1. ガスランタンの比較!!
ガスランタンとは、ガス缶を燃料としてキャンプでの闇夜を照らしてくれる素晴らしいアイテムです。またガスランタンが放つ優しい光には癒され効果もあるので根強いファンが多くいます。 そんなキャンプで欠かせないガスランタンの光量や燃焼時間・メインランタンやテーブルランタンの比較!またマントル交換方法なども調べてみました。
1-1おすすめガスランタンの比較
アウトドアの各メーカーよりおすすめ商品も多数出ていて、明るさや燃焼時間、使い方や光量なども様々です。 今回は各種ガスランタンのおすすめ商品などを比較していきます。
2. ガスランタンの燃料 ガス缶の比較
上記で書いたようにガスランタンの燃料はガス缶です。またLEDランタンなどと違い優しい光で明るさを出してくれる為、ガスランタンのファンは多くいます。
2-1 ガス缶(OD缶)
ガスランタンのガス缶でOD缶と呼ばれるものは、いわゆる「アウトドア用のガス缶」です。各アウトドアメーカーがアウトドア用で出しているガス缶となります。
2-2 ガスOD缶の強み
・アウトドア用として出来ているので、他のアイテムと併用して使える。 ・冬場などでも火力や燃焼時間、光量など維持できる。 ・ガス缶自体が土台となる為軽量化になる。
2-3 ガスOD缶の弱み
・アウトドア取り扱い用品店・専門店などでないと購入出来ない。 ・CB缶と比較するとコストが高い。 ・高さがあるのでやや不安定になることがある。
2-4 ガス缶(CB缶)
ガスランタンのガス缶でCB缶と呼ばれるものはいわゆる「家庭用カセットコンロ用のガス缶」です。 ガス缶がキャンプなどで余っても家庭用のカセットコンロでも使えるため便利です。
2-5 ガスCB缶の強み
・OD缶と比較すると経済的です。 ・家庭用カセットコンロにも使用出来る為、備蓄しやすい。また残りのガスも家庭で使えます。 ・コンビニやホームセンターなどでもガス缶が手に入る
2-6 ガスCB缶の弱み
・CB缶用のガスランタンは種類が少ない ・OD缶と比較すると、寒い時季のキャンプなど火力が弱まる時がある ・本体とは分離式なので収納が多少がさばる
3. ガスランタンのメリット
ガスランタンの優れている所やおすすめはどんなところでしょうか?まとめてみました。
3-1 使い方がシンプル
使い方がとてもシンプルなガスランタン、初心者でも簡単に着火する事が出来て安全に使用出来ます。 テーブルランタンやサブランタンにも最適でおすすめです。
3-2 ガス缶によっては経済的
CB缶などは家庭用のカセットコンロ用で使えるので、かなり経済的です。また100均やコンビニなどでも購入出来る為、キャンプ場で燃料が足りなくなった時、CB缶がおすすめです。
3-3 メンテナンスが楽でおすすめ
メンテナンスもマントルの破れがなければほとんどメンテナンスフリーで使用出来て楽です。 ただし、キャンプで使用後ホヤの中に虫が入っていたり、バーベキューでの油汚れが気になる場合は アルコールティッシュか柔らかい布などでマントルが破れないように優しく拭き取ってあげて下さい。
3-4 メンテナンス修理
光量が弱くなったり、光量が安定しなくなったなどの不調が現れた時にはメーカーのホームページなどでも修理依頼が出来ますので、末永く愛着を持って使用していきたいですね。
4. ガスランタンのデメリット
逆にガスランタンのデメリットはどのようなところでしょうか?まとめてみました。 メリットもデメリットも知った上で使いこなせるとよいですね。
4-1 光量の不安定
CB缶などはOD缶と比較すると、高地や寒冷地などでは光量や火力がとても不安定になります。 ガスが気化する時に熱を奪いタンクが冷たくなってしまう為、火力や光量が不安定になってしまうのです。対策としては、裏技的な事ですが、ガス缶を100均などのペットボトルカバーなどで暖めてあげる事がおすすめとなります。
4-2 ガス缶のよっては価格が高くなる場合も
OD缶などはランタン本体のメーカーとガス缶のメーカーを合わせて使うことが好ましく、キャンプ用品用として作られているカートリッジを使用しなくてはならないので価格も高くなります。
4-3 燃焼時間は短め
燃焼時間などはガソリンのランタンなどと比較すると短めとなります。予備のガス缶も必要にある事があります。
5. ガスランタンの明るさ
