バーベキューでデザートを作ろう
最近ではキャンプ料理の人気もあり、多くのアウトドアレシピが紹介されています。キャンプというシチュエーションも相まって手作りデザートには格別の美味しさがあります。では、バーベキューやキャンプでのデザートレシピを選ぶときにはどういった点を注意したらよいのでしょうか。
バーベキューデザートレシピ選びのコツ
おすすめポイント①料理の難易度で選ぼう
まず大切なことは、「自身の料理の腕前にどれだけ自信があるか」ということです。普段あまり料理をされない方は、「焼くだけ」「火にかけるだけ」などの簡単な料理レシピのアウトドアデザートがおすすめです。キャンプの手作りデザートは、手軽でも美味しいものがほとんど。料理の難易度低いものを選んでも満足できるデザートを楽しめます。
おすすめポイント②材料・道具の数で選ぼう
初心者でも簡単な手作りデザートレシピ選びの目安として「材料や道具の数」を見るのもおすすめです。材料が「マシュマロだけ」「フルーツだけ」など簡素なほど、難易度も手軽になる傾向があります。キャンプデザートの定番と言われているものは、材料も少ないものが多いので、まずはバーベキューの定番デザートに挑戦するのが手堅いといえます。
おすすめポイント③食べたいもので選ぼう
しかしデザート選びで最も大切なことは「食べたいという意欲」ですよね。もちろん失敗しないようにレシピを選ぶことも大切ですが、せっかくですから自分の挑戦したいレシピを選べばよいでしょう。おしゃれさやインスタ映えを重視するなら徹底的に材料を用意して挑戦しましょう。失敗してもアウトドアではひとつの楽しい思い出となるでしょう。
バーベキューの定番デザート3選
バーベキューデザート定番①「焼きマシュマロ」
バーベキューデザートの定番の1つ目は、焼きマシュマロです。料理ができない方にもおすすめのレシピです。焼いて食べるだけでなぜあれほど美味しくなるのか不思議ですよね。材料もマシュマロだけで手作りできるので手軽なのが嬉しいですよね。今回は、バーベキューの定番の焼きマシュマロとスモアの作り方を紹介します。
焼きマシュマロの材料
用意するものはマシュマロ、長めの竹串か金串、熱源として炭火(熾きの状態になったもの)。焚き火でもできますが火力が強く焦げやすいので、じっくり焼ける熾き状態の炭火がおすすめです。
作り方
まずは金串か割りばしにマシュマロを刺します。様子を見ながら、炭火の上の20センチくらいの位置で焼いていきます。こんがりきつね色になればできあがりです。マシュマロは火が引火すると一気に焦げてしまうのでしっかり確認しながら熱しましょう。
バーベキューでつくるときの注意点&アレンジ
同じ工程でアレンジすれば「スモア」も手作りできます。作り方は簡単で先ほどの手順で焼いたマシュマロをチョコレートとビスケットで挟むだけです。チョコレートとビスケットがくっついたお菓子の「アルフォート」を使えば、さらに手軽でおしゃれな見た目になります。
ビスケットに挟む際に溶けたマシュマロが手につくことがあるので火傷に注意しながら作りましょう。また手を拭くためのウェットティッシュがあるとスムーズです。
バーベキューデザート定番②「焼いも」
バーベキューデザートの定番の2つ目は、焼いもです。こちらのデザートもさつまいもを焼くだけという手軽かつ定番の手作りデザート。寒い冬にみんなでホクホクしたさつまいもを食べれば、アウトドアで冷えた体もあったまること間違いなしです。万人受けするデザートなので、作り方を覚えておくとよいでしょう。
焼いもの材料
材料 (1本分)
さつま芋 1本
新聞紙 1枚
アルミホイル 適量
作り方
まずはさつまいもをよく洗い、二つに割っておきます。新聞紙は水でよく濡らし二つに割ったさつまいもを包みます。包んだ新聞紙の上から全体が湿るくらいに水をかけておき、アルミホイルに包みます。アルミホイルに包んださつまいもを落ち着いた炭の横に置いてそのまま待っていれば、焼いもは完成です。
バーベキューでつくるときの注意点&アレンジ
ときどきトングなどでひっくり返しながら全体をまんべんなく焼いていくと火の通りが早くなります。さつまいもの大きさなどにもよりますが、およそ15分ほどで焼きあがります。目安として、触ってみて柔らかくなっていれば食べられます。逆に焼きすぎてしまうと皮が分厚くなってしまい、食べれらる部分が小さくなるので注意しましょう。
バーベキューデザート定番③「チョコフォンデュ」
バーベキューデザートの定番の3つ目は、チョコフォンデュです。子供から大人まで大人気のバーベキュー定番おしゃれデザートも、バーベキューで簡単に手作り可能です。チョコフォンデュの料理経験がない人でも手軽にできます。「専用の器がないからつくれない」と諦めている人も必見のアルミプレートを使ったおすすめのレシピを紹介します。
チョコフォンデュの材料
材料(2~4人分)
- 使い捨てアルミ皿1枚
- 板チョコ2枚
- 牛乳大さじ2~
- バナナ2~4本
- フランスパン1本
作り方
作り方は、まず器に割ったチョコレートと牛乳を加えます。器を炭火を焚いたバーベキューの網の上にのせてチョコを溶かしますお箸で混ぜながら溶かしましょう。チョコレートが溶けてきたら火からおろしましょう。あとは好きな具材をチョコにつけて楽しみます。
バーベキューでつくるときの注意点&アレンジ
チョコレートが焦げないように火加減は、弱火で様子を見ましょう。またチョコが溶け切ったあとに硬さを感じたら、牛乳を追加してゆるめていきましょう。また牛乳の代わりに生クリームを使っても美味しくできあがります。生クリームは使いきりサイズのものが多いので、アウトドアやキャンプに持っていくのにもおすすめです。
チョコをかけた上にトッピングをプラスするのも楽しみが増えるのでおすすめです。子供に人気のトッピングは、トッピングシュガーやカラースプレー。またココナッツやアーモンドは大人に人気のトッピングです。参加者に合わせて用意しておくとよいでしょう。
バーベキューの簡単デザート3選
バーベキューデザート簡単編①「焼きリンゴ」
バーベキューデザートの簡単レシピの1つ目は、焼きリンゴです。バーベキュー用の網の上に放置しておくだけ、という手軽さですが、おしゃれな味を楽しむことができます。普段はオーブンに入れてから時間が掛かりますが、アウトドアで作るなら、炭が着火して少し落ち着いたころに入れればバーベキューの終わるころにすぐ食べられるのでおすすめ。
焼きリンゴの材料
材料 (2人分)
りんご 1個
砂糖 大さじ1
バター 大さじ1
シナモン 適量
作り方
まずは芯をくりぬきます。芯をぬくには少しコツがいります。ナイフで芯をくりぬく場合は、芯の周りを四角く切り取っていくようにするとよいでしょう。芯が抜けたらできた穴の中に、バターと砂糖とシナモンを詰め込みます。リンゴをひとつずつアルミホイルに包んでいきます。
アルミホイルは隙間の出来ないように二重に重ねて包みましょう。炭の着火が出来てバーベキューの網を載せたら四隅にリンゴを置いてそのまま放置します。このタイミングで仕掛けておくと、時間がかかる焼きリンゴもバーベキューが終わる頃には完成します。3時間くらいでできあがりです。好みの硬さでいただきましょう。
バーベキューでつくるときの注意点&アレンジ
アウトドアで道具も少ないなか芯をぬくのが難しい場合は、リンゴを半分に切って芯をくりぬきやすい状態にしてつくるのもよいでしょう。リンゴまるごと一個はお腹がいっぱいになるのという人にもハーフ焼きリンゴはおすすめです。また穴のなかに入れるときはチューブバターがあればよりスムーズに作ることができます。
バーベキューデザート簡単編②「焼きチョコバナナ」
バーベキューデザートの簡単レシピの2つ目は、焼きチョコバナナです。焼きチョコバナナもまた焼くだけでできる手軽なデザートです。バーベキューの焼きチョコバナナは、生のバナナとは違った甘味がプラスされるので美味しく感じること間違いなし。ぜひ一度作ってみてはいかがでしょうか。
焼きチョコバナナの材料
【材料】
バナナ
板チョコ
作り方
まずはチョコレートを挿せるようバナナの皮に切り込みを入れ、皮を一部分剝がします。バナナの真ん中に縦に切り込みを入れます。あとはチョコを切り込みに挿してバーベキューの網にのせじっくり焼いていきます。皮はすぐに焦げてきますが、中身までは焦げないので様子を見ます。チョコが溶けてきたらできあがりです。
バーベキューでつくるときの注意点&アレンジ
バナナにチョコ以外のトッピングをすればいろいろなアレンジが楽しめます。バーベキューでのトッピングの定番はホワイトチョコレートで、よりこっくりした甘さに人気があります。またマシュマロをトッピングするとバナナとともにとろとろに溶けてぺろりと完食してしまうデザートになります。
そしてひそかに人気を呼ぶのがウインナーととけるチーズのトッピング。もはやデザートを超えて立派な料理として満足感が得られます。
バーベキューデザート簡単編③「焼きパイナップル」
バーベキューデザートの簡単レシピの3つ目は、焼きパイナップルです。フルーツを焼くだけで意外に美味しいのが、焼きパイナップル。にわかには信じがたいデザートですが、パイナップルも焼くと甘味が増幅するので美味しくなります。ハワイでも人気のおしゃれな焼きパイナップルは、夏に食べたいバーベキューデザートです。
焼きパイナップルの材料
材料
パイナップル 1個
マシュマロ 1袋
メープルシロップまたは蜂蜜 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1〜2
塩 ひとつまみ
作り方
パイナップルの皮と芯を取り除き食べやすい大きさにカットします。カットしたパイナップルにオリーブオイル、メープルシロップ、塩を塗っておきます。竹串や金串に3個ずつ挿して、バーベキューの網の上で焼いていきます。様子を見ながら裏返して両面が焼けたら完成です。
バーベキューでつくるときの注意&アレンジ
オリーブオイルとメープルシロップは、パイナップルがバーベキューの網にくっつかないように使います。焼いている途中でパイナップルがくっつくようなら追加していきましょう。お好みで焼いたマシュマロをトッピングするとよいでしょう。またメープルシロップの代わりにシナモンと砂糖を使えば香り高いデザートになります。
バーベキューのおしゃれデザート2選
バーベキューデザートおしゃれ編①「フルーツピザ」
バーベキューデザートのおしゃれレシピの1つ目は、フルーツピザです。料理初心者さんがピザ生地から作ると大変ですが、市販のトルティーヤを生地として使えばびっくりするほど手軽に作ることができます。トッピングはお好きなフルーツを用意しましょう。とびきりおしゃれなデザートができますので、女子人気間違いなしです。
フルーツピザの材料
材料
直径24㎝2枚分
トルティーヤ(市販品)2枚
オリーブ油大さじ1
(ベリーベリーピザ)
ベリー類(イチゴやブルーベリーなど好みのもの)10~12粒
カマンベールチーズ30g
粗挽き黒こしょう適量
はちみつ大さじ1
作り方
まずフライパンや鉄板を熱してトルティーヤを焼いていきます。片面が焼けたらひっくり返して火を止めてトルティーヤの上にオリーブオイルを薄く塗ります。チーズとお好みのフルーツをのせて粗挽き黒胡椒をふって、蓋をかけます。2~3分してチーズが溶けたらできあがりです。お好みではちみつをかけるとよいでしょう。
バーベキューでつくるときの注意点&アレンジ
トッピングにも火が通るように、火加減は弱火にしましょう。トルティーヤを使ったフルーツピザは、トッピングによって色々なおしゃれアレンジが可能です。マシュマロ、クリームチーズ、マーマレードジャムで、手軽にマシュマロピザが作れます。またリンゴ、クリームチーズ、くるみを使えば、酸味の効いたリンゴピザを楽しめます。
バーベキューデザートおしゃれ編②「アップルパイ」
バーベキューデザートのおしゃれレシピの2つ目は、アップルパイです。バーベキュー上級者や料理上級者であれば少し難易度の高いおしゃれなデザートに挑戦したくなるのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが手作りアップルパイです。冷凍パイシートを生地として使えば、はじめてのアップルパイ作りも挑戦しやすいでしょう。
アップルパイの材料
【必要材料】
パイシート、リンゴ、バター、はちみつ、シナモンシュガーなど(お好みで)、卵黄(つやだし)
下準備
まずはリンゴのフィリングをつくっていきます。リンゴは芯をとり皮をむいて薄くスライスします。バターを引いたフライパンでリンゴをソテーします。リンゴがしなしなになってきたらシナモンシュガーを入れて味を調えます。
作り方
クッキングシートをパイ皿に敷いてパイを焼く準備をします。パイシートを薄くのばしパイ皿の上に敷きます。パイシートの上にリンゴのフィリングをのせて、さらにパイシートを上から覆うように格子状にのせていきます。お好みで卵黄を塗りましょう。
パイ皿をダッチオーブンに入れてふたをし炭をのせます。10分ほどでできあがります。いい匂いがしてきたら、できあがりに近いので様子を見ながら焼いていきましょう。
バーベキューでつくるときの注意点&アレンジ
アップルパイの完成度を高めるには、必要な道具を忘れずに持っていくことがカギとなるでしょう。パイシートを伸ばすためのめんぼうやまな板、パイシートの縁を押さえるためのフォークなど用意をそろえて挑戦しましょう。
バーベキューの子供向けデザート2選
バーベキューデザート子供編①「フルーツポンチ」
バーベキューデザートの子供受けレシピの1つ目は、フルーツポンチです。子供に人気のバーベキューのデザートといえば、フルーツポンチです。色鮮やかでおしゃれな見た目はインスタ映えも申し分なく、さわやかなデザートが楽しめます。缶詰なども上手く利用してたくさんのフルーツを用意して手作りならではのボリューム感を楽しみましょう。
フルーツポンチの材料
<材料>
- パイナップル 1/2個
- バナナ、キウイ、いちご、などお好みのフルーツ 適量
- ナタデココ(お好みで)
- サイダー 適量
作り方
作り方はいたって簡単です。用意したフルーツを大きさをそろえるようにカットします。フルーツを用意できたら器に入れて、サイダーを注げばできあがりです。炭酸が苦手な方は、リンゴジュースなどを量を調節して入れるとよいでしょう。
バーベキューでつくるときの注意点&アレンジ
生のフルーツを用意すると、皮や芯などのごみが多く出るので缶詰を上手く利用するとよいでしょう。缶詰はお好みに合わせてシロップの量を調節しましょう。意外と便利なのが冷凍のフルーツ。フルーツポンチを作ったときに全体を冷やしてくれるので、特に夏場には重宝します。コンビニなどでも置いてあるので入手しやすいのもポイントが高いです。
バーベキューデザート子供編②「バームクーヘン」
バーベキューデザートの子供受けレシピの2つ目は、バームクーヘンです。最近のバーベキューシーンにおいて人気急上昇中のデザートといえば、これ。一見作るのが難しそうに見えるデザートですが、生地をホットケーキミックスで作れるので意外と簡単に手作りできます。意外と子供人気も高く楽しみながら一緒に作ってくれるデザートです。
バームクーヘンの材料
材料
HM 150g
卵 1個
牛乳 100cc
はちみつ 適量
作り方
まずはホットケーキミックス、卵、牛乳、はちみつをダマにならないように混ぜ合わせます。棒に、アルミホイルを巻きつけて生地をつける準備をします。棒に生地をつけてバーベキューの網ごしにくるくると回しながら焼きます。焼き色がついたら新しい生地をつけてまたくるくると焼きます。何度か繰り返していき、棒から抜いたらできあがりです。
バーベキューでつくるときの注意点&アレンジ
棒に巻きつけるアルミホイルは端からめくれてくる可能性があるのでガムテープでしっかり固定しましょう。また生地を棒につけてくるくる焼く作業にはおたまと軍手が欠かせないので、忘れずに持っていきましょう。
また生地が完成して焼く際中に、乾燥して生地が硬く感じたら牛乳を追加していきます。ホットケーキを作るときよりも少しゆるいくらいを目安にするといいでしょう。
まとめ
バーベキューのデザートにおすすめのレシピを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。せっかくのキャンプですので、自分の作りたいものやみんなが喜ぶ顔を浮かべながら新しいレシピにも挑戦してみましょう。みんなで楽しみながらデザート作りを楽しんでみましょう。
バーベキューのデザートが気になる方はこちらもチェック!
バーベキューのデザートや料理のレシピをお探しの方はぜひ当サイトの他の記事もチェックしてみてください。用意する材料や難易度など自分のキャンプ経験値に合わせて手軽な手作りデザートレシピをぜひお楽しみください。
大人も子供も大喜び!バーベキューに最適なお菓子13選!焼いても美味しいデザートに!
バーベキューでの楽しみは、直火で焼き上げるおいしいお肉や野菜です。しかしたっぷりとお肉を楽しんだ後は、お菓子作りもしてみましょう。バーベキュ...
バーベキューで簡単おしゃれなレシピ大公開!前菜からデザートまで総まとめ
バーベキューも最近ではおしゃれが求められる時代になりました。 そんなおしゃれなバーベキューをするために便利なレシピををご紹介します。その他に...
バーベキューにおすすめなデザート10選!簡単人気レシピを押えておこう!
キャンプと言えば定番のバーベキュー。お肉や野菜を食べてると無性にデザートが食べたくなりますよね。バーベキューのような野外でも簡単に作れる物か...