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奥日光に広がる手付かずの自然を堪能!ペットと共に楽しめる菅沼キャンプ村をご紹介!

奥日光の手付かずな自然の中で訪れたいのが、菅沼キャンプ村という名所です。人里離れた秘境の湖畔は、雄大な山岳風景の中。ペットも一緒に過ごせるキャンプ施設や、色んな楽しみが揃ったところです。周辺スーパーや温泉も含め、訪れたい菅沼キャンプ村の魅力をご紹介します。
2021年3月27日
はぐれ猫
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菅沼キャンプ村とは

群馬県の奥日光にあるキャンプ場

目的となる菅沼キャンプ村は、群馬東部の日光国立公園内で、奥日光と呼ばれる場所にあります。片品村の金精(こんせい)山の西側で、山々に囲まれた小さな湖です。その透明度は本州1を誇る名勝は、日本百景にも選ばれています。

そんな綺麗な菅沼のほとりにある菅沼キャンプ村の標高は、1,730m。日本屈指の、高原地帯のキャンプ場としても知られたところです。携帯も使えずコンビニもないほど人里離れた環境ですが、真夏でも涼しい空気に満ちています。(当記事は2021年3月23日時点の情報を元に掲載しています。)

菅沼キャンプ村はアクティビティ凝縮

奥日光の菅沼キャンプ村へたどり着くと、湖畔では様々なアクティビティが体験できます。気温が25度前後の夏の菅沼なら、水遊びにぴったり。釣りをすることも、ペットも一緒にカヌーで湖面に漕ぎ出すことも魅力的です。

さらにキャンプ場内ではサイトでBBQや焚き火をするのも自在ですし、ドッグランで思いきり犬を駆け回らせることもできます。菅沼キャンプ村では色んな遊びを加えることによって、滞在中の楽しさや満足感はどんどん膨らみます。

菅沼キャンプ村の基本情報

菅沼キャンプ村

  • 住所
    〒378-0414
    群馬県利根郡片品村東小川4658
  • 電話番号
    0278-58-2958
  • 公式サイトURL
    https://www.sugenuma.com/

菅沼キャンプ村のアクセス

車で菅沼キャンプ村にアクセス

春から菅沼キャンプ村に行く時は、群馬側と栃木側の両方からアクセスできます。群馬側から訪れる場合は、関越道沼田ICから国道120号を経由してアクセスがおすすめ。奥日光の菅沼キャンプ村までは、70分程度で到着できます。

一方で東の栃木方面からのアクセスでは、東北道の宇都宮ICから国道120号を通って、西へ90分の道のりです。ちなみにキャンプ場近くの金精峠は、冬の12月下旬から積雪があり、翌年4月下旬まで閉鎖されて通行ができなくなります。

電車とバスで菅沼キャンプ村にアクセス

標高1,700mを超えている高原の菅沼キャンプ村までは、バスでアクセスもできます。西側の群馬からの場合、JR上越線の沼田駅から関越交通バス鎌田線に乗り、途中で日光尾瀬かたしなエクスプレス号に乗り換えてアクセスします。

東側の栃木では、東武日光駅がアクセスの拠点です。駅前からにっこうおぜかたしなエクスプレス号に乗り込んで、菅沼キャンプ村にアクセス。どちらもアクセスの目的地となっているのは、国道120号線の菅沼バス停です。

菅沼キャンプ村の施設

①テントサイト

春から利用してみたいのは、菅沼キャンプ村のテントサイト。春にはキンロバイの花も咲く高原では、山の広場や木の広場などがテントの中心です。いずれも周囲は樹林に囲まれ、焚き火やBBQがしやすい土のサイトになっています。

菅沼キャンプ村でサイトを利用するなら、料金が大人でも2,000円+入村料・衛生管理費用程度で、かなり格安料金です。宿泊でもデイキャンプでも、敷地内はトイレなどの設備が充実しているために、初心者でも安心できます。

デイキャンプの焚き火やBBQにも

徐々に暖かくなる時期から利用できる菅沼キャンプ村のテントサイトは、自然に満ちて星も見えて良いと口コミでも褒められています。デイキャンプやBBQ目的で選ぶ人も多く、平日なら貸切に近いほど空いていたとの話も聞かれました。

菅沼のアクティビティだけでなく、近隣の日光白根山などの登山で活用するという、口コミの情報も見られました。デイキャンプならいつも快適ですが、宿泊利用だと真夏でも寒くなるとの話があり、寒くない装備が不可欠です。


②バンガロー

合計44棟あるバンガローは、菅沼キャンプ村での宿泊の中心です。ブラウンの建物は敷地内の広範囲にあり、3種類を選べるのが特徴。料金はいずれも1万円台+入村料などで比較的安く、空いている時期なら値引きされています。

6人用のシラビソは、キャンプ場内でもっとも安い料金で使えるタイプです。シャクナゲは長屋のように連結したタイプで、8~10人で使えます。アスナロは2棟が繋がっていて、10人までが利用できるという大人数用です。

