レンガを使ったかまどの作り方を徹底解説!
レンガを使った、簡単なかまどの作り方を徹底解説します。積み方によって安定感が異なるため、作り方を熟知しておくようにしましょう。また、積み方や作り方にはいくつか注意点があります。かまどの作り方だけでなく、必要なものについても触れているので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
かまどの簡単な作り方を行って、この機会に自宅の庭やキャンプ場で自作ピザを楽しみましょう。子供でも作れる作り方を紹介しているため、かまどに憧れを抱いている人にもおすすめ。
かまどの作り方って簡単なの?
かまどの作り方を知りたい人の中には、作り方が簡単なのかという部分が気になっている人もいるでしょう。かまどの作り方にはいくつか種類があり、完全にかまどの部品をくっつける作り方もあります。
しかし、簡易的な作り方もあるため、初心者でも手軽に作れるはずです。簡易的な作り方なら必要なものも少ないため、余った予算をいろいろな種類の食材に使うこともできます。
かまどの作り方で注意点はある?
大火力でチャーハンを作るためにレンガでかまど作った pic.twitter.com/UJ8ShMXTrj
— 粟倉ぼくちん竣輔 (@boku_chinn) July 5, 2020
①空気の入り口を作っておく
かまど作りの注意点として、空気口を作ることが挙げられます。火をつける場所には、必ず空気口を作りましょう。なぜなら、空気がないと火がうまく大きくならないからです。
そのため、かまどの作り方では、背面部分に穴を作る必要があります。穴を作るには、半ブロックのレンガを使うと良いでしょう。この方法なら、かまどのバランスを崩すことなく空気口を作ることができます。
②後片付けのために大きめの缶を用意しておく
昨日のワタシの作業。
— リョウコさん (@Ryoko_Hashizume) March 22, 2020
庭の端においやられていた赤レンガで小さなかまどを作ってみた💪❗️山から枝を拾ってノコギリで切り、火をおこしてお湯を沸かして美味しいコーヒーを飲んだりいただいたハムを焼いて食べた🎵
美味しかったー😍
次はご飯を炊いてみましょ❗️ pic.twitter.com/5seXeCQpTa
かまどは作り方だけでなく、使った後にも注意点があります。燃料として使った薪を処分するために、大きめの缶を用意しておくようにしましょう。缶を用意しておけば、温かさが残っているままでも入れることが可能です。
大きめの缶に入れてから放置し、火が完全に消えるまで待ちましょう。念のため、1日ほど置いておくのがおすすめです。使った後の薪には、絶対に水はかけないようにしてください。
かまどを自作するメリットは?
レンガでかまど作った
— Naoyuki 🇹🇿 (@Naoyuki_TZ) July 22, 2019
4段目は少しずらして鉄板と網が載れるようにした
鍋のときどうしよ#Tanzania pic.twitter.com/gEceMNVbo8
①BBQの楽しみ方の幅が広がる
屋外でのBBQといえば、焼き肉を想像する人が多いでしょう。しかし、毎年同じ材料ばかりだと、どうしても飽きが来てしまいます。そんな時かまどを取り入れれば、今までよりもBBQが楽しくなること間違いなし。
料理の幅が広がるため、コミュニケーションも広がります。家族だけでなく、友人や恋人ともかまどを作ってみましょう。簡単な材料を使った作り方なら、子供と一緒に挑戦することも可能です。
②自宅の庭でも利用できる
外出規制が続く中、うちの子どもたちが庭で楽しそうに何をしているのかなと思っていたら、ブロックを集めてきて、レンガのかまどができていた😆 pic.twitter.com/nSTYusIBVK
— Yoshi Koike @オランダ在住 (@yoshi_kotch) April 12, 2020
かまどは、基本的に屋外で行ってください。屋外であればどこでも可能な作り方のため、自宅の庭でも利用できます。ただし、周りが住宅地の場合は、煙が周囲の迷惑になることも少なくありません。
なので、自宅の庭でかまどを作る場合は、周囲に対する配慮を忘れないようにしてください。例えば、煙が出にくい燃料を使ったり、煙をうまく逃がせるようにすると良いでしょう。
③必要なものが少なくて初心者でも安心
かまどに必要なものは、主にレンガと焼き網のみです。レンガの数は揃えなければいけませんが、必要なものが少ないため気軽にDIYできます。子供でもできるので、家族のコミュニケーションを深めることも可能。
必要なものが少ないと知識がなくてもDIYできるので、ぜひこの機会にDIYに挑戦してみてはどうでしょうか。ただし、作り方にはいくつか注意点があるため、かまどを自作したい場合は、そちらもチェックしてください。
④積むだけで手作りかまどが完成する
はい、そしてできたのがこちらになります!自作のかまどですわ pic.twitter.com/NF3t4RiLkg
— 楼閣@きゅうり農家 (@roukaku248) August 22, 2018
積むだけの作り方のため、初心者でもかまどを作れます。また、この作り方なら、かまどが完成するまでの時間が短縮可能です。休日の時間を有効活用したい人は、ぜひ作り方を参考にしてみてください。
ただし、積み方に多少の工夫は必要です。そのため、かまどの作り方だけでなく、注意点などもしっかりと把握しておくようにしましょう。そうすることで、安定したかまどが完成します。
⑤煙突を作れば本格的なかまども可能
積み方を変えれば、煙突を作ることもできます。煙突は煙を一点に集中させて出せるため、煙の被害が少なくなるのでおすすめです。見た目が本格的なかまどになるため、SNS映えもします。
美味しさだけでなく、見た目も楽しみたいという人は、ぜひ煙突を作る積み方を実践してみてください。ただし、作り方が積むだけの方法とは異なるため、煙突の作り方を間違えないように注意しましょう。
⑥簡単な作り方でホカホカで美味しいご飯が炊ける
羽釜と呼ばれるアイテムを使えば、かまどでご飯が炊けます。大きいサイズの羽釜になれば、野菜やお肉、魚がたっぷりのスープを作ることも可能。羽釜はご飯炊きとの相性が良いため、ぜひ利用してみてください。
また、最近では持ち運びやすいアルミ製のものも出ています。なので、気軽に美味しいご飯を楽しめるでしょう。紹介する作り方でも挑戦できるので、バリエーションを増やしたい人におすすめです。
詳しいかまどの作り方を細かく紹介!