ガスランタンの明るさはキャンプサイトを明るく照らす大きいものからテーブルランタンのように手元のみ照らす小さなものまであります。ランタンの明るさについてまとめてみます。
5-1 明るさの単位
ガスランタンの明るさを表記する単位としていくつかの単位が記載されています。 1.ルクス:明るさを表す単位で光源から発した光が床や壁に当たった明るさを数値化されたもの 2.ルーメン:光源から発する光を数値化したもので、分かりやすく言うと照明器具そのものの明るさを表す単位です。 3.ワット:消費電力を表す単位でこの数値が大きいほど電力を多く消費します。
5-2 明るさの基準
各メーカーによっても表記の仕方や基準は変わってきたり単位も異なります。また表す内容なども違うため基準を正確に出す事・比較していく事は難しいですが、目安として300ルクス以上・1500ルーメン・150ワット相当であればメインランタンとして使用できる明るさでしょう。
このくらいの明るさがあるものならメインランタンとして使用できますね。
5-3 マントルの大きさ
光量は本体の大きさではなくマントルの大きさで決まります。 マントルは袋状にしたナイロン系の繊維に熱に反応して発光する薬品を塗ったもので出来ています。 なので同じ火力のランタンで比較すると、熱を受けるマントルの表面の面積が広い方が圧倒的に明るくなる、という事なのです。
このくらいの大きさのものになると光量もかなり強くなり明るくなります。
6. ガスランタンの使用場所
ガスランタンの主な使用場所として2つの設置場所があります。設置場所にあったガスランタンを選び比較しながら使い分ける事もおすすめです。
6-1. メインランタン
キャンプ場で全体的に明るく照らしてくれるのが「メインランタン」です。ランプポールなどに吊り下げて使用します。光量が大きいガスランタンがおすすめになってきます。 またメインのランタンなので燃焼時間はなるべく長いものを選ぶと良いですね。
キャンプ地の木などに設置する使い方も可愛いですね。
6-2. テーブルランタン
文字通りテーブルに置いて使用するランタンです。キャンプ場での食事やテーブル周りを明るく照らしてくれ優しい光を出してくれる為まったりとした大人の時間が過ごせるでしょう。 テーブルランタンは一番キャンプの中で使用する時間が長い為、テーブルランタン選びは重要となってきます。また明るさも余り明るさのあるものだと落ち着かない事がありますのでメインランタンより光量が少ないものを選ぶと良いですね。
7. ガスランタンの大きさ
ガスランタンの大きさ比較!上記のキャンプでの使用場所での違いによって大きさも変わってきます。
7-1. メインランタン
メインランタンはキャンプサイト全体を照らす為大きめなランタンをおすすめします。またマントルも大きめなサイズが付いているものであればキャンプサイトも明るく照らされるので快適な夜のキャンプが楽しめおすすめです。
やはりメインランタンの明るさは素晴らしいですね。全体的にキャンプサイトを照らしてくれる為安心してキャンプが行えます。
7-2. テーブルランタン
テーブルランタンはテーブルの上に置き手元や食事を照らすだけのものなので小さめまたは中くらいのランタンをおすすめします。自分が使用しているテーブルランタンのマントルもSサイズのものでランタン自体もそれほど大きいものではありませんが、食事をとる時やまったりとくつろぐ時間などは程よく明るいのでかなりおすすめとなりますよ。
8. ガスランタンの丈夫さ
ガスランタンの寿命はあるのでしょうか?また壊れた場合メンテナンスはどのようにしたら良いのか気になるところを調べてみました。
8-1. ガスランタンは故障する?
基本的にはガスランタンはジェネレーターなどの交換は不要とされていますが、長期使用や様々な気象条件で酷使された場合はメンテナンスをおすすめします。
8-2. ガスランタン壊れてしまったら
その他ホヤなどを間違えて割らない限り長年使用出来ると思われます。使い方を把握して長年愛用しましょう。 万が一壊れてしまった場合でもメーカーに問い合わせれば修理が可能な場合もあります。
万が一壊れてしまったらメンテナンスをお願いしましょう。
9. ガスランタンの燃焼時間
デメリット部分でも記載してあるガスランタンの燃焼時間はどのくらい持つのか気になるところなので調べてみました。
9-1. 燃焼時間平均は5時間!!
