子供から大人まで楽しめる上三依水生植物園
5〜6月は見頃を迎えた美しい花で溢れ、自然観光にはとても最適な時期といえるでしょう。
上三依水生植物園は、日光周辺に咲いている花や外来種を含め、約300種の草花が男鹿川沿いにたくさん栽培されており、子供から大人まで自然のふれあいを楽しむことのできる水生植物園です。
今回の記事では、上三依水生植物園の見どころや園内の様子や人気の花の見頃時期、周辺のアクセスなどのおすすめ情報を紹介します。
上三依水生植物園の基本情報
上三依水生植物園は、栃木県の鬼怒川エリアの東北寄りに存在しています。約22,000平方メートルの広さの園内は、湿性植物池、水生植物池、乾生高木林、乾生草原、ロックガーデン、和風庭園、高原のお花畑の8つのエリアに分けられていて、それぞれ環境条件でしか見られない植物や風景を楽しめるでしょう。
上三依水生植物園の開園時期や料金は?
上三依水生植物園
- 住所〒321-2802
栃木県日光市上三依682 - 電話番号028-879-0377
- 営業時間9:00~16:30
- 定休日4月15日〜8月31日まで無休
9月1日〜11月30日間は毎週水曜日 - 公式サイトURLhttp://www.yamasyokubutu.co.jp
上三依水生植物園の開園期間は、毎年4月15日~11月30日で、営業時間は9時~16時30分までです。入園料金は大人の場合は4月~8月は500円、9月~11月は300円となり、季節によって料金が異なります。小・中学生は150円で、80歳以上の方は入園が無料です。
アクセス方法と周辺情報
上三依水生植物園の最寄駅【上三依塩原温泉口駅】
上三依水生植物園へのアクセスは、最寄りの野岩鉄道の会津鬼怒川線の上三依塩原温泉口駅から徒歩7分です。以下では、電車・バス・車でのアクセス方法や公共機関で購入できるおすすめのお得きっぷについて紹介します。
電車の場合は、期間限定のお得きっぷを利用しよう!
電車でのアクセスの場合は、8月31日までの期間限定で販売している「得とく水生植物園入園券込み割引切符」と「上三依水生植物園へ行こう割引切符」という2種類のお得なフリーきっぷがおすすめです。
大人きっぷの「得とく水生植物園入園券込み割引切符」は、入園券付きで購入した駅から上三塩原温泉口駅までの区間を自由に乗り降りできます。購入駅によっても料金が異なるため、問い合わせてみるといいでしょう。
バスの場合は、一日乗車券を有効活用しよう!
塩原温泉エリア周辺を旅行中の場合は、塩原温泉バスターミナルで地域バス「ゆーバス」の利用がおすすめです。料金は一回の乗車が200円なので往復で考える場合は、400円で一日乗車券を購入すると乗り降りが自由にできます。上三依水生植物園に到着までの所要時間は25分ほどです。
車の場合は、無料の駐車場を利用しよう!
上三依水生植物園へ車でのアクセスの場合には、日塩もみじラインではなく、国道121号線または400号線沿いを通りましょう。上三依水生植物園の駐車場は乗用車50台が停められるスペースがあり、料金は無料です。塩原温泉や道の駅湯西川観光する途中の小休憩としてもおすすめします。
上三依水生植物園周辺のアクセス方法は?
- 交通機関のお得きっぷをうまく活用しよう!
- 車の場合は、国道121号線または400号線からアクセス!
上三依水生植物園の見どころ【おすすめの花】5選
上三依水生植物園は春夏シーズンが人気
上三依水生植物園が開園している期間では、花の季節である春夏シーズンが特に人気で多くの人が観光として訪れています。園内で目当ての花がある場合は、それぞれ開花時期が異なるので事前に公式サイトなどで見頃をチェックすると確実です。
以下では、上三依水生植物園の見どころ5選を紹介しているので、合わせて参考にしてください。
上三依水生植物園の見どころ①【ミズバショウ】
ミズバショウは「夏の思い出」の歌で有名で夏のイメージが強いですが、実際は春に花を咲かせます。上三依水生植物園では開花に合わせて開園がスタートするので、4月中旬を目安に訪れると、2種類のミズバショウが植えられていて、両方の見頃同時に楽しめておすすめです。
上三依水生植物園の見どころ②【クリンソウ】
ピンクのかわいい花を咲かせるクリンソウは、渓谷や湿地に咲くサクラソウ科の多年草です。上三依水生植物園では、毎回見事に群生した花を見られることからとても人気があります。5月の中旬から咲き始めるため、5月中旬から下旬に見頃を迎えるでしょう。
上三依水生植物園の見どころ③【ニッコウキスゲ】
高山に咲くニッコウキスゲは元気の出るような黄色の綺麗な花を咲かせるユリ科の多年草です。5月下旬から咲き始め7月の中旬にかけて楽しめます。花そのものの寿命が短く、日中に花が開き日没にはしぼんでしまう一日花であるため、午前中からお昼頃の時間帯までに鑑賞するのがおすすめです。
上三依水生植物園の見どころ④【キレンゲジョウマ】
日本由来のキレンゲジョウマはアジサイ科の多年草で、小さくて丸みのあるかわいい黄色い花の形が特徴的でとても人気の高い花です。自然界では咲いていることが珍しく、希少価値の高い花として絶滅危惧種II類に指定されています。例年園内では、8月初旬から咲き始め徐々に中旬には見頃を迎えるでしょう。
上三依水生植物園の見どころ⑤【5代目ニュートンのリンゴの木】
「ニュートンのリンゴの木」とは物理学者のニュートンが、なぜ木からリンゴの実が落ちるの顔を考え「万有引力の法則」を思いつくきっかけになった木のことです。
このリンゴの木の子孫が1964年に東京大学理学部付属植物園に贈られ、接木によって日本の各機関で分譲されました。園内では5代目の木が植えられています。5月中旬ごろには、可愛いリンゴの花を観賞でき、見どころとしておすすめです。
上三依水生植物園の見どころ
- 春夏の「花の季節」の観光がおすすめ
- 花の開花時期を事前に公式サイトでチェックしよう
人気のヒラヤマの青いケシ
「天上の妖精」ヒマラヤの青いケシの人気の理由は?
ケシ科の中では珍しい「青い花」を咲かせるヒマラヤの青いケシは、瑞々しい美しい青が魅力的で高山の花の中でも人気の高い花です。自然界では、ヒマラヤの周辺の高山奥地の涼しい場所に生息しているため、人工栽培では、環境条件を揃えることが難しく、実物を鑑賞できる植物園は限られています。
上三依水生植物園のヒマラヤの青いケシの見頃はいつ?
例年上三依水生植物園のヒマラヤの青いケシは、5月の下旬から6月の上旬に咲き始めていることが多いため、6月の上旬に訪れるとベストなタイミングで鑑賞ができおすすめです。公式サイトでも開花情報の発表を行っているため、事前に確認ができます。
上三依水生植物園を観光しよう!
四季折々の自然のふれあいが楽しめる上三依水生植物園の見どころやおすすめ情報を中心に紹介してきました。静かな自然の中でゆったりと時間を過ごすと心のリフレッシュにもつながります。日光を訪れる際は、自然観光として上三依水生植物園を訪れてみてはいかがでしょうか?
日光・鬼怒川周辺が気になる方は、こちらもチェック!
栃木県の鬼怒川エリアではやや東北寄りの上三依水生植物園ですが、周辺の鬼怒川温泉や龍王峡の観光と合わせて訪れることがおすすめです。当サイトでは、下記の記事にて、見どころを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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出典:unsplash.com