ロッジシェルターっていったい何?
家族など、大人数向けの大型テント
ロッジシェルターとは、キャンパルジャパンというテントメーカーから発売されている大型のテントの事です。正確な分類はスクリーンタープといい、高い天井と広い空間、そしてその使い方の多彩さからキャンプ経験者から絶賛されています。 サイズの大きさからは意外な「てっこつ」という愛称で幅広く愛されているのも特徴のひとつですね。 そのサイズや扱いやすさから、特に家族連れや大人数でのキャンプにおすすめしたいテントです。
設営が簡単なので初心者でも安心
後で詳しく紹介していきますが、ロッジシェルターは設営の手順や組み立てがシンプルで、初心者でも気軽に組み立てることができることで喜ばれているテントです。 ネットで調べてみるとかなりの頻度で「子供でも設営できた」や「非力な女性でも設営は難しくない」という評価を見ることができますよ。 特に骨組みの連結部分が色分けされているため、初めてでも特に間違えることなく組み立てられるのは嬉しい点です。
パーティー用にも家族キャンプにも、評価の高いテント
大型テントであるため、ロッジシェルターの主な用途はやはりパーティーのためであったり、小さな子供を連れた家族でのキャンプが殆どです。購入者の声を聞いてみると概ね高評価だらけで、少し調べただけでもこのテントが良いものだとわかると思いますよ。 人気の商品ということもあり、なかなか手に入れられないことや在庫が見つからないという発言も多々見られるので、そこは要注意です。ロッジシェルターが欲しいなと思ったら、見つけ次第すぐ購入してしまったほうがいいです。
ロッジシェルターはキャンパルジャパン!
キャンプにあまり親しみのない人にとっては、そもそも「キャンパルジャパンって何?」という疑問が出てくるかと思います。 キャンパルジャパンは元々「小川キャンパル」という名前でテントを作り続けてきた老舗テントメーカー。現在はキャンパルジャパンという名前に変わりましたが、扱っている商品は今も変わらずテント一筋です。 テントを作り続けて100年の小川ブランド、という肩書の通り、ロッジシェルター以外にもイベント用からファミリー向けテント用テントまで幅広く高品質なテントを販売していますよ。
小川ブランドが人気な理由
小川キャンパルからキャンパルジャパンへと名前を変えた今も、販売されているテントは「小川ブランド」や「小川テント」という呼び名で有名です。そんな小川ブランド全体の特徴として挙げられるのはやはりその品質と居住性、そして幅広い商品ラインナップですね。 テント専門のメーカーというだけあって、その防水性や耐久性は他社と比べて特に優秀というのが使用者からの主な評価です。特にその耐久性は素晴らしく、暴風雨などでも破損することなく1年以上使用し続けられたなんて口コミもあります。
ロッジシェルターの魅力その1
組み立てが簡単
ロッジシェルターについてまず最初に実感できるポイントとして「組み立てがとても簡単」という所がありますね。小川テント全般に言える通りの丈夫さに加えて、骨組みの連結部分がそれぞれ色分けされており、どの部分にどの骨組みを使えばいいのかは初心者や子供でも一目瞭然ですよ。 慣れていない人でも、15分もあれば単独で組み立てることができます。 家族連れなら子供と一緒にテント設営をしたりして、キャンプをより楽しめますね。
ロッジシェルターの魅力その2
季節を問わない便利な性能
ロッジシェルターを含め、数あるテントの中でも「スクリーンタープ」と呼ばれる種類のものは、側面部分がメッシュ製になっています。そのため通気性は抜群で、夏や湿気の多い時期でもタープ内で過ごすのに不快感はありません。 メッシュ部分は上からスクリーンで覆うことができるので、寒い冬の時期もロッジシェルターなら冷気を遮断して問題なく使えますよ。 防水性もしっかりしたテフロン加工で、天気の悪い日でもタープの中は快適な空間を維持してくれます。
ロッジシェルターの魅力その3
結露対策もバッチリ
ロッジシェルターにはライナーシートと呼ばれるものが付属しています。これはタープ内部の天井部分に取り付けることで、天井部分に発生した結露が落ちてくるのを防ぐ効果があります。 特に寒い時期に、タープ内が暖かくなると外気との温度差で結露が発生しやすくなります。結露によって水滴が落ちてくるのを避けられるのはとても助かりますね。
ロッジシェルターの魅力その4
家族連れで使っても快適なサイズ
