予備の靴ひもを持って行ってもいいのですが、ここでは秘密兵器を紹介します。 それは”布ガムテープ”です。 ガムテープは便利なアイテムでして、必要な分だけペットボトルや水筒にグルグル巻いて(5回くらいで十分な長さ)簡単に持ち運ぶことができます。
ガムテープの使い方
使用用途はいろいろとありまして レインウエアが破れた際の簡易的な修理、捻挫の際のテーピング、切り傷の上から応急処置、遭難時に暖を取る際の着火剤。 そしてクルクルと細く紐状にすれば、靴紐に早変わりもするのです。これも応急処置的な修理ですが、初心者の方には是非覚えておいてもらいたいことの一つです。 紐の結び方はそれまで通りの結び方でOKです。 万が一のときのために、便利な布ガムテープをザックに入れておくことをお勧めします。 ガムテープの意外な機能でした。
登山にサンダル
登山にサンダルは必要ないと思われる方が多いですが、状況によってはサンダルも必要になることがあるんです。 その状況とは、山で泊まるときです。 長い山道を歩いた後にテントを建て、山の中で一泊する場合を想定してください。 トイレや食事でテントからちょっとだけ外に出るときに、また登山靴を履くのは大変です。 そんな時に便利なのがサンダルです、初心者の方でもサイズや結び方に困ることなく使えるもの、それがサンダルです。 サンダルなら軽くてザックに入れても場所を取らずに済むため、テント泊する際は重宝すること間違いないです。 選び方としては、クルクルと丸めれたりしてザックの中で邪魔にならないものが合っています。
登山後は靴のメンテナンス
下山したら登山靴は結構泥だらけになっていることに気づくと思います。そのまま次の登山まで放置していてはすぐに登山靴が傷んでしまいます。 登山道入口で泥を落とせるようになっている山も多く、その場合はまず泥を落としてから帰りましょう。 そうでない場合は家に帰ってきてから泥を落としましょう。 次に中敷きを取り出し乾燥させてください、登山では思っている以上に足に汗をかいているため、中敷きを放置しておくとカビが発生します。 最後に登山靴を風通しのいいところで乾かし、場合によっては防水スプレーやワックスをして終了です。
登山靴は相棒
登山靴は登山者の命を守る大切な用品です、そのため最初の一足目でも、 『すぐに新しいの買うから、安いしこれでいいや』などと妥協せずに選んでもらいたいです。 これから登る山々に必要なスペック、デザイン、サイズ、お財布事情、修理のしやすさ、今現在のあなたに合う最高の一足を探し出してください。 その登山靴が数年後には愛着のあるものに変わり、壊れても何度も修理して、相棒のような存在になるでしょう。