まとめ:庭に素敵なガーデンテーブルをDIYしよう
ガーデンテーブルの簡単なDIY方法を紹介
庭をお持ちの方はバーベキューをしたりガーデニングで素敵に飾った庭をゆっくり楽しむためにもガーデンテーブルがひとつあると便利です。ガーデンテーブルや椅子とセットになったピクニックテーブルは市販のものもよいですがDIYで簡単につくれます。
はじめての方でもつくれる簡単なガーデンテーブルのDIY方法を必要な材料やあると便利な道具から作り方と解説していきましょう。
慣れたらガーデンテーブルセットもチャレンジ
ガーデンテーブルをDIYしたらセットで椅子も欲しいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。ガーデンテーブルとセットで椅子も作りたいという方はそれぞれの高さに注意しながら慣れてきたらDIYチャレンジしてみてはいかかでしょうか。
ガーデンテーブルDIYに必要な材料と道具
それではまずはじめに今回ご紹介するガーデンテーブルをDIYするのに使用する木材の種類と使用する道具類から見ていただきます。木材も必ずこれではいけないというものではありません。
ガーデンテーブルDIYは身近なお店で売られている安い材料や全国規格が一緒の2×4材など手に入りやすいもので作ってOKです。道具類に関しても絶対これというわけではありません。使いやすくて便利な道具の一例として御覧ください。
ガーデンテーブル用の木材
まずはどんな木材を使う場合でも厚みを考えてホームセンターなどで材料を選びましょう。ベニヤ合板は天板としては使えないこともありませんが脚の材料としては使えませんね。
しっかりとした厚みがありテーブルや椅子など家具づくりDIYで重宝される2×4材で厚みは約4cmほど。この程度の木材の厚みを目安にテーブルサイズに合わせて必要本数の木材をご用意下さい。
必要な工具
簡単に作れるガーデンテーブルといえば木材を組み合わせて作るものがおすすめ。金属加工は専門的な機械がないと難しいためです。木工をするたるに必要なもので多くの人が便利で使っているのが電動ドライバー。
代わりに釘とかなづちで作ることも可能ですが、その場合でも釘の下穴を開ける電動ドリルが必要ですので木ネジを使って電動工具を使う方が圧倒的に作業の効率化をはかることができるでしょう。
手作りに必要なそのほかの材料・道具
作ったガーデンテーブルも白木のままでは屋外で使うのには耐久性に不安が残ります。屋外ウッドデッキ用の防水・防腐塗料を塗って仕上げて下さい。材木をカットするのは購入したホームセンターで頼める場合もありますが自分で切るならノコギリも必要。
サイズを図る定規類・印付けの筆記用具になくてもできますがあると便利で他の手作りでも使える道具にクランプがあります。特にガーデンテーブル作りには板どうしをしっかりと固定しておけるクランプがあると一人でのDIYの押さえ役として重宝するでしょう。
【DIY】手作りガーデンテーブルの作り方基本と応用
それでは早速屋外で使用するガーデンテーブルのDIYをはじめていきましょう。テーブルの作り方は屋外であっても室内で使うものであっても基本的には同じです。
基本のガーデンテーブルの作り方1.
まずはガーデンテーブルをどのくらいの大きさで作るのか自分が欲しいサイズを考えてサイズメモだけでも良いので設計図として書いておきましょう。
そのサイズが決まれば天板用の板や脚を含む枠部分をDIYする木材の量も計算できるからです。ガーデンテーブル用の天板は市販のものを利用してもよいですし自分で何枚か板を枠に固定してすべてDIYでも作れます。
DIY作業のコツ
ガーデンテーブルのサイズ決めはまずは天板の幅と奥行き。これはすでに持っているテーブルから使いやすいと思われるものを参考にしてもよいですし、アウトドアショップなどで気に入ったものの寸法を測らせてもらうのもよいでしょう。
もうひとつ決めておきたいのは高さです。椅子を組み合わせてセットにするか、テーブルだけDIYして鉢台のように使うなどの方法もありますので置く場所や庭の塀の高さも考慮しつつ決めて下さい。
基本のガーデンテーブルの作り方2.
自分の作り方ガーデンテーブルの設計図面ができたらそれに従ってまずは木材カットをしてください。脚になる角材を4本と幕板と呼ばれるテーブルの脚と脚を接続してぐらつきを防ぐテーブルの部品・簡単な作りであればあとは天板用の板があればDIYをはじめることができます。
DIY作業のコツ
設計図を書いてここまでDIYに使う材料の寸法が出ていれば、それをメモして必要本数分をホームセンターで購入してからカットもお願いしてしまうのが初心者の方にはおすすめ。
切る手間もかかりませんし何より機械で切るためテーブルの脚や天板にしたときに、あとからやすりなどで修正する箇所が少なくてすみます。カット代金はお店によって違いますのでお近くの店舗でご確認ください。
基本のガーデンテーブルの作り方3.
