はじめに:エラチオールベゴニアをご紹介
エラチオールベゴニアとはどんな花か
エラチオールベゴニアというベゴニアの種類をご存知ですか?種類が多いベゴニアは名前までよく把握していないという方も珍しくありません。特にこのエラチオールベゴニアは品種改良種全体の名前ということで覚えにくいという特徴もあります。
ベゴニア全般にいえることですが鉢植え植物として大変人気が高く、自宅に飾るだけでなく贈り物としてもよく買われる方が多い花。その理由はこの花の長い開花時期にも大きな理由があります。
鉢植えエラチオールベゴニアの失敗しない育て方
ベゴニアという鉢植えの花は多く流通している割には少し育て方難易度は高いものですがはじめての方でもできるだけ失敗しないような簡単な育て方を夏越し・冬越しの方法や肥料のタイミング・用土や水やりと基本的なことから学んでいきましょう。
今回はエラチオールベゴニアのできるだけ簡単な失敗しづらい育て方と和名・英名といった基本情報だけでなく花言葉や誕生花もあわせてすべてご紹介します。
エラチオールベゴニアの基本情報と特徴
エラチオールベゴニアは鉢花として多くフラワーショップなどで販売されていて身近に感じる方も多い植物です。その育て方は鉢花にしては少々難しいのですが、そのまえにエラチオールベゴニアの基本情報と開花時期なども見ていきましょう。
エラチオールベゴニアの基本情報
科・属 | シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属) |
原産地 | 品種改良された園芸グループのため無し |
英語名/学名 | Begonia Elatior/Begonia Elatior Group |
和名 | 四季咲きベゴニア |
育て方難易度 | 中~上級者向け |
エラチオールベゴニアの性質や特徴
ぱっと見ると八重咲きでバラのような巻いた花びらが美しいベゴニアの種類のひとつ。主な花色は赤からピンクですが、緑の縁取りがはいったものや黄色なども変わっていて人気があります。
切り戻し剪定をしてあげるとすぐに下から蕾をもった新芽があがってきて次々に八重咲きの美しい花を咲かせるためひとつ持っていると長く楽しめる鉢花といえるでしょう。
エラチオールベゴニアの旬・開花時期
エラチオールベゴニアは開花時期がとても長く真夏以外は咲いているものも多いため四季咲きベゴニアという和名が付けられているほど。いつも咲いているため植え付けや植え替えはどの時期にやったらいいのかわからないという話もよく耳にします。
ただ寒さにはよわいため冬越し管理は少々難しく冬に枯らしてしまうという場合も少なくないでしょう。そのため自分で楽しむ範囲内に限り挿し木で株を増やして冬越しに備えるのもひとつの方法です。
美しいエラチオールベゴニアの育て方
それでは早速エラチオールベゴニアの花の育て方解説をご覧いただきましょう。少し栽培難易度が高い花ですので、いつもきれいに咲かせ続けるには少しこまめにお手入れとエラチオールベゴニアのようすをよく観察し状況にあったお世話をする必要がでてきます。
育て方1.日当たり
明るい日差しが好きというだけでなくこの植物の育て方には温度が大切。育成に適した温度は20度くらいですので真夏は暑すぎない真冬は10度を下がらないような室内で管理する必要がでてくるため、地植えではなく鉢植えでの管理をおすすめします。
エラチオールベゴニアの地植え
エラチオールベゴニアはほとんど一年中咲いていることから地植えにして花壇を飾りたいと思われる方も多いでしょう。
しかしこのエラチオールベゴニアは寒さにとても弱い花なので地植えには適していません。春ー秋までの間であれば地植えにすることも可能ですが、冬になったら一度終了してまた春に植え付けるという必要が出てきます。
育て方1.植え付け植え替え
ほぼ1年中花が咲いているエラチオールベゴニアなので植え付けや鉢植えの植え替え時期にこまる植物です。夏になると花が咲くのが止まりますのでその時期をめがけて5-6月くらいに植え付け植え替え作業をするようご準備ください。
エラチオールベゴニアは真夏になると花が一時的に止まりますがこの時期に植え替えするのは危険。初夏にできなかった場合は夏越しをして10月ころの秋に植え付け植え替えしてあげるとよいでしょう。
植え付け植え替えに用いる用土
植え替える場合は根鉢(鉢から取り出したときに根についている土)はできるだけやさしく崩して取り除き、新しい用土でひとまわり大きな鉢に植え替えてください。土は一般的な草花用の培養土でよいでしょう。
育て方1.気をつける病気と害虫