最大の特徴はやはり何といってもそのサイズですね。口コミでも大人2人と子供2人で同時に使っても狭さを感じないと評判です。およそ9畳ほどの広さの空間を確保してくれるので、家族や大人数でのキャンプにぴったりですね。 折り畳んで収納してもかなりかさばるし、全体での重量が25㎏程あるので持ち運びが簡単とは言えませんが、キャンプ場まで車で向かう場合などはその重さも別に気になりませんよ。良くも悪くも大人数・家族向けのタープとなっています。
ロッジシェルターの設営方法
設営手順その1 鉄骨組み立て
ロッジシェルターの設営手順として、まずは鉄骨フレームの組み立てが必要です。 この時地面に固定する脚の部分だけ組み立てずに置いておくことをお勧めします。組み立てそのものは、接続部分ごとに色分けされているので迷うことは少ないですよ。 注意点として、ロッジシェルターの鉄骨は左右の向きが決められているので、間違えないようにしましょう。鉄骨のほうに左右を示すシールがきちんと貼られているので、設営時にはしっかり確認しましょう。
設営手順その2 テントを被せて設営完了!
脚の部分以外の組み立てが完了したら、その上からテント本体を上から被せていきましょう。この時、先に脚の部分まで組み立ててしまっていると高さの関係で上から被せるのが大変になってしまいます。先ほど「脚の部分だけは組み立てずに置いておくこと」と紹介したのはこのためですね。 上から被せ終えたら脚も組み立てて、足元にペグ打ちしてしまえばもうこれだけでロッジシェルターの設営完了です。背が高いぶん風に弱い面があるため、念のために張り綱と呼ばれるロープで固定しておくとなお良いでしょう。
設営手順その3 必要に応じてインナーテントなども設営可能
後に詳しく紹介させていただきますが、ロッジシェルターにはインナーテントやグランドマットなどのオプションを取り付けることが可能です。ロッジシェルター内で寝転がったりするのであれば必要になるので、ルームテントとして使用したい場合は組み立てが完了した後から取り付けるようにしましょう。 たったこれだけで設営完了です。大まかに分けて2ステップで設営でき、時間も15分から20分程度あれば慣れていなくても安心して組み立てられますよ。
ロッジシェルターの魅力を引き出すコツは「連結」
組み合わせ次第で寝室にもリビングにもなる
ロッジシェルターにはもう一つ非常に大きな魅力があります。それこそが様々なテントやタープとの「連結機能」です。同じ小川テント同士で連結させることで、様々な使い方ができることこそがこのロッジシェルター最大の魅力と言えます。 例えば通常のテントと連結させることで、テントを寝室として使いながらロッジシェルターは広いリビングとして使ったり、ロッジシェルター専用のインナーテントを取り付けてサイズを活かした広い寝室として使ったり、使い方はさまざまです。
多彩な使い方ができるロッジシェルター
アイデアその1 マットと組み合わせてお座敷スタイル
先ほど設営手順でも軽く紹介しましたが、ロッジシェルター内に取り付けるためのマットやシートなどもあるので、それを組み合わせることでお座敷スタイルのテントを作ることも可能です。 大きなサイズのおかげで広々と使えて、複数人で同時に寝そべったり座っても窮屈さを感じないのでゆったりリラックスできる空間を楽しむことができます。
アイデアその2 ストーブ取り付けで冬でも快適
これは冬のオススメになりますが、キャンプの便利なアイテムのひとつに「薪ストーブ」があります。冬のキャンプは寒いので、ほとんど必須と言ってもいいですね。 実際に薪を燃やして暖を取るのですが、特徴としてストーブの側面や上から長い煙突がついているのが特徴です。ロッジシェルター内に設置して、煙突だけテントの外側に出るようにすれば寒さとは無縁の冬キャンプを楽しめます。
アイデアその3 複数のテントで広々空間
ポールテントや通常サイズのテントを左右に連結することで、2部屋や3部屋ぶんの空間をつなげて1つのテントとして使用することも可能です。 ポールテントを寝室に使い、大きなサイズのロッジシェルター内に椅子やテーブルを設置してリビングに使うのがかなりメジャーな使い方のようです。同じように寝室とリビングの組み合わせでは、ロッジシェルターのほうを寝室として使い、別に設営したタープをリビング替わりにするといった使い方も多いですね。広い寝室が欲しければ後者がオススメです。
アイデアその4 テントとして以外にも使える?