もっけさんの家に、オヤジさん自作のかまどがあり、ピザを焼かせてもらいました。火遊び楽しい。将来私もかまどを作りたい。 pic.twitter.com/2Ozsew6t2d
— 加工された布 (@shiratorichihir) September 23, 2017
用意するもの
用意するものは、通常のレンガ26個と半分のサイズのレンガが19個です。土台部分には、グレーのコンクリートを利用しましょう。コンクリートを使うことでレンガの使用量が減り、土台も安定します。
土を用意し、土台を固めるという方法もおすすめです。詳しいかまどの作り方は下記で紹介しているため、そちらもチェックしてみてください。初心者でもできる作り方ばかりで、かまど作りを楽しめます。
①完成図を考えながらDIYする
用意したコンクリートを土台に置き、土を使って安定させてください。ある程度安定させたら、上にかまどの作り方で重要なレンガを置きます。このとき、必ず完成図を想像しながら行いましょう。
どんな形にするのか、煙突は作るのか、それだけでも作り方が異なります。初めてかまどの作り方に挑戦するなら、完成図を描いておくのがおすすめ。寸法を測れば、ある程度の積み方を想像できるでしょう。
②焼き網を乗せる場所を確保する
かまどを使うためには、焼き網を乗せる場所を確保する必要があります。焼き網の位置はかまどの真ん中辺りで、薪を置く場所も確保してください。位置が低すぎると、薪の量調節が行えなくなります。
また、横幅も焼き網に合わせる必要があるでしょう。そのため、かまどの作り方としては、焼き網を乗せられる位置に置くところから始めるようにしてください。基本的には、レンガ2個分の高さとなります。
③作るものによって高さを変える
かまどの作り方では、高さがとても重要となります。大きいサイズの食材を調理する場合は、高さを出すような作り方を行いましょう。逆に、ピザなどの薄い食材を調理する場合は、高さはそれほどなくても問題ありません。
高さと幅、どちらも広くしようとすると、レンガが複数個必要になってしまいます。なので、少なくて済む作り方を実践し、予算を最小限に抑えるようにしましょう。
④掃除を簡単にしたいなら灰受けを使う
かまどで燃料を使う場合、下に灰受けがないと燃えカスの掃除が大変です。そのため、事前に灰受けを置いておくのがおすすめ。灰受けはどんなものでも利用できますが、火に強い性質のものを使いましょう。
例えば、ステンレストレーはちょうど良いサイズで使いやすいです。トレーは100均で購入できるアイテムのため、汚れてしまっても使い捨てることができます。大きいサイズもあるため、好みに合わせて購入してください。
⑤半分のサイズがない場合は自分で作る
半分のサイズがない場合は、自分で作ることも可能です。必要なのは、切る道具とトンカチの2つとなります。真ん中に切る道具を置き、上からトンカチで少しずつ力を入れていきましょう。
一気に力を入れると綺麗に割れないので、力の入れ方に注意してください。半分のサイズは、かまどの作り方や構造上必要になります。なくても問題ありませんが、安定感や見栄えを求めるなら使うのがおすすめです。
⑥コの字になるように並べる
基本的に、レンガはコの字になるように並べます。形をコの字にすることで、調理が可能に。屋根部分は付けても良いのですが、簡単に作りたいのであれば屋根はなくても問題ありません。
ただし、ピザやスモークを作りたい場合は、できるだけ屋根を作るようにしましょう。レンガを使った屋根の詳しい作り方については下記で触れているので、ぜひそちらを参考にしてみてください。
⑦屋根は崩れないように積み重ねる
屋根を作る場合、必然的に不安定になってしまいます。そのため、積み重ねるときは不安定にならないようにする必要があるでしょう。そのためには、少しずつレンガの位置をずらすように並べてみてください。
屋根の形は、上から見ると丸い形になるようにします。また、屋根を作る際は煙の逃げ道がないため、煙突を作ることも大切です。半ブロックで煙突を作れば、小規模のかまどでも屋根を作ることができます。
⑧半ブロックを使わない作り方
まずは、サイドに縦向き、奥に横向きに2つずつ並べてください。この作り方なら、半ブロックを使わなくても作れます。上に向かって5つほど重ねると、ある程度の高さを確保できるでしょう。
