スウィベルチェアとは?
スウィベルチェア(swivel chair)とは、｢回転する椅子｣という意味です。座面に回転機能が付いており、座ったままで効率的に作業が行えます。
また、向きをクルッと変えてから立ち上がれるため、椅子を動かさずに済みます。そのため、スウィベルチェアは狭い室内でも快適です。
スウィベルチェアはキャンプにおすすめ！
キャンプ中は、薪をくべたり料理をしたりとやることが多いもの。そこでおすすめなのがスウィベルチェアです。 ゆったりと過ごしながらも、効率的なキャンプが楽しめます。
焚き火台やキッチン台などを、スウィベルチェアを囲うように設置します。360度回転するので、さまざまな作業が座ったまま可能です。何度も立ち上がったりチェアを動かしたりせずに済みます。特に、ロースタイルのキャンプにぴったりのキャンプチェアです。
スウィベルチェアの3つの魅力
魅力その1: スウィベルチェアは座り心地が快適
スウィベルチェアの1つ目の魅力は、座り心地が快適な点です。深く腰掛けられるため、体が包み込まれるような座り心地がします。
ほとんどのスウィベルチェアが、耐荷重が100㎏以上あります。そのため、体の大きな方や、お子さんを抱っこしながらの使用でも安心です。
魅力その2: スウィベルチェアは持ち運びが楽
スウィベルチェアの2つ目の魅力は、持ち運びが楽な点です。大半のスウィベルチェアが、キャンプチェアに望む｢軽量･コンパクト｣の2つの条件を満たしています。
多くのスウィベルチェアが、頑丈なのに軽量な素材で作られています。また、組み立て式のスウィベルチェアがほとんどで、コンパクトサイズに収納可能です。そのため、保管時にも場所を取られずに済みます。
魅力その3:スウィベルチェアは室内でも大活躍
スウィベルチェアの3つ目の魅力は、室内に置いても大活躍する点です。座り心地がよく、デザインもスタイリッシュなものが多いため、インテリアにもなります。ソファーの代用や仕事部屋の椅子などにおすすめです。
使わない時にはコンパクトに収納できるので、室内を広く使えます。 軽量なので、使いたい場所へ持ち運べるのも便利です。
おすすめスウィベルチェア【軽量編】
軽量でコンパクトなら【Helinox】がおすすめ
Helinox(ヘリノックス)のスウィベルチェアの一番のおすすめポイントは｢軽量｣な点です。重さが1.36Kgしかありません。しかし、耐荷重は120Kgもあります。車を利用しない方のキャンプチェアにもってこいです。
座面は頑丈なナイロン素材でできており、フレームは強力なアルミフレームです。座面とフレームが着脱式なので、収納サイズも非常にコンパクトになります。
【Helinox】のスウィベルチェアは背面のベルクロ付き
Helinoxのスウィベルチェアはベルクロ(マジックテープ/面ファスナー)付きです。ベルクロには、好みのワッペンや反射板などが付けられます。同じキャンプチェアが複数並んでいても、自分仕様にカスタマイズすれば区別がつけやすく便利です。
【Helinox】のタクティカルシリーズがかっこいい！
Helinoxには｢タクティカル｣というシリーズがあります。カラーや機能にミリタリー要素を取り入れているのが特徴です。風景とよくなじむデザインが、多くのキャンパーに選ばれています。
また、タクティカルスウィベルチェアには、座面の両サイドにカーゴポケットが付いています。スマートフォンなどの小物入れとして使用が可能です。
【Helinox】の口コミ･レビューをご紹介
Helinoxのスウィベルチェアの口コミ･レビューをご紹介します。今回は、｢軽量さ｣｢コンパクトさ｣｢ベルクロについて｣｢カーゴポケットについて｣の4つに注目してまとめました。参考になさってください。
口コミ･レビューその①軽量･コンパクトについて
1つ目の口コミ･レビューは｢軽量･コンパクト｣についてです。キャンプ時の荷物は多くなりがち。Helinoxなら｢キャンプチェアに場所を取られずに済む｣｢軽いから持ち運びも楽｣｢軽いのに耐荷重はばっちり!｣と高い評価を得ています。
