ヘキサライト エレメント 6P スターカー
ヘキサライト LE 6P
NEMO ニーモ ヘキサライト SE 6P
ヘキサライト6Pとは
ツーポールシェルター
ヘキサライト6Pはアメリカのアウトドアブランド「ニーモ」から発売されているツーポールシェルター。ワンポールテントを2つ繋げたような形状をしていて2本のポールで押し上げているため中が広く快適に使えます。張り方はワンポールテントと同じようにポールで押し上げていくため初心者でも簡単です。
ニーモは海外のアウトドアブランドですが、Amazonや楽天などの通販を使うと簡単に購入できるところも魅力で初心者にもおすすめのブランドですよ。
ニーモのヘキサライト6Pの基本情報
ニーモのヘキサライト6Pはシェルターのためインナーもフロアもありません。大きさは561×470×高さ226cmとなり色は3種類ありますが、それぞれ色ごとにポリエステルやTCのように素材が異なりますよ。現行モデルは大きく分けると、カーキ色のTC素材と6Pとブラウン色のシルナイロンの2種類になります。
付属品
付属品はシェルター本体、取り扱い説明書、収納バッグ、ペグ8本、ポール2本です。ペグはピンペグではなく金属製のVペグになっていて付属品の質も高いですよ。ロープが付いていないため風がある日などは必ず自分でガイロープを用意しておきましょう。背が高いと風の影響を受けやすいです。
ヘキサライト6Pエレメント
ヘキサライト エレメント 6P スターカー
エレメントはポリコットン素材のヘキサライト6Pです。大きさは変わりませんがTCのため最小重量で9.1kgになり、TC素材のため通気性、保温性が高く焚き火もしやすく過ごしやすい魅力があります。収納サイズは約70×30×30cmになりバイクなどで持ち運ぶには大きく、持ち運びにくいでしょう。使用人数は6人用です。
通気性がポリエステルやナイロンなどの化学繊維と比べ高く結露に強く春夏秋冬問わず使いやすくなっています。
ヘキサライト6PLE
ヘキサライト LE 6P
軽量なシルナイロンを使ったモデルです。シルナイロンとはシリコンコーティングされたナイロンで登山用テントでも使用されている軽い材質になります。大きさはTC素材と変わりませんが、重量は3.6kgと非常に軽く持ち運びやすいモデルです。
コットンのような通気性や保温性はありませんが、速乾性があり雨の日の翌日には乾いていることも多く扱いやすいですよ。
ヘキサライト6PSE
NEMO ニーモ ヘキサライト SE 6P
現行モデルではありませんが特殊な色のヘキサライト6Pもあります。ヘキサライト6PSEは米軍が採用しているアメリカ製のマルチカムファブリックを本体素材に採用したミリタリーテイストのヘキサライト6Pです。
本物の迷彩となっていて本来テントに不要な赤外光の反射率や吸収率までが地面と同じレベルになるように作られている特別感が魅力的なモデルに仕上がっていますよ。材質は70Dのポリエステルとなり最小重量6kgです。
ヘキサライト6Pの特徴・魅力
1:設営方法(張り方)が簡単
ヘキサライト6Pの設営方法は非常に簡単です。大まかに紹介するとヘキサライト6P本体を広げて、ペグで留めてポール二本を使い中から押し上げるだけになります。完全にワンポールテントと同じ設営方法ですね。
ロープを省くと10分程度で設営できると言われていて初心者でも簡単です。テントを設営する場合と比べスピーディーに設置できるためすぐにレイアウトできる魅力がありますが、前述したように風が強いときは高さがあるためきちんとロープを張りましょう。
靴をながなくてもいい
ワンポールテントはインナーの中から押し上げるタイプも有り靴を脱がないといけないものもありますが、ヘキサライト6Pはシェルターでフロアレス構造のためいちいち靴を脱がなくても大丈夫です。この靴の脱ぎ、履きという部分はヘキサライト6Pの製品コンセプトにもなっていますよ。
テントではなシェルターになっているのもいちいち靴をぬがなくてもいいように設計されたためです。
2:撤収も簡単
ヘキサライトは色や素材の違いがありますが、大きさ、形状は共通していて設営しやすさと共に撤収のしやすさもあります。ヘキサライトはエレメントでもSEでも左右対称の形状をしているため正方形に折りたたみやすく、収納袋もゆとりのあるサイズで入れやすいですよ。
収納方法は基本的に折り紙のように隅を持ったままきれいに折りたたむだけですが、やり方は人それぞれあると言われていてそれだけ簡単に収納できます。
3:ちょうどいいサイズ
大きすぎず小さすぎないちょうどいいサイズになっているのもヘキサライト6Pの魅力です。ツーポールシェルターは大型のものが多いですが本品は6人用ですが、少人数でも使いやすく561×470×高さ226cmのため比較的コンパクトな区画サイトでも張りやすいですよ。
ちょうどいいサイズ感でフロア面積は19.2㎡もの広さがありますが、ツーポールシェルターの性質上壁の部分は高さが低くなっていてフロア面積全体を有効的に使いにくいため注意してくださいね。
高い
テントではなくシェルターということで開放感のある高さがあるというのもヘキサライト6Pの特徴です。一番高い部分で226cmもあり大人が立って出入りできる大きな開口部で出入りしやすいくなっていますよ。ファミリーキャンプで小さな子どもを抱きかかえているときもテントと比べると出入りしやすいです。
広すぎず高くソロキャンプでも複数のキャンプでも過ごしやすいシェルターになっています。
オプションで少し広く