必要な寸法にカットが終わったらあとは木ねじで脚・幕板を打ち付けて天板が乗る枠を作っていきましょう。下にDIY動画をご紹介していますのでそちらでも制作過程の確認ができます。
幕板があることによりガーデンテーブルの脚部分の縦・横のぐらつきが軽減します。使いやすいテーブルはなるためこのパーツは初心者の方ほど必ず付けるとよいおすすめDIYです。
DIY作業のコツ
動画では無垢材のまま塗装をせずに自然に朽ちていく味を楽しむそうですが、雨に当たることも多い屋外のガーデンテーブルをDIYで作るならできるだけ長持ちしてもらいたいもの。ウッドデッキ用などの防水・防腐・防カビなどの効果のあるエクステリア用塗料で塗装しておくとよいですよ。
組み立てた後から塗装してもよいですが、天板を張ってしまうとそのままの形では天板裏や脚部分が塗りにくかったり時間がかかったりしますのでここまで進んだら塗装をしてしまってもよいでしょう。
基本のガーデンテーブルの作り方4.
脚の枠ができたら次は天板を取り付けていきます。市販の天板用の大きな板を購入された方はそれを枠の上に乗せて木ネジで固定するだけ。
動画では木ダボという丸くカットされた棒を木ネジを隠すように設置していますが、これにはネジを見せないという見栄え的な問題だけでなく錆びにくい金属をできるだけ錆びないようにカバーするという役割もありますので、できる方は真似してみてくださいね。
DIY作業のコツ
天板も自分で細い幅の板を渡して作る場合におすすめなのが動画でもやっていますが板と板の間に少しだけ隙間をあける方法。こうすることで屋外に置くことも多いガーデンテーブルの上に降る雨を排水しやすくして天板が痛みにくくなるDIYの知恵です。
折りたたみ式の脚の作り方
ガーデンテーブルの脚を折りたたみ式にする方法にもいくつかありますが、その中で100均材料をメインに使っているアイアン脚と蝶番を使ったDIY動画をご紹介します。
木材も100均製のものですので厚みはそれほどなくあまり耐荷重はありません。キャンプなどでちょっとした料理や食事などに使う目的のテーブルと考えると使いみちもいろいろイメージできるでしょう。
DIY作業のコツ
脚用に使っているのはアイアンの棚受け金具です。全部で4つ必要になるので数が4本そろっているもの、パーツがしっかりとしていて天板を上に乗せそのうえに何か置いても安定するような丈夫さも選ぶポイントとしましょう。
蝶板は幕板の内側にもう1本板を固定し天板とその板が折りたたみ式になるようにします。ここに脚用のアイアンを木ネジで取り付けていくわけですね。金具のサイズに合わせて幕板内の長さを考えて図面を書くと動画のようになり直しが防げてよいでしょう。
円形テーブルとそれに合う椅子のセット
〈天板〉
2×4材
1820mm 10本
900mm 4本
〈つなぎ〉
2×4材
650mm 2本
550mm 4本
脚
2×4材
635mm 8本
500mm 8本
400mm 4本
こちらは2×4材のみで作れるガーデンテーブルとそれを取り囲むようにおける椅子のセットを作っているDIY動画となっています。普段から子どものおもちゃの修理も自分でされるというDIY大好きなELTのギタリスト伊藤さんが木工にチャレンジされています。
こちらは必要な材料の長さや本数が公開されていますので動画のままのガーデンテーブルを作りたいという方は上のような材料をご用意ください。
まとめ:ガーデンテーブルを自分でDIY
初心者は簡単な作りのガーデンテーブルDIYから楽しもう
今回は木材で作るガーデンテーブルのDIY方法を材料選びから必要な道具・付く方の過程と折りたたみ式の脚を取り付ける例を動画を見ながら解説してきました。
ガーデンテーブルの好みも使いやすいサイズも人それぞれ。自分のイメージに合ったものを手に入れるにはDIYがおすすめです。今回ご紹介した基本的な作り方を参考にしてアレンジを加え素敵な作品づくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ガーデンテーブルDIYが気になる方はこちらもチェック
今回はガーデンテーブルのみの作り方でしたが、DIYに慣れてきたら椅子も手作りしてセットで使ってみるのも素敵ですね。暮らしーのではこのような庭用のウッドデッキの作り方やおしゃれな庭のデザインなどもご紹介しています。合わせてこちらもぜひ見てくださいね。
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出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/939616