地面から燃料を離したい場合は、焼き網を2個使うのがおすすめです。焼き網の上に焚き火用のアルミホイルを置き、そこに燃料を乗せると地面が燃えません。また、この方法なら掃除も簡単になります。
かまどで作るおすすめレシピ4選
①焼きたてアツアツの「手作りピザ」
強力粉や薄力粉を使えば、生地からピザを手作りすることも可能です。また、市販のものを使う人が多いソースですが、自分で作れます。マヨネーズやケチャップなど、自宅にある調味料で大丈夫です。
トッピングには、シンプルにモッツアレラチーズや生バジル、トマトを利用しましょう。乗せる材料を変えれば、いろんな種類でパーティーができておすすめです。自分好みにアレンジしてみてください。
(2枚分)強力粉150g 薄力粉36g 砂糖15g 塩少々 イースト3g ☆ケチャップ大さじ4(55g) ☆マヨネーズ大さじ1 1/2(18g) すりおろしにんにく1片 ☆醤油小さじ2(10g)☆クレイジーソルト適量 ☆コショウ適量 ☆乾燥バジル適量 モッツアレラチーズ とろけるチーズ 生バジル トマト
②カリッと食感の「丸ごとチキン」
ビール缶を用意すれば、大人も興奮するビアチキンが作れます。用意する材料は少なく、丸鶏を揃えればほとんど完成です。自宅にあるニンニクや塩コショウを使って味付けをし、かまどで焼き上げましょう。
ビアチキンでは、鶏の中に詰め物は行いません。そのため、鶏肉のうまみだけを味わえる料理です。じっくりと火を通せば、表面はカリカリとした食感で、中はジューシーな仕上がりになるでしょう。
丸鶏1羽 にんにく3片 クレイジーソルト適量 黒こしょう適量 ビール1缶
③好きな具材を刺すだけ「本格串焼き」
簡単な串焼きなら、家にある材料を串に刺すだけです。お好みの材料が使えるため、野菜だけ、お肉だけという刺し方も可能。こちらのレシピは、オールスパイスを使った大人向けのレシピです。
スパイシーで口の中に香りが立ちこめるため、お酒との相性が良いと評判。豚バラブロックだけでなく、鶏肉や牛肉でも代用可能です。レシピを使用するなら、スパイスをたっぷりと振りかけましょう。
(2人前)豚バラ肉ブロック160g前後 塩小さじ1/4ほど こしょう少々 クローブ(パウダー)少々 オールスパイス少々
☆はちみつ大さじ1/2(10g) ☆酒(白ワインでもOK)大さじ1 ☆しょうゆ大さじ1/2
④マーマレードで簡単調理「スペアリブ」
一見難しそうなスペアリブですが、ジャムを使えば簡単に甘辛の味付けができます。特に、酸味がプラスされるマーマレードがおすすめ。マーマレードと醤油は相性が良く、日本人の舌にぴったりです。
お好みで粒マスタードを入れれば、大人向けのピリッとした味わいになります。もっとホロホロとした食感にしたいなら、味付けよりも前に圧力鍋で調理しておくと良いでしょう。
(4人分)スペアリブ4本 塩胡椒少々 すりおろしにんにくチューブ2センチ 醤油大さじ3 マーマレード大さじ5 豆苗1/2パック 粒マスタードおこのみで
簡単な作り方でかまどDIYを楽しもう!
自作のかまど、仮置きをしてみた。ほぼ完成図 pic.twitter.com/ehk8X0DZCI
— タヌキ。 (@tanuki_in) July 3, 2015
積むだけの簡単なDIYのため、休日にいきなり作りことも可能です。作り方にコツはほとんどいらず、子供と一緒に楽しめます。もちろん、土とレンガを使った作り方もあるでしょう。
しかし、土を使うとレンガが取り外せなくなり、その場所から動かせなくなります。なので、使った後に片づけたい場合は、積むだけの作り方に挑戦してみてください。子供から大人まで、みんなが楽しめます。
キャンプ料理が気になる方はこちらもチェック!
よりキャンプを楽しみたいなら、下記で紹介しているキャンプ飯の作り方にも挑戦してみましょう。自宅でも使える作り方ばかりなので、キャンプ場以外でも普段とが違った料理に挑戦が可能。
かまどで作れる料理のほかに、そうでない料理もあります。かまどは1人で作るは難しいですが、ソロのものならすぐに作れるでしょう。ぜひ、そちらの作り方もチェックしてみてください。
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