ただし、その軽量さ故に｢風に弱い｣とレビューも多いです。後ほどご紹介するアクセサリーを活用したり、使わない時は畳んだりするなどの対策で、風でひっくり返る心配は軽減されます。
収納時は驚くほどコンパクトなので、家族分揃えても省スペースで済むものオススメポイントです。軽いので座っていない状態で風に煽られると、良くひっくり返ります。
口コミ･レビューその②ベルクロについて
2つ目はベルクロについての口コミ･レビューをご紹介します。ベルクロには、好みのワッペンを付けて楽しむ方が多いようです。中には、｢キャンプチェアに名前を書くことに抵抗があるが、ワッペンが目印になるから嬉しい｣という口コミもありました。
また、ワッペンではなく｢ポケットティッシュケースを手作りして付けた｣というレビューもあります。工夫することで、より便利に楽しく活用できそうです。
マジックテープにポケットティッシュケースを。ワッペンじゃ無いのかよ！とつっこまれそうですが、イスに付いてたら便利だな～と思ったのでこちらに。
口コミ･レビューその③カーゴポケットについて
3つ目の口コミ･レビューは、タクティカルスウィベルチェアのカーゴポケットについてです。カーゴポケットのサイズはあまり大きくはありません。そのため多くの方が、スマホや軍手などのちょっとした小物を入れるのに使用しているようです。
この｢かゆいところに手が届くポケット｣が便利だと、口コミやレビューで評価されています。
サイドポケットの大きさは控えめで、手のひらサイズくらいです。
私は主にスマホ入れとして活用してます。
おすすめスウィベルチェア【座り心地編】
座り心地の快適さなら【OUTPUT LIFE 】がおすすめ
OUTPUT LIFEのスウィベルチェアは、座り心地が快適です。座面にはウレタンパット素材が内蔵されており、ふかふかな座り心地を作り出します。サイズも重さも大きめですが、その分、安定感が抜群です。耐荷重は100㎏まであります。
アームレスト付きで、キャンプチェアに長時間座っていても疲れにくいです。キャンプ中、チェアからあまり動かない予定の方には、特におすすめのスウィベルチェアとなります。
【OUTPUT LIFE】は組み立てが簡単!
スウィベルチェアは、ワンタッチ式のキャンプチェアよりも組み立てや片づけが手間なイメージがあります。しかし、OUTPUT LIFEのスウィベルチェアは、組み立て方法がとてもシンプルで簡単です。
収納時は座部と脚部が分けられます。組み立て時も片づけ時も、座部と脚部のジョイント部分を着脱するだけで完了です。ただし、作業時には怪我にご注意くださいね。
【OUTPUT LIFE】の口コミ･レビューをご紹介
OUTPUT LIFEのスウィベルチェアを実際に使用している方々の口コミ･レビューをご紹介します。｢重さ｣｢組み立て方法｣ の2つに注目してまとめました。スウィベルチェア選びの参考にお使いください。
口コミ･レビューその①重さについて
OUTPUT LIFEのスウィベルチェアは、｢ゆったりとした座り心地が快適だ｣と口コミでも好評です。耐荷重もしっかりとしています。
しかし、そのゆったりサイズが重さにも反映されており、女性ユーザーからは｢持ち運びが大変｣というレビューが多いです。そのため、車での移動ができる方向けのスウィベルチェアと言えます。
折り畳めるけど、ちょっとずっしり。長時間持ち運ぶとなると女性では少し厳しいかなと感じました。
口コミ･レビューその②組み立てについて
OUTPUT LIFEのスウィベルチェアの組み立て方法は、｢初心者でも簡単にできる｣と、口コミでも評価されています。
ただし、この組み立て作業には｢少し力が必要｣という、レビューが多くみられました。力が弱い方は、その点の考慮が必要となりそうです。
組み立て、解体はジョイント部を脱着するだけなので、組み立て時に少し力はいりますが、初心者でも簡単にできました。
おすすめスウィベルチェア【難燃性編】
燃えにくい素材なら【LOGOS】がおすすめ