平均的に5時間前後しか持たないと言われており、連泊キャンプ予定などでは予備のガス缶を持ち歩かなくてはならない事もあります。
10. ガスランタンの選ぶポイント
ガスランタンにはキャンプサイトの全体を明るく照らしてくれる大型の物やテーブルの手元をちゃんと照らしてくれる小型式のものなど幅広いサイズがあります。どの場所でランタンを使用するのか、どのくらいの大きさのものが合っているのかでも選ぶポイントは変わってきます。
10-1 ポイント確認事項
選ぶ時のポイントとしていくつかの確認事項があります。ひとつひとつ確認していきましょう。
10-2 使用目的
ポイント1として使用目的があります。どこの場所でランタンを使用したいのか?という事になります。 キャンプサイト全体を照らして光量を広くしたいのか、テーブルの上で食事などを取る際に手元を明るくしたいのかにもよってランタンの大きさや種類も変わってきますのでまずどこで使用したいランタンなのかの使用目的を明確にしておきましょう。
10-3 ガス缶の種類
ランタンのメーカーによってガス缶の種類が変わってきてしまいます。購入する際もガス缶の差込み口とランタンの差込み口が合わないとせっかく購入しても使用出来なくなってしまいます。 またOD缶やCB缶の組み合わせもあるのでガス缶の種類もしっかり確認しておきましょう。
10-4 燃焼時間
燃焼時間の把握、ランタンの大きさやガス缶の大きさによって燃焼時間は変わってきますが大体の燃焼時間を把握しておくことで途中でのガス切れを防ぐことが出来ます。ここぞというときのガス切れは辛いものがありますのでどのくらい使用が可能なのかの燃焼時間も確認しておきましょう。
11. ガスランタンの構造
ガスランタンの構造を分かりやすく説明します。どのメーカーでもほとんど同じ構造になっていると思います。
11-1.トッププレート
ランタンを保護する天板の事です。使用時には高熱になる為小さいお子さんがいるときには触らないよう十分注意が必要です。
11-2.ホヤ
マントルを保護するガラス製の筒。ガラス製なので取り扱いや運搬時はクッションになるもので衝撃を和らげホヤとマントルが破損しないようにしましょう。
11-3.マントル
ホヤに保護されています。ガス灯の炎をおおって強い光を出す発光体。空焚きをして灰にしてから使用するため割れやすく繊細なものなので取り扱いには注意が必要です。
11-4.点火ボタン
ランタンに火をつける際にこの点火ボタンを押すと着火します。万が一キャンプ場などで、こちらが故障して火がつかなくなった場合はチャッカマンなどを使用してマントルの付近で着火するようにしてください。
11-5.器具栓ツマミ
燃料ガスの調整ツマミです。ガスの量を多く出したり弱く出したりの調整はこちらのツマミで行います。 また光量の調整などもこちらのツマミで調整できます。
11-6.ガスカートリッジ
燃料になるガス缶の事です。ランタンメーカーとガス缶のメーカーは同じメーカーのものに合わせる事をおすすめします。
12. ガスランタンの使い方
アウトドアで必需品アイテムなランタンは燃料を燃焼させることで光が広がっていきます。 一度使い方を覚えてしまえば簡単に使いこなす事ができます。 しかし注意点としてはテント内でのガスランタン使用は危険ですので注意してください。 では、ガスランタンの使い方を分かりやすく説明していきます。
12-1.ガスランタン本体をガス缶につける
ランタンとガス缶の接合部分を確認して右回りに確実に止まるまでねじ込んで下さい。 セッティング取り付け確認ができたら本体とガス缶の取り付けは完了です。
12-2.器具栓ツマミをまわす
器具栓ツマミをまわしてガスを出してください。シューっという音がしているようならガスはちゃんと出ています。
12-3.点火スイッチを押す
横についている点火スイッチを押して下さい。点火します。その際「ボン」と小爆発を起こしますがこれは正常です!もし怖い場合はガスの量を少なめにしてみましょう。
13.ガスランタンのマントル交換
ランタンを使う中でマントル交換が一番分かりにくい方が多いかと思いますので交換方法もご紹介します。 またメーカーによって多少交換方法が違うかもしれませんが、参考までに記載したいと思います。
13-1.ランタン本体にカートリッジを付けホヤを外す