ロッジシェルターの使い方は、何も居住スペースとしてだけにとどまりません。 その広さと快適な空間を活かして、なんとバーカウンターとして活用するなんてユニークなアイデアもあります。 雰囲気もお洒落だし、発想もなかなかに斬新で素敵ですよね。 アイデアさえあれば本当にどんな使い方でも自由自在なところも、このロッジシェルターの魅力と言える良い例なのではないでしょうか。
実際にキャンプで使っている人の口コミは?
どこで聞いてもおおむね好評化
二年ほどで20泊くらいしたでしょうか。一年中、暴風雨に耐えてくれています。 夜中に雨水が勢いよくインナーテントの床下を流れて、浮遊感を味わった ときはさすがに浸水を覚悟しましたが、平気でした。
大人2人+子ども2人には余裕の広さ。 ストレスフリーのキャンプが楽しめます。 インナーを使わないときにはスクリーンタープとして広々空間が作れるし、用途に合わせてアレンジできるので使い勝手は最高です。 重いけど設営も簡単で小さな子どもがいるご家庭にはおススメです。
ロッジシェルターについての口コミを探すと、どこを探しても高評価が目立ちます。非常に過ごしやすい事や、空間が広い事で喜ぶ声が多く、実際に購入した人の満足度は非常に高いと言えます。 組み立てやすいことも評価が高い理由のひとつで、ネットで検索すると「小学生の子供だけでも設営できた」なんて声もあるほどです。また、やはりテントの品質に定評のある小川ブランドらしく丈夫で長持ちな点も良いですね。
欠点はサイズや重さ、耐風性
ロッジシェルターの最大の弱点である、収納サイズと重量。 こればっかりはどうにもならない訳ですが、設営後の快適さと、一生モノであると思わせるその品質を前にしては、取るに足らない些細なデメリットのような気がするんですが・・・
張り綱用の6本については、風が無ければ打つ必要が無いと思われるかもしれませんが ロッジシェルターは背が高いので、強風には弱い面がありますので 保険だと思って、張り綱までペグダウンしておくことをおすすめします。
デメリットや欠点に関しては、メリットに比べるとほとんど見当たりませんでした。基本的に満足度の高いロッジシェルターですが、強いてあげるならば問題点はその重量と収納時のサイズのようです。 とはいえ設営してしまえばその大きさのおかげで快適な居住性を提供してくれているので、欠点に挙げる人はほとんどいないですね。 あとはその大きさゆえの耐風性についてですが、口コミを聞いていると多少心配だという声もありますが本体が丈夫なので気にならないという声も多かったですよ。
まとめ
ロッジシェルターがあると、キャンプの楽しみ方や過ごし方の幅が大きく広がるので使用者からはとても好評なようです。キャンパルジャパンのテントは総じて品質が良く、評価も高いので良いものを求めるならば買って損は無いでしょう。 良いテントである反面、他のアウトドア用品と比較しても少々高価なものになりますので、そのあたりはどうしても購入前に予算と相談する必要があります。とはいえ迷うくらいなら購入してしまっても決して後悔はしないので、ロッジシェルターに興味を持てた方はぜひ探してみてください。