ヘキサライト6Pの両サイドのニーモのロゴがある部分はループが付いていてポール追加してテンションかけることで、サイド部分が引っ張られ壁際が少し広くなる工夫があります。ニーモから発売されている短いポールもしくは木の枝などをうまく活用するといいでしょう。少し拡張するだけで使い勝手はよくなると好評です。
4:安い
ヘキサライト6Pはコスパに優れている商品として評価されています。ニーモは低価格帯のブランドではありませんがヘキサライト6Pに関しては他社のツーポールシェルターと比べリーズナブルな価格設定です。TCとポリエステルやシルナイロンなど素材による価格差もありますが、低価格で品質がいいということでコスパが高いと評価されています。
TC生地はきちんとメンテナンスして使うと数十年ほど使える強度がありおすすめです。
5:材質を選べる
ヘキサライト6Pは前述したように軽さに特化したシルナイロンのモデルと機能性の高いTCモデルの2種類があり材質が選べるところもポイントです。また、現在は在庫がある限りになっていますが、丈夫な150Dポリエステルを使ったスタンダードモデルもあります。
ポリエステルモデルは、シルナイロンより前のモデルに相当し今では発売されていない珍しいグレー色のヘキサライト6Pがほしい方におすすめです。
TCモデルの特徴
TC生地(エレメント)の特徴は結露に強く、生地の手触りや質感がよく、通気性、保温性、遮光性が化繊よりも高い反面乾きにくい点、重たい点などが上げられます。タープの代わりに使うと濃い陰でき過ごしやすいですよ。携帯性や乾きやすさよりも居住性を重視したい方におすすめモデルです。
化繊の特徴
テントやタープ、シェルターのスタンダードな生地でコットン素材と比べ低価格で携帯性に優れ、防水性も高いですが火の粉に振れると穴が簡単にあきます。速乾性があり大型シェルターでもメンテナンスしやすいですよ。ポリエステルとナイロンではナイロンのほうが高価になりますが、強度が高くなっています。
6:冬キャンプに便利
ヘキサライト6Pはスカートがありませんが、冬キャンプにも使えると好評です。特にTCモデルは通気性と結露に強いという特徴があり冬キャンプに使いやすいですよ。
そのまま使うとスカートがないため隙間風が入ってきますが、中に小型のドームテントなどを設営するカンガルースタイルで使うと暖かくすごせます。また、通気性があるため自己責任になりますがストーブも比較的しやすいと言われていて他のシェルターと同様に冬におすすめです。
ベンチレーションがある
ヘキサライト6Pには、ベンチレーションが4箇所のベンチレーションがあります。これは結露を防ぐ、熱を排出するときに大切な構造で、開閉式なっているのもポイントです。前述した両サイドは小型のポールを使うことで拡張しながらベンチレーションを開けられるので風が入り込みやすいですよ。
カンガルースタイルについて
前述したカンガルースタイルは冬だけではなく夏にも有効です。直射日光を和らげてくれるため過ごしやすくなりますよ。ヘキサライト6Pエレメントはポリエステルとコットンのポリコットン製のため濃い陰でき、遮光効果が高いです。夏はテントではなく蚊帳でも過ごしやすくなります。
7:レイアウトのアレンジできる
ヘキサライト6Pは開口部のレイアウトがアレンジできる構造です。ループを使ったり、ポールを追加することで前面を大きく開くパッカーンスタイルにしたり、オプションの二又ポールで中央部分にくるポールを両端に持っていくこともできます。タープのように陰を確保するときにも使えおしゃれなレイアウトやアレンジが可能です。
二股ポールに変えても設営は簡単でソロキャンプでも導入できますよ。アレンジ例は後述しますね。
ヘキサライト6Pのアレンジ・レイアウト
パッカーンスタイル
パッカーンスタイルは正面を大きく跳ね上げサイドも開いたヘキサライト6Pのレイアウトのアレンジの一つです。熱がこもりやすい夏におすすめのスタイルとなり、ポールを追加することで大きく開き風通しを確保できますよ。サイドはロープで直接ペグダウンしましょう。
巻き上げて固定するだけでもおしゃれ
開口部を留めるだけでもヘキサライト6Pはおしゃれな雰囲気になります。三角の出入り口がレトロな感じになりますよ。巻き上げてとめるだけなのでソロキャンプでもしやすいレイアウトですね。
片方だけ開くと目隠しに
少し張り方を変えるだけで雰囲気も大きく異なります。開口部を完全に開けるのではなく片方だけ開いて留めることで2ルームテントのような雰囲気のヘキサライト6Pになりますよ。開けなかった反対側は目隠しになりプライバシーをしっかり守れるレイアウトです。
開口部の開き具合もアレンジ可能
ヘキサライト6Pは開口部を少しだけ開くことも可能です。僅かに張り方が変わっているだけですが、雰囲気が大きく異なりますよね。ヘキサライト6Pはさまざまなアレンジができるところが大きな魅力になります。
ヘキサライト6Pのまとめ
ヘキサライト6Pは使いやすいおしゃれなシェルター
ヘキサライト6Pは使いやく張り方のアレンジもできるおしゃれなシェルターです。サイズは変わらず外見や素材が異なるモデルが多数発売されているため携帯性や価格を優先するのか、珍しいカモフラージュ柄を優先するのか、居住性を優先するのかしっかり決めて購入するといいでしょう。
ヘキサライト6Pは大型シェルターでアレンジできる多機能なシェルターですが、張り方が簡単で初心者でも使いやすいですよ。
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