ペット宿泊可能なバンガローも

バンガロー内には寝具があるとは言えトイレも家電もなく、ランプで過ごす質素なスタイル。しかしバンガローの屋外で、タープを設営して焚き火する楽しみ方もあります。ペットも宿泊できるタイプは、口コミの評価も高めです。

菅沼キャンプ村のバンガローは質素ながら、雨風をしのぐには十分。口コミでは雨の日だからバンガローで良かったと、好意的な意見が見られます。スマホの電波は届かない場所ですが、家族でも安心して過ごせる環境です。

③キャンプの設備

https://www.sugenuma.com/annai

出典:https://www.sugenuma.com/annai

かなり山奥の菅沼キャンプ村ですが、敷地内は様々な設備が整っています。周囲はコンビニがないとは言え、お肉を販売する売店があるのは魅力的。焚き火で料理しやすい炊事場、トイレなどの基本の設備は、各地で利用できます。

そして売店の近くでは、お風呂を利用できることも嬉しい要素。特に春や秋の寒い日、家族で温まって過ごすには魅力的。菅沼キャンプ村にはコンサート会場もあって、演奏を披露したり、イベント開催の場所にもなっています。

菅沼キャンプ村の見どころ

①透明な湖での水遊び

標高がすごい菅沼キャンプ村では、真夏になると水遊びが楽しみになります。高原の気温が25度に達する8月の昼間が、水遊びの絶好の時期。スーパークリアな菅沼の水は、真夏でも10度台という冷たさを維持しています。

菅沼キャンプ村の船着き場に近い砂浜が、デイキャンプ中も水遊びしやすい絶好のポイント。砂浜に近い場所は水深が浅いので、子供の水遊びにおすすめです。原生林の緑に取り囲まれた、幻想的な雰囲気の中で水遊びが始まります。

透明な湖での水遊びとは

デイキャンプの合間、純粋に泳いだり浮き輪で漂うのも、菅沼キャンプ村の水遊びの過ごし方です。澄み渡る水をたたえる湖なので、水遊びではシュノーケリングが楽しみ。どこまでも高い透明度は、いつも口コミで話題にのぼります。

水遊びでは水中の生き物を見つけられる面白さもあります。イワナ、サクラマス、ニジマスなどの川魚や、無数の水生昆虫の姿も楽しみ。菅沼キャンプ村で犬と水遊びすれば、マイナスイオンたっぷりでストレス解消に繋がります。

②カヌー

こちらの菅沼キャンプ村は、本州一番の透明な湖を舞台とするカヌーが名物です。キャンプ場はカヌー学校も運営する施設で、初心者からも安い料金で始められる場所。カヌーはレンタルで、様々なカラーが用意されています。

初めてのカヌーでは初心者講座から始まり、その後に湖を遠くまで探検できる仕組み。デイキャンプでも、ペットを乗せて漕ぎ進む楽しみもあります。口コミで人気の様子は伝わってきて、SNSでは菅沼のカヌーの写真でいっぱいです。

③菅沼での釣り

川魚がひそむ菅沼なので、菅沼キャンプ村に行けば釣りも楽しめます。デイキャンプでも釣りができるのは、菅沼の清水沼と弁天沼のエリア。レンタルの手漕ぎボートでの釣りが基本で、口コミでも綺麗な魚が釣れて良いと語られます。

ただ釣りのルールは厳格なので、覚えて置く必要があります。例えば釣り方はルアー&フライのみであるし、釣れたらオールキャッチ&リリースが基本です。お持ち帰りは不可能ですが、キャンプの余暇としておすすめできます。

④犬用の設備

ペットを連れて行けば、犬にとって楽しみなのは水遊びとドッグランです。ドッグランは森林に囲まれた中にあり、犬が駆け回れる広さがあります。菅沼キャンプ村のオープン期間中は、ペット連れがこぞって集まるところです。

さらに菅沼キャンプ村なら、小川を利用したドッグプールも用意。夏のデイキャンプ中に、犬と一緒に水遊びを楽しむにも良いところです。この場所に滞在すれば、滞在中のペットのストレスを解消できることも間違いありません。
 


⑤花火もできる

星空が接近する菅沼キャンプ村の夜は、焚き火やBBQだけでなく、花火でも遊べます。花火は宿泊をする場合だけの特権的な楽しみ。キャンプ場ではオープン期間中、かんたんに遊びやすい、手持ち花火の種類だけを許可しています。

花火をする上では、気をつけたいことが幾つかあります。まず打ち上げ花火や爆竹といった、派手な種類は使えないことです。チェックアウトにかけての、夜遅くの花火も禁止。燃えやすいものを近くに置かないことも大切です。

菅沼キャンプ村の利用

利用できる時期

気になる菅沼キャンプ村の2021年の営業は、春の4月下旬からスタートです。すでに春から予約は始まっていて、降雪する前の10月下旬まで利用できます。日帰りの利用では4月23日から、バンガロー宿泊が5月1日からです。

バンガローもテントサイトも、チェックアウトは11時になっています。10月の下旬以降からは積雪が多い地域のため、冬季休業となるのは留意したいところ。ゴールデンウィークや夏休みには、かなり混雑する傾向にあります。

