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デイツの「ハリケーンランタン」をご紹介!種類別の違いや使い方を徹底解説!

キャンパーにとって憧れのギアのひとつであるデイツのハリケーンランタン。数多くのオイルランタンが存在する中で、デイツのハリケーンランタンが持つ魅力と特徴について徹底解説します。小型のものから大型サイズまで…種類の違いや、火の付け方など使い方についても注目です。
更新: 2021年6月11日
Handstone
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目次

「ハリケーンランタン」とは

ハリケーンランタンの歴史

Photo byAliceKeyStudio

ハリケーンランタンの歴史は古く、今から100年も前に世界中で使用されていたランタンです。部品の構造がシンプルかつ価格も安く、家庭での使用から航海時代の船内での照明として幅広く活躍しておりました。今もなお、その使い勝手の良さとアンティーク調の見た目から、多くの人々から愛され続けています。

キャンプにおけるハリケーンランタンの選択

初心者の味方

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

ハリケーンランタンは主に灯油や専用のオイルを燃料とするランタンです。ほかに燃料を使用するランタンとして、ホワイトガソリンを使用するものや、ガス缶を取り付けるものなどがあります。それらとハリケーンランタンとの違いは、ポンピングや空焚きなどのメンテナンスが必要なく、使い方が比較的簡単ですので初心者の方にもおすすめです。

キャンプサイトを華麗に彩る

最近では充電するだけの手軽な使い方ができ、キャンプサイトを煌々と照らすことができるLEDランタンの登場により使い勝手の良いランタンが多く出てまいりましたが、ハリケーンランタンが持つアンティーク調のデザインや優しく揺らめく炎が、華麗でおしゃれなキャンプサイトを作り上げられるとしてたくさんの人気を呼んでいます。

悪天候時にこそデイツのハリケーンランタン

デイツのハリケーンランタンはその構造上、雨風に非常に強いという特徴があります。ハリケーンという名前の由来にもある通り、「暴風雨の中でも炎が消えない」というものです。急な大雨や強風が吹き荒れる可能性のあるキャンプやアウトドアでの使い方に適しているといえますね。

デイツ「ハリケーンランタン」の特徴

ハリケーンランタンの代名詞・デイツ社

デイツ社は、アメリカの照明機器を生産・販売する会社です。ハリケーンランタンを販売するメーカーは多数ある中で、古くから培ったノウハウを活かし、デザイン性から実用性までを拘り続け、今もなお、世界中でファンがたくさんいるメーカーとなります。室内でのインテリア使いから過酷な状況であるアウトドアでの使用も可能な点が魅力ですね。

デイツは色とサイズが豊富

デイツのハリケーンランタンとひと口に言っても、ソロキャンプに適した小型のものから大型のものまでそのバリュエーションは豊富なものとなっております。小さいサイズでテーブル置き、大きいサイズでメインランタンにするなど使用するシーンの違いに合わせたサイズ選びが可能なのと、自分に好みの色の選択が出来るのが魅力です。


デイツ=プレミアム

デイツのハリケーンランタンは、そのデザイン性ときれいな炎でキャンパーから高い人気を誇っております。そのため現在では、定価での購入が難しいのが現状です。定価が数千円と設定されていても、人気のモデルは品薄となり定価購入のみならず、手に入れること自体困難となることもあります。ネット販売などでは細かいチェックが重要ですね。

デイツ「ハリケーンランタン」の種類

自分好みのデイツランタンを見つけよう

デイツランタンには、サイズ、色、燃焼時間、明るさ、定価の違いなどを含めご自身の好みに合わせた種類の選択が出来るのが魅力です。ここでは、各種類のデイツ「ハリケーンランタン」をご紹介致します。ソロキャンプに適した小型のものから大人数での使用に適したものまで、それぞれの特徴を踏まえランタン選びの参考にしてください。

デイツ78黒金

出典:amazon.co.jp

デイツのハリケーンランタンの中でも小型~中型サイズのスタンダードなモデル。定価も高すぎることなく、多くのキャンパーから人気のモデルです。黒と金の色使いが高級さに満ち、アウトドアでの使いにも目を引くおしゃれな色合いとなります。12mm4分芯の落ち着いた光量は、ソロキャンプでのゆったりとした時間を過ごされる方におすすめです。

デイツ30黒

出典:amazon.co.jp

デイツ78よりも少し大きいサイズ感のデイツ30。15mm5分芯であることから、デイツ78では若干光量が足りないな、と感じる方にはおすすめです。ソロキャンプからデュオなどの少人数でのサイトで使うのに適しています。また黒一色の色使いが、アウトドアでは無骨かつ非常に使い勝手の良い色合いです。

デイツ20赤金

出典:amazon.co.jp

デイツ78がバランスの取れたスタンダードな形であるのならば、デイツ20は細長いほやおしゃれでスタイリッシュな形状をしているというのが特徴です。赤と金の色使いもおしゃれなサイトを彩るのに一役買うこと間違いなし。その人気の高さから最近では品薄となり定価での購入が難しいほどです。

デイツ80黒

出典:amazon.co.jp

大きいサイズのタイプとなり存在感を醸し出すデイツ80。色は黒のほかに水色や赤などがあり自分好みの選択が可能です。ほやの形状はデイツ20のような細長いなすび型となり、その形からおしゃれできれいな炎が揺らぐという特徴があります。定価は4000円ほどですが、こちらも人気のため価格が高騰しているようです。

デイツ90黒金

出典:amazon.co.jp

デイツ80同様、大きいサイズのランタンです。その存在感と21mm7分芯の光量は、デイツのハリケーンランタンの中では抜群に高いものとなります。キャンプでは持ち運びを重視し小型のギアやを選ぶ方も多いかと思いますが、こちらのランタンは一つでギアへの拘りが醸し出されることでしょう。定価は約6000円台となります。