LOGOSのスウィベルチェアは｢回るんチェア｣という名称で販売されています。中でもおすすめは、｢Tradcanvas 難燃BRICK｣というシリーズです。座面シートには難燃性の素材を使用。そのため、火の粉が飛んできても燃え広がらず、すぐに鎮火します。
シートが焦げてしまった時を想定し、焦げた部分に味が出るようなデザインで作られているのも嬉しいところです。安心してたき火やBBQが楽しめます。
【LOGOS】のスウィベルチェアは座高がちょうどよい
LOGOSのスウィベルチェアは、座高が47cmあります。そのため、座った時の窮屈さが少ないです。他のロースタイルのギアとも高さが合い、ほどよいサイズ感となります。
組み立て式なので、収納時はコンパクトですが使用時には大きめサイズになります。重さも2.6㎏と、キャンプチェアの中では軽量サイズです。フレームはスチール素材、座面はポリエステル素材が使われています。 耐荷重は150Kgです。
LOGOSの口コミ･レビューをご紹介
LOGOSの｢回るんチェア Tradcanvas 難燃BRICK｣の口コミ･レビューをご紹介します。口コミをみると、選んだ理由の多くが｢難燃性シートに魅かれたから｣｢焚き火を安心して楽しみたいから｣という内容でした。
また、座ると体にフィットするため、｢包み込まれるような座り心地がする｣というレビューも多いです。耐荷重がしっかりしており、体が大きい方が座ってもしならない設計が高評価を得ています。
座り心地は、体が包み込まれるようにフィットして楽！
しかも、難燃素材だから、焚き火の火の粉が飛んできても穴が空かないんだって〜❤︎
スウィベルチェアの注意点
スウィベルチェアは砂浜や雪の上などの柔らかい地面だと、足先が沈み込みます。脚部の構造上、足先に体重が集中してしまうからです。室内での使用時には、床の傷つきに注意する必要があります。
そういったスウィベルチェアの注意点を軽減する、足先用アクセサリーがあります。グランドシートやボールなどです。アクセサリーを上手に活用することで、より快適にスウィベルチェアを使用できます。
スウィベルチェア用グランドシート
スウィベルチェア用のグランドシートは、足先をシートの四隅でカバーして使用します。体重が程よく分散され、沈み込みの軽減が可能です。また、グランドシートの上に重りを置けるので、スウィベルチェアが風に飛ばされるのを防げます。
使用しないときは畳んでコンパクトに収納でき、場所を取りません。スウィベルチェアの収納袋に一緒にしまえるのも嬉しいところです。
スウィベルチェア用ボール
スウィベルチェア用のボールは、スウィベルチェアの脚先に装着して使用します。沈み込みの軽減の他、足元を滑りにくくすることも可能です。そのため、座り心地の安定感がアップします。
また、このボールが特に活躍するのが、室内での使用時です。ボールの多くがラバー素材でできているので、床の傷つきを防げます。
Helinoxキャンプチェア用ボールフィート
出典:Amazonスウィベルチェアでキャンプをより快適に
座面が回転するスウィベルチェア。作業が座ったまま行え効率的です。その魅力は｢快適な座り心地｣｢持ち運びが楽｣｢室内でも活用できる｣などにあります。高い耐荷重設定でも、軽量でコンパクトに収納できる点も最高です。
注意点は、柔らかい地面では脚先が沈み込むことですが、アクセサリーを活用することで軽減できます。デザイン･機能ともにお好みのスウィベルチェアを見つけて、より快適なキャンプをお楽しみください。
ロースタイルキャンプが気になる方はこちらをチェック！
スウィベルチェアの魅力をより発揮できるのが、記事中でも触れた｢ロースタイル」のキャンプです。以下の記事ではローテーブルなど、スウィベルチェアと相性のよいキャンプギアを紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
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