菅沼キャンプ村の予約方法

宿泊を目的にする場合には、現在の菅沼キャンプ村では公式サイトのフォームからの予約のみ受付ています。その他のデイキャンプ、釣りやカヌーなどのアクティビティについての予約は、電話かFAXを使うことができます。

宿泊はプランから予約するのもおすすめです。例えばドッグラン使い放題で過ごすなら、ペット同伴プランです。自由に焚き火や釣りを楽しめる玄人向けプランもあるし、日光白根山ロープウェー割引プランを選ぶこともできます。

レンタルと販売

各種のレンタルや販売も充実しているので、菅沼キャンプ村なら手ぶらキャンプも可能です。レンタル品については飯ごう、鍋、おたまなど食事を作る道具を始め、夜を照らし出すランプ、シーツなどの寝具までも揃えています。

販売品の目玉となっているのが、お手頃料金で手ぶらBBQを実現するBBQセットです。奥利根もち豚など豪華なメニューは予約で入手できて、スーパー・コンビニへ行く必要もありません。朝食には天然酵母パンを選べるのも魅力です。

菅沼キャンプ村周辺のスーパー・コンビニ

①中禅寺ストアーみむらや

周辺にスーパーが皆無な奥日光ですが、菅沼キャンプ村から比較的近いのが中禅寺ストアーみむらやです。華厳の滝のそばにあり、地元ではコンビニ代わりに使われます。小型スーパーですが、品揃えは良好と評価されるところです。

スーパー内では肉や魚や野菜といった生鮮食品が入手できるし、果物の種類も豊富と言われています。この地域では唯一2リットルのペットボトル飲料が手に入るスーパーで、地ビールも手に入るのでデイキャンプにも役立ちます。

スーパーの基本情報

中禅寺ストアーみむらや

  • 住所
    〒321-1661 栃木県日光市中宮祠2478-17
  • 電話番号
    0288-55-0214
  • 公式サイトURL
    https://ptl.zchain.co.jp/store/2886

②ヤマザキYショップ奥日光店

周囲25kmにコンビニありませんの文言が口コミでも知られる、ヤマザキYショップもおすすめです。こちらは奥日光の、湯滝のそばのコンビニ。菅沼キャンプ村からは8kmほど離れた場所で、スーパー代わりにも使えます。

湯滝のレストハウス内のコンビニなので、品揃えはそれほど期待できません。しかしコンビニ名物のお豆たっぷり大福は大人気。飲み物、菓子、パンといった、キャンプのお食事に使えそうなものは、このコンビニなら揃えられます。

 

コンビニの基本情報

ヤマザキYショップ奥日光店

  • 住所
    〒321-1662
    栃木県日光市湯元2499 湯滝レストハウス内
  • 電話番号
    0288-62-8611
  • 公式サイトURL
    http://www.yutaki.com/

菅沼キャンプ村周辺の温泉

①丸沼温泉環湖荘

菅沼の西隣の丸沼に行くと、丸沼温泉環湖荘で日帰り入浴できます。菅沼キャンプ村からは8kmほどなので、チェックアウト後に訪れるも支障ありません。高原の温泉は、予約すれば奥日光ならではの料理も楽しめるところです。

ニジマスのモニュメントがある虹マス風呂は、口コミでも評判な環湖荘の名物。水槽のニジマスを眺めながら、温泉入浴が楽しめます。ヒメマスをタイルにあしらった姫マス風呂や、ファミリーで入れる家族風呂もおすすめです。

基本情報

丸沼温泉環湖荘

  • 住所
    〒378-0414
    群馬県利根郡片品村東小川4658-7
  • 電話番号
    0278-58-2002
  • 公式サイトURL
    http://www.marunuma.com/

②奥日光湯元温泉

スーパーと共に気になるのは、温泉旅館やホテルが建ち並ぶ奥日光湯元温泉。金精峠のふもとで、奈良時代の昔から知られてきた温泉郷です。菅沼キャンプ村の東方にあって、日帰りでも利用ができる温泉やお食事処も見つけられます。

温泉の泉質は硫黄泉が中心で、昔からリウマチや皮膚病に効果が高いと言われてきました。口コミでも硫黄の香りが高いとの意見は多々見られます。温泉郷の日帰り温泉を選んでみても良いし、足湯を訪れることもおすすめします。

基本情報

奥日光湯元温泉

  • 住所
    栃木県日光市湯元2549
  • 電話番号
    0288-62-2570

菅沼キャンプ村で遊ぼう

透明な湖のそばで癒やされたい

透明度が凄い湖のほとりには、確かに口コミで評価されるアウトドアの楽しさが詰まっていました。奥日光の菅沼キャンプ村ならば、チェックアウトまでに水遊びもカヌーも合わせたデイキャンプも、とことん充実できてしまいます。

僻地なためにスーパーやコンビニが遠く、携帯電波も届かない難点はあるとしても、その類まれなほどの自然があるから引き寄せられます。次のお休みになったら、温泉も合わせて菅沼キャンプ村でゆっくり滞在してみたいですね。

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