エラチオールベゴニアは室内で管理していても病気にかかりやすい性質があります。特に気をつけるのはうどんこ病。梅雨時から秋くらいまでは水やり時に葉を濡らしてしまわないよう注意して、白い粉のようなものが出た葉は見つけ次第素早く取り除きビニール袋などに密封してゴミとして処分してください。
このほかエラチオールベゴニアは灰色カビ病にもかかりますが時期や対処方法としてはうどんこ病と同じ。ひどくなってきたらベニカなどベゴニアに対応した農薬散布も考えてください。
アブラムシが発生したら
病気は多いですが害虫はアブラムシが時々付く程度。こちらもあたたかい時期に出てくる虫ですが、室内管理でいつもまわりの気温が高いと冬場でもアブラムシを発見することがあるでしょう。見つけたら捕殺すれば簡単に駆除できます。
育て方4.水やりと肥料
葉に水がかかると病気になりやすいため鉢底給水の鉢に植えるか上から水をあげる場合は葉をそっと手で分けて株元に水を与えてください。
肥料は花が咲きはじめたら定期的に水やりの時に水溶性肥料を月に3回ほどの割合でまぜて与えましょう。
育て方5.切り戻し剪定
エラチオールベゴニアは終わった花の花がら摘みを兼ねて切り戻し剪定をしてあげることで次々と下から新しい花芽があがってきます。
毎日観察して切り戻し剪定する必要はありませんが、1週間に1度または月に2-3回を目安に花が終わった枝を切り戻ししてあげることでエラチオールベゴニアを長く美しく楽しめるでしょう。
株姿が崩れてきた時の切り戻し方法
花がら摘みの他に室内で育てていると徒長(ひょろひょろと長く間延びして育つこと)したりして株が乱れてしまうことが多々あります。そんな時は春先3月ころに一度草丈を2/3くらいにバッサリと切り落としてしまっても良いです。
もう少し遅くにやりたいならば、植え替え時期でもある5-6月頃に同様に株全体の高さを揃える意味で切り戻し剪定をおこなうのもよい方法です。
育て方6.挿し木での増やし方
鉢植えで売られている花ですが、挿し木で自分で増やすこともできます。古くなった株の再生方法として・冬越しの失敗対策として幼い株を持っておくのもよいでしょう。
やり方は切り戻し剪定などで切り取った枝の先端を含む部分に葉を2-3枚ついた枝を挿し木用の土に差して土を乾燥させないよう日かげで管理します。
エラチオールベゴニアの花言葉と誕生花
エラチオールベゴニアの花言葉は「片想い」など
エラチオールベゴニアだけに限らずベゴニアの花言葉は品種別ではなく共通のものとなっています。片思いのほかには愛の告白・幸福な日々とポジティブな意味が多いのが特徴。これは葉の形がハート型に見えることが由来です。
色別の花言葉では白いベゴニアには親切というものがあり感謝の気持ちを伝えるプレゼントにも使うのにおすすめ。赤は公平・英名の花言葉では注意や用心という意味があるので臨機応変に広い範囲でお使いいただけるでしょう。
エラチオールベゴニアの誕生花は10月18日
誕生花は植物によってはたくさん付いているものもありますが、エラチオールベゴニアはタイトルでもある10月18日のほかには11月29日だけと少なめとなっています。
ギフトとして誕生花も考えて選びたいという方には少しさみしい情報ではありますが誕生花を別としても花言葉や花色等ギフトを贈るお相手の方の好みであれば利用しても問題ありません。
まとめ:初心者のエラチオールベゴニア栽培
エラチオールベゴニアを上手に育てよう
かわいらしい花色が多い人気の鉢花エラチオールベゴニアの基本情報と育て方・花言葉や誕生花をご紹介してきましたがいかがでしたか?花が付かない夏越しはできるだけ株を休ませてあげるのが育て方のコツ。あまり直射日光が当たらず好みである20度くらいの気温の場所で、時々は外の風に当たらせてあげてください。
エラチオールベゴニアは育て方が少々難しい植物ですがポイントやコツをおさえることではじめての方でも室内管理であれば冬越しもできる花ですので、怖がらずチャレンジしみてはいかがでしょう。
エラチオールベゴニアが気になる方はこちらもチェック
エラチオールベゴニアのような八重咲きのベゴニアのほかにもいろいろな種類の紹介や育て方のコツ記事をご用意しています。ベゴニアの魅力に触れご興味を持たれた方はエラチオールベゴニアのほかにもこちらの記事も参考にかわいい鉢花のおなかまを増やしてあげてくださいね。

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出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2387689