ランタンとカートリッジをセッティングしたらベンチレーターのナットを外してガード・ホヤを真上に引き抜くように取り外します。
13-2.マントルを装着して空焚きを行う
マントルを垂直に取り付け上下を紐で縛ります。このとき余った紐は切っておきましょう。 そのあとマントルに火をつけて空焼きを行います。中途半端に空焼きしたりせず完全に灰になるまで空焼きをおこなってください。中途半端な空焼きはマントル破損につながります。また空焼きをおこなわないでの着火もマントル破損となるので気をつけましょう。
13-3.ホヤを装着して着火する
所定の位置にホヤをしっかりとセッティングし器具栓を回し点火ボタンで着火して下さい。万が一点火しない場合などは少し置いてからもう一度点火させてみて下さい。
14.ガスランタンメーカー
ガスランタンのメーカーには、コールマン・スノーピーク・キャプテンスタッグ・プリムス・SOTOなどの有名なアウトドアメーカーが揃っています。この中でガスランタンの比較をしてみたいと思います。参考にしてみて下さい。
15.コールマン ガスランタン
コールマンのガスランタンの人気商品「2500ノーススター」の詳細を調べてみました。 キャンドルパワー大光量でキャンプサイトを照らしてくれます。また交換が面倒だと思われがちなマントルがクリップでワンタッチ取り付け可能なので人気商品となっています。
15-1.コールマン2500ノーススター
① 金額¥11000(参考価格) ② 明るさ 1543lm ③ 燃焼時間 4~8時間 ④ 重量 1300g ⑤ ガス OD缶
16.スノーピーク ガスランタン
スノーピークのガスランタン人気商品「ギガパワー2WYランタン」の詳細を調べてみました。 OD缶とCB缶の両方が使える優れものです。また燃焼時間もガス缶の最長のもので8時間持つのも嬉しいところです。 また専用のカートリッジなのでコンパクトなのに明るい光があります。
16-1.ギガパワー2WYランタン
① 金額¥6200(参考価格) ② 明るさ 90w ③ 燃焼時間 2~8時間 ④ 重量 310g ⑤ ガス OD缶(アダプター接続でCB缶使用可能)
17.キャプテンスタッグ ガスランタンS
キャプテンスタッグのガスランタン人気商品「クリアガスランタンS」の詳細を調べてみました。 コンパクトでコスパも安くて丁度いい。またソロキャンプやテーブルランタンに適しています。
17-1.クリアガスランタンS
① 金額¥5500(参考価格) ② 明るさ 60w ③ 燃焼時間 5時間 ④ 重量 360g ⑤ ガス OD缶
18.プリムス 2245ガスランタン
プリムスのガスランタン人気商品「2245ランタン」の詳細を調べてみました。 ソロキャンプ用に人気の商品です。またテーブルランタンとしてガスの燃える音とオレンジ色の光が最高の癒しとなします。
18-1.2245 ガスランタン
① 金額¥10500(参考価格) ② 明るさ 370lx ③ 燃焼時間 8時間 ④ 重量 200g ⑤ ガス OD缶
19.SOTO ガスランタン
SOTOのガスランタン人気商品「虫の寄りにくいランタンST233」の詳細を調べてみました。 オレンジ色の光を放つことで虫が近寄りにくい状態を作っている。またCB缶で使用出来るのでコスパも最高で万が一ガス切れしてもコンビニやホームセンターで手に入るのが嬉しいところです。 またオレンジ色の光も目に優しくまるで焚き火をしているような感覚でランタンが使用出来るのでおすすめしょうひんとなっています。
19-1.虫の寄りにくいランタンST233
① 金額¥9900(参考価格) ② 明るさ 660lx ③ 燃焼時間 3時間 ④ 重量 1300g ⑤ ガス CB缶
20.まとめ
今回はガスランタンの徹底比較をご紹介しました。メーカーごとに優れている所があり、気に入って使っている方も沢山いらっしゃいます。ランタンの交換方法や着火時の小爆発も慣れてしまえば楽勝です!! 私もガスランタンを使用していますがLEDにはない優しい光が包み込んでくれ、キャンプ場でのゆっくりと流れる時間をさらに癒してくれるガスランタンがお気に入りです。 自分にあったランタンを選び最高のキャンプを楽しんでみませんか?
夜のキャンプには欠かせないガスランタンです。優しい光に癒されます。