2021！和歌山のお土産おすすめ10選！地元特産品のみかんや梅で作るグルメは必食！

和歌山には魅力的なお土産が満載！

和歌山は温暖な気候に恵まれ農作物やフルーツなどの生産が盛んなところ、昔から遠洋漁業が盛んでマグロなどの漁獲高は日本でも有数です。お土産もバリエーションが豊富で、紀州藩のお殿様が旅行先にも持って行ったと伝わる伝統の和菓子や、和歌山のソウルフードともなっているかわいいケーキもあります。

まぐろを使った珍しい絶品グルメや、醤油の街で作られるおつまみにもなる味噌など魅力的なものが満載です。そんな和歌山のお土産を和菓子・洋菓子・おつまみの3つの項目に分けてご紹介していきます（本記事は2021年4月2日の情報をもとにしています）。

和歌山でお土産に人気の和菓子4選

ここからは具体的に、和歌山でおすすめのお土産をピックアップしていきます。最初に取り上げるのは和菓子です。自分で組み立てるユニークな最中や、仏壇からレシピが見つかり再現できた羊かん、みかんが丸ごと入ったお菓子など多彩なお土産が登場します。

1：五代庵の梅最中このか

和歌山のお土産を買える場所はコチラ！

この和菓子は和歌山県みなべ町に本店がある五代庵（ごだいあん）が販売元です。和歌山県内では他にも、和歌山駅に隣接する近鉄百貨店和歌山店や田辺店などでも購入できます。

創業185年以上になる老舗で、メインとなるのは南高梅といわれる和歌山県ブランド梅を用いたお土産類です。本みりんやハチミツにじっくりと漬けて、手間をかけてつくる「紀州五代梅」も名物の一つ、他にもみかんや桃とのブレンド梅酒なども扱っています。

美味しいと話題の和歌山のお土産をレビュー

「梅最中このか」は皮と中身のあんが別包装になっているのが特徴です。皮には梅の模様が刻印されてかわいい外観になっています。南高梅のピューレをたっぷり練りこんだ白あんは甘さとさわやかな酸味がバランス抜群です。

自分で組み立てるのも楽しく、皮はサクサクとした歯ごたえで1個だけでも満足感が得られると口コミでも話題になっています。5個入で1080円ほどとリーズナブル、日持ちは3か月ほどあるので職場へのお土産としても最適です。

和歌山のお土産処「五代庵本店」の情報

2：旬菓庵かどや

和歌山のお土産を買える場所はコチラ！

旬菓庵かどやは和歌山県白浜町にある食をメインにしたテーマパーク・とれとれ市場内にある人気のお菓子店です。下で取り上げるみかんのスイーツ以外にも、定番の薄皮まんじゅうや、かど焼き、鈴焼、チーズケーキプリンなど多彩なスイーツを販売しています。

公共交通の場合は白浜駅からバスで5分ほど、車の場合は田辺ICが最寄りで南紀白浜空港からは約10分のアクセスです。営業時間は8時30分から18時30分までとなります。施設内には海鮮からスイーツ、雑貨までお土産が目白押しです。

美味しいと話題の和歌山のお土産をレビュー

みかん大福は生産量日本一のみかんを丸ごと1つ入れた名物になります。みかんを手間をかけて炊いた白あんでつつみ、さらに求肥でくるんだスイーツです。行列ができることもありますが、みかん大福などをつくる工程をライブで見学できるので待ち時間も楽しめます。

登場するのはずっしりと重いまん丸の大福、白あんは甘さ控えめでみかんの酸味との相性も抜群、爽やかで後味がくせになりそうと口コミでも話題です。価格は1個280円ほどとリーズナブルなのも人気のポイントになります。

和歌山のお土産処「旬菓庵かどや」の情報

3：紅葉屋本舗の羊かん

和歌山のお土産を買える場所はコチラ！

紅葉屋本舗は和歌山県串本町にある知る人ぞ知る和菓子店です。明治33年と創業は古いですが昭和30年ごろにいったん店をたたむことになります。その後、2001年になって現在の店主が仏壇の中から創業時の羊かんのレシピを発見、数年かけて再現したのがこちらの商品です。

以後、モンドセレクションなど数々の名誉に輝いた商品になります。お店は一見、個人住宅のような構えで、チャイムを押して入館するユニークなスタイルです。水曜日が定休日で営業は9時から17時までになります。

美味しいと話題の和歌山のお土産をレビュー

こちらの羊かんは型に流した後で、7日間かけて乾かし竹皮に包むのも特徴です。これにより、表には糖分の結晶が浮き出てサクサクの歯ごたえ、中身はしっとりとしてギャップが楽しいと口コミでも評判になっています。

定番の本練タイプのほか塩、柚子、抹茶、桜、抹茶なフレーバーが多彩で、全種類少しずつ試食させてくれるのもうれしいサービスです。すべて900円ほどとリーズナブルなのも人気のポイント、約3週間の賞味期限があるのでお土産としても利用できます。

和歌山のお土産処「紅葉屋本舗」の情報

4：本ノ字饅頭

和歌山のお土産を買える場所はコチラ！

和歌山市内に本店があり、県内に8支店を展開する総本家駿河屋が扱う銘菓です。室町時代に創業し、江戸時代には紀州藩御用達も務めた有名な老舗になります。本店は広々としたスペースに25席ほどのイートインが設けられ、旅行の休憩にもおすすめです。

定休日は無しで、営業時間は9時から18時までになります。本ノ字饅頭以外にも多彩な商品が並んでいて、優しい味のたまごせんべい・和歌浦せんべいや美似芭里絵（みにばりえ）なる一口羊かんも売れ筋の定番商品です。

美味しいと話題の和歌山のお土産をレビュー

本ノ字饅頭は紀州徳川公が旅先にも携行したといわれる絶品のお菓子です。もち米と米麹（こめこうじ）を発酵されて生地をつくる昔ながらの製法が用いられています。「本」の字の焼き印がついているのも、名物らしくお土産にも最適です。

表面はややかためで、ほんのりとお酒の香りが漂います。微妙な酸味とあんのバランスが良いと口コミでも抜群です。1個140円と価格もリーズナブル、賞味期限は2日と短めになります。電子レンジで温めたり、トースターで焼いたりするのも美味しい食べ方です。

和歌山のお土産処「総本家駿河屋」の情報

和歌山でお土産に人気の洋菓子3選

次に取り上げるのはお土産におすすめの洋菓子です。老舗が提供する定番のお菓子から、手間ひまかけてつくられた、おしゃれなバウムクーヘンなどが登場します。

1：かげろう

和歌山のお土産を買える場所はコチラ！

「かげろう」は和歌山県白浜市に店舗を構える福菱（ふくびし）が販売している銘菓です。福菱は1933年創業の老舗のお菓子店で、「柚もなか」や「梅もなか」なども名物になっています。

店舗に併設でカフェも営業していて、テラス席から海を見ながらのんびりと過ごせます。モーニングからパスタ、サンドウィッチ類からスイーツまで多彩なグルメを味わえるのも人気のポイントです。営業は8時から18時までと18時から24時の夜カフェタイムの2部制になります。

美味しいと話題の和歌山のお土産をレビュー

「かげろう」は白浜海岸でよくみられる「陽炎（かげろう）」なる自然現象をイメージして作られたものです。ブッセ生地の中にバタークリームをサンドしたシンプルな構成で、サクサクとした表面をかじると、柔らかい生地やクリームが口の中でとろけます。

かむ力が必要ないので小さい子供からご年配の方にまで喜ばれるお土産です。価格は10個入り1080円・20個入り2160円ほどとコスパも抜群、日持ちも40日と長めになっています。本店限定のマロンやいちごなどをトッピングした生タイプや、アイスタイプなどのレアー商品も人気です。

和歌山のお土産処「福菱」の情報

2：デラックスケーキ

和歌山のお土産を買える場所はコチラ！

デラックスケーキを提供している鈴屋は大正13年の創業の老舗のお菓子店です。保存料を使用せず、和歌山の特産品である梅・みかん・柚子などを積極的に使っているのも特徴になります。

和歌山県田辺市にお店を構え、営業時間は8時から19時（日祝は18時）までです。デラックスケーキは上でご紹介した「とれとれ市場」でも販売開始し、入手しやすくなってます。レモンケーキや梅たると、「弁慶の釜」なる最中菓子なども人気のラインナップです。

美味しいと話題の和歌山のお土産をレビュー

デラックスケーキとは重厚感のあるカステラ生地でオリジナルのジャムをサンドし、ホワイトチョコをコーティングしたスイーツになります。ホワイトチョコとジャムの違った甘みが感じられ2度おいしいと口コミでも評判です。

5cm四方ほどの小ぶりケーキですがスポンジがしっとりとしていて食べ応えがあります。3個702円・5個1134円・10個2160円ほどと価格もリーズナブル、賞味期限も10日ほどなのでお土産にも最適です。製造で余った端の部分は「カステラのはしっこ」として販売されているのもユニーク、通常品よりもお得に購入できます。

和歌山のお土産処「鈴屋 」の情報

3：マハロのみかんバウム

和歌山のお土産を買える場所はコチラ！

マハロは和歌山県有田市に本店があるスイーツのお店です。紀伊宮原駅から徒歩で18分ほどと公共交通でも気軽に利用できます。この商品は湯浅駅から徒歩5分の湯浅店のほか海南店や紀ノ川店などでも購入可能です。

本店は日曜が定休で営業時間は9時から17時30分までになります。近畿大学が開発した「近の鶏卵」なる卵を使った新作プリンも人気上昇中です。また、はちみつや有田みかん、湯浅醤油などのフレーバーがあるバウムクッキーは賞味期限が1か月と長く、お土産にも利用できます。

美味しいと話題の和歌山のお土産をレビュー

こちらのバウムクーヘンは自家ブレンドの粉を使い、クローバーの蜜と混ぜ合わせ1時間ほどかけて焼き上げます。焼いた後に１晩寝かせるのもユニークなところで、これにより味が全体にいきわたり、柔らかくなるのが特徴です。

みかんバウムは100％の有田みかん果汁を無添加で使っているのも売りで、しっとりとした生地とみかんの爽やかな甘さがよく合います。価格はMサイズ1436円・Ｓサイズ874円・SSサイズ324円ほどです。賞味期限は4日で冷凍保存すれば3か月もちます。他にも、はちみつや湯浅醤油フレーバなどラインナップ満載です。

和歌山のお土産処「マハロ」の情報

和歌山でお土産に人気のおつまみ3選

最後にご紹介するのはおつまみにも最適なお土産です。きゅうりなどの野菜とも相性が良い金山寺味噌や、大根おろしをトッピングしていただく釜揚げしらすなど日本酒にもぴったりの名物グルメがそろっています。ワインと相性の良い魚でつくった生バムも魅力的です。

1：丸新本家の金山寺味噌

和歌山のお土産を買える場所はコチラ！

丸新本家は明治14年に創業した老舗醤油店になります。湯浅駅から徒歩約7分と、重要伝統的建造物群保存地区に指定される、古い町並みの観光の立ち寄りにも便利です。

本店に併設して見学もできる醤油蔵や売店、カフェがありさまざまな楽しみ方ができます。売店にはご紹介する味噌以外にも、しょうゆ類が15種類以上、金山寺味噌を使ったラーメンなどラインナップも多彩です。カフェでは醤油ソフトクリームなどのスイーツも人気、定休日は無しで営業時間は9時から18時までになります。

美味しいと話題の和歌山のお土産をレビュー

こちらの金山寺味噌は保存料や化学調味料は使用せず、野菜や穀物などの材料はすべて国産にするこだわりが特徴です。種類も豊富で、定番の「昔ながらの金山寺」のほか、何にでも合うと評判の「うす塩金山寺」などもおすすめ商品になります。

ほかにもお酒のお供としても最適な「わさび金山寺」や、にんにくがゴロゴロ入った「ニンニク金山寺」など多彩です。賞味期限は90日ほどとお土産にも最適、価格は150g・486円、270g・820円、350g・1328円ほどとなります。

和歌山のお土産処「丸新本家・湯浅本店 」の情報

2：西村物産のしらす

和歌山のお土産を買える場所はコチラ！

西村物産は和歌山県有田市にある、しらすや太刀魚の加工品などもメインにしたお店です。直売所は紀伊水道につながる箕島港（みのしまこう）の目の前に位置し、周辺は海釣りの穴場にもなっています。