デイツ「ハリケーンランタン」の使い方


使用燃料の種類と違い

使用できる燃料の種類は大きく分けて2つです。一つは「灯油」で、もう一つは「パラフィンオイル」というランタン専用のオイルとなります。どちらを使用するにもそれぞれの特徴がありますので、ご自身の使い方とお好みで選択するとよいでしょう。小型のものと大型のもので燃料タンクのサイズが変わるので使用時間を考慮する必要があります。

灯油

灯油を使用するメリットは、なんといっても燃料にかかるコストを抑えられるという点です。ガソリンスタンドで購入でき、パラフィンオイルに比べて手に入れやすいのも特徴となります。キャンプに持ち運ぶ際は小さい容器に移して持っていくようにしましょう。灯油の注意点は、黒い煤が発生しやすいのと独特の匂いが広がってしまうという点です。

パラフィンオイル

パラフィンオイルは灯油と違い、煤が発生しにくく無臭であるのが特徴です。しかし灯油に比べ、購入できる場所が限られてしまうのと価格が高いという点があげられます。1リットルで1000円程度ですのでコスパは灯油に比べ劣りますが、購入してからそのまま燃料補給できますので、なるべく手間を掛けたくないという方におすすめです。

デイツランタン使用前の下準備

デイツのハリケーンランタンは、その構造から初心者の方でも比較的簡単に取り扱うことができるのが特徴ですが、きれいな炎を灯してキャンプサイトを華麗に彩るには使用前にしっかりとした下準備が必要です。ここではデイツランタンの詳しい使い方と、使う前の準備についてご説明します。

デイツランタンの構造を知る

デイツに限らず、ハリケーンランタンは燃料タンクから伸びたオイルの染み込んだ芯に対し火をつけ、ほやの中で雨や風に負けない安定した炎を作り出します。長く使用するためにも適切な管理が必要ですので、ほやレバーや芯のつまみの動かし方など取り扱いの方法について燃料を入れる前に把握しておきましょう。

芯のカット

出典:amazon.co.jp

芯をカットする理由は、火を灯したときに美しいフォルムで炎を演出することが可能となるからです。基本的な芯のカットの方法は、芯の両端を斜めに切り、山型の形とします。なお、芯は少々厚みがありますので、切りづらいハサミでは思ったように切ることが難しく、糸のほつれなどができやすいので切れ味の良いハサミを使うようにしましょう。

燃料の補給

出典:amazon.co.jp

使用前に燃料タンクに燃料を入れ、芯にたっぷりと染み込ませる必要があります。またタンクのキャップは小さいため、小型の漏斗などで入れると良いです。吹きこぼれ防止の点からタンクの8割程度までに留めましょう。

芯に燃料が染み込んでいない状況で火をつけてしまいますと、芯がみるみる内に燃え尽きていってしまう原因となりますので、芯への染み込ませは大体20~30分以上は置くのが理想です。

デイツランタンの火の付け方

ほやを開き点火

火の付け方についてのご説明です。燃料を入れ、芯に十分染み込んだら、ほやレバーを下げ、ほやを開いてください。さらに燃焼するバーナー部分から芯が見えるくらいまでダイヤルつまみを回して芯を上下させ、チャッカマンや長めのトーチバーナーなどでオイルの染み込んだ芯に火を近づると点火します。


炎を調整

無事に点火しましたら、ほやレバーを戻し、ほやを閉じます。炎の状況を観察し、炎が安定しましたら再度芯のレバーを調整して適切な芯の長さに調整してください。芯はバーナーから長く出しすぎてしまうと煤が発生してしまうため、おおよそバーナー部分の先端から3mm程度出ている小さい炎で十分です。

デイツランタンの持ち運び法

消火の仕方

通常は、燃料が切れれば自然と炎は消えますが、ハリケーンランタンは小型のものでも非常に燃料の持ちが良いのが特徴ですので、就寝時など燃料の残った状態で消火することもあります。消火の方法としては、まずほやレバーを下げてほやをあげ隙間から炎部分に息をフッと吹き替え消火をしてください。消火が確認されたら再度ほやを下げましょう。

燃料の残り

消火直後はランタン全体が非常に高温になっていますので、ケースなどに入れる前には十分冷めるのを待ちましょう。そして燃料タンク内に燃料が残っているようであれば別の容器に燃料を戻します。タンク内に燃料が多く入った状態でケースに入れ持ち運ぶと漏れの原因となりますのでご注意ください。

デイツランタンのメンテナンス

使用している燃料が灯油かパラフィンオイルかによりますが、ガラス製のほやには煤が付着しやすくなります。使用後、汚れが目立ちましたらほやを取り外し、割れないように気を付けながら濡れタオルや水洗いなどで煤を取り除くと良いです。また、芯は使っているうちにだんだんと短くなりますので、短くなりすぎたら替え芯との交換しましょう。

まとめ

雨風に強く、火の付け方も簡単、アウトドアでは非常に使い勝手が良いデイツのハリケーンランタン。その豊富な種類とおしゃれなデザイン性、そしてLEDにはない揺らめく炎の優しい光がキャンプサイトを華麗に彩ります。ご自身のキャンプサイトに適したお気に入りの一台を見つけ素敵なキャンプサイトを作り上げてみてはいかがでしょうか。

ランタンが気になる方はこちらもチェック!

デイツのハリケーンランタンは、実用性とデザイン性が揃った魅力あるオイルランタンですが、そのほかにもキャンプにおすすめのランタンはたくさんあります。メインで使う光量の大きいものから、テーブルを美しく飾るランタンなど用途に合わせたランタンを探したい方はこちらの記事もチェックしてくみてください。