最寄りの箕島駅からは2.6kmあるので車のご利用が便利、店舗の裏が駐車スペースです。年中無休で8時30分から17時30分までの営業時間になります。しらす以外にも、太刀魚の浜焼きやてんぷらなどの海鮮グルメも多く、こちらをお目当てにやってくる観光客も多いところです。

美味しいと話題の和歌山のお土産をレビュー

漁場となっている紀伊水道は、温暖で一年中、しらす漁ができるのが特徴です。漁港の近くに工場があるので、新鮮なうちに加工できるのも売りになります。保存料などは使わず、赤穂の天然塩だけで炊いたヘルシーさも口コミで話題です。

価格は釜あげしらすが100g・280円、しらす干しが100g・300円、中乾ちりめんが100g・350円などとなっています。釜揚げしらすは大根おろしをのせるとお酒のおつまみにもぴったりです。中乾ちりめんは10日ほどとお土産にも十分な日持ち、釜揚げしらすは数日と短めになります。

和歌山のお土産処「西村物産 」の情報

3：海の生ハム

和歌山のお土産を買える場所はコチラ！

ヤマサ脇口水産は和歌山県勝浦町にある水産加工業者です。生マグロの漁獲高が日本一の那智勝浦港の近くにあります。生マグロを使った地元グルメとして開発されたのが、勝浦定番のお土産ともなっているこの食べ物です。

公式サイトなどのネットショッピングからも購入可能ですが、宇久井駅近くには直売所もあり、加工品以外にもクロカジキやメバチマグロの切り落としのほか、ハラボや尾肉などといった希少部位の刺身なども販売しています。営業時間は9時から17時までです。

美味しいと話題の和歌山のお土産をレビュー

この名物は生のカジキマグロを低温の煙でいぶし、ゆっくりと熟成させるのが特徴になります。生臭さはなく、もっちりとした食感が売りで、程よい塩味はワインやお酒のおつまみとしても相性が抜群です。

肉を原料としたハムと比べてカロリーが低くヘルシーなのも人気のポイント、化学調味料や保存料などは不使用なので、子供からご年配の方へのお土産としても利用できます。価格は50g品が3袋で1620円・10袋で5400円ほどです。日持ちは冷凍で1か月ほどになります。おつまみとしてそのまま食べるも良し、野菜やご飯を巻いて巻きずし風にするのも良しです。

和歌山のお土産処「ヤマサ脇口水産直売所」の情報

和歌山でお土産探しを楽しもう！

和歌山でおすすめのお土産を項目別でご紹介してきました。本ノ字饅頭は紀州藩主も好んだお菓子で、贈答用にも利用できる銘菓です。デラックスケーキは甘いものが苦手でも美味しく食べられる万人受けするスイーツになります。

海の生ハムや金山寺味噌などは、パーティーの差し入れとしても喜ばれるおつまみにも最適なお土産でした。和歌山方面にお出かけの際は、このように魅力的なお土産探しを楽しんでみてください。

和歌山のお土産が気になる方はこちらもチェック！

和歌山には他にもたくさんの魅力的なお土産があります。下にはお土産のランキングの特集記事をリンクしました。また、和歌山のドライブスポットや那智大社などの世界遺産のめぐり方などの記事も追加しておきます。和歌山旅行などのご参考にしていていただければ幸いです。

和歌山のおおすすめお土産ランキング12！人気のお菓子やスイーツをご紹介！

和歌山のお土産をおすすめランキング形式で紹介します。和歌山県は面積が広大ですのでエリアに分けて観光するのがベストです。お土産店の近くにある有...

和歌山県のドライブスポットおすすめ15選！海岸沿いの人気コース情報も！

和歌山県は本州の最南端にあり、果物の栽培が盛んです。自然に恵まれており、若者にも人気のおすすめしたいスポットが数多くあります。海岸沿いをドラ...

和歌山の世界遺産を歩こう！那智大社・那智の滝・青岸渡寺を巡る王道コースをご紹介！

和歌山が誇る世界遺産「熊野古道」を歩いてみませんか？今回は熊野那智大社・那智の滝・青岸渡寺を巡る、いいとこ取りの王道コースをご